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泉州電業9824

SENSHU ELECTRIC CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 150円
安全性
普通
自己資本比率 48.2%
稼ぐ力
普通
ROE 3.0%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたがスマートフォンで動画を見たり、SNSを使ったりするとき、その通信を支える光ファイバーケーブル。実は、泉州電業が供給しているかもしれません。また、自動車や家電製品を作る工場のロボットアームの中にも、同社の特殊な電線が張り巡らされています。普段は目にすることのない場所ですが、私たちの便利な生活を支える社会の「血管」とも言える電線を、全国のインフラや工場に届けているのが泉州電業なのです。

独立系トップの電線専門商社。2024期は売上高1361.5億円、営業利益103.49億円と増収増益を達成しました。2025期は銅価格の変動影響などで一時的に減収減益(売上高1355.9億円、営業利益89.52億円)となりましたが、続く2026期(2026年10月期)は増収増益に回帰し、2期ぶりの最高益更新を見込んでいます。積極的なM&Aによる事業領域拡大と、ROE15%を目標とする資本効率を意識した経営で持続的な成長を目指しています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
10月
本社
大阪府吹田市南金田1丁目4番21号

サービスの実績は?

1,355.9億円
連結売上高
2025年10月期 実績
-0.4% YoY
89.52億円
連結営業利益
2025年10月期 実績
-13.5% YoY
5.6%
純利益率
2025年10月期 実績
前年比 -0.6pt
150
1株当たり配当金
2025年10月期 実績
+15.4% YoY
2.34億円
従業員一人当たり売上高
2026年1月時点
FY2025実績ベース
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
3.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.5%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
6.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/10期4.6%2.8%4.1%
2017/10期6.4%3.8%4.3%
2018/10期6.3%3.6%4.7%
2019/10期6.9%4.0%4.8%
2020/10期5.9%3.5%4.2%
2021/10期8.6%4.7%5.1%
2022/10期11.9%5.9%6.6%
2023/10期12.2%6.0%6.7%
2024/10期14.3%7.1%7.6%
2025/10期11.7%6.0%6.6%
1Q FY2026/103.0%(累計)1.5%(累計)6.5%

収益性は総じて安定しており、2024/03期にはROE(自己資本利益率)が13.6%、営業利益率が7.6%に達するなど効率的な経営が浸透していることが伺えます。商社としての多角的な販売網と独立系トップの地位を活かし、適切な粗利を確保できていることが高い収益力の源泉です。2025/03期には一時的な収益性の低下が見られたものの、依然として健全な利益水準を維持しており、事業の収益基盤は強固です。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/10期925億円47.4億円35.8億円232.5円+24.5%
2022/10期1,136億円74.6億円53.1億円294.0円+22.9%
2023/10期1,250億円83.7億円59.2億円333.1円+10.0%
2024/10期1,362億円103億円75.8億円432.1円+9.0%
2025/10期1,356億円89.5億円67.2億円387.6円-0.4%

泉州電業は、電線の総合専門商社として強固な事業基盤を持ち、売上高は銅価格の変動と連動しつつ右肩上がりの成長を遂げてきました。2024/03期には売上高約1,362億円、純利益約76億円を記録するなど過去最高水準の業績を達成しましたが、2025/03期は市況の影響によりわずかに減収減益となりました。次期の2026/03期予想では、売上高約1,440億円、純利益約77億円を見込んでおり、最高益更新に向けた成長路線への回帰が期待されています。 【1Q 2026/10期実績】売上363億円(通期予想比25%)、営業利益24億円(同22%)、純利益17億円(同22%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
3.0%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
6.5%
業界平均
3.6%
自己資本比率上回る
この会社
48.2%
業界平均
46.0%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

EDINET等の開示情報によると、電線・ケーブルの販売を主力事業とし、銅価格の変動が売上高に与える影響を受けやすい構造です。独立系国内トップの専門商社として、M&Aによる事業拡大や制御装置分野への展開を加速させており、収益源の多角化に注力しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
前中計を2年前倒しで達成した実績は高く評価。新中計の目標も意欲的。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新・中期経営計画
2026期〜2028期
連結売上高: 目標 1,600億円 順調 (1,355.9億円)
84.7%
経常利益: 目標 130億円 順調 (92.72億円)
71.3%
ROE: 目標 15.0% 順調 (12.0%)
80%
(旧)中期経営計画
〜2024期
連結売上高: 目標 1,050億円 前倒し達成 (1,361.5億円)
100%
経常利益: 目標 63億円 前倒し達成 (107.56億円)
100%
ROE: 目標 8.0%以上 前倒し達成 (14.2%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,440億円1,356億円-5.8%
2024期1,310億円1,362億円+3.9%
2023期1,182億円1,250億円+5.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期107億円90億円-16.3%
2024期87億円103億円+18.9%
2023期78億円84億円+7.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

前中期経営計画(〜2024期)は、目標としていた売上高1,050億円、経常利益63億円を2年前倒しで達成し、非常に高い計画遂行能力を示しました。これを受け、2027年10月期を最終年度とする新中計を策定。連結売上高1,600億円、経常利益130億円、ROE15%という野心的な目標を掲げています。2025期は市況の影響で足踏みしましたが、M&Aや既存事業の深耕により、再び成長軌道への回帰を目指します。

最新ニュース

ネガティブ
3/06 · 日本経済新聞
中立
主要株主及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
5/12 · TDnet

どんな話題が多い?

決算・業績40%
株価・市況30%
経営戦略20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +5.4%
メディア数
14
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンス
業界内ランキング
上位 12%
卸売業 900社中 108位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年12月業績上振れ

2025年10月期通期決算にて、連結売上高1361.5億円、営業利益103.49億円を達成し、最高益更新に向けた増益計画を発表。

2025年9月業績下方修正

2025年10月期における業績予想を一転13%減益に下方修正し、銅価高騰等の市場環境の影響が顕在化。

2025年5月株主異動

FMR LLC等、主要株主である筆頭株主の異動に関する適時開示を実施し、保有割合の変動が注目された。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率48.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
4.9億円
借金(有利子負債)
Net Assets
596億円
会社の純資産

財務状況は非常に健全であり、有利子負債ゼロを長年維持する実質無借金経営を継続しています。自己資本比率は一貫して50%前後を確保しており、市場変動に耐えうる強固な財務体質を構築しています。利益の積み上げにより純資産額も着実に増加しており、株主資本を効率的に活用しながら安定した事業拡大を実現できる余力が十分にあります。 【1Q 2026/10期】総資産1164億円、純資産596億円、自己資本比率48.2%、有利子負債4.9億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+94.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-38.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
-37.5億円
借入・返済など
Free CF
+55.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/10期32.3億円900万円9.8億円32.4億円
2017/10期30.4億円32.5億円4.1億円2.1億円
2018/10期36.6億円26.5億円10.3億円10.1億円
2019/10期33.5億円12.0億円15.3億円21.5億円
2020/10期44.5億円4.0億円17.7億円40.6億円
2021/10期94.0億円6,300万円17.4億円94.6億円
2022/10期63.4億円37.3億円20.9億円26.1億円
2023/10期69.4億円31.2億円24.0億円38.2億円
2024/10期82.4億円25.4億円38.8億円57.0億円
2025/10期94.4億円38.6億円37.5億円55.8億円

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは安定して高い水準を維持しており、潤沢なキャッシュを生み出すビジネスモデルが確立されています。投資キャッシュフローは、子会社化や事業拡大のための支出に伴うマイナスが見られますが、それ以上に稼ぐ力が強く、フリーキャッシュフローは常にプラスを確保しています。この余裕資金を元手に、株主への還元強化やさらなる投資を継続しており、極めて健全な資金循環を実現しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
150
方針: 配当性向30%以上を目標
1株配当配当性向
2016/10期2425.8%
2017/10期2719.9%
2018/10期3323.3%
2019/10期4225.3%
2020/10期4228.3%
2021/10期5423.2%
2022/10期14047.6%
2023/10期11033.0%
2024/10期13030.1%
2025/10期15038.7%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月10月

泉州電業は、配当性向の目標を掲げながら継続的な利益還元を重視する方針をとっており、近年の増配傾向が際立っています。強固な財務基盤と安定したキャッシュフローを背景に、株主還元の拡充を経営の重要課題と位置づけています。今後も持続的な成長と連動した配当の向上により、中長期的な株主価値の最大化を目指す姿勢です。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残31,200株
売り残44,300株
信用倍率0.70倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年10月期 第2四半期決算発表2026年6月上旬(予定)
2026年10月期 第3四半期決算発表2026年9月上旬(予定)

信用倍率は1倍を下回る0.70倍で、売り残が買い残を上回る状況です。これは、株価の下落を見込む空売りが多いことを示唆しており、将来の株価上昇時には買い戻しによる需給改善(踏み上げ)が期待される一方、目先の株価には下押し圧力となる可能性があります。業界平均と比較すると、PBRは割高ですが、PERは割安で配当利回りも高く、バリュー株としての魅力も併せ持っています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/10期29.8億円13.9億円46.8%
2017/10期34.5億円11.7億円33.7%
2018/10期41.0億円17.3億円42.2%
2019/10期42.1億円14.9億円35.5%
2020/10期33.8億円10.3億円30.5%
2021/10期50.0億円14.2億円28.4%
2022/10期78.9億円25.8億円32.7%
2023/10期87.7億円28.5億円32.5%
2024/10期108億円31.8億円29.6%
2025/10期92.7億円25.6億円27.6%

法人税等の支払額は、税引前利益の増減に合わせて適切に計上されています。実効税率は概ね30%前後で推移しており、会計上の利益に対して適正な納税が行われていることが確認できます。業績が好調な局面では納税額も増加しますが、事業活動を通じた適切な納税は企業としての社会責任を果たしている証左です。

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泉州電業 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 150円
安全性
普通
自己資本比率 48.2%
稼ぐ力
普通
ROE 3.0%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「独立系トップの電線商社が、全国のインフラ網を強みにM&Aで成長を加速させる『電線の巨人』」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU