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ロイヤルホールディングス8179

ROYAL HOLDINGS Co., Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 35円
安全性
普通
自己資本比率 37.1%
稼ぐ力
高い
ROE 11.4%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが家族で少し特別な食事をしようと「ロイヤルホスト」を訪れたり、手軽に天丼が食べたくなって「てんや」に立ち寄ったことはありませんか?実は、これらのお店を運営しているのがロイヤルホールディングスです。それだけではありません。出張や旅行で利用する「リッチモンドホテル」も同社の事業の一つ。さらに、空港のレストランや企業の社員食堂など、普段私たちが意識しない場所の裏側でも、同社の「食とホスピタリティ」のサービスが提供されているのです。

コロナ禍からV字回復を達成し、2025期は売上高1655.0億円、営業利益76.85億円と好調を維持。主力の外食事業に加え、インバウンド需要を捉えたホテル事業が利益の半分以上を稼ぎ出す収益の柱に成長しています。総合商社の双日と資本業務提携し、海外展開やM&A(おやつ宅配「たびスル」買収)にも積極的で、安定と成長の両輪を回すフェーズに入っています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
12月
本社
福岡県福岡市博多区那珂3丁目28番5号

サービスの実績は?

1,521.5億円
連結売上高
2024期実績
+9.5% YoY
73.66億円
連結営業利益
2024期実績
+21.3% YoY
32
1株当たり配当金
2024期実績
+12円 YoY
24.0%
売上高の3年平均成長率(CAGR)
2022期-2024
97
従業員数(HD単体)
2026年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
11.4%
株主資本の利回り
ROA
4.2%
総資産の活用度
Op. Margin
4.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期8.5%2.6%-
2022/12期7.0%2.4%-
2023/12期8.7%3.2%-
2024/12期12.1%4.7%4.8%
2025/12期10.7%4.2%4.6%
2025/12期11.4%4.2%4.6%

コロナ禍の赤字局面を乗り越え、営業利益率は直近で約4.8%まで改善するなど、収益構造の適正化が進んでいます。ROE(自己資本利益率)も11%台に達するなど資本効率の向上が見られ、稼ぐ力の回復が顕著です。今後は高付加価値化やDXによるオペレーション効率の改善を通じて、さらなる利益率の向上を目指すフェーズにあります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期840億円28.7億円-34.3円-
2022/12期1,040億円27.5億円26.4円+23.9%
2023/12期1,389億円40.4億円38.4円+33.6%
2024/12期1,522億円73.7億円59.3億円60.2円+9.5%
2025/12期1,655億円76.8億円56.6億円57.5円+8.8%

ロイヤルホールディングスは、コロナ禍で大きく落ち込んだ業績から着実に回復しており、2024年3月期には売上高1,521億円、純利益59億円と成長トレンドを維持しています。外食事業でのロイヤルホストやてんやの好調に加え、観光需要の回復に伴うホテル事業の収益貢献が大きく寄与しました。2026年3月期も増収増益を見込んでおり、強固なブランド力を背景にしたさらなる事業拡大が期待されます。 【2025/12期実績】売上1655億円(前期比8.8%)、営業利益77億円、純利益57億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
11.4%
業界平均
3.5%
営業利益率上回る
この会社
4.6%
業界平均
2.9%
自己資本比率下回る
この会社
37.1%
業界平均
47.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億5,000万円
取締役3名の合計

外食・ホテル・コントラクト事業を軸とする連結子会社8社体制で構成されています。事業リスクとしては原材料価格の高騰や人件費の上昇が挙げられており、それらに対する価格転嫁や業務効率化が収益性を左右する重要な要因となります。

会社の計画は順調?

A
総合評価
コロナ禍からの回復が想定を上回り、業績予想を上回る着地が続く。新中計も堅実なスタート。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画 2025~2027
2025期~2027期
売上高: 目標 1,900億円 順調 (1,655.0億円 (FY2025計画))
87.1%
営業利益: 目標 100億円 順調 (76.85億円 (FY2025計画))
76.9%
EPS(1株当たり利益): 目標 135円 やや遅れ (57.5円 (FY2025計画))
42.6%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,666億円1,655億円-0.7%
2024期1,473億円1,522億円+3.3%
2023期1,310億円1,389億円+6.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期78億円77億円-1.5%
2024期66億円74億円+11.6%
2023期44億円61億円+38.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2025年2月に新たな「中期経営計画2025~2027」を発表。最終年度の2027期に売上高1,900億円、営業利益100億円という高い目標を掲げています。過去2年間は期初予想を上回る好決算を連発しており、特にホテル事業の収益力向上が計画達成への信頼度を高めています。計画達成に向け、既存事業の強化に加え、双日との提携による海外展開やM&Aが成長ドライバーとして期待されます。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
経営戦略・中計25%
ホテル・海外事業20%
株主還元・優待10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, 東洋経済オンライン, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス
業界内ランキング
上位 12%
小売業 1,300社中 156位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年2月中計策定

経営ビジョン2035および中期経営計画2025~2027を策定し、持続的な成長に向けたロードマップを公表。

2025年8月買収

法人向けおやつ定期宅配サービスを手がける「たびスル」を完全子会社化し、新領域への事業拡大を推進。

2026年3月国際提携

Minor Hotelsとの合弁会社設立を発表。ラグジュアリーホテルブランドの展開により収益基盤の多様化を加速。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率37.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
265億円
借金(有利子負債)
Net Assets
555億円
会社の純資産

2024年3月期以降は成長投資のための資金調達を実施したことで有利子負債が増加していますが、自己資本比率は約39%を維持しており、一定の財務健全性を確保しています。潤沢な資産基盤を背景に、新規出店や新規事業への投資を継続する余力は十分です。今後も負債の適切なコントロールと、事業拡大による利益成長のバランスが重要となります。 【2025/12期】総資産1398億円、純資産555億円、自己資本比率37.1%、有利子負債265億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+158億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-167億円
投資に使ったお金
Financing CF
+7.7億円
借入・返済など
Free CF
-8.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期18.9億円20.6億円90.7億円1.8億円
2022/12期73.9億円85.5億円37.0億円11.6億円
2023/12期125億円65.9億円52.0億円59.4億円
2024/12期104億円98.4億円77.4億円5.2億円
2025/12期158億円167億円7.7億円8.9億円

営業キャッシュフローは本業の回復により年間157億円規模まで拡大し、盤石なキャッシュ創出力を確立しています。投資キャッシュフローは成長に向けた新規出店や事業買収のために活発に支出されています。一時的にフリーキャッシュフローがマイナスとなる時期もありますが、これは将来の成長に向けた戦略的な先行投資であると評価できます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 3名(33.3% 男性 6
33%
67%
監査報酬
8,100万円
連結子会社数
8
設備投資額
117.3億円
平均勤続年数(従業員)
5.6
臨時従業員数
5983

女性役員比率が33.3%と高く、多様な視点を取り入れた経営体制の構築に注力しています。連結子会社を統括する持株会社として、監査報酬8,100万円を投じた厳格な監査体制を維持し、透明性の高いコーポレート・ガバナンスを目指しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主51.8%
浮動株48.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関14.7%
事業法人等37%
外国法人等6%
個人その他41.6%
証券会社0.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は双日・公益財団法人江頭ホスピタリティ 事業振興財団・キルロイ興産。

双日株式会社(9,933,000株)19.97%
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)(3,588,000株)7.21%
公益財団法人江頭ホスピタリティ 事業振興財団(2,452,000株)4.93%
キルロイ興産株式会社(1,624,000株)3.26%
日本生命保険相互会社(803,000株)1.61%
株式会社西日本シティ銀行(765,000株)1.54%
株式会社ダスキン(700,000株)1.41%
ハニューフーズ株式会社(692,000株)1.39%
株式会社三越伊勢丹(681,000株)1.37%
株式会社福岡銀行(673,000株)1.35%

双日株式会社が19.97%を保有する筆頭株主であり、商社との資本業務提携による経営基盤の安定化が図られています。次いで資産管理機関や創業関連の財団が名を連ねており、安定株主比率が高い一方で、市場での流通性は一定程度確保された構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1テクノロジーの導入 当社グループは飲食産業全体が抱える課題に対応すべく、AI等の様々な最新技術の情報を収集・分析し、活用に向けた検証、実証に取り組んでいます
2財務健全性 当社グループの既存の有利子負債は固定金利で調達しておりますので市場金利の上昇の影響は限定的ですが、金利が急速に上昇する場合は新たな資金調達において支払利息負担が増加し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
761万円
従業員数
2,383
平均年齢
46.9歳
平均年収従業員数前年比
当期761万円2,383-

従業員平均年収は761万円であり、飲食・ホテル業界としては相対的に高水準な給与水準を維持しています。これは同社が多角的な事業ポートフォリオを持ち、高い付加価値を提供するホスピタリティビジネスを展開していることが背景にあると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)を振り返ると、2022期を除きTOPIXのパフォーマンスを下回る(アンダーパフォーム)年が多くなっています。これは、コロナ禍において外食・ホテル事業が受けた深刻なダメージにより株価が長期的に低迷したことが主な要因です。しかし、2023期以降はTOPIXとの差が縮小傾向にあり、業績のV字回復に伴い、株主還元への期待も回復しつつあることを示唆しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
35
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/12期2032.2%
2017/12期2627.9%
2018/12期2838.0%
2019/12期2854.3%
2020/12期00.0%
2021/12期5-
2022/12期1018.9%
2023/12期2026.0%
2024/12期3226.6%
2025/12期3560.9%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月6月・12月

業績回復に合わせて配当を増額しており、株主還元を重視する経営姿勢が鮮明です。配当方針として安定的な配当の継続を基本としつつ、業績に応じた還元強化を行っています。今後も利益成長と連動した配当水準の向上により、中長期的な株主価値の最大化を目指す方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 148.8万円 になりました (48.8万円)
+48.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期103.4万円3.4万円3.4%
2022期126.9万円26.9万円26.9%
2023期142.1万円42.1万円42.1%
2024期133.8万円33.8万円33.8%
2025期148.8万円48.8万円48.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残98,900株
売り残146,800株
信用倍率0.67倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年5月上旬
定時株主総会2026年3月26日

PERは業界平均並みですが、PBRはやや割高な水準にあり、市場からの成長期待の高さがうかがえます。信用倍率は1倍を切り売り残が買い残を上回る「売り長」の状態で、株価上昇時には買い戻しによるさらなる上昇(踏み上げ)も期待できる需給環境です。株主優待の人気も高く、個人投資家の安定した買い支えも特徴です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期-45.0億円0円-
2022/12期21.6億円0円0.0%
2023/12期52.7億円12.3億円23.4%
2024/12期73.2億円13.9億円19.0%
2025/12期79.2億円22.6億円28.5%

過去の赤字による繰越欠損金の解消に伴い、税負担が正常な水準へと回帰しています。2022年3月期までは過去の損失分による減税効果がありましたが、現在は安定した利益計上に伴い、適正な法人税等を納付しています。今後は標準的な実効税率水準での納税が継続する見込みです。

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ロイヤルホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 35円
安全性
普通
自己資本比率 37.1%
稼ぐ力
高い
ROE 11.4%
話題性
好評
ポジ 65%

「『ロイホの会社』と侮るなかれ、実はホテル事業が利益の半分以上を稼ぎ出す総合ホスピタリティ企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU