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明和産業8103

Meiwa Corporation

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 42円
安全性
普通
自己資本比率 37.2%
稼ぐ力
普通
ROE 6.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 60%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンや家電製品、乗っている自動車。そのプラスチック部品の多くは、実は明和産業のような専門商社が世界中から最適な原料を調達し、メーカーに届けています。また、家の壁紙や床材などの建材、さらには環境に優しいリサイクル素材なども扱っています。あなたの暮らしを快適で持続可能にするための「縁の下の力持ち」として、社会のあらゆる場面で活躍している会社です。

化学品や樹脂を主力とする専門商社で、2025期は売上高1567.3億円、営業利益35.68億円と安定した収益基盤を誇ります。近年はM&Aを積極的に活用し、再生プラスチックやEV向け電池材料など、成長が見込まれる環境・資源ビジネスへ大きく舵を切っています。連結配当性向50%以上を目標に掲げるなど株主還元への意識も高く、事業ポートフォリオの転換が今後の成長を左右する重要な局面にあると言えるでしょう。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
東京都千代田区丸の内3丁目3−1

サービスの実績は?

42
1株当たり配当金
2025期実績
+23.5% YoY
50.4%
連結配当性向
2025期実績
目標の50%以上を達成
20.1%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
22.6%
純利益成長率 (YoY)
2025期実績
12.9億円
基盤・成長投資金額
中計期間中2年間実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.8%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
2.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期3.5%1.7%-
2022/03期6.8%3.3%-
2023/03期4.8%2.2%-
2024/03期7.4%3.3%1.9%
2025/03期8.7%4.2%2.3%
3Q FY2026/36.8%(累計)2.7%(累計)2.7%

収益性に関しては、売上規模の拡大に伴い営業利益率が1%台後半から2%台前半で安定しており、資本効率を示すROE(自己資本利益率)は2025/03期時点で8.7%まで向上しました。資産効率を示すROA(総資産利益率)も4.5%と着実に改善傾向にあり、限られた資産で効率よく利益を生み出す体制が整いつつあります。今後は高付加価値な環境配慮型製品の取り扱いを増やすことで、更なる利益率の改善が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,260億円12.0億円28.7円-
2022/03期1,430億円24.1億円57.6円+13.5%
2023/03期1,567億円17.2億円41.2円+9.5%
2024/03期1,583億円29.7億円27.5億円66.1円+1.0%
2025/03期1,567億円35.7億円33.8億円83.3円-1.0%

明和産業は化学品や樹脂を主力とする専門商社であり、近年の業績は海外需要や環境関連ビジネスの拡大を背景に底堅く推移しています。2025/03期には純利益が約33.8億円と過去数年で高い水準を記録しましたが、今期(2026/03期予想)は売上高1,600億円を見込むものの、利益面ではやや調整局面にある見通しです。資源・環境ビジネスなどの注力分野における収益構造の安定化が、今後の成長継続における鍵となります。 【3Q 2026/03期実績】売上1218億円(通期予想比76%)、営業利益33億円(同102%)、純利益22億円(同73%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.8%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率下回る
この会社
2.7%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
37.2%
業界平均
46.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

6,700万円
取締役1名の合計

主な事業として化学品、資源・環境ビジネス、機能建材などを展開し、環境配慮型素材やリサイクル事業の拡大を成長の柱に据えています。原料調達に伴う価格変動リスクや為替リスクを抱えますが、強固な親会社ネットワークと持続的な成長投資により、業績の安定性を維持しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は前倒し達成見込みだが、売上高の未達と投資進捗の遅れが課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2024期〜2026期
純利益: 目標 26億円 順調 (33.76億円)
129.8%
連結配当性向: 目標 50%以上 順調 (50.4%)
100%
基盤・成長投資金額(3年間累計): 目標 35億円 大幅遅れ (12.9億円)
36.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,660億円1,567億円-5.6%
2024期1,800億円1,583億円-12.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期29億円32億円36億円+23.0%
2024期33億円30億円-10.0%
2023期25億円37億円+46.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では2026期の純利益目標26億円に対し、2025期時点で既に33.76億円と前倒しで大幅に達成しています。これは難燃剤や石油製品事業が好調に推移したことが主因です。一方、3年間で35億円以上を計画する成長投資は2年間で12.9億円と進捗が遅れており、M&Aなど大型投資の実行が今後の成長の鍵となります。売上高は予想を下回る傾向にありますが、利益面での計画達成能力は評価できます。

最新ニュース

ポジティブ
明和産業の2025年3月期連結本決算経常見通し上方修正を発表
1/31 · 株予報Pro
ネガティブ
1/16 · 会社四季報オンライン

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・提携30%
株価・市況20%
経営体制10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 38%
卸売業 870社中 330位
報道のトーン
60%
好意的
25%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年6月事業拡大

化学品商社としての成長を目指し、株式会社タカロクを約15億円で買収し子会社化を決定しました。

2026年1月業績好調

2026年3月期第3四半期決算にて、連結営業利益が前年同期比16.0%増の32.6億円となる好調な業績を達成しました。

2026年3月人事刷新

次期経営体制を見据えた代表取締役の異動および取締役人事の刷新を発表しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率37.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
50.2億円
借金(有利子負債)
Net Assets
411億円
会社の純資産

財務健全性は総じて良好であり、自己資本比率は2025/03期時点で51.5%と半数を超え、強固な資本基盤を維持しています。以前は有利子負債ゼロの状態が続いていましたが、近年の成長投資や事業拡大に伴い適切に負債を活用する方針へと変化しており、機動的な経営判断を支える財務余力があります。十分な自己資本を背景に、変化の激しい商社業界において持続的な成長に向けた先行投資を継続できる財務体質です。 【3Q 2026/03期】総資産872億円、純資産411億円、自己資本比率37.2%、有利子負債50億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+43.3億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+3.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-58.1億円
借入・返済など
Free CF
+46.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期44.9億円5.4億円16.5億円39.5億円
2022/03期33.1億円3.2億円6.7億円36.3億円
2023/03期40.6億円8.0億円17.2億円48.7億円
2024/03期56.6億円2.0億円43.5億円54.5億円
2025/03期43.3億円3.5億円58.1億円46.8億円

営業キャッシュフローは2022/03期に一時的なマイナスを記録したものの、それ以外の期間では常に安定して40億円から56億円規模のキャッシュを創出しています。本業で得た潤沢な資金を背景に、積極的な株主還元や新規事業投資を行っており、フリーキャッシュフローも総じてプラスを維持する健全な循環を築いています。今後もコア事業から得られるキャッシュを原資に、環境ビジネスなどの成長領域への配分を継続していく方針です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
6,000万円
連結子会社数
7
平均勤続年数(従業員)
18.6

女性役員比率が22.0%と上場企業として一定の多様性を確保しており、経営の透明性を高めるべく独立社外取締役を交えた報酬諮問委員会を設置しています。7つの連結子会社を統括する体制で、リスク管理と効率的な経営の両立を図っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主55%
浮動株45%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関20.6%
事業法人等34.4%
外国法人等6.7%
個人その他36.7%
証券会社1.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は三菱商事・AGC。

三菱商事株式会社(9,870,000株)24.48%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(7,208,000株)17.88%
AGC株式会社(2,954,000株)7.33%
株式会社日本カストディ銀行(940,000株)2.33%
BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(368,000株)0.91%
JPモルガン証券株式会社(289,000株)0.72%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行))(209,000株)0.52%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510598 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)(195,000株)0.48%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)(189,000株)0.47%
岩崎 泰次(180,000株)0.45%

三菱商事株式会社が24.48%を保有する筆頭株主であり、盤石な親密関係を構築しています。AGC株式会社など安定株主の比率が高く、市場における浮動株の割合が絞られていることで、中長期的な経営安定性が担保される一方で、資本効率向上のための市場対話が今後より重要となります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1信用リスク当社グループは、広範な取引により国内外の取引先に対して信用を供与することにより販売を行っており、信用状況の悪化や経営破綻等が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
2事業投資リスク当社グループは、商圏の拡大やキャピタル・ゲイン獲得などを通じて、連結ベースの企業価値向上を図るため、複数の企業に対して事業投資を行っており、事業投資先の価値が著しく低下した場合、投下資金の回収不能、撤退時の追加損失等が発生し、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
3カントリーリスク当社グループは、中国を始めとするアジア諸国との取引強化に努めております
4自然災害リスク当社グループは、国内外の広範囲な地域にわたって事業活動を行っており、大規模な自然災害や感染症によるパンデミック等が発生した場合、営業活動の停滞や機会損失等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
5情報セキュリティリスク当社グループは、会計データを始め事業に関する様々な情報を取り扱っているため、情報漏洩や流出が発生した場合、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
810万円
従業員数
510
平均年齢
43.5歳
平均年収従業員数前年比
当期810万円510-

従業員平均年収は810万円と、化学品専門商社として高い給与水準を維持しています。長年培った技術や市場ノウハウを持つ専門人材への投資を重視しており、安定した収益基盤と高水準な配当政策を背景に、従業員への利益還元も積極的に行われています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2022期、2023期には配当と株価上昇によりTOPIXを上回るパフォーマンスを見せました。しかし、2024期以降はTOPIXの上昇率に及ばず、アンダーパフォームとなっています。これは、株式市場全体が好調な中で、同社の株価上昇ペースが相対的に緩やかであったことを示唆しています。配当性向50%以上という高い株主還元策を継続し、成長投資による企業価値向上を実現できるかが、今後のTSR向上の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
42
方針: 配当性向50%以上目標
1株配当配当性向
2016/03期816.2%
2017/03期814.5%
2018/03期1020.2%
2019/03期1018.4%
2020/03期56111.8%
2021/03期1552.3%
2022/03期119206.4%
2023/03期2560.7%
2024/03期3451.4%
2025/03期4250.4%
2期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

明和産業は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけており、連結配当性向50%以上を目標とする方針を掲げています。2022/03期の特例的な高配当を除けば、業績の成長に伴い1株あたりの配当金を着実に積み増す傾向にあります。今後も中長期的な業績向上を達成しながら、利益成長に応じた配当水準の維持および向上を目指す姿勢です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 186.9万円 になりました (86.9万円)
+86.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期101.6万円1.6万円1.6%
2022期210.8万円110.8万円110.8%
2023期169.7万円69.7万円69.7%
2024期171.5万円71.5万円71.5%
2025期186.9万円86.9万円86.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残550,200株
売り残19,300株
信用倍率28.51倍
2025年11月7日時点
今後の予定
通期決算発表2026年4月下旬(予定)
次期中期経営計画発表2026年度中(予定)

PERは業界平均並みですが、PBRは0.86倍と1倍を割り込んでおり、資産価値に対して株価が割安と判断される水準です。配当利回りは4.60%と業界平均を大きく上回り、高配当銘柄としての魅力があります。信用倍率は28.51倍と高い水準で、将来の株価上昇を見込んだ買いが多い一方、需給面では上値が重くなる可能性も示唆しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期17.9億円6.0億円33.2%
2022/03期34.1億円10.0億円29.4%
2023/03期31.7億円14.5億円45.7%
2024/03期40.3億円12.8億円31.7%
2025/03期45.2億円11.4億円25.3%

実効税率は年によって変動が見られますが、おおむね30%前後で推移する一般的な水準です。2023/03期には税負担率が45.7%まで一時的に上昇しましたが、これは繰延税金資産の取り崩しや特定の税務調整による影響と考えられます。2026/03期の予想税率は低く見積もられていますが、今後の業績変動や繰越欠損金の利用状況により確定額は変化する可能性があります。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

明和産業 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 42円
安全性
普通
自己資本比率 37.2%
稼ぐ力
普通
ROE 6.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 60%

「化学品・樹脂の老舗商社が、M&Aをテコに環境・資源ビジネスへアクセルを踏み込む」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU