ウイン・パートナーズ3183
WIN-Partners Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
もしあなたやご家族が病院で心臓のカテーテル手術など高度な治療を受けるとき、その手術室ではウイン・パートナーズが届けた医療機器が活躍しているかもしれません。同社は、心臓ペースメーカーやカテーテルといった、命を救うために不可欠な専門性の高い医療機器を、全国の病院へ販売・提供している専門商社です。普段の生活で社名を見る機会は少ないかもしれませんが、日本の最先端医療を縁の下で支える、社会にとって非常に重要な役割を担っている会社なのです。
医療機器専門商社のウイン・パートナーズは、M&Aを軸に事業規模を拡大し、安定的な成長を続けています。2025年3月期は売上高814.1億円(前期比5.6%増)、営業利益28.08億円(同6.9%増)と増収増益を達成。2026年3月期も売上高835.0億円、営業利益30.0億円を見込むなど、成長モメンタムは継続しています。配当性向30%以上という明確な株主還元方針も掲げており、安定配当と事業成長の両立を目指す姿勢が投資家から評価されています。
会社概要
- 業種
- 卸売業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン21階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 7.3% | 3.8% | - |
| 2022/03期 | 8.5% | 4.5% | - |
| 2023/03期 | 9.2% | 4.8% | - |
| 2024/03期 | 8.0% | 4.0% | 3.4% |
| 2025/03期 | 8.5% | 4.3% | 3.4% |
| 3Q FY2026/3 | 6.5%(累計) | 3.2%(累計) | 3.4% |
売上高純利益率は3%台から4%台で安定して推移しており、効率的な物流体制と付加価値の高い提案営業が収益性の底堅さを支えています。ROEは概ね8%前後を維持しており、資本効率を意識した経営が行われていることが伺えます。今後も成長市場である医療機器分野において、高い専門性を武器に収益基盤をさらに強化していく方針です。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 621億円 | — | 15.4億円 | 53.7円 | - |
| 2022/03期 | 664億円 | — | 18.3億円 | 63.9円 | +6.9% |
| 2023/03期 | 709億円 | — | 20.5億円 | 72.0円 | +6.7% |
| 2024/03期 | 771億円 | 26.3億円 | 18.4億円 | 64.4円 | +8.8% |
| 2025/03期 | 814億円 | 28.1億円 | 20.2億円 | 70.5円 | +5.6% |
ウイン・パートナーズは心臓カテーテル治療等の医療機器販売を主軸とし、積極的なM&Aと顧客へのソリューション提案を通じて売上高を安定的に拡大させています。2021/03期の売上高621億円から2025/03期には814億円へと順調に成長しており、医療機器商社として国内トップクラスの規模を維持しています。堅実な事業運営により、2026/03期も売上高835億円、純利益20.5億円の増収増益を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上663億円(通期予想比79%)、営業利益22億円(同74%)、純利益15億円(同75%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
卸売業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
医療機器販売を主軸とし、M&Aや事業譲受を通じてDX推進や効率化を図る戦略がリスク要因かつ成長の源泉となっています。連結子会社5社を擁し、経営体質の強化と内部留保を重視した配当政策を展開しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 780億円 | 810億円 | 814億円 | +4.4% |
| 2024期 | 755億円 | — | 771億円 | +2.1% |
| 2023期 | 688億円 | — | 709億円 | +3.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 28億円 | 28億円 | 28億円 | +2.1% |
| 2024期 | 28億円 | — | 26億円 | -7.2% |
| 2023期 | 28億円 | — | 25億円 | -12.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な経営目標となります。直近の2025期は、売上・利益ともに期初予想を上回り着地しました。しかし過去を振り返ると、2023期、2024期は営業利益が期初予想を大幅に下回るなど、収益性のコントロールが課題となっています。M&Aによる規模拡大は進んでいますが、利益率の改善が今後の評価を高める鍵となるでしょう。
最新ニュース
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メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
北海道の医療機器販売会社プラステンメディカルを子会社化し、販売網を強化しました。
クラウド型医療機器・資産管理システムの事業譲受により、医療現場のDX推進と業務効率化を支援します。
第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比8.5%増を達成し、堅調な業績を示しました。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務状況は極めて健全であり、自己資本比率は約52%と高い水準を維持しています。公開情報および財務データ上、有利子負債はゼロの実質無借金経営を継続しており、強固な財務体質が不測の事態への耐性と成長投資の原資となっています。潤沢な自己資本を背景に、安定した企業経営と株主還元を両立できる地盤が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産485億円、純資産231億円、自己資本比率47.1%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 18.5億円 | 12.8億円 | 9.5億円 | 5.7億円 |
| 2022/03期 | 26.2億円 | 28.9億円 | 12.8億円 | 2.7億円 |
| 2023/03期 | 4.5億円 | 19.2億円 | 11.6億円 | 23.6億円 |
| 2024/03期 | 30.4億円 | 2.2億円 | 14.4億円 | 28.3億円 |
| 2025/03期 | 20.6億円 | 21.7億円 | 18.3億円 | 1.1億円 |
営業活動によるキャッシュフローは本業の安定性により継続してプラスを維持しており、潤沢な営業キャッシュを成長投資と株主還元に最適配分しています。投資キャッシュフローはM&Aや事業譲受に伴う支出が変動要因となるものの、事業拡大のための戦略的な投資が先行しています。財務キャッシュフローは安定的な配当支払いや自己株式取得による還元を反映し、着実に推移しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.1%にとどまっていますが、連結子会社5社体制による事業の多角化と経営の透明性向上に注力しています。専門家による監査報酬の適正な支払いを通じて、健全なガバナンス体制を構築しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 675万円 | 630人 | - |
平均年収は675万円であり、国内の医療機器卸売業界の水準としては堅実なラインです。心臓カテーテルなど専門性の高い医療機器を扱う強みを背景に、安定した収益基盤が給与水準を下支えしていると考えられます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同期間にTOPIXが大幅に上昇した一方、当社の株価が比較的安定した(悪く言えば伸び悩んだ)推移に留まったことが主な要因です。高い配当利回りがTSRを下支えしていますが、株価上昇によるキャピタルゲインの寄与が小さく、市場全体の成長の波に乗り切れていない状況を示唆しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 20.5円 | 27.9% |
| 2017/03期 | 26円 | 34.9% |
| 2018/03期 | 29円 | 27.7% |
| 2019/03期 | 32円 | 34.8% |
| 2020/03期 | 33円 | 50.6% |
| 2021/03期 | 34円 | 63.4% |
| 2022/03期 | 35円 | 54.8% |
| 2023/03期 | 50円 | 69.4% |
| 2024/03期 | 50円 | 77.6% |
| 2025/03期 | 52円 | 73.8% |
| 権利確定月 | 3月 |
同社は経営体質の強化や戦略投資に必要な内部留保を確保しつつ、安定的な配当を継続する基本方針を掲げています。目標配当性向を30%以上と設定し、業績成長に合わせて積極的に還元を行う姿勢を維持しています。今後も株主に対する利益還元を重視し、安定配当と優待制度を通じた還元を継続していく見込みです。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 110.8万円 | 10.8万円 | 10.8% |
| 2022期 | 109.0万円 | 9.0万円 | 9.0% |
| 2023期 | 115.8万円 | 15.8万円 | 15.8% |
| 2024期 | 142.0万円 | 42.0万円 | 42.0% |
| 2025期 | 157.8万円 | 57.8万円 | 57.8% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
業界平均と比較するとPER・PBRはやや割安な水準にあります。一方で、配当利回りは3.73%と業界平均を大きく上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用取引では売り残が買い残を大幅に上回る「売り長」の状態で、将来的な買い戻し(踏み上げ)への期待がある一方、短期的な下落圧力も警戒されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 22.7億円 | 7.3億円 | 32.0% |
| 2022/03期 | 27.6億円 | 9.3億円 | 33.7% |
| 2023/03期 | 24.7億円 | 4.3億円 | 17.2% |
| 2024/03期 | 26.5億円 | 8.1億円 | 30.7% |
| 2025/03期 | 28.4億円 | 8.2億円 | 28.9% |
実効税率は概ね法定税率に近い30%前後で推移しており、適切な納税が行われています。2023/03期期においては税効果会計や一時的な会計上の処理により税負担率が低下しましたが、概ね一定の範囲内で推移しています。将来の業績見通しに基づく予想税額についても、法令に基づいた標準的な水準を織り込んでいます。
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ウイン・パートナーズ まとめ
「病院の心臓手術を支える専門商社が、M&Aによる全国展開とDX推進で成長を加速」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。