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アカツキ3932

Akatsuki Inc.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 95円
安全性
安定
自己資本比率 71.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.0%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが普段熱中しているスマートフォンゲーム、その中にはアカツキが開発や運営を手がけているものがあるかもしれません。例えば、世界中で大人気の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』もその一つです。キャラクターたちが画面の中で活躍する、そのワクワクする体験の裏側で、どうすればもっと面白くなるかを日々考えているのがアカツキです。最近では、ゲーム作りで培ったノウハウを活かして、アニメやファッションブランド、Webコミックなど、新しいエンターテインメントを生み出す挑戦も始めています。

主力ゲームの成熟化により2024期まで減収減益傾向にあったが、2025期は営業利益39.15億円(前期比46.3%増)と回復を見込む。既存ゲーム事業で創出したキャッシュを、ソニーやコーエーテクモとの提携、ファッションIP企業yutoriへの出資など、新たなIP(知的財産)創出・育成へ積極的に再投資している。事業ポートフォリオの転換が成功し、次世代の収益の柱を確立できるかが最大の焦点となる。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro

サービスの実績は?

95
1株当たり配当金(予想)
2025期
+18.8% YoY
83.2%
配当性向(予想)
2025期
+4.0pt YoY
46.3%
営業利益成長率(予想)
2025期
-1.3%
売上高成長率(予想)
2025期
16.6%
営業利益率(予想)
2025期
+5.4pt YoY
10.2%
筆頭株主 持株比率
香田 哲朗氏 (2025年9月時点)
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
18.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期17.7%13.8%-
2022/03期14.0%11.3%-
2023/03期3.5%2.7%-
2024/03期3.3%2.4%11.2%
2025/03期4.0%3.1%16.6%
3Q FY2026/37.0%(累計)5.1%(累計)18.6%

過去には高い利益率を誇るゲーム事業でROE 17.7%を記録していましたが、近年は新規タイトルの開発投資や成長戦略に伴う費用負担増により収益性が低下しました。特に2024/03期には営業利益率が11.2%まで沈みましたが、2025/03期には効率的な事業運営へのシフトにより営業利益率は16.6%まで改善しています。今後は開発パイプラインの最適化を通じて、以前のような高い資本効率への回帰が目指されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期311億円63.5億円453.9円-
2022/03期263億円51.9億円381.6円-15.5%
2023/03期243億円13.4億円99.0円-7.4%
2024/03期240億円26.8億円12.9億円104.0円-1.5%
2025/03期237億円39.1億円16.5億円114.2円-1.3%

アカツキは主力であるゲーム事業の成熟化に伴い、売上高は2021/03期の約311億円をピークに減少傾向が続いており、2025/03期時点では約237億円まで推移しました。一方、利益面では新規タイトル開発等の先行投資や減損損失の影響から2023/03期に一時落ち込みましたが、コスト構造の見直しにより直近では営業利益が約39億円まで回復を見せています。現在は既存ゲームの収益最大化と、IPプロデュース力の活用による新規事業の育成が重要な局面となっています。 【3Q 2026/03期実績】売上165億円(通期予想比60%)、営業利益31億円(同24%)、純利益29億円(同41%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.0%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
18.6%
業界平均
2.8%
自己資本比率上回る
この会社
71.6%
業界平均
59.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

8,600万円
取締役3名の合計

モバイルゲーム事業を収益の柱としつつ、IPプロデュース力の活用で多角化を進めています。事業リスクとして特定のヒット作への依存度や開発の不確実性が指摘されており、ポートフォリオの分散が今後の重要な成長課題です。

会社の計画は順調?

C
総合評価
明確な中期経営計画の開示がなく、単年度の業績予想も未達が散見されるため、計画達成力は課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績目標
2026期
売上高: 目標 250億円 順調 (236.5億円)
94.6%
営業利益: 目標 45億円 順調 (39.15億円)
87%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期244億円237億円-2.9%
2024期250億円240億円-4.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期未開示N/A
2024期30億円27億円-10.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

アカツキは現在、具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を開示していません。2021年に発表した5ヵ年計画もその後見直されており、計画のコミットメントには課題が残ります。会社側は2026期に増収増益を見込むとしていますが、投資家が将来像を描きやすい具体的なロードマップの提示が待たれます。直近の業績予想は売上・利益ともに未達となるケースがあり、予想精度は高いとは言えません。

どんな話題が多い?

提携・買収45%
業績決算30%
新サービス・IP15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.4%
メディア数
48
株探, Yahoo!ファイナンス, gamebiz, 日本経済新聞, PR TIMES
業界内ランキング
上位 12%
情報・通信業 2,500社中 302位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年12月資本業務提携

yutori及びGPS HOLDINGSとの資本業務提携を通じ、日本発IPの価値最大化に向けた連携を強化。

2025年5月業績公表

2025年3月期決算にて売上高236.5億円、営業利益39.15億円、純利益16.46億円を記録。

2023年12月戦略提携

ソニーグループおよびコーエーテクモHDとの提携により、モバイルゲームの海外展開を加速。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率71.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
101億円
借金(有利子負債)
Net Assets
431億円
会社の純資産

同社は自己資本比率が75%前後と非常に高い水準を維持しており、極めて強固な財務体質を有している点が特徴です。2024/03期からは事業投資のための有利子負債約122億円を計上していますが、潤沢な現預金と高い純資産により健全性は十分に確保されています。今後も盤石なバランスシートを背景に、IP関連のM&Aや戦略的投資を機動的に実行できる環境が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産577億円、純資産431億円、自己資本比率71.6%、有利子負債101億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+36.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-12.4億円
投資に使ったお金
Financing CF
-21.4億円
借入・返済など
Free CF
+24.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期100億円47.7億円35.3億円52.4億円
2022/03期47.9億円30.1億円41.9億円17.9億円
2023/03期50.5億円11.9億円49.4億円62.4億円
2024/03期8,400万円7,700万円32.3億円1.6億円
2025/03期36.4億円12.4億円21.4億円24.0億円

高い収益を生み出すゲーム事業を基盤とし、営業キャッシュフローは概ね安定してプラスを維持してきました。2024/03期は一時的に営業CFがマイナスとなりましたが、2025/03期には約36億円の営業CFを創出し、再び安定的なキャッシュ創出サイクルへと回帰しています。投資CFは新規事業開拓や資本提携に伴い適宜支出していますが、借入金の返済や株主還元をバランス良く実施するキャッシュフロー経営を維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 0名(0.0% 男性 7
100%
監査報酬
4,400万円
連結子会社数
7
設備投資額
3.5億円
平均勤続年数(従業員)
6
臨時従業員数
436

女性役員比率0.0%と多様性の確保が今後の課題ですが、監査報酬4,400万円を投じるなど、適正なガバナンスとコンプライアンス体制の維持に努めています。連結子会社7社を擁し、機動力のある事業展開が可能な規模を保持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主45.8%
浮動株54.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関13.5%
事業法人等32.2%
外国法人等22.5%
個人その他30.2%
証券会社1.5%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はソニーグループ・コーエーテクモホールディングス・Owl Age。

香田 哲朗(1,475,000株)10.21%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(1,401,500株)9.7%
ソニーグループ株式会社(1,400,000株)9.69%
株式会社コーエーテクモホールディングス(1,130,000株)7.82%
株式会社Owl Age(1,100,000株)7.61%
株式会社サンクピア(972,100株)6.73%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(376,400株)2.6%
株式会社日本カストディ銀行(343,200株)2.37%
塩田 元規(335,000株)2.32%
J.P.MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. 381528 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(319,206株)2.21%

創業者の香田哲朗氏が筆頭株主として約10.21%を保有するほか、ソニーグループやコーエーテクモHDといった事業会社が主要株主に名を連ねており、戦略的な資本業務提携関係が強固に構築されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります
2文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません
3(1)事業環境に関するリスク ① 市場動向について 当社グループが属するゲーム業界を取り巻く環境につきましては、2024年の世界のゲーム市場の収益はマクロ経済が厳しい状況にもかかわらず、前年比で2.1%増加の1,877億ドルと予測されており、その中でも最も大きな割合を占めているモバイルゲームにつきましては前年比3.0%増の926億ドルの市場規模へ成長することが見込まれております
4また2027年までに世界のゲーム市場の収益は2,133億ドルに成長することが見込まれているため、引き続きグローバルで成長し続ける業界であると考えられております(出典:Newzoo「Global Games Market Forecast」)
5また、コミック事業を取り巻く環境につきましては、2024年の国内コミック市場全体で前年比1.5%増の7,043億円と過去最高を更新しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
889万円
従業員数
503
平均年齢
37.3歳
平均年収従業員数前年比
当期889万円503-

従業員の平均年収は889万円と情報・通信業の中でも高水準を維持しており、ヒット作の創出やIP(知的財産)の価値最大化に向けた優秀な人材の確保とリテンション(定着)に注力している姿勢が伺えます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、全ての年でTOPIXのパフォーマンスを大きく下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、主力ゲームの成熟化による業績の伸び悩みと、それに伴う株価の長期的な低迷が主な原因です。株価が大きく下落したことで配当利回りは高まっていますが、株価自体の成長がなければ、TSRの改善は困難です。IP創出・育成への事業転換が株価にポジティブな影響を与えるまで、忍耐の時期が続く可能性があります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
95
方針: 配当性向を意識した安定配当
1株配当配当性向
2016/03期00.0%
2017/03期00.0%
2018/03期102.2%
2019/03期508.8%
2020/03期306.3%
2021/03期7015.4%
2022/03期8021.0%
2023/03期8080.8%
2024/03期8076.9%
2025/03期9583.2%
5期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

配当に関しては安定的な水準を維持することを重視しており、利益成長に応じた配当の向上を意識した方針を掲げています。近年の配当性向は一時的に上昇傾向にありますが、これは将来に向けた事業投資を継続しつつ、株主への還元姿勢を維持しているためです。今後も持続的な業績拡大を達成することで、配当の安定性を高めつつ、株主価値の向上を目指しています。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 97.4万円 になりました (-2.6万円)
-2.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期125.7万円25.7万円25.7%
2022期84.5万円15.5万円-15.5%
2023期67.9万円32.1万円-32.1%
2024期79.9万円20.1万円-20.1%
2025期97.4万円2.6万円-2.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残142,400株
売り残21,600株
信用倍率6.59倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月上旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

PERは業界平均並みですが、PBRは1.01倍と業界平均を大きく下回っており、資産価値の面では割安感があります。一方で、これは将来の成長期待が株価に織り込まれていないことの表れとも解釈できます。信用倍率は6.59倍とやや高く、将来の株価上昇を見込む買い残が多いものの、需給面での重さも懸念されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期112億円48.1億円43.1%
2022/03期78.7億円26.7億円34.0%
2023/03期52.1億円38.6億円74.2%
2024/03期28.3億円15.5億円54.6%
2025/03期42.3億円25.9億円61.1%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、実効税率には年度によって変動が見られます。特に2023/03期以降は、一時的な損失処理や税務上の調整項目が影響し、会計上の利益率と比較して高めの税負担率となるケースが発生しました。今後、事業が安定成長軌道に乗ることで、税負担は標準的な水準に収束していくと見込まれます。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

アカツキ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 95円
安全性
安定
自己資本比率 71.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.0%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「『ドッカンバトル』のヒットメーカーが、ゲーム事業のキャッシュを源泉にIP創造カンパニーへと変貌を遂げる過渡期」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU