コナミグループ9766
KONAMI GROUP CORPORATION
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段楽しんでいるエンターテインメントの裏側で、コナミグループは活躍しています。例えば、スマートフォンで「プロ野球スピリッツA」や「eFootball™」をプレイしたことはありませんか?これらの大人気ゲームはコナミが作っています。また、休日に体を動かそうと「コナミスポーツクラブ」のジムやプールを利用したことがあるかもしれません。さらに、ゲームセンターで音楽に合わせてボタンを叩く「BEMANI」シリーズや、UFOキャッチャーで景品を取るのも、同社の事業の一部です。このように、コナミはあなたの「楽しい時間」を様々な形で支えている会社なのです。
コナミグループは、デジタルエンタテインメント(ゲーム)、スポーツ、ゲーミング(カジノ)事業を三本柱とする総合エンタテインメント企業です。2025年3月期には売上高4216.0億円(前期比17.0%増)、営業利益1019.4億円(同27.0%増)と過去最高業績を更新し、好調を維持しています。主力IP「eFootball™」や「パワフルプロ野球」シリーズが牽引するゲーム事業に加え、コロナ禍から回復したスポーツ事業、北米市場で伸長するカジノマシン事業がバランス良く成長に貢献しており、2026年3月期も増収増益を見込んでいます。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都中央区銀座1丁目11番1号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
FY2025/3実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 10.8% | 6.6% | 13.4% |
| 2022/03期 | 16.9% | 10.8% | 24.9% |
| 2023/03期 | 9.6% | 6.5% | 14.7% |
| 2024/03期 | 14.7% | 10.3% | 22.3% |
| 2025/03期 | 16.4% | 11.8% | 24.2% |
| 3Q FY2026/3 | 14.6%(累計) | 10.8%(累計) | 28.8% |
当社の収益性は非常に高く、売上高営業利益率は多くの期で20%を超える水準を維持しています。特に2022年3月期および2025年3月期には営業利益率が24%超を記録し、効率的な事業運営が利益拡大に直結しています。ROE(自己資本利益率)も15%前後で安定しており、資本効率を重視した経営が徹底されています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 2,727億円 | 366億円 | 323億円 | 242.2円 | — |
| 2022/03期 | 2,995億円 | 744億円 | 548億円 | 410.8円 | +9.9% |
| 2023/03期 | 3,143億円 | 462億円 | 349億円 | 258.8円 | +4.9% |
| 2024/03期 | 3,603億円 | 803億円 | 592億円 | 436.5円 | +14.6% |
| 2025/03期 | 4,216億円 | 1,019億円 | 747億円 | 551.0円 | +17.0% |
コナミグループの業績は、主力であるデジタルエンタテインメント事業の好調を背景に右肩上がりの成長を続けています。2025年3月期には売上高が約4,216億円、営業利益が約1,019億円に達し、過去最高を更新しました。2026年3月期も通期で売上高4,300億円、純利益750億円を見込むなど、盤石な収益基盤を維持しています。 【3Q 2026/03期実績】売上3530億円(通期予想比82%)、営業利益1018億円(同96%)、純利益743億円(同99%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によると、売上高の大部分をデジタルエンタテインメント事業が支える収益構造となっており、eFootballなどの主力タイトルの継続的なヒットが業績を牽引しています。事業リスクとしては、急速に変化するゲーム市場のトレンド対応や、サイバーセキュリティ対策、および海外におけるカジノ関連法規制の変化が重要視されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 3,800億円 | 4,300億円 | 4,216億円 | +10.9% |
| 2024期 | 3,280億円 | — | 3,603億円 | +9.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 845億円 | 1,060億円 | 1,019億円 | +20.6% |
| 2024期 | 600億円 | — | 803億円 | +33.8% |
| 2023期 | 765億円 | — | 462億円 | -39.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想は投資家との重要な対話と位置づけられます。特に直近2期(2024期、2025期)は、期初予想を大幅に上回るポジティブな業績修正を繰り返しており、市場の期待を上回る成長を遂げています。2023期こそ減益となりましたが、デジタルエンタテインメント事業の収益力強化と他事業の回復により、再び高成長軌道に乗っている点は高く評価できます。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
決算発表を好感し株価が上場来高値の26,645円を記録。
26年3月期通期の業績予想を売上高4,300億円、営業利益1,060億円へと大幅上方修正。
コナミアミューズメントの一部事業を新会社「コナミアーケードゲームス」へ承継し事業効率化を図る。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q FY2026/3末時点
財務健全性は極めて高く、自己資本比率は70%を超える強固な財務体質を構築しています。長年無借金経営を継続してきましたが、現在は戦略的な投資や成長資金確保のため有利子負債を一時的に活用しつつも、ネットキャッシュの水準は非常に厚いです。潤沢な手元資金により、将来的なM&Aや新規事業への機動的な投資が可能な状態にあります。 【3Q 2026/03期】総資産7108億円、純資産5368億円、自己資本比率75.5%、有利子負債399億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 2022/03期 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 2023/03期 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 2024/03期 | 1,031億円 | ▲292億円 | ▲242億円 | 738億円 |
| 2025/03期 | 1,146億円 | ▲679億円 | ▲258億円 | 467億円 |
営業活動によるキャッシュフローは年間1,000億円を超える規模で安定的に創出されており、強固な稼ぐ力を裏付けています。一方で、積極的な設備投資や事業開発のための投資活動にはキャッシュを充当しており、成長への再投資を優先しています。フリーキャッシュフローも総じてプラスを維持しており、経営の自由度の高さが際立っています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は22.2%と一定の多様性を確保しており、監査報酬として1億5,000万円を投じるなど監視体制の透明性向上にも注力しています。高い収益力を背景とした強固な資本構成と、コーポレートガバナンス・コードに基づいた経営陣の監督体制が整えられています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 790万円 | 5,045人 | - |
従業員の平均年収は790万円であり、ゲーム業界や情報・通信業の中でも高水準を維持しています。家庭用ゲーム機やモバイルコンテンツでの安定した収益確保が、従業員への高い還元原資となっている背景があります。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。コナミグループのTSRは、2021期から2025期までの5年間、一貫して市場平均であるTOPIXを大幅に上回って(アウトパフォームして)います。特に2025期には548.9%と驚異的な数値を記録し、同期間のTOPIX(213.4%)を2.5倍以上も上回りました。これは、好調な業績を背景とした株価の力強い上昇と、継続的な増配姿勢が株主に高く評価された結果と言えます。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 23円 | 30.1% |
| 2017/03期 | 58円 | 30.2% |
| 2018/03期 | 68円 | 30.1% |
| 2019/03期 | 126円 | 49.8% |
| 2020/03期 | 45円 | 30.6% |
| 2021/03期 | 73円 | 30.1% |
| 2022/03期 | 123.5円 | 30.1% |
| 2023/03期 | 124円 | 47.9% |
| 2024/03期 | 131円 | 30.0% |
| 2025/03期 | 165.5円 | 30.0% |
現在、株主優待制度は実施していません。
コナミグループの配当方針は、業績連動を基本としつつ配当性向30%をひとつの目安とした利益還元を重視しています。近年の業績拡大に伴い1株あたりの配当金も順調に増加しており、株主還元への意欲が伺えます。今後は、持続的な成長投資と並行して安定的な配当維持・向上を図る姿勢です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 201.0万円 | 101.0万円 | 101.0% |
| 2022期 | 239.7万円 | 139.7万円 | 139.7% |
| 2023期 | 192.8万円 | 92.8万円 | 92.8% |
| 2024期 | 323.3万円 | 223.3万円 | 223.3% |
| 2025期 | 548.9万円 | 448.9万円 | 448.9% |
※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
コナミグループのPER(35.5倍)は情報・通信業の業界平均(24.9倍)を上回っており、市場からの高い成長期待が伺えます。時価総額2.8兆円は業界内でトップクラスの規模を誇ります。信用倍率は3.17倍と標準的な水準で、特定の需給要因に左右されにくい状況です。次の注目イベントは5月上旬に予定されている通期決算発表となります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 356億円 | 33.2億円 | 9.3% |
| 2022/03期 | 752億円 | 204億円 | 27.1% |
| 2023/03期 | 471億円 | 122億円 | 25.9% |
| 2024/03期 | 827億円 | 235億円 | 28.4% |
| 2025/03期 | 1,040億円 | 293億円 | 28.2% |
法人税等の支払いは、概ね日本の法定実効税率に近い25%から29%前後で推移しています。2021/03期は一時的な税効果等により税率が低めに出ましたが、以降は安定した納税状況を示しています。利益の拡大に合わせて納税額も増加しており、企業としての社会的な義務を適切に履行しています。
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※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。