コナミグループ
KONAMI GROUP CORPORATION
最終更新日: 2026年3月29日
「遊戯王」からフィットネスまで、多様な”楽しい”で世界を魅了する総合エンタメ企業
私たちは、エンタテインメントとスポーツを通じて、より多くの人々の人生を豊かにすることを目指します。
この会社ってなに?
あなたが普段楽しんでいるエンターテインメントの裏側で、コナミグループは活躍しています。例えば、スマートフォンで「プロ野球スピリッツA」や「eFootball™」をプレイしたことはありませんか?これらの大人気ゲームはコナミが作っています。また、休日に体を動かそうと「コナミスポーツクラブ」のジムやプールを利用したことがあるかもしれません。さらに、ゲームセンターで音楽に合わせてボタンを叩く「BEMANI」シリーズや、UFOキャッチャーで景品を取るのも、同社の事業の一部です。このように、コナミはあなたの「楽しい時間」を様々な形で支えている会社なのです。
コナミグループは、デジタルエンタテインメント(ゲーム)、スポーツ、ゲーミング(カジノ)事業を三本柱とする総合エンタテインメント企業です。2025年3月期には売上高4216.0億円(前期比17.0%増)、営業利益1019.4億円(同27.0%増)と過去最高業績を更新し、好調を維持しています。主力IP「eFootball™」や「パワフルプロ野球」シリーズが牽引するゲーム事業に加え、コロナ禍から回復したスポーツ事業、北米市場で伸長するカジノマシン事業がバランス良く成長に貢献しており、2026年3月期も増収増益を見込んでいます。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都中央区銀座1丁目11番1号
- 公式
- www.konami.com
社長プロフィール

私たちは、エンタテインメントとスポーツの領域で価値ある時間を創造・提供することを使命としています。デジタルエンタテインメント事業の世界的なIPを中核に、アミューズメント、ゲーミング&システム、スポーツの各事業の強みを連携させることで持続的成長を実現し、企業価値の向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
上月景正氏が大阪府豊中市でコナミ工業株式会社を設立。当初はジュークボックスのレンタル・修理業を手掛ける。
アーケードゲームで培ったノウハウを家庭用ゲームに展開し急成長。大阪証券取引所市場第二部、東京証券取引所市場第二部に上場を果たす。
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」を発売。トレーディングカードゲーム市場で爆発的な人気を博し、世界的なIPへと成長する礎を築く。
株式会社ピープル(現・コナミスポーツ株式会社)を子会社化し、スポーツ事業に本格参入。エンタテインメントの多角化を進める。
「桃太郎電鉄」シリーズなどで知られるハドソンを吸収合併。モバイルゲーム開発体制を強化し、新たなゲーム市場への対応を加速させる。
モバイルゲーム市場での存在感を確固たるものにしたヒット作。グローバル展開に成功し、デジタルエンタテインメント事業の大きな柱となる。
デジタルエンタテインメント事業が好調を維持し、売上高3,603億円、営業利益802億円と過去最高の業績を達成。持続的な成長力を証明した。
好調な業績を背景に、通期業績予想を上方修正。既存IPの強化と新規分野への投資を続け、エンタテインメントの未来を創造していく。
注目ポイント
「遊☆戯☆王」「eFootball™(ウイニングイレブン)」「メタルギア」「実況パワフルプロ野球」など、世界中で愛される強力な知的財産(IP)を多数保有。安定した収益基盤となっています。
主力のデジタルエンタテインメント事業が牽引し、業績は絶好調。2024年3月期に続き、2025年3月期も過去最高益の更新が計画されており、株価も高値圏で推移しています。
家庭用ゲームだけでなく、スポーツクラブ(業界首位)、カジノマシン、アミューズメント施設など事業を多角化。景気変動に強い安定した経営体制を構築しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 73円 | 30.1% |
| FY2022/3 | 123.5円 | 30.1% |
| FY2023/3 | 124円 | 47.9% |
| FY2024/3 | 131円 | 30.0% |
| FY2025/3 | 165.5円 | 30.0% |
現在、株主優待制度は実施していません。
コナミグループの配当方針は、業績連動を基本としつつ配当性向30%をひとつの目安とした利益還元を重視しています。近年の業績拡大に伴い1株あたりの配当金も順調に増加しており、株主還元への意欲が伺えます。今後は、持続的な成長投資と並行して安定的な配当維持・向上を図る姿勢です。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
コナミグループの業績は、主力であるデジタルエンタテインメント事業の好調を背景に右肩上がりの成長を続けています。2025年3月期には売上高が約4,216億円、営業利益が約1,019億円に達し、過去最高を更新しました。2026年3月期も通期で売上高4,300億円、純利益750億円を見込むなど、盤石な収益基盤を維持しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 10.8% | 6.6% | 13.4% |
| FY2022/3 | 15.7% | 10.4% | 24.9% |
| FY2023/3 | 9.3% | 6.4% | 14.7% |
| FY2024/3 | 13.8% | 9.8% | 22.3% |
| FY2025/3 | 15.5% | 11.2% | 24.2% |
当社の収益性は非常に高く、売上高営業利益率は多くの期で20%を超える水準を維持しています。特に2022年3月期および2025年3月期には営業利益率が24%超を記録し、効率的な事業運営が利益拡大に直結しています。ROE(自己資本利益率)も15%前後で安定しており、資本効率を重視した経営が徹底されています。
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、自己資本比率は70%を超える強固な財務体質を構築しています。長年無借金経営を継続してきましたが、現在は戦略的な投資や成長資金確保のため有利子負債を一時的に活用しつつも、ネットキャッシュの水準は非常に厚いです。潤沢な手元資金により、将来的なM&Aや新規事業への機動的な投資が可能な状態にあります。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 698億円 | -224億円 | 224億円 | 474億円 |
| FY2022/3 | 965億円 | -230億円 | -279億円 | 735億円 |
| FY2023/3 | 361億円 | -428億円 | -275億円 | -66.9億円 |
| FY2024/3 | 1,031億円 | -292億円 | -242億円 | 738億円 |
| FY2025/3 | 1,146億円 | -679億円 | -258億円 | 467億円 |
営業活動によるキャッシュフローは年間1,000億円を超える規模で安定的に創出されており、強固な稼ぐ力を裏付けています。一方で、積極的な設備投資や事業開発のための投資活動にはキャッシュを充当しており、成長への再投資を優先しています。フリーキャッシュフローも総じてプラスを維持しており、経営の自由度の高さが際立っています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 366億円 | 42.9億円 | 11.7% |
| FY2022/3 | 744億円 | 196億円 | 26.4% |
| FY2023/3 | 462億円 | 113億円 | 24.4% |
| FY2024/3 | 803億円 | 211億円 | 26.3% |
| FY2025/3 | 1,019億円 | 273億円 | 26.7% |
法人税等の支払いは、概ね日本の法定実効税率に近い25%から29%前後で推移しています。FY2021/3期は一時的な税効果等により税率が低めに出ましたが、以降は安定した納税状況を示しています。利益の拡大に合わせて納税額も増加しており、企業としての社会的な義務を適切に履行しています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 790万円 | 5,045人 | - |
従業員の平均年収は790万円であり、ゲーム業界や情報・通信業の中でも高水準を維持しています。家庭用ゲーム機やモバイルコンテンツでの安定した収益確保が、従業員への高い還元原資となっている背景があります。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は一般財団法人上月財団・KOZUKI HOLDING B.V. (常任代理人 三井住友銀行)・コウヅキキャピタル。
コナミグループの株主構成は、創業家や関連資産管理会社(上月財団、KOZUKI HOLDING B.V.、コウヅキキャピタル等)が支配的な議決権を保持しており、強固な経営基盤を有しています。また、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの信託口が上位を占めており、機関投資家からの厚い信任を得ている一方で、市場流通する浮動株比率は限定的であると推測されます。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によると、売上高の大部分をデジタルエンタテインメント事業が支える収益構造となっており、eFootballなどの主力タイトルの継続的なヒットが業績を牽引しています。事業リスクとしては、急速に変化するゲーム市場のトレンド対応や、サイバーセキュリティ対策、および海外におけるカジノ関連法規制の変化が重要視されています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は22.2%と一定の多様性を確保しており、監査報酬として1億5,000万円を投じるなど監視体制の透明性向上にも注力しています。高い収益力を背景とした強固な資本構成と、コーポレートガバナンス・コードに基づいた経営陣の監督体制が整えられています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 3,800億円 | 4,300億円 | 4,216億円 | +10.9% |
| FY2024 | 3,280億円 | — | 3,603億円 | +9.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 845億円 | 1,060億円 | 1,019億円 | +20.6% |
| FY2024 | 600億円 | — | 803億円 | +33.8% |
| FY2023 | 765億円 | — | 462億円 | -39.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想は投資家との重要な対話と位置づけられます。特に直近2期(FY2024、FY2025)は、期初予想を大幅に上回るポジティブな業績修正を繰り返しており、市場の期待を上回る成長を遂げています。FY2023こそ減益となりましたが、デジタルエンタテインメント事業の収益力強化と他事業の回復により、再び高成長軌道に乗っている点は高く評価できます。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。コナミグループのTSRは、FY2021からFY2025までの5年間、一貫して市場平均であるTOPIXを大幅に上回って(アウトパフォームして)います。特にFY2025には548.9%と驚異的な数値を記録し、同期間のTOPIX(213.4%)を2.5倍以上も上回りました。これは、好調な業績を背景とした株価の力強い上昇と、継続的な増配姿勢が株主に高く評価された結果と言えます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 201.0万円 | +101.0万円 | 101.0% |
| FY2022 | 239.7万円 | +139.7万円 | 139.7% |
| FY2023 | 192.8万円 | +92.8万円 | 92.8% |
| FY2024 | 323.3万円 | +223.3万円 | 223.3% |
| FY2025 | 548.9万円 | +448.9万円 | 448.9% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
コナミグループのPER(35.5倍)は情報・通信業の業界平均(24.9倍)を上回っており、市場からの高い成長期待が伺えます。時価総額2.8兆円は業界内でトップクラスの規模を誇ります。信用倍率は3.17倍と標準的な水準で、特定の需給要因に左右されにくい状況です。次の注目イベントは5月上旬に予定されている通期決算発表となります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
決算発表を好感し株価が上場来高値の26,645円を記録。
26年3月期通期の業績予想を売上高4,300億円、営業利益1,060億円へと大幅上方修正。
コナミアミューズメントの一部事業を新会社「コナミアーケードゲームス」へ承継し事業効率化を図る。
最新ニュース
コナミグループ まとめ
ひとめ診断
「ゲームの巨人、コロナ後はフィットネスとカジノで三刀流経営を加速させる総合エンタメ企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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