8163プライム

SRSホールディングス

SRS HOLDINGS CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE5.7%
BPS398.9円
自己資本比率36.5%
FY2025/3 有報データ

「和食さと」を核にM&Aで成長する、お腹も株主も嬉しい外食の雄

多様な食のニーズに応えるブランドポートフォリオを構築し、国内外で愛される「食の社会的インフラ」となることで、人々の豊かな生活に貢献します。

この会社ってなに?

あなたが家族や友人と「どこでご飯食べようか?」と話すとき、選択肢に上がる「和食さと」を運営しているのがこの会社です。しゃぶしゃぶ食べ放題や季節の和膳など、三世代で楽しめるメニューが特徴のお店を全国に展開しています。また、関西圏で「安くてうまい」でおなじみの定食屋「宮本むなし」や、本格的なお寿司が楽しめる「にぎり長次郎」もSRSグループの一員です。あなたが普段何気なく利用している街のレストランの裏側で、豊かな食生活を支えています。

和食ファミリーレストラン「和食さと」を主力とする外食チェーン。FY2025は売上高674.8億円(前期比12.0%増)、営業利益26.78億円(同24.2%増)とコロナ禍の不振からV字回復を遂げ、増収増益基調にあります。近年は「うまい鮨勘」やビフテキ重専門店などを買収するなどM&Aに積極的で、事業ポートフォリオの多角化を推進。新中期経営計画「SRS VISION 2030」ではM&Aや海外展開を加速させ、2030年3月期に売上高1,300億円、経常利益70億円という野心的な目標を掲げています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13号大阪国際ビルディング30階
公式
srsholdings.com

社長プロフィール

重里 政彦
代表取締役執行役員社長
挑戦者
私たちは、お客様、従業員、そして社会にとって価値ある企業であり続けることを目指します。食の社会的インフラとしての基盤を築き、多様なブランド展開とDX推進を通じて、持続的な成長を実現してまいります。

この会社のストーリー

1968
「株式会社サトレストランシステムズ」設立

和食レストランチェーン展開の礎を築くため、前身となる株式会社サトを設立。ここから和食さとの歴史が始まる。

1984
大阪証券取引所市場第二部に上場

関西地盤の外食企業として着実に成長を遂げ、株式上場を果たす。企業としての信頼性と知名度を高め、さらなる飛躍への一歩を踏み出す。

2006
「にぎり長次郎」を子会社化

本格的な回転寿司業態である「にぎり長次郎」をグループに迎え入れる。和食領域でのブランドポートフォリオを拡充し、成長を加速させる。

2013
海外初進出、タイに「和食さと」を出店

日本の和食文化を世界に広めるべく、初の海外店舗をタイ・バンコクにオープン。グローバル展開への挑戦を開始する。

2016
持株会社体制へ移行、「SRSホールディングス」に商号変更

グループ経営の効率化とM&A戦略の加速を目的としてホールディングス体制へ移行。新たな成長ステージへと舵を切る。

2024
M&Aを積極化し、事業領域を拡大

寿司店「うまい鮨勘」や「ビフテキ重専門店」などを運営する企業を相次いで子会社化。M&Aによる成長戦略を本格化させる。

2025
新中期経営計画「SRS VISION 2030」を策定

2030年に向けた新たな成長戦略を発表。売上高1,000億円、経常利益60億円という高い目標を掲げ、さらなる飛躍を目指す。

注目ポイント

M&Aで加速する成長戦略

「和食さと」に加え、「にぎり長次郎」や「うまい鮨勘」など人気ブランドを次々とグループ化。新中計ではM&Aを成長の柱に据え、さらなる事業拡大を目指します。

個人投資家に嬉しい手厚い株主優待

グループ店舗で使える食事券が年間24,000円分(1,000株保有時)もらえる魅力的な株主優待制度があります。食事を楽しみながら企業を応援できるのがポイントです。

明確な未来像「SRS VISION 2030」

2030年までの成長目標として売上高1,000億円、経常利益60億円を掲げる中期経営計画を発表。M&Aや海外展開を通じて「食の社会的インフラ」を目指す姿に期待が持てます。

サービスの実績は?

674.8億円
連結売上高
FY2025実績
+12.0% YoY
26.78億円
連結営業利益
FY2025実績
+24.2% YoY
50以上
展開ブランド数
2026年3月時点
M&Aで拡大中
7.5
1株当たり配当金
FY2025実績
+5.0円 YoY
24,000円相当
株主優待(年間)
1,000株保有時
継続中
2
直近のM&A件数
2024年7月〜10月
積極化

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 7.5円
安全性
普通
自己資本比率 36.5%
稼ぐ力
普通
ROE 5.7%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
7.5
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2016/352381.0%
FY2017/35-
FY2018/35152.9%
FY2019/3670.5%
FY2020/300.0%
FY2021/300.0%
FY2022/3512.0%
FY2023/300.0%
FY2024/37.517.2%
FY2025/37.533.5%
1期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

配当については、業績回復に合わせて復配を行い、現在は安定的な配当の継続を重視する方針です。株主還元策として、金銭配当に加え、自社店舗で活用できる優待食事割引券の提供を継続しています。今後は、業績の成長に応じた配当性向の向上や、中長期的な株主価値の最大化を目指す姿勢です。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
5.7%
業界平均
4.1%
営業利益率上回る
この会社
4.0%
業界平均
2.9%
自己資本比率下回る
この会社
36.5%
業界平均
48.8%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3429億円
FY2023/3545億円
FY2024/3602億円
FY2025/3675億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/321.6億円
FY2025/326.8億円

当社の業績は、コロナ禍の影響を受けたFY2021/3から回復基調にあり、FY2024/3以降は売上高が600億円を超える水準まで拡大しています。店舗運営の効率化や不採算店の見直しが進んだことで、営業利益は赤字から黒字転換を果たしました。今後はさらなる店舗展開やM&Aを通じた事業拡大により、売上高760億円規模への成長を見込んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
2.0%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.0%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/3-40.7%-13.1%-
FY2022/313.2%4.4%-
FY2023/3-10.3%-4.2%-
FY2024/312.2%5.0%3.6%
FY2025/35.7%2.0%4.0%

収益性は、外食需要の回復に伴い営業利益率がFY2024/3に3.6%まで改善しました。一時は大幅な赤字を計上しましたが、経営改善策が功を奏しROE(自己資本利益率)も10%を超える期が見られるなど、収益力は向上傾向にあります。今後はさらなるコスト管理の徹底により、安定した利益水準の確保を目指すフェーズにあります。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率36.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
191億円
会社の純資産
170億円

財務健全性については、積極的な投資活動に伴い有利子負債がFY2025/3には約366億円まで増加していますが、自己資本比率は35.9%を維持しています。事業拡大のための店舗投資やM&A資金を調達しつつも、総資産を459億円規模にまで拡大させました。今後は、拡大した資産を活用した利益創出により、財務バランスの最適化を図る段階にあります。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+36.8億円
営業CF
投資に使ったお金
-105億円
投資CF
借入・返済など
+69.8億円
財務CF
手元に残ったお金
-67.8億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-35.3億円8.8億円32.0億円-26.5億円
FY2022/347.0億円-18.6億円5.5億円28.4億円
FY2023/320.8億円-28.0億円-3,000万円-7.3億円
FY2024/337.3億円-22.9億円-12.2億円14.3億円
FY2025/336.8億円-105億円69.8億円-67.8億円

本業からのキャッシュフローを示す営業CFは、FY2022/3以降安定してプラスを維持しており、事業から現金を創出する力が戻っています。一方で、FY2025/3にはM&Aや店舗展開といった成長投資のために投資CFが約105億円の支出となりました。不足分は借入等の財務CFで補完しており、成長加速に向けた積極的な投資戦略がキャッシュフローに現れています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1競合の動向について 当社グループの事業領域である外食業界においては競合他社に加え、コンビニエンスストアや惣菜店などの中食産業との競争は今後更に激化することが予想されます
2有利子負債について 当社グループは、有利子負債残高の圧縮等を含め保守的な財務方針で経営に当たっておりますが、令和7年3月31日現在で有利子負債依存度は27.8%の水準にあるため、今後金利が上昇した場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります
3出退店について 当社グループは、適切な出店用地が計画どおり確保できない場合や、出店地周辺の道路や開発状況の想定外の変化や、競合店の出店等で立地環境が大幅に変化し、退店を余儀なくされる場合、また建築資材の高騰、建築業者の人員不足により当初の計画が達成できなくなり経営成績に影響を与える可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3-20.7億円0円-
FY2022/326.7億円10.9億円41.0%
FY2023/3-6.7億円0円-
FY2024/321.6億円3.6億円16.8%
FY2025/325.4億円16.1億円63.6%

赤字期には法人税等の負担が発生しませんが、黒字回復後は適切な納税を行っています。FY2025/3の実効税率が高くなっているのは、繰延税金資産の取り崩しなど、会計上の一時的な調整項目が影響したためと考えられます。安定的な黒字化に伴い、今後は法定の実効税率に近い水準で推移する見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
702万円
従業員数
1,742
平均年齢
48.8歳
平均年収従業員数前年比
当期702万円1,742-

平均年収は702万円と、外食産業の中では比較的高い水準を維持しています。背景には、店舗展開の拡大に伴う組織の効率化や、従業員の生産性向上を目的としたグループ共通基盤の構築など、労働環境改善への継続的な取り組みが寄与していると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主21.7%
浮動株78.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関12%
事業法人等9.8%
外国法人等0.9%
個人その他76.2%
証券会社1.2%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はエイチ・ツー・オー リテイリング。

日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)(3,152,000株)7.6%
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(2,557,000株)6.17%
重里 欣孝(1,700,000株)4.1%
株式会社三菱UFJ銀行(1,199,000株)2.89%
重里 百合子(769,000株)1.86%
麒麟麦酒株式会社(600,000株)1.45%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)(382,000株)0.92%
アサヒビール株式会社(300,000株)0.72%
大和証券株式会社(231,000株)0.56%
SRSホールディングス従業員持株会(210,000株)0.51%

主要株主に日本マスタートラスト信託銀行やエイチ・ツー・オー リテイリングが名を連ねており、機関投資家および事業会社による安定した出資体制が構築されています。また、創業者一族の重里氏らが大株主として存在しており、経営の安定性が確保される一方で、浮動株の比率は一定程度に留まる傾向にあります。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億689万円
取締役3名の合計

主な事業は「和食さと」を中心としたフードサービスであり、国内外の店舗網拡大およびM&A戦略による事業多角化を推進しています。事業リスクとしては、原材料価格の高騰や深刻な人手不足、消費者の節約志向といった外食業界特有の要因に加え、急激な店舗展開に伴うシステム開発リスクなどが挙げられます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 2名(25.0% 男性 6
25%
75%
監査報酬
4,800万円
連結子会社数
10
設備投資額
26.8億円
平均勤続年数(従業員)
14.6
臨時従業員数
4290

女性役員比率が25.0%に達しており、多様な視点を取り入れた経営体制を推進しています。監査体制については、監査報酬4,800万円を投じて実効性の高い監査を実施しており、連結子会社10社を抱えるグループ企業として、組織的なガバナンスとリスク管理の強化に注力しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想は上振れ傾向で好調だが、新中計の目標は高く達成へのハードルは残る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「SRS VISION 2030」
FY2026〜FY2030
売上高: 目標 1,300億円 やや遅れ (674.8億円)
51.9%
経常利益: 目標 70億円 大幅遅れ (26.78億円)
38.3%
ROE: 目標 10%以上 やや遅れ (5.3%)
53%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025640億円675億円+5.4%
FY2024580億円602億円+3.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202524億円27億円+11.6%
FY202415億円22億円+43.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画「SRS VISION 2030」では、2030年3月期に売上高1,300億円、経常利益70億円という非常に野心的な目標を掲げています。これはFY2025実績比で売上高約2倍、経常利益約2.6倍に相当し、M&Aや海外展開の成否が鍵を握ります。一方で、直近2期の業績予想は期初計画を上回って着地しており、足元の事業運営は堅調と言えます。計画達成に向けた実行力、特に大型M&Aの成果が今後の評価を左右するでしょう。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫して市場平均であるTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、コロナ禍における外食産業全体の厳しい経営環境や、同社の利益率の低迷が株価に反映されたことが主な要因と考えられます。ただし、FY2025は業績回復を背景にTOPIXとの差が縮小しており、今後の新中期経営計画の進捗による企業価値向上がTSR改善の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+32.9%
100万円 →132.9万円
32.9万円
年度末時点評価額損益TSR
FY202195.1万円-4.9万円-4.9%
FY202289.9万円-10.1万円-10.1%
FY2023105.5万円+5.5万円5.5%
FY2024129.4万円+29.4万円29.4%
FY2025132.9万円+32.9万円32.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,456,600株
売り残49,700株
信用倍率29.3倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

PER57.8倍、PBR3.24倍と、業界平均に比べて割高な水準で取引されており、市場からの成長期待が高いことが示唆されます。一方で、信用買い残が売り残を大幅に上回る29.3倍となっており、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面では将来的な売り圧力への警戒も必要です。今後の決算で高い成長期待に応えられるかが、現在の株価水準を維持・向上させる上での鍵となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES
業界内ランキング
上位 30%
小売業 1,200社中 360位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・買収30%
中期経営計画20%
株主優待10%

最近の出来事

2025年5月新中計策定

SRS VISION 2030を策定し、売上高年平均成長率11%超を掲げる成長戦略を公表。

2025年7月事業拡大

株式会社アミノを買収し、グルメ寿司事業へ本格参入。

2025年10月買収完了

ビフテキ重専門店を展開する株式会社シンガを子会社化しブランドポートフォリオを強化。

SRSホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 7.5円
安全性
普通
自己資本比率 36.5%
稼ぐ力
普通
ROE 5.7%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「『和食さと』を核に関西から全国、そして世界へ。積極M&Aで『食の総合サービス企業』への脱皮を急ぐ外食大手」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

同じ業種の企業

小売業」に分類される他の企業

免責事項:本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/04/09 / データ提供: OSHIKABU