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ダイトロン7609

Daitron Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 190円
安全性
普通
自己資本比率 40.8%
稼ぐ力
高い
ROE 15.6%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンやパソコン、ゲーム機の中には、数えきれないほどの小さな電子部品が詰まっています。ダイトロンは、そうした最先端の電子部品を、皆が知っているような大手メーカーに供給している会社です。さらに、それらの電子部品を製造するための機械や、工場の生産ラインを自動で動かすロボット関連の装置も扱っています。普段、私たちがダイトロンの名前を直接目にすることはありませんが、快適で便利なデジタル社会の裏側を、同社の技術と製品が力強く支えているのです。

ダイトロンは、電子部品や製造装置を扱う技術商社でありながら、自社製品の開発・製造も行う「製販一体」を強みとする企業です。2025年12月期は売上高1,031.4億円(前期比10.3%増)、営業利益70.10億円(同13.1%増)と過去最高業績を更新する見込みで、成長が続いています。特に半導体製造装置や工場の自動化(FA)関連が好調で、収益を牽引しています。5期連続増配を計画するなど株主還元にも積極的で、持続的な成長と利益還元を両立させている点が投資家から注目されています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
12月
本社
大阪市淀川区宮原4-6-11

サービスの実績は?

1,031.4億円
連結売上高
2025年12月期 会社予想
+10.3% YoY
70.10億円
連結営業利益
2025年12月期 会社予想
+13.1% YoY
190
1株当たり配当金
2025年12月期 会社予想
5期連続増配
9.2億円
従業員一人当たり売上高
2025年12月期実績ベース
627万円
従業員一人当たり営業利益
2025年12月期実績ベース
40.8%
配当性向
2025年12月期 会社予想 (分割考慮後)
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
15.6%
株主資本の利回り
ROA
6.5%
総資産の活用度
Op. Margin
6.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期13.2%5.1%-
2022/12期17.5%7.0%-
2023/12期14.5%6.1%-
2024/12期14.0%6.2%6.6%
2025/12期14.4%6.5%6.8%
2025/12期15.6%6.5%6.8%

収益性については、営業利益率が概ね6%台後半で安定的に推移しており、商社機能に加えて自社開発製品を持つ製販一体のビジネスモデルが強固な収益性を支えています。ROE(自己資本利益率)は13%から16%の高水準を維持しており、株主資本を効率的に活用した経営が実現されています。今後も高付加価値な製品提供を通じて、効率的な利益創出が見込まれます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期723億円29.5億円133.1円-
2022/12期876億円42.4億円190.9円+21.1%
2023/12期922億円40.1億円180.8円+5.2%
2024/12期935億円62.0億円43.8億円197.3円+1.5%
2025/12期1,031億円70.1億円49.2億円232.3円+10.3%

ダイトロンは半導体製造装置や電子部品を取り扱う専門商社として強固な基盤を持ち、2025/03期には連結売上高が1,000億円の大台を突破しました。半導体市場の拡大に伴う製造装置関連の好調が寄与し、直近では増収基調を維持しています。2026/03期も微増ながら過去最高水準の業績を更新する見通しであり、堅調な成長が続いています。 【2025/12期実績】売上1031億円(前期比10.3%)、営業利益70億円、純利益49億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
15.6%
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
6.8%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
40.8%
業界平均
46.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,720万円
取締役3名の合計

売上高1,000億円超の規模を誇り、電子部品の卸売から半導体製造装置の自社開発まで手掛ける「製販融合」の強固なビジネスモデルを確立しています。一方で、半導体市場の変動や特定の仕入先に依存するサプライチェーンリスクを抱えており、製品の多角化によるリスク分散が重要な課題となっています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
中期経営計画の主要KPIを最終年度を前にしてすべて達成。業績予想も保守的で、超過達成が続いており極めて高く評価できる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(FY2023-FY2025)
2023期〜2025期
連結売上高: 目標 1,000億円 前倒し達成 (1,031.4億円)
103.1%
連結営業利益: 目標 63億円 前倒し達成 (70.10億円)
111.3%
ROE: 目標 10%以上 前倒し達成 (14.37%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期925億円935億円+1.1%
2023期880億円922億円+4.7%
2022期750億円876億円+16.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期60億円62億円+3.3%
2023期57億円59億円+3.7%
2022期41億円61億円+47.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ダイトロンは、2025期を最終年度とする中期経営計画において、売上高1,000億円、営業利益63億円、ROE10%以上という目標を掲げていました。結果として、これらの主要目標をすべて1年前倒しで達成しており、計画遂行能力は極めて高いと評価できます。特に2022期は、旺盛な半導体需要を背景に営業利益の期初予想を47.6%も上回る着地となり、成長が加速しました。期初予想がやや保守的な傾向はありますが、着実に上回る実績を積み重ねている点は、投資家にとって安心材料と言えるでしょう。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
製品開発・事業展開25%
株主還元・増配20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, 電波新聞, 日刊工業新聞
業界内ランキング
上位 30%
卸売業 480社中 144位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年2月業績好調

2025年12月期決算にて、連結売上高1,031.4億円と過去最高水準の業績を達成し、増配を発表。

2025年7月ブランド強化

公式キャラクター「DAIBO」を制定し、技術立社としての認知度向上に向けたブランド戦略を開始。

2025年10月業務提携

Neatとディストリビューター契約を締結し、映像デバイス分野の販路拡大による成長基盤を強化。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率40.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
2.6億円
借金(有利子負債)
Net Assets
356億円
会社の純資産

財務健全性は極めて良好であり、長年にわたり有利子負債ゼロまたは極めて少額に抑える無借金経営に近い強固な財務体質を構築しています。自己資本比率は40%台半ばを安定して推移しており、不測の事態にも耐えうる高い安全性を備えています。豊富な内部留保を背景に、成長投資や株主還元を柔軟に実施できる体制が整っています。 【2025/12期】総資産793億円、純資産356億円、自己資本比率40.8%、有利子負債2.6億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+60.5億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-14.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-35.9億円
借入・返済など
Free CF
+45.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期28.0億円3.7億円6.7億円24.3億円
2022/12期2.8億円2.4億円10.0億円5.1億円
2023/12期3.2億円6.3億円15.0億円3.1億円
2024/12期100億円3.5億円16.0億円96.6億円
2025/12期60.5億円14.7億円35.9億円45.8億円

営業キャッシュフローは年度により変動があるものの、2024/03期には約100億円の営業キャッシュ・フローを創出し、高い現金創出能力を証明しました。投資活動は成長に向けた設備投資などが中心で、営業利益の範囲内で適切にコントロールされています。強固なフリー・キャッシュ・フローを原資とした積極的な配当支払いなど、株主還元への配分が際立っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
3,975万円
連結子会社数
12
設備投資額
4.1億円
平均勤続年数(従業員)
15.1
臨時従業員数
273

社外取締役比率が66%と非常に高く、経営の透明性を重視したガバナンス体制を構築しています。女性役員比率も22.2%に達しており、多様な視点を取り入れた経営判断が可能な組織環境が整っている点は、プライム上場企業として高く評価できます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主34.9%
浮動株65.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関21.9%
事業法人等13%
外国法人等12.6%
個人その他49.8%
証券会社2.7%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は公益財団法人ダイトロン福祉財団。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,100,000株)10.44%
公益財団法人ダイトロン福祉財団(1,000,000株)9.49%
光通信KK投資事業有限責任組合(443,000株)4.2%
大森 康行(400,000株)3.79%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(395,000株)3.75%
ダイトロン従業員持株会(279,000株)2.65%
ダイトロン取引先持株会(188,000株)1.78%
日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(181,000株)1.71%
野村信託銀行株式会社(投信口)(172,000株)1.63%
株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(139,000株)1.32%

安定株主として日本マスタートラスト信託銀行や公益財団法人ダイトロン福祉財団が上位を占めており、長期的な視点での経営基盤が安定していることが伺えます。また、従業員持株会や取引先持株会が存在することから、社内外の関係者による共同経営の意識が根付いた安定的な株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1知的財産権に関する影響について 当社グループが製造販売する製品・装置については、その技術関係の保護に特別の配慮をしており、特に特許関係の権利帰属・商標・ブランドの保護等に関しては、会社の利益を損なわないような施策を講じております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
858万円
従業員数
1,117
平均年齢
41.8歳
平均年収従業員数前年比
当期858万円1,117-

従業員平均年収は858万円と高く、専門商社とメーカーの二面性を持つ同社の事業形態が、安定した収益源と高い付加価値を生み出す源泉となっています。売上高1,000億円超を見据える中で、持続的な人材確保に向けた処遇改善が進んでいると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

ダイトロンのTSR(株主総利回り)は、分析対象期間である2021期から2025期まで5年連続でTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。特に2025期は自社TSRが349.9%と、TOPIXの213.2%を130ポイント以上も上回る驚異的なパフォーマンスを記録しました。この背景には、半導体市場の活況を捉えた大幅な増益と、それに伴う株価の急上昇、そして5期連続となる増配に代表される積極的な株主還元策があります。業績成長と株主還元の両輪がうまく機能し、投資家に高いリターンをもたらした典型例と言えるでしょう。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
190
方針: 累進配当
1株配当配当性向
2016/12期3027.4%
2017/12期4526.6%
2018/12期5526.8%
2019/12期6030.6%
2020/12期5034.4%
2021/12期8030.1%
2022/12期11530.1%
2023/12期12033.2%
2024/12期15539.3%
2025/12期19081.8%
5期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

ダイトロンは利益成長を配当に還元する姿勢を鮮明にしており、近年は積極的な増配を継続する累進的な還元方針を打ち出しています。配当性向は年度によって変動するものの、高い配当利回りを維持することで株主への利益還元を優先しています。今後も業績連動をベースとした安定的な高配当が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 349.9万円 になりました (249.9万円)
+249.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期141.2万円41.2万円41.2%
2022期157.2万円57.2万円57.2%
2023期197.7万円97.7万円97.7%
2024期204.0万円104.0万円104.0%
2025期349.9万円249.9万円249.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残131,400株
売り残6,300株
信用倍率20.86倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年5月中旬
第2四半期決算発表2026年8月上旬
第3四半期決算発表2026年11月上旬

PERは12.2倍と業界平均(12.6倍)並みですが、PBRは1.70倍と業界平均を上回っており、資本効率の高さが評価されていることがうかがえます。特筆すべきは配当利回りで、6.63%と業界平均を大幅に上回る高水準です。信用買い残が売り残を大きく上回る20.86倍となっており、短期的な株価上昇を期待する買いが多い状況ですが、将来の売り圧力になる可能性には注意が必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期43.3億円13.7億円31.7%
2022/12期62.1億円19.7億円31.8%
2023/12期60.1億円20.0億円33.3%
2024/12期63.4億円19.5億円30.8%
2025/12期71.6億円22.3億円31.2%

実効税率は概ね30%から33%程度で推移しており、日本の標準的な法人税率に準じた適切な納税を行っています。利益の拡大に合わせて納税額も順調に増加しており、社会貢献の一環として安定した税負担を果たしている状況です。今後も堅調な利益成長が見込まれるため、納税額は高水準で維持される見通しです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ダイトロン まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 190円
安全性
普通
自己資本比率 40.8%
稼ぐ力
高い
ROE 15.6%
話題性
好評
ポジ 65%

「電子部品商社がメーカー機能も併せ持つ『製販一体』で、半導体・DX需要を捉え成長を加速させる技術立社」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU