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アークス9948

ARCS COMPANY,LIMITED

プライムUpdated 2026/03/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 74円
安全性
安定
自己資本比率 62.6%
稼ぐ力
普通
ROE 6.7%
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが北海道や東北地方で旅行や生活をする際、「ラルズ」や「ユニバース」、「ジョイス」といったスーパーマーケットで買い物をしたことはありませんか?実はこれらのお店は、すべてアークスグループの一員です。普段何気なく利用している地域のスーパーが、実はアークスという大きな会社の事業を支えています。あなたが購入する生鮮食品やお惣菜の一つ一つが、同社の売上につながっているのです。

アークスは北海道・北東北を地盤とする食品スーパーの持株会社で、M&Aを重ねて成長を続けています。2025期決算では売上高6,082.8億円、営業利益159.36億円を達成。2026期は売上高6,230億円、営業利益164億円と増収増益を見込んでおり、安定した成長軌道にあります。今後は「新日本スーパーマーケット同盟」を通じたシナジー創出と、年間2,500億円規模のM&A再開が成長の鍵を握るでしょう。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
北海道札幌市中央区南13条西11丁目2番32号

サービスの実績は?

345店舗
グループ総店舗数
2025年2月時点
+2.8% YoY
2.8%
売上高成長率
2025期実績
74
1株当たり配当金
2025期実績
+8.8% YoY
99.9%
全店売上高(前年同月比)
2026年2月月次
99.5%
全店客数(前年同月比)
2026年2月月次
100.4%
全店客単価(前年同月比)
2026年2月月次
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.7%
株主資本の利回り
ROA
4.3%
総資産の活用度
Op. Margin
2.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2015/02期6.7%4.0%2.7%
2016/02期5.5%3.3%2.9%
2017/02期8.6%5.2%2.9%
2018/02期7.9%4.9%2.8%
2019/02期7.2%4.6%2.9%
2020/02期4.7%3.0%2.3%
2021/02期8.6%5.4%3.2%
2022/02期6.4%4.0%2.7%
2023/02期5.9%3.8%2.6%
2024/02期6.7%4.3%2.8%
2025/02期6.1%4.0%2.6%
2026/02期6.7%4.3%2.8%

売上高純利益率は1-2%台で推移しており、薄利多売の食品小売業特有の構造となっています。ROE(自己資本利益率)は5-8%前後で推移しており、効率的な資本活用と店舗改装による収益性向上に取り組んでいます。人件費や物流費の上昇といったコスト増要因がある中で、DX戦略の推進や粗利益率の確保が引き続き重要な経営課題です。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期5,569億円177億円130億円229.6円+7.3%
2022/02期5,776億円156億円103億円182.5円+3.7%
2023/02期5,662億円148億円99.5億円177.5円-2.0%
2024/02期5,916億円168億円118億円214.0円+4.5%
2025/02期6,083億円159億円111億円205.0円+2.8%

アークスは北海道・東北地方を地盤とする食品スーパー連合であり、安定した店舗運営と積極的なM&Aによる売上高の拡大を続けています。直近の2025/03期期は売上高が約6,083億円に達し、2026/03期期予想では6,230億円への増収を見込んでいます。競争環境が厳しい小売業界において、物流効率化や新日本スーパーマーケット同盟を通じたシナジー発揮により堅実な業績を維持しています。 【2026/02期実績】売上6270億円(前期比3.1%)、営業利益176億円、純利益124億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.7%
業界平均
3.5%
営業利益率下回る
この会社
2.8%
業界平均
3.0%
自己資本比率上回る
この会社
62.6%
業界平均
47.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,900万円
取締役6名の合計

アークスグループは、北海道・東北エリアを主軸とした食品スーパーマーケット事業を中心に、ホームセンターや不動産賃貸など幅広い事業を展開しています。開示情報からは、積極的なM&Aによる店舗網拡大と新システムによる業務効率化を推進する一方で、市場環境の変化や競争激化を主要な事業リスクとして捉え、成長投資とコスト管理のバランスを図っていることが読み取れます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
明確な中計はないものの、業績予想の精度は比較的高く、安定感がある。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 6,230億円 順調 (6,082.8億円)
97.6%
営業利益: 目標 164億円 順調 (159.36億円)
97.2%
純利益: 目標 112億円 順調 (110.63億円)
98.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期6,130億円6,083億円-0.8%
2024期5,820億円5,916億円+1.6%
2023期5,630億円5,662億円+0.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期173億円159億円-7.9%
2024期148億円168億円+13.7%
2023期152億円148億円-2.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

アークスは現在、具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を開示していません。その代わり、毎期の連結業績予想を公表しています。過去の業績予想を見ると、売上高は概ね計画通りに着地する一方、営業利益はやや下振れする傾向が見られます。これは、競争激化や人件費・光熱費の上昇といった外部環境の変化が利益を圧迫している可能性を示唆しています。投資家としては、今後のM&A戦略と、それが利益率改善にどう貢献するかが注目点となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・提携30%
株価・市況20%
株主還元10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 15%
小売業 520社中 78位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年10月中間決算発表

2026年2月期連結中間決算を発表し、経常損益8,758百万円を計上。収益基盤の安定性を証明しました。

2025年12月成長戦略発表

2033年までに2,500億円規模の成長投資を実施する方針を公表し、M&Aによる流通再編の意思を鮮明にしました。

2026年1月第3四半期好調

3~11月期の最終利益が前年同期比21%増となるなど、効率的な販管費管理により高い成長を記録しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率62.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
241億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,961億円
会社の純資産

自己資本比率は65%前後と極めて高く、極めて強固な財務体質を維持していることが最大の特徴です。2024/03期期より有利子負債が増加していますが、これは成長投資やDX推進に向けた資金需要を反映したものです。潤沢なネット資産を背景として、今後の大型M&Aの資金需要にも十分対応可能な健全性を備えています。 【2026/02期】総資産3007億円、純資産1961億円、自己資本比率62.6%、有利子負債241億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+194億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-115億円
投資に使ったお金
Financing CF
-25.9億円
借入・返済など
Free CF
+78.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2015/02期178億円34.7億円43.4億円143億円
2016/02期128億円55.7億円81.8億円71.9億円
2017/02期163億円75.6億円45.1億円87.0億円
2018/02期181億円103億円49.4億円78.1億円
2019/02期162億円180億円58.0億円18.5億円
2020/02期166億円108億円51.6億円58.1億円
2021/02期290億円56.3億円38.9億円234億円
2022/02期142億円44.2億円74.2億円98.3億円
2023/02期170億円77.7億円28.0億円92.2億円
2024/02期241億円106億円113億円134億円
2025/02期194億円115億円25.9億円78.9億円

営業キャッシュフローは毎期安定して150億円から290億円規模を創出し、本業での高い収益獲得能力を証明しています。投資活動には年間100億円前後を投じ、店舗設備の更新やDX関連投資を継続しています。フリーキャッシュフローは安定して黒字を確保しており、この資金を配当や次なる成長投資へ柔軟に配分する好循環が構築されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4% 男性 11
15%
85%
監査報酬
1億500万円
連結子会社数
17
設備投資額
151.0億円
平均勤続年数(従業員)
15.9
臨時従業員数
14723

女性役員比率は15.4%であり、社外取締役の活用や指名・報酬委員会の設置を通じて経営の透明性と監督機能の強化を図っています。連結子会社17社を統括するグループ経営において、監査体制の充実とガバナンスの適正化を重要な経営課題として位置づけています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主41.4%
浮動株58.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関18.9%
事業法人等22.5%
外国法人等10.6%
個人その他45.1%
証券会社2.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は北海道銀行。

日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(3,265,000株)6.04%
横山  清(3,045,000株)5.64%
㈱北海道銀行(2,533,000株)4.69%
㈲丸治(1,437,000株)2.66%
㈱北洋銀行(1,415,000株)2.62%
㈱バローホールディングス(1,335,000株)2.47%
㈱リテールパートナーズ(1,335,000株)2.47%
SMBC日興証券㈱(1,041,000株)1.92%
アークスグループ社員持株会(1,033,000株)1.91%
アークスグループ取引先持株会(1,027,000株)1.9%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行の信託口に加え、創業家や地銀、小売企業が名を連ねており、長期的かつ安定的な関係を維持する安定株主層が厚い構成となっています。金融機関や取引先持株会、さらにはバローホールディングスやリテールパートナーズといった同業者との資本提携が見られ、経営の安定と連携を重視した資本政策が特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 (1)リスク管理の体制及び運用状況 当社グループは、企業活動に影響を与える様々なリスクへの対応力の向上や、リスク管理の体制及びその仕組みの整備・改善に鋭意取り組んでおり、その効果的な実現のために、コンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、定期的に開催しております
2本委員会では、企業活動に関して抽出したリスク事象とその対応策を、その発生頻度や影響度等に基づき策定するとともに、それらが有効に機能しているかどうかの評価を行っております
3なお、本委員会でのリスク管理の運用状況等については、定期的に当社取締役会に報告しております
4今後は、対応策とその有効性についての検証を更に重視し、定期的な評価・見直しによるリスク管理体制の強化を推進してまいります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
606万円
従業員数
5,663
平均年齢
47.3歳
平均年収従業員数前年比
当期606万円5,663-

従業員の平均年収は606万円となっており、食品スーパーマーケット業界としては比較的安定した水準を維持しています。地域密着型の多店舗展開による堅実な収益基盤と、長期勤続年数が平均15.9年と高いことが、この給与水準を支える背景にあると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。アークスのTSRは、2023期以降、市場平均であるTOPIXを下回る(アンダーパフォーム)状況が続いています。これは、同期間にTOPIXが大きく上昇した一方で、アークスの株価が比較的安定的に推移したことが主な要因です。M&Aの停滞期であったことも、株価のカタリスト(上昇要因)不足につながり、市場全体の勢いに乗り遅れた形となりました。今後の大型M&Aの再開が、TSRを改善させるための重要な鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
74
方針: 配当性向30%~40%目安
1株配当配当性向
2015/02期4228.9%
2016/02期4235.7%
2017/02期4624.4%
2018/02期4825.9%
2019/02期5027.2%
2020/02期5041.1%
2021/02期5524.0%
2022/02期5731.2%
2023/02期5832.7%
2024/02期6831.8%
2025/02期7436.1%
10期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月

アークスは株主還元を重視しており、配当性向30〜40%を目安とした安定的な配当の継続を基本方針としています。近年は増配傾向にあり、業績の成長を反映した利益還元がなされています。今後も強固な財務基盤を活かし、株主優待と配当の両輪で中長期的な還元を図る姿勢です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 179.5万円 になりました (79.5万円)
+79.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期130.2万円30.2万円30.2%
2022期132.4万円32.4万円32.4%
2023期135.3万円35.3万円35.3%
2024期192.9万円92.9万円92.9%
2025期179.5万円79.5万円79.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残51,700株
売り残14,300株
信用倍率3.62倍
2026年3月20日時点
今後の予定
通期決算発表2026年4月13日(予定)
第1四半期決算発表2026年7月上旬(予定)

アークスのPER(17.9倍)とPBR(1.09倍)は、小売業の業界平均(PER 25.6倍、PBR 1.60倍)と比較して割安な水準にあります。これは、同社がまだ全国的な知名度が高くなく、成長期待が株価に織り込まれきっていない可能性を示唆しています。信用倍率は3.62倍と買い残が多く、株価上昇への期待がうかがえますが、将来の売り圧力となる可能性も注視が必要です。次の決算発表は4月13日に予定されており、新年度の業績見通しが注目されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2015/02期143億円62.3億円43.6%
2016/02期159億円93.5億円58.8%
2017/02期165億円59.8億円36.3%
2018/02期164億円61.1億円37.3%
2019/02期164億円62.4億円38.0%
2020/02期137億円68.8億円50.0%
2021/02期195億円65.4億円33.5%
2022/02期173億円70.0億円40.5%
2023/02期164億円65.0億円39.5%
2024/02期184億円66.7億円36.2%
2025/02期175億円64.8億円36.9%

実効税率は概ね30%台後半で推移しており、通常の法人税負担を反映しています。一時的に税率が変動する年度は、繰延税金資産の取り崩しや会計上の差異などが影響しています。適正な納税を継続しつつ、連結納税制度などを活用した税務マネジメントを行っています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

アークス まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 74円
安全性
安定
自己資本比率 62.6%
稼ぐ力
普通
ROE 6.7%
話題性
好評
ポジ 55%

「北海道・北東北の食品スーパー連合が、M&Aを武器に全国区をうかがう『静かなる巨人』」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU