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イズミ8273

IZUMI CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 90円
安全性
普通
自己資本比率 48.6%
稼ぐ力
低い
ROE -
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

もしあなたが中国・四国地方や九州に住んでいるなら、週末に家族と「ゆめタウン」へ買い物に出かけたことがあるかもしれません。その巨大なショッピングセンターを運営しているのが、このイズミという会社です。普段あなたがカゴに入れる食料品や日用品、衣料品の多くは、イズミが提供しています。最近では「ゆめイチ」というオリジナルのプライベートブランド商品も増えており、より手頃な価格で良い品を提供しようと工夫しています。あなたの生活に密着したスーパーの裏側で、イズミは事業を動かしているのです。

広島を地盤に中四国・九州で総合スーパー「ゆめタウン」を展開する小売大手。2025期の連結業績は売上高5,241.4億円、営業利益254.25億円と減益で着地。近年は西友の九州事業買収などM&Aを加速させ、GMS依存からの脱却と食品スーパー事業の強化を鮮明にしています。PBR0.26倍という極端な割安水準は、資産価値に対する株価の低評価を示唆しており、事業構造改革の進展が今後の評価を見直す鍵となります。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
広島県広島市東区二葉の里3丁目3番1号

サービスの実績は?

260店舗
グループ店舗数
2026年2月時点
300店体制目標
50品目以上
PB「ゆめイチ」商品数
2025年9月時点
拡大中
90
1株当たり配当金
2025期実績
+1.1% YoY
11.2%
売上高成長率
2025期実績
FY2024: +2.4%
2,979
従業員数(単体)
2025年2月時点
N/A
16
連結子会社数
2025期時点
M&Aにより増加傾向
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-
株主資本の利回り
ROA
-
総資産の活用度
Op. Margin
4.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期11.9%4.0%4.8%
2017/02期10.3%3.6%5.1%
2018/02期14.7%5.6%5.3%
2019/02期11.6%4.9%4.8%
2020/02期9.1%4.1%4.3%
2021/02期9.8%4.7%5.3%
2022/02期9.1%4.8%5.1%
2023/02期8.6%4.9%7.3%
2024/02期7.2%4.2%6.7%
2025/02期4.0%2.3%4.9%
2026/02期--4.8%

売上高営業利益率は概ね5%前後で推移してきましたが、2025/03期は積極的な事業拡大に伴う一時的な費用負担により4.9%へ低下しました。ROEも同様に低下基調にありますが、これは今後の収益拡大を見据えた資産積み増しが背景にあります。今後は、買収した店舗網の効率化を進め、再び効率的な資本活用を実現できるかが鍵となります。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期6,798億円358億円231億円321.7円-8.7%
2022/02期6,768億円347億円232億円324.4円-0.4%
2023/02期4,601億円336億円232億円324.4円-32.0%
2024/02期4,712億円314億円205億円286.5円+2.4%
2025/02期5,241億円254億円119億円166.6円+11.2%

イズミは中四国・九州を地盤に「ゆめタウン」などの総合スーパーを展開しており、2025/03期には売上高5,241億円と回復傾向にあります。利益面では前期の設備投資増や競争激化によるコスト増の影響を受けましたが、2026/03期予想では増収増益を見込んでいます。今後はPB商品「ゆめイチ」の拡充や西友からの九州事業買収といった成長投資による収益貢献が期待されます。 【2026/02期実績】売上5693億円(前期比8.6%)、営業利益272億円、純利益0百万円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: -業界平均: 3.5%
営業利益率上回る
この会社
4.8%
業界平均
2.9%
自己資本比率上回る
この会社
48.6%
業界平均
47.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億1,300万円
取締役5名の合計

売上の大部分を占める小売事業はショッピングセンターや食品スーパーで構成され、連結子会社16社による多角的な展開を行っています。主な事業リスクとして急激な景気変動による消費の冷え込みや、原材料費・物流費の高騰が収益に与える影響が挙げられ、これに対して店舗改革やプライベートブランド(ゆめイチ)の強化で対抗しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
当初の中計は未達となり目標を下方修正。業績予想も未達が散見され、計画達成力には課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第二次中期経営計画(修正後)
2025期〜2027期
営業収益: 目標 6,500億円 順調 (5,241.4億円)
80.6%
営業利益: 目標 350億円 順調 (254.25億円)
72.6%
旧・第二次中期経営計画
2022期〜2026期
営業収益: 目標 7,800億円 未達 (5,241.4億円)
67.2%
営業利益: 目標 410億円 未達 (254.25億円)
62%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026(予)(予想)5,901億円進行中
2025期5,703億円5,241億円-8.1%
2024期4,766億円4,712億円-1.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026(予)(予想)307億円進行中
2025期310億円254億円-18.0%
2024期310億円314億円+1.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

イズミは当初、2026期までの第二次中期経営計画で営業利益410億円を掲げていましたが、事業環境の変化を受け未達となり、2027期を最終年度とする営業利益350億円の修正計画を発表しました。直近2025期の業績予想も売上・利益ともに未達で着地しており、計画の蓋然性には注意が必要です。西友の九州事業買収などM&Aによる成長ドライバーを、いかに計画達成に結びつけられるかが今後の焦点となります。

最新ニュース

ポジティブ
1株を3株に株式分割することを発表
12/9 · 株探
ネガティブ
通期業績予想並びに第二次中期経営計画の数値目標修正
10/14 · 日本経済新聞
中立
組織変更に関するお知らせを発表
9/9 · IRBANK

どんな話題が多い?

決算・業績40%
PB商品戦略25%
株式分割・優待20%
経営計画・組織15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +5.2%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1,300社中 195位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月新製品投入

グループPB「ゆめイチ」のプレミアムラインを販売開始し、食品強化を推進。

2025年12月株式分割

投資単位の引き下げによる株式の流動性向上を目的として1株を3株に分割。

2025年10月業績修正

通期業績予想および第二次中期経営計画の数値目標を修正し、効率化を図る。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率48.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
1,358億円
借金(有利子負債)
Net Assets
3,079億円
会社の純資産

自己資本比率は50%前後を維持しており、強固な財務体質をベースに積極的な設備投資と買収を行っている点が特徴です。2025/03期にかけて有利子負債が大幅に増加していますが、これは将来の成長に向けた戦略的な投資の結果と言えます。潤沢な資産を背景に、安定した経営基盤を保ちつつ事業規模を拡大させるフェーズにあります。 【2026/02期】総資産5954億円、純資産3079億円、自己資本比率48.6%、有利子負債1358億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+403億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-916億円
投資に使ったお金
Financing CF
+551億円
借入・返済など
Free CF
-514億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期136億円261億円130億円125億円
2017/02期331億円199億円163億円132億円
2018/02期426億円291億円155億円135億円
2019/02期336億円191億円148億円145億円
2020/02期577億円167億円401億円410億円
2021/02期483億円66.3億円254億円417億円
2022/02期186億円142億円180億円43.3億円
2023/02期383億円100億円296億円283億円
2024/02期316億円247億円51.5億円68.2億円
2025/02期403億円916億円551億円514億円

本業で安定して現金を稼ぐ一方で、2025/03期には店舗網拡大に向けた大型投資を実施したためFCF(フリーキャッシュフロー)がマイナスとなりました。この投資資金は借入金等の財務活動で調達しており、事業規模拡大のための先行投資フェーズにあると言えます。安定した営業CFを原資として、将来的な利益成長につなげる経営戦略がとられています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 3名(27.3% 男性 8
27%
73%
監査報酬
1億円
連結子会社数
16
設備投資額
149.8億円
平均勤続年数(従業員)
16.7
臨時従業員数
11149

女性役員比率が27.0%と高く、多様な視点を取り入れた意思決定が行われています。監査報酬1億円という投資額に加え、社外取締役の登用などを通じて高い透明性を確保し、ガバナンス体制の強化を継続しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主65%
浮動株35%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関23.2%
事業法人等41.7%
外国法人等12.3%
個人その他20.1%
証券会社2.6%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は山西ワールド・第一不動産・広島銀行。

山西ワールド株式会社(19,935,000株)27.86%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(5,249,000株)7.34%
第一不動産株式会社(4,208,000株)5.88%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(3,147,000株)4.4%
株式会社広島銀行(2,362,000株)3.3%
日本生命保険相互会社(2,093,000株)2.93%
山西  泰明(1,971,000株)2.76%
イズミ広島共栄会(1,896,000株)2.65%
CEP LUX-ORBIS SICAV(1,637,000株)2.29%
第一生命保険株式会社(1,624,000株)2.27%

筆頭株主である山西ワールド株式会社(27.86%)をはじめ、創業者一族や関連会社による持株比率が高く、創業家による強力な経営統制力が維持されているのが特徴です。また、広島銀行などの取引金融機関や機関投資家が上位に入っており、安定した株主構造となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです
2なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年5月29日)現在において当社グループが判断したものです
3(1)情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、小売事業や小売周辺事業における商品・サービスの提供のため、お客さまやお取引先さまなどの個人情報や情報資産を取り扱っています
4対象情報のセキュリティ対策に万全を期すものとし、紛失、破壊、改ざんおよび漏えい等のリスク未然防止を目的として「情報セキュリティ委員会」を設置し、情報セキュリティ責任者と各部門の管理者を置き、情報セキュリティ対策の実効性を確保できる体制を運用・構築しています
5しかしながら、こうした対策にもかかわらず、多様化・高度化するコンピューターウイルスやサイバー攻撃、従業員や委託先の管理ミス等の要因により、情報の漏えい等が発生したり、情報システムに障害が発生して適切に稼働できない等の事態が発生し、お客さまや各お取引先さまからの信用低下等を招く可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
556万円
従業員数
4,938
平均年齢
41.1歳
平均年収従業員数前年比
当期556万円4,938-

従業員の平均年収は556万円となっており、小売業界の平均水準と比較して堅実な水準を維持しています。中四国・九州地方を拠点とする強力なドミナント戦略と、ショッピングセンター「ゆめタウン」の安定した収益基盤が、従業員の給与水準を支える安定的な雇用の背景となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同社の主力である総合スーパー(GMS)事業の成長鈍化や、ECサイトとの競争激化などを背景に、株価が長期的に低迷していることが主な要因です。増配を継続しているものの、株価下落がそれを大きく上回り、投資家へのトータルリターンはマイナス圏で推移しています。今後は西友の九州事業買収など、M&Aによる成長戦略がTSR改善に繋がるかどうかが問われます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
90
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/02期6424.4%
2017/02期6627.8%
2018/02期7520.0%
2019/02期8024.4%
2020/02期8028.7%
2021/02期8325.8%
2022/02期8626.5%
2023/02期8726.8%
2024/02期8931.1%
2025/02期9054.0%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月・8月

イズミは株主還元を重視しており、安定的な配当維持を基本方針としつつ、配当性向の向上にも努めています。優待制度と合わせた総合的な利回りは高く、個人投資家にとって魅力的な水準を維持しています。将来的には業績の拡大とともに増配を目指す姿勢を継続しており、株主との長期的な信頼関係を重視した還元方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 118.2万円 になりました (18.2万円)
+18.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期135.6万円35.6万円35.6%
2022期114.2万円14.2万円14.2%
2023期109.1万円9.1万円9.1%
2024期128.7万円28.7万円28.7%
2025期118.2万円18.2万円18.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残282,800株
売り残38,200株
信用倍率7.40倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年2月期 第1四半期決算発表2026年7月上旬
2026年2月期 第2四半期決算発表2026年10月上旬
2027年2月期 本決算発表2026年4月14日

マーケットデータを見ると、PER4.1倍、PBR0.26倍と、小売業界平均(PER25.1倍、PBR1.3倍)と比較して極端に割安な状態です。これは市場が同社の将来の成長性を悲観的に見ていることを示唆します。信用倍率は7.40倍と買い残が多く、短期的な株価上昇を期待する投資家は多いものの、将来の売り圧力になる可能性も。今後の決算発表で業績回復の兆しが見えるかが、市場評価を変える上で重要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期311億円123億円39.7%
2017/02期357億円187億円52.3%
2018/02期382億円113億円29.5%
2019/02期351億円116億円33.1%
2020/02期320億円120億円37.6%
2021/02期361億円130億円36.1%
2022/02期347億円115億円33.1%
2023/02期344億円112億円32.6%
2024/02期323億円118億円36.6%
2025/02期257億円138億円53.6%

法人税等の実効税率は概ね30%台前半から半ばで推移してきましたが、2025/03期には税負担の影響により上昇しています。税引前利益に対する法人税額は概ね法令に基づいた水準を反映しており、特殊な会計処理による歪みは限定的です。今後は安定した利益確保に伴い、実効税率は通常の法人税水準へと収束していく見通しです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

イズミ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 90円
安全性
普通
自己資本比率 48.6%
稼ぐ力
低い
ROE -
話題性
普通
ポジ 45%

「西日本のGMS(総合スーパー)王者が、M&AとPB強化で食品スーパーへの大転換を急ぐディフェンシブ銘柄」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU