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ナガワ9663

NAGAWA CO.,Ltd

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 76.0%
稼ぐ力
普通
ROE 3.8%(累計)
話題性
普通
ポジ 40%

この会社ってなに?

街中で見かける工事現場の事務所や休憩所、実はその多くがナガワの「ユニットハウス」かもしれません。あなたが週末に参加する音楽フェスや地域のお祭りで利用する仮設の店舗、あるいは災害時にニュースで見る応急仮設住宅も、同社の製品が活躍しています。これらは必要な時に、必要な期間だけ、まるでブロックを組み立てるようにスピーディーに設置できるのが特徴です。普段何気なく目にしている「仮設の建物」の裏側で、ナガワは日本の社会インフラを支える重要な役割を担っているのです。

ユニットハウスの製造・販売・レンタルで国内トップシェアを誇るナガワは、安定した収益基盤を持つ企業です。2025期決算では売上高352.9億円、営業利益42.99億円と増収を確保しましたが、利益面では足踏みが続いています。しかし、会社は2026期に売上高380.0億円、営業利益55.00億円と大幅な増益を見込んでおり、今後の利益成長への回帰が最大の焦点となります。好財務を背景としたモジュール建築事業の拡大と、積極的な株主還元策が投資家の注目を集めています。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都千代田区丸の内1-4-1

サービスの実績は?

263.32億円
ユニットハウス事業 売上高
2023期実績
+4.5% YoY
48.16億円
モジュール・システム建築事業 売上高
2023期実績
+18.2% YoY
13.90億円
建設機械レンタル事業 売上高
2023期実績
+1.7% YoY
60
1株当たり配当金(年間)
2025期実績
5期連続同額
5,000-30,000円相当
株主優待(デジタルギフト)
100株以上保有、保有期間による
内容拡充
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
3.8%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.0%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
12.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.3%5.7%-
2022/03期6.1%5.5%-
2023/03期6.0%5.5%-
2024/03期5.5%5.0%-
3Q FY2026/33.8%(累計)3.0%(累計)12.4%

収益性については、営業利益率が12%から14%台で安定しており、効率的な事業運営がなされています。ROE(自己資本利益率)は2025/03期時点で6.8%となり、高い自己資本比率を維持しながらも資本効率の改善を継続しています。ROA(総資産利益率)も緩やかに上昇傾向にあり、限られた経営資源を有効活用して利益を生み出す収益構造が維持されています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期294億円0円30.4億円194.9円-
2022/03期306億円0円30.2億円192.5円+4.1%
2023/03期317億円0円31.3億円199.2円+3.5%
2024/03期326億円0円31.2億円198.4円+2.9%

ナガワの業績は、ユニットハウス事業およびモジュール建築事業が堅調に推移し、売上高は2021/03期の約294億円から2025/03期には約353億円へと着実に拡大しています。近年の建築需要や仮設住宅へのニーズを取り込み、営業利益も安定的に推移しており、2026/03期には過去最高の売上380億円の達成を見込んでいます。今後も付加価値レンタルの強化により、さらなる収益成長が期待されています。 【3Q 2026/03期実績】売上258億円(通期予想比68%)、営業利益32億円(同58%)、純利益22億円(同55%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
3.8%(累計)
業界平均
11.2%
営業利益率上回る
この会社
12.4%
業界平均
9.6%
自己資本比率上回る
この会社
76.0%
業界平均
53.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億5,072万円
取締役5名の合計

事業の柱であるユニットハウス製造・販売・レンタル事業が収益の主軸です。災害時の仮設住宅需要や建設現場の環境改善ニーズを確実に取り込むビジネスモデルですが、原材料費の高騰や建設業界の景気動向が主要なリスク要因として開示されています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
中期計画は未達見込み。業績予想も弱気な乖離が続いており、計画達成力には課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧中期経営計画
2022期〜2024期
売上高: 目標 400億円 未達 (325.8億円)
81.4%
営業利益: 目標 52億円 未達 (42.41億円)
81.6%
Sustainable Nagawa Action 2023(現行計画)
2023期〜2025期
売上高: 目標 400億円 未達 (352.9億円)
88.2%
営業利益: 目標 52億円 未達 (42.99億円)
82.7%
FY2026 連結業績予想
2026期
売上高: 目標 380億円 順調 (352.9億円)
92.9%
営業利益: 目標 55億円 順調 (42.99億円)
78.2%
経常利益: 目標 58億円 順調 (45.36億円)
78.2%
当期純利益: 目標 40億円 順調 (42.13億円)
105.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期360億円353億円353億円-1.9%
2024期350億円326億円-6.9%
2023期350億円317億円-9.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期52億円43億円43億円-17.3%
2024期52億円42億円-18.4%
2023期52億円43億円-17.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2025期を最終年度とする中期経営計画「Sustainable Nagawa Action 2023」は、売上高・営業利益ともに目標未達となる見込みです。近年の業績予想は期初計画に対して複数年連続で未達となっており、計画の信頼性には注意が必要です。ただし、会社は2026期に向けて売上高380億円、営業利益55億円というV字回復計画を掲げており、この目標を達成できるかどうかが株価の大きな分水嶺となるでしょう。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
株主還元・優待30%
CSR・地域連携20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
42
前月比 +5.2%
メディア数
18
日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, 株探, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 35%
サービス業 450社中 157位
報道のトーン
40%
好意的
45%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月株主優待変更

株主優待をデジタルギフトへ変更し、株主還元策の効率化を図りました。

2026年2月業績修正

個別業績予想の修正を発表し、通期見通しの適正化を実施しました。

2025年9月災害協定締結

地方自治体と災害時のレンタル機材提供に関する協定を締結し、社会的信頼性を高めました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率76.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
685億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は一貫して88%から91%という非常に高い水準を維持しています。有利子負債は実質的にゼロの無借金経営を継続しており、強固な財務基盤が確保されています。手元資金が潤沢であるため、将来の成長投資や環境変化に対する高い耐性を備えた盤石な財務体質となっています。 【3Q 2026/03期】総資産777億円、純資産685億円、自己資本比率76.0%。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+11.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-38.1億円
投資に使ったお金
Financing CF
-10.3億円
借入・返済など
Free CF
-26.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期31.4億円31.5億円3.5億円300万円
2022/03期22.0億円32.5億円3.8億円10.4億円
2023/03期5.2億円14.3億円10.2億円9.0億円
2024/03期11.4億円38.1億円10.3億円26.7億円

営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、本業による資金創出能力の高さを示しています。過去には設備投資等によりフリーキャッシュフローが一時的にマイナスとなる年度もありましたが、2025/03期には大幅なプラス転換を果たし、潤沢な資金力を証明しました。財務面では継続的な配当支払いや自己株式取得により、株主還元を通じた資金流出が着実に行われています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
3,700万円
設備投資額
62.9億円
平均勤続年数(従業員)
8
臨時従業員数
21

女性役員比率は9.1%と改善の余地があるものの、社外取締役を登用し経営の監督機能を強化しています。監査報酬に3,700万円を投じるなど、適正な監査体制の構築とガバナンス遵守には高いコストをかけており、中堅企業として堅実な運営体制を整えています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主33.1%
浮動株66.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関20.8%
事業法人等12.3%
外国法人等19.1%
個人その他47.5%
証券会社0.3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はTHE SFP VALUE REALIZATIONMASTER FUND LIMITED(常任代理人 立花証券)・北洋銀行・三菱UFJ銀行。

髙橋 修(2,011,000株)12.86%
THE SFP VALUE REALIZATIONMASTER FUND LIMITED(常任代理人 立花証券株式会社)(1,777,000株)11.37%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,461,000株)9.34%
髙橋 学(1,000,000株)6.39%
菅井 賢志(731,000株)4.67%
株式会社北洋銀行(683,000株)4.37%
株式会社三菱UFJ銀行(610,000株)3.9%
THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDON SPECIAL OMNIBUSSECS LENDING ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(515,000株)3.29%
髙橋 悦雄(473,000株)3.02%
有限会社エヌ・テー商会(416,000株)2.66%

創業家である髙橋一族が大株主として名を連ね、創業者一族の影響力が強い安定した株主構成です。また、THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LIMITEDなどの海外投資家や信託銀行も主要株主として名を連ねており、機関投資家の関心も一定数集めています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1当社の主要顧客である建設、土木業界は、公共投資や民間設備投資に左右される体質であることから、公共投資の減少、建設需要の減少等の環境変化が顕著な場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
2当社は、ユニットハウス事業及び建設機械レンタル事業において、多額のレンタル資産を保有しております
3当社のユニットハウス事業及び建設機械レンタル事業は、鋼材木材価格の高騰によるユニットハウス製造原価の上昇や、建設機械の仕入価格の上昇により減価償却費が増加することで原価が上昇し、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
4気候変動により増加傾向にある台風、豪雪などの異常気象により、当社の主要な設備が一度の災害で広範囲の事業所で被害を受けた場合、この復旧まで生産若しくは出荷が長期間にわたり停止することがあります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
601万円
従業員数
537
平均年齢
37.5歳
平均年収従業員数前年比
当期601万円537-

従業員の平均年収は601万円となっており、建設関連サービス業の中では安定した水準を維持しています。ユニットハウスという独自の事業モデルで高い営業利益率を確保しており、それが持続的な給与原資を支える要因となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、2022期を除いてTOPIXを一貫して下回るアンダーパフォームとなっています。特に2024期以降はその差が拡大しており、株価の低迷が主な要因です。安定配当は下支え要因ですが、利益成長の鈍化が株価の重石となり、市場全体の成長から取り残されている状況が続いています。2026期のV字回復計画の達成による株価上昇が、TSR改善には不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期4024.5%
2017/03期4019.4%
2018/03期5023.5%
2019/03期6034.0%
2020/03期6044.2%
2021/03期6030.8%
2022/03期6533.8%
2023/03期6030.1%
2024/03期6030.2%
2025/03期6022.4%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

ナガワは株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、安定的かつ継続的な配当の実施を基本方針としています。配当性向は30%程度を一つの指標としつつ、業績に応じた柔軟な還元を行っています。安定した収益基盤と無借金の財務体質を背景に、堅実な配当政策を継続しており、長期的な株主価値の向上を目指しています。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 91.8万円 になりました (-8.2万円)
-8.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期130.6万円30.6万円30.6%
2022期148.3万円48.3万円48.3%
2023期102.1万円2.1万円2.1%
2024期118.9万円18.9万円18.9%
2025期91.8万円8.2万円-8.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残34,300株
売り残272,900株
信用倍率0.13倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年7月下旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年10月下旬
定時株主総会2025年6月下旬

信用取引では、買い残に対して売り残が約8倍と非常に多く、信用倍率は0.13倍と極端に低い水準です。これは、将来の株価下落を見込む空売りが多いことを示唆しており、短期的な需給は厳しい状況です。一方で、将来的な買い戻し(ショートカバー)のエネルギーが溜まっているとも言え、好材料が出た際の株価上昇の起爆剤となる可能性も秘めています。PERは業界平均並みですが、PBRは割安感があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期45.4億円15.0億円33.1%
2022/03期46.9億円16.7億円35.7%
2023/03期46.7億円15.4億円33.0%
2024/03期46.4億円15.2億円32.8%

法人税等の支払いは概ね法定実効税率に近い水準で推移してきましたが、2025/03期には税効果会計の影響などにより一時的に実効税率が低下しています。翌期以降は通常水準への回帰を予定しており、適切な税務処理と申告が行われています。税引前利益に対する税負担は安定的な収益状況を反映しています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ナガワ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 76.0%
稼ぐ力
普通
ROE 3.8%(累計)
話題性
普通
ポジ 40%

「建設現場の『仮設のハコ』で稼ぐ、財務優良なユニットハウスの巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU