3183プライム

ウイン・パートナーズ

WIN-Partners Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE9.8%
BPS841.9円
自己資本比率51.1%
FY2025/3 有報データ

医療現場の最前線を支える、心臓カテーテル治療に強みを持つ医療機器専門商社

最先端の医療機器とソリューションを提供し続け、医療現場のDXを推進することで、持続可能な医療システムの実現に貢献します。

この会社ってなに?

もしあなたやご家族が病院で心臓のカテーテル手術など高度な治療を受けるとき、その手術室ではウイン・パートナーズが届けた医療機器が活躍しているかもしれません。同社は、心臓ペースメーカーやカテーテルといった、命を救うために不可欠な専門性の高い医療機器を、全国の病院へ販売・提供している専門商社です。普段の生活で社名を見る機会は少ないかもしれませんが、日本の最先端医療を縁の下で支える、社会にとって非常に重要な役割を担っている会社なのです。

医療機器専門商社のウイン・パートナーズは、M&Aを軸に事業規模を拡大し、安定的な成長を続けています。2025年3月期は売上高814.1億円(前期比5.6%増)、営業利益28.08億円(同6.9%増)と増収増益を達成。2026年3月期も売上高835.0億円、営業利益30.0億円を見込むなど、成長モメンタムは継続しています。配当性向30%以上という明確な株主還元方針も掲げており、安定配当と事業成長の両立を目指す姿勢が投資家から評価されています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン21階
公式
www.win-partners.co.jp

社長プロフィール

秋沢 英海
秋沢 英海
代表取締役社長
堅実派
私たちは、医療機器販売を通じて、すべての人により良い生活の質(ベター・クオリティ・オブ・ライフ)を提供することを使命としています。競争の激しい業界で優位性を維持するためには人材こそが競争力の源泉であり、顧客の課題を的確に把握し、最適な解決策を提案できる人材の育成に注力してまいります。

この会社のストーリー

2013
ウイン・パートナーズ設立、東証一部上場

株式会社ウイン・インターナショナルとテスコ株式会社が経営統合し、共同持株会社として設立。設立と同時に東京証券取引所市場第一部に上場しました。

2017
プラステンメディカルを子会社化

北海道を地盤とする医療機器販売会社のプラステンメディカル株式会社を子会社化し、営業エリアの拡大を推進しました。

2019
安定配当へのコミットメント強化

株主への利益還元を重視し、目標配当性向を30%以上とする基本方針を発表。安定した配当の継続を目指す姿勢を明確にしました。

2022
プライム市場へ移行

東京証券取引所の市場区分再編に伴い、最上位であるプライム市場へ移行しました。

2023
医療機器・資産管理システム事業を譲受

クラウド型の医療機器・資産管理システム事業を譲受。医療現場のDX推進と業務効率化に貢献するソリューションの提供を開始しました。

2024
マーケティングセンターを子会社化

同業の株式会社マーケティングセンターを子会社化し、事業基盤のさらなる強化とシナジー創出を図りました。

2025
継続的な成長と株主還元

堅調な業績を背景に増配を発表。持続的な成長を実現しつつ、積極的な株主還元を継続しています。

注目ポイント

安定した高配当と株主優待

配当利回りは3%台後半と高く、配当性向30%以上を目標に安定配当を継続。さらに100株以上保有でQUOカードがもらえる株主優待も魅力です。

M&Aによる積極的な事業拡大

同業他社の買収や、医療現場のDXを推進するシステム事業の譲受など、M&Aを積極的に活用して事業領域を拡大し、持続的な成長を目指しています。

循環器分野に強みを持つ専門性

特に専門性が求められる心臓カテーテル治療などの循環器分野に強みを持っています。専門知識を持つ人材育成にも注力し、医療現場からの高い信頼を獲得しています。

サービスの実績は?

814.1億円
連結売上高
2025年3月期実績
+5.6% YoY
28.08億円
連結営業利益
2025年3月期実績
+6.9% YoY
52
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+4.0% YoY
1.29億円
従業員一人当たり売上高
2025年3月期実績ベース
73.8%
配当性向
2025年3月期実績
2
公表M&A・事業譲受件数
2025年1月〜12月
成長戦略の軸

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 52円
安全性
安定
自己資本比率 51.1%
稼ぐ力
普通
ROE 9.8%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
52
方針: 配当性向30%以上目標
1株配当配当性向
FY2016/320.527.9%
FY2017/32634.9%
FY2018/32927.7%
FY2019/33234.8%
FY2020/33350.6%
FY2021/33463.4%
FY2022/33554.8%
FY2023/35069.4%
FY2024/35077.6%
FY2025/35273.8%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

同社は経営体質の強化や戦略投資に必要な内部留保を確保しつつ、安定的な配当を継続する基本方針を掲げています。目標配当性向を30%以上と設定し、業績成長に合わせて積極的に還元を行う姿勢を維持しています。今後も株主に対する利益還元を重視し、安定配当と優待制度を通じた還元を継続していく見込みです。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
9.8%
業界平均
7.8%
営業利益率下回る
この会社
4.0%
業界平均
5.0%
自己資本比率上回る
この会社
51.1%
業界平均
48.6%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3664億円
FY2023/3709億円
FY2024/3771億円
FY2025/3814億円
営業利益
FY2022/324.9億円
FY2023/329.3億円
FY2024/331.9億円
FY2025/332.5億円

ウイン・パートナーズは心臓カテーテル治療等の医療機器販売を主軸とし、積極的なM&Aと顧客へのソリューション提案を通じて売上高を安定的に拡大させています。FY2021/3の売上高621億円からFY2025/3には814億円へと順調に成長しており、医療機器商社として国内トップクラスの規模を維持しています。堅実な事業運営により、FY2026/3も売上高835億円、純利益20.5億円の増収増益を見込んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
9.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
4.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.0%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/39.3%3.8%4.3%
FY2022/37.6%4.4%3.7%
FY2023/39.7%4.7%4.1%
FY2024/39.8%3.8%4.1%
FY2025/39.8%4.3%4.0%

売上高純利益率は3%台から4%台で安定して推移しており、効率的な物流体制と付加価値の高い提案営業が収益性の底堅さを支えています。ROEは概ね8%前後を維持しており、資本効率を意識した経営が行われていることが伺えます。今後も成長市場である医療機器分野において、高い専門性を武器に収益基盤をさらに強化していく方針です。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率51.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
241億円

財務状況は極めて健全であり、自己資本比率は約52%と高い水準を維持しています。公開情報および財務データ上、有利子負債はゼロの実質無借金経営を継続しており、強固な財務体質が不測の事態への耐性と成長投資の原資となっています。潤沢な自己資本を背景に、安定した企業経営と株主還元を両立できる地盤が整っています。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+20.6億円
営業CF
投資に使ったお金
-21.7億円
投資CF
借入・返済など
-18.3億円
財務CF
手元に残ったお金
-1.1億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/318.5億円-12.8億円-9.5億円5.7億円
FY2022/326.2億円-28.9億円-12.8億円-2.7億円
FY2023/34.5億円19.2億円-11.6億円23.6億円
FY2024/330.4億円-2.2億円-14.4億円28.3億円
FY2025/320.6億円-21.7億円-18.3億円-1.1億円

営業活動によるキャッシュフローは本業の安定性により継続してプラスを維持しており、潤沢な営業キャッシュを成長投資と株主還元に最適配分しています。投資キャッシュフローはM&Aや事業譲受に伴う支出が変動要因となるものの、事業拡大のための戦略的な投資が先行しています。財務キャッシュフローは安定的な配当支払いや自己株式取得による還元を反映し、着実に推移しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1顧客の変化に関するリスクについて医療機関においては、医療機関間の競争激化や働き方改革により、購買戦略の見直しや納入業者に対する値下げ圧力が高まる傾向にあります
2自然災害、感染症等のリスク当社グループは、自然災害、感染症等に備え、事業継続や早期復旧のため、必要な対策を立て、リスク管理に取り組んでおります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/322.7億円7.3億円32.0%
FY2022/327.6億円9.3億円33.7%
FY2023/324.7億円4.3億円17.2%
FY2024/326.5億円8.1億円30.7%
FY2025/328.4億円8.2億円28.9%

実効税率は概ね法定税率に近い30%前後で推移しており、適切な納税が行われています。FY2023/3期においては税効果会計や一時的な会計上の処理により税負担率が低下しましたが、概ね一定の範囲内で推移しています。将来の業績見通しに基づく予想税額についても、法令に基づいた標準的な水準を織り込んでいます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
675万円
従業員数
630
平均年齢
41.8歳
平均年収従業員数前年比
当期675万円630-

平均年収は675万円であり、国内の医療機器卸売業界の水準としては堅実なラインです。心臓カテーテルなど専門性の高い医療機器を扱う強みを背景に、安定した収益基盤が給与水準を下支えしていると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主37.7%
浮動株62.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関7.5%
事業法人等30.2%
外国法人等16.7%
個人その他45.1%
証券会社0.5%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はBBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 三菱UFJ銀行)・キエマ企画・グリーンホスピタルサプライ。

㈲オフィスA(5,500,000株)19.24%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)(2,014,629株)7.05%
㈱キエマ企画(1,891,000株)6.61%
秋田 裕二(1,715,990株)6%
グリーンホスピタルサプライ㈱(1,600,000株)5.6%
THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD.(常任代理人 立花証券㈱)(1,494,000株)5.23%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(1,304,100株)4.56%
秋沢 英海(901,300株)3.15%
古川 國久(726,000株)2.54%
伊藤 成幸(558,800株)1.95%

有限会社オフィスAが約19%の株式を保有する筆頭株主であり、創業関連と見られる資産管理会社が一定の影響力を保持しています。海外機関投資家や信託銀行の持ち分も確認できますが、安定株主による保有比率が相対的に高い構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

7,630万円
取締役4名の合計

医療機器販売を主軸とし、M&Aや事業譲受を通じてDX推進や効率化を図る戦略がリスク要因かつ成長の源泉となっています。連結子会社5社を擁し、経営体質の強化と内部留保を重視した配当政策を展開しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
4,087万円
連結子会社数
5
設備投資額
6.1億円
平均勤続年数(従業員)
8.9

女性役員比率は11.1%にとどまっていますが、連結子会社5社体制による事業の多角化と経営の透明性向上に注力しています。専門家による監査報酬の適正な支払いを通じて、健全なガバナンス体制を構築しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上は予想を上回る傾向だが、利益面での未達が散見され、計画精度に課題を残す。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年3月期 連結業績予想
FY2026
売上高: 目標 835.0億円 順調 (814.1億円)
97.5%
営業利益: 目標 30.0億円 順調 (28.08億円)
93.6%
1株当たり配当金: 目標 54.0円 順調 (52.0円)
96.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025780億円810億円814億円+4.4%
FY2024755億円771億円+2.1%
FY2023688億円709億円+3.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202528億円28億円28億円+2.1%
FY202428億円26億円-7.2%
FY202328億円25億円-12.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な経営目標となります。直近のFY2025は、売上・利益ともに期初予想を上回り着地しました。しかし過去を振り返ると、FY2023、FY2024は営業利益が期初予想を大幅に下回るなど、収益性のコントロールが課題となっています。M&Aによる規模拡大は進んでいますが、利益率の改善が今後の評価を高める鍵となるでしょう。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同期間にTOPIXが大幅に上昇した一方、当社の株価が比較的安定した(悪く言えば伸び悩んだ)推移に留まったことが主な要因です。高い配当利回りがTSRを下支えしていますが、株価上昇によるキャピタルゲインの寄与が小さく、市場全体の成長の波に乗り切れていない状況を示唆しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+57.8%
100万円 →157.8万円
57.8万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021110.8万円+10.8万円10.8%
FY2022109.0万円+9.0万円9.0%
FY2023115.8万円+15.8万円15.8%
FY2024142.0万円+42.0万円42.0%
FY2025157.8万円+57.8万円57.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残26,600株
売り残582,000株
信用倍率0.05倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

業界平均と比較するとPER・PBRはやや割安な水準にあります。一方で、配当利回りは3.73%と業界平均を大きく上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用取引では売り残が買い残を大幅に上回る「売り長」の状態で、将来的な買い戻し(踏み上げ)への期待がある一方、短期的な下落圧力も警戒されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, M&Aオンライン, 会社四季報
業界内ランキング
上位 35%
卸売業 850社中 298位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・事業拡大30%
株主還元20%
その他10%

最近の出来事

2025年11月子会社化

北海道の医療機器販売会社プラステンメディカルを子会社化し、販売網を強化しました。

2025年12月システム取得

クラウド型医療機器・資産管理システムの事業譲受により、医療現場のDX推進と業務効率化を支援します。

2026年2月第3四半期決算

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比8.5%増を達成し、堅調な業績を示しました。

最新ニュース

中立
2026年3月期 第3四半期決算説明資料を公開
2/9 · ウイン・パートナーズ
ポジティブ
医療機器販売のプラステンメディカルを子会社化
11/15 · M&Aバイイブル

ウイン・パートナーズ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 52円
安全性
安定
自己資本比率 51.1%
稼ぐ力
普通
ROE 9.8%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「病院の心臓手術を支える専門商社が、M&Aによる全国展開とDX推進で成長を加速」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU