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Gunosy

Gunosy Inc.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE0.7%
BPS464.6円
自己資本比率84.4%
FY2025/3 有報データ

あなたに最適な情報を届ける、ニュースアプリのパイオニア

データとアルゴリズムで、情報にまつわる課題を解決し、人々の生活を豊かにする。

この会社ってなに?

あなたがスマートフォンで今日のニュースをチェックするとき、そのアプリは「グノシー」かもしれません。Gunosyは、あなたの興味に合わせて膨大な情報の中から最適な記事をAIが選んで届けるサービスを運営しています。また、もしあなたがゲーム好きなら、攻略情報を調べる際に「ゲームエイト」というサイトを使ったことがあるかもしれません。実はこの人気サイトもGunosyグループの一員で、あなたの「知りたい」や「楽しみたい」に応える様々なメディアを裏側で支えている会社なのです。

情報キュレーションアプリ「グノシー」を運営する同社は、FY2025に売上高61.0億円、営業利益5.75億円と、2期ぶりの営業黒字転換を達成しました。主力のメディア事業が広告市況の低迷で苦戦する一方、M&Aで子会社化したゲーム攻略サイト「ゲームエイト」などが収益を下支えしています。FY2026は売上高78.9億円、営業利益7.80億円と増収増益を予想しており、事業ポートフォリオの再構築による成長軌道への回帰が焦点となります。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
5月
本社
東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
公式
gunosy.co.jp

社長プロフィール

竹谷 祐哉
竹谷 祐哉
代表取締役 最高経営責任者(CEO)
挑戦者
「情報を世界中の人に最適に届ける」という企業理念のもと、主力であるメディア事業の成長を継続させるとともに、そこで培ったデータや技術力を活用し、投資事業やアドテクノロジーといった新たな領域へ果敢に挑戦していきます。株主の皆様のご期待に応えるべく、企業価値の最大化に努めてまいります。

この会社のストーリー

2012
Gunosy創業

東京大学大学院の学生3名が「情報を世界中の人に最適に届ける」を理念に掲げ、株式会社Gunosyを設立。情報キュレーションアプリ「グノシー」の提供を開始した。

2015
東証マザーズへスピード上場

設立からわずか3年で東京証券取引所マザーズ市場に上場を果たす。公開価格と同値の1,520円で初値をつけ、大きな注目を集めた。

2016
大手キャリアKDDIとの提携

KDDIとの業務資本提携により、スマートフォン向け新メディアサービスを共同開発。ユーザー基盤のさらなる拡大を実現した。

2018
投資事業への本格参入

投資事業子会社として「Gunosy Capital」を設立。日本・インドを中心にスタートアップ企業へのグローバルな成長投資活動を開始し、事業の多角化を進める。

2020
コロナ禍での業績変動

広告市場の変動などにより、2020年5月期は営業利益が大幅に減少。事業環境の変化に対応する力が試される時期となった。

2024
M&Aによる事業ポートフォリオ強化

Gホールディングスの子会社化など、戦略的なM&Aを推進。メディア事業に加え、新たな収益の柱を構築し、再成長を目指す。

2025
黒字転換と新たな挑戦

2025年5月期連結決算で黒字転換を達成。ソニーペイメントとの新会社設立など、既存事業の強化と新規事業の創出を両輪で進める。

2026
グループ時価総額1,000億円へ

プライム市場の上場維持基準達成に向け、中期経営計画を着実に遂行。グループ全体での持続的な成長と企業価値向上を目指し、未来へ向かう。

注目ポイント

メディア事業の次なる一手

主力のニュースアプリで培った技術とデータを活用し、アドテク事業やM&Aを積極的に推進。既存の枠にとらわれず、新たな成長エンジンを創出し続けています。

グローバル投資で未来を育む

子会社Gunosy Capitalを通じて、国内外の有望なスタートアップへ投資。特にインド市場での実績は目覚ましく、投資先の上場など着実に成果を上げています。

安定した財務基盤と株主還元

安定したキャッシュフローを創出しつつ、配当や自己株式取得といった株主還元にも積極的。事業の成長と株主への利益還元の両立を目指しています。

サービスの実績は?

73.4億円
売上高
FY2024実績
-8.8% YoY
0.70億円
営業利益
FY2024実績
黒字転換
-49.3
1株あたり純利益 (EPS)
FY2024実績
18.3
1株あたり配当金
FY2025予想
復配
21.64億円
ゲームエイト事業売上高
FY2025見込
主要M&A事業

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 18.3円
安全性
安定
自己資本比率 84.4%
稼ぐ力
普通
ROE 0.7%
話題性
不評
ポジティブ 30%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
18.3
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2016/300.0%
FY2017/300.0%
FY2018/300.0%
FY2019/300.0%
FY2020/300.0%
FY2021/300.0%
FY2022/300.0%
FY2023/300.0%
FY2024/300.0%
FY2025/318.3556.2%
株主優待
なし

株主優待は実施しておりません。

同社は成長への再投資を優先するため長らく無配を継続してきましたが、現在は安定配当の実現に向けた方針に移行しつつあります。FY2025/3には1株あたり18.3円の配当を実施しましたが、利益水準に対して高い配当性向となっているため、今後は持続的な利益成長による還元原資の確保が重要です。株主還元は今後の業績動向を見極めながら慎重に判断される見通しです。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
0.7%
業界平均
12.5%
営業利益率下回る
この会社
9.4%
業界平均
11.9%
自己資本比率上回る
この会社
84.4%
業界平均
51.2%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/390.0億円
FY2023/380.5億円
FY2024/373.4億円
FY2025/361.0億円
営業利益
FY2022/34.1億円
FY2023/3-2.7億円
FY2024/37,000万円
FY2025/35.8億円

Gunosyはメディア事業を主軸に展開していますが、近年の業績は広告宣伝費の投下状況や市況の変化に大きく左右される傾向にあります。FY2023/3からFY2024/3にかけては純損失を計上するなど厳しい局面がありましたが、構造改革やコスト見直しが進んだことで、FY2025/3には黒字化を達成しました。FY2026/3に向けては収益改善が期待されており、利益成長の軌道に乗れるかが今後の焦点となります。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
0.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
0.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
9.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/39.0%8.0%12.2%
FY2017/314.0%11.7%19.6%
FY2018/35.7%4.3%17.3%
FY2019/318.3%14.4%15.3%
FY2020/33.5%3.0%6.1%
FY2021/33.4%2.9%8.0%
FY2022/31.1%1.0%4.6%
FY2023/3-10.6%-9.3%-3.3%
FY2024/3-11.9%-10.5%1.0%
FY2025/30.7%0.6%9.4%

収益性指標は、メディア事業における広告宣伝費の投資効率に強く依存しています。特に赤字となったFY2023/3やFY2024/3にはROEやROAが悪化しましたが、直近では営業利益率が9.4%まで回復し、収益性の再構築が進んでいることが示されています。今後は安定的な広告単価の確保と効率的なユーザー獲得が、持続的な高収益体制への鍵となります。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率84.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
113億円

同社は強固な自己資本を維持しており、自己資本比率は80%超という極めて高い水準を保っています。現預金等の資産構成に対し、有利子負債は実質的にゼロの無借金経営を継続しており、極めて健全な財務基盤を構築しています。この手元流動性を活用し、スタートアップ投資や新規事業開発を推進できることが同社の強みです。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-2,600万円
営業CF
投資に使ったお金
-11.4億円
投資CF
借入・返済など
+5,500万円
財務CF
手元に残ったお金
-11.7億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/35.3億円-12.8億円-1.9億円-7.4億円
FY2017/317.0億円-5.6億円7,000万円11.4億円
FY2018/323.9億円-3.3億円1.3億円20.6億円
FY2019/320.7億円1.3億円1.9億円22.0億円
FY2020/3-6.3億円-9.9億円-4.6億円-16.2億円
FY2021/39.8億円-10.8億円-100万円-9,600万円
FY2022/3-3,300万円-40.6億円900万円-41.0億円
FY2023/3-4.3億円6.0億円0円1.7億円
FY2024/3-2.1億円2.7億円-1.0億円6,500万円
FY2025/3-2,600万円-11.4億円5,500万円-11.7億円

営業キャッシュフローは広告宣伝費の支出や事業収益の変動によりプラスとマイナスが混在する推移となっています。投資キャッシュフローは、成長戦略の一環としてスタートアップ企業への出資やM&Aを積極的に行っている影響で大きく変動しています。手元の潤沢な現金を活用した投資行動が将来の成長エンジンへの源泉となっており、キャッシュの出入りは成長局面における事業投資を反映したものです。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/35.7億円0円0.0%
FY2017/315.2億円3.9億円25.7%
FY2018/319.4億円14.4億円74.2%
FY2019/322.9億円2.8億円12.2%
FY2020/38.4億円4.5億円53.9%
FY2021/36.4億円2.6億円40.3%
FY2022/31.9億円6,100万円31.9%
FY2023/3-17.1億円0円-
FY2024/3-8.3億円0円-
FY2025/33.3億円2.5億円76.0%

法人税等の支払いは税引前利益の増減に連動しており、赤字期には法人税等の負担が発生していません。FY2025/3には税引前利益約3.3億円に対し約2.5億円の税負担が生じ、実効税率が高くなっています。これは繰延税金資産の取り崩しや会計上の利益と税務上の課税所得の差が影響しており、一時的な負担増が見られます。

会社の公式開示情報

売上高は「グノシー」を中心としたメディア広告事業と、子会社のゲームエイトが牽引するメディア事業で構成されています。特にメディア事業の収益力強化と新規事業への投資回収が今後のリスク要因であり、開示資料では市場環境の変化に対する感応度が注視されています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
過去の業績予想は未達が多く、計画達成力には課題が見られる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 連結業績予想
FY2026
売上高: 目標 78.9億円 順調 (61.0億円)
77.3%
営業利益: 目標 7.8億円 順調 (5.75億円)
73.7%
当期純利益: 目標 4.3億円 大幅遅れ (0.78億円)
18.1%
EPS: 目標 18.0円 大幅遅れ (3.3円)
18.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202563億円61億円-3.2%
FY202479億円73億円-6.9%
FY202390億円81億円-10.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20255億円6億円+27.8%
FY2024-5億円1億円赤字幅縮小
FY20232億円-3億円大幅未達

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は明確な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を計画として追跡します。FY2026は売上高78.9億円、営業利益7.8億円という増収増益の強気な目標を掲げています。これは、主力のメディア事業の回復に加え、M&Aで取得した事業の貢献が本格化することを見込んでいます。しかし、過去の業績予想は未達で終わるケースも散見されるため、今後の進捗を慎重に見極める必要があります。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,444,200株
売り残402,300株
信用倍率3.59倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年5月期 第3四半期決算発表2026年4月14日(予定)
2026年5月期 本決算発表2026年7月上旬(予定)

PERは業界平均並みですが、PBRは割安な水準にあります。FY2025の復配により、配当利回りは3.51%と業界平均を上回り、魅力的な水準です。信用買い残は売り残を上回っており、信用倍率は3.59倍とやや高めのため、将来的な需給悪化には注意が必要です。今後の決算で示される業績回復の確度が、市場の評価を左右するでしょう。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
48
前月比 -12.5%
メディア数
28
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 35%
サービス業 450社中 158位
報道のトーン
30%
好意的
30%
中立
40%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務情報50%
戦略・M&A20%
株価・市況20%
その他10%

最近の出来事

2025年7月子会社化

戦略的M&Aの第一弾としてGホールディングスを子会社化し、収益多角化を図った。

2025年10月提携

Premium Japanとのコンテンツパートナーシップを締結し、アプリ内配信コンテンツを強化。

2026年1月下方修正

26年5月期の業績予想を売上高64.5億円、営業利益2.5億円へ下方修正を発表した。

Gunosy まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 18.3円
安全性
安定
自己資本比率 84.4%
稼ぐ力
普通
ROE 0.7%
話題性
不評
ポジティブ 30%

「ニュースアプリの草分けが、広告市況の荒波を乗り越え、投資とM&Aで再起を図る」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU