Gunosy6047
Gunosy Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがスマートフォンで今日のニュースをチェックするとき、そのアプリは「グノシー」かもしれません。Gunosyは、あなたの興味に合わせて膨大な情報の中から最適な記事をAIが選んで届けるサービスを運営しています。また、もしあなたがゲーム好きなら、攻略情報を調べる際に「ゲームエイト」というサイトを使ったことがあるかもしれません。実はこの人気サイトもGunosyグループの一員で、あなたの「知りたい」や「楽しみたい」に応える様々なメディアを裏側で支えている会社なのです。
情報キュレーションアプリ「グノシー」を運営する同社は、2025期に売上高61.0億円、営業利益5.75億円と、2期ぶりの営業黒字転換を達成しました。主力のメディア事業が広告市況の低迷で苦戦する一方、M&Aで子会社化したゲーム攻略サイト「ゲームエイト」などが収益を下支えしています。2026期は売上高78.9億円、営業利益7.80億円と増収増益を予想しており、事業ポートフォリオの再構築による成長軌道への回帰が焦点となります。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 5月
- 本社
- 東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 9.0% | 8.0% | 12.2% |
| 2017/05期 | 15.3% | 13.1% | 19.6% |
| 2018/05期 | 6.0% | 4.7% | 17.3% |
| 2019/05期 | 20.4% | 15.7% | 15.3% |
| 2020/05期 | 3.5% | 2.9% | 6.1% |
| 2021/05期 | 3.4% | 2.9% | 8.0% |
| 2022/05期 | 1.1% | 1.0% | 4.6% |
| 2023/05期 | 10.1% | 8.9% | 3.3% |
| 2024/05期 | 11.4% | 10.0% | 1.0% |
| 2025/05期 | 0.7% | 0.6% | 9.4% |
| 3Q FY2026/5 | 1.9%(累計) | 1.6%(累計) | 4.8% |
収益性指標は、メディア事業における広告宣伝費の投資効率に強く依存しています。特に赤字となった2023/03期や2024/03期にはROEやROAが悪化しましたが、直近では営業利益率が9.4%まで回復し、収益性の再構築が進んでいることが示されています。今後は安定的な広告単価の確保と効率的なユーザー獲得が、持続的な高収益体制への鍵となります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/05期 | 89.1億円 | 7.2億円 | 3.8億円 | 16.3円 | -36.3% |
| 2022/05期 | 90.0億円 | 4.1億円 | 1.3億円 | 5.5円 | +1.0% |
| 2023/05期 | 80.5億円 | 2.7億円 | 11.5億円 | -48.0円 | -10.5% |
| 2024/05期 | 73.4億円 | 7,000万円 | 11.9億円 | -49.3円 | -8.8% |
| 2025/05期 | 61.0億円 | 5.8億円 | 7,800万円 | 3.3円 | -17.0% |
Gunosyはメディア事業を主軸に展開していますが、近年の業績は広告宣伝費の投下状況や市況の変化に大きく左右される傾向にあります。2023/03期から2024/03期にかけては純損失を計上するなど厳しい局面がありましたが、構造改革やコスト見直しが進んだことで、2025/03期には黒字化を達成しました。2026/03期に向けては収益改善が期待されており、利益成長の軌道に乗れるかが今後の焦点となります。 【3Q 2026/05期実績】売上50億円(通期予想比63%)、営業利益2.4億円(同30%)、純利益2.0億円(同47%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
売上高は「グノシー」を中心としたメディア広告事業と、子会社のゲームエイトが牽引するメディア事業で構成されています。特にメディア事業の収益力強化と新規事業への投資回収が今後のリスク要因であり、開示資料では市場環境の変化に対する感応度が注視されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 63億円 | — | 61億円 | -3.2% |
| 2024期 | 79億円 | — | 73億円 | -6.9% |
| 2023期 | 90億円 | — | 81億円 | -10.6% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 5億円 | — | 6億円 | +27.8% |
| 2024期 | -5億円 | — | 1億円 | 赤字幅縮小 |
| 2023期 | 2億円 | — | -3億円 | 大幅未達 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は明確な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を計画として追跡します。2026期は売上高78.9億円、営業利益7.8億円という増収増益の強気な目標を掲げています。これは、主力のメディア事業の回復に加え、M&Aで取得した事業の貢献が本格化することを見込んでいます。しかし、過去の業績予想は未達で終わるケースも散見されるため、今後の進捗を慎重に見極める必要があります。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
戦略的M&Aの第一弾としてGホールディングスを子会社化し、収益多角化を図った。
Premium Japanとのコンテンツパートナーシップを締結し、アプリ内配信コンテンツを強化。
26年5月期の業績予想を売上高64.5億円、営業利益2.5億円へ下方修正を発表した。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
同社は強固な自己資本を維持しており、自己資本比率は80%超という極めて高い水準を保っています。現預金等の資産構成に対し、有利子負債は実質的にゼロの無借金経営を継続しており、極めて健全な財務基盤を構築しています。この手元流動性を活用し、スタートアップ投資や新規事業開発を推進できることが同社の強みです。 【3Q 2026/05期】総資産126億円、純資産110億円、自己資本比率84.1%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 5.3億円 | 12.8億円 | 1.9億円 | 7.4億円 |
| 2017/05期 | 17.0億円 | 5.6億円 | 7,000万円 | 11.4億円 |
| 2018/05期 | 23.9億円 | 3.3億円 | 1.3億円 | 20.6億円 |
| 2019/05期 | 20.7億円 | 1.3億円 | 1.9億円 | 22.0億円 |
| 2020/05期 | 6.3億円 | 9.9億円 | 4.6億円 | 16.2億円 |
| 2021/05期 | 9.8億円 | 10.8億円 | 100万円 | 9,600万円 |
| 2022/05期 | 3,300万円 | 40.6億円 | 900万円 | 41.0億円 |
| 2023/05期 | 4.3億円 | 6.0億円 | 0円 | 1.7億円 |
| 2024/05期 | 2.1億円 | 2.7億円 | 1.0億円 | 6,500万円 |
| 2025/05期 | 2,600万円 | 11.4億円 | 5,500万円 | 11.7億円 |
営業キャッシュフローは広告宣伝費の支出や事業収益の変動によりプラスとマイナスが混在する推移となっています。投資キャッシュフローは、成長戦略の一環としてスタートアップ企業への出資やM&Aを積極的に行っている影響で大きく変動しています。手元の潤沢な現金を活用した投資行動が将来の成長エンジンへの源泉となっており、キャッシュの出入りは成長局面における事業投資を反映したものです。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2017/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2018/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2019/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/05期 | 0円 | 0.0% |
| 2025/05期 | 18.3円 | 556.2% |
株主優待は実施しておりません。
同社は成長への再投資を優先するため長らく無配を継続してきましたが、現在は安定配当の実現に向けた方針に移行しつつあります。2025/03期には1株あたり18.3円の配当を実施しましたが、利益水準に対して高い配当性向となっているため、今後は持続的な利益成長による還元原資の確保が重要です。株主還元は今後の業績動向を見極めながら慎重に判断される見通しです。
株の売買状況と今後の予定
PERは業界平均並みですが、PBRは割安な水準にあります。2025期の復配により、配当利回りは3.51%と業界平均を上回り、魅力的な水準です。信用買い残は売り残を上回っており、信用倍率は3.59倍とやや高めのため、将来的な需給悪化には注意が必要です。今後の決算で示される業績回復の確度が、市場の評価を左右するでしょう。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 5.7億円 | 0円 | 0.0% |
| 2017/05期 | 15.2億円 | 3.9億円 | 25.7% |
| 2018/05期 | 19.4億円 | 14.4億円 | 74.2% |
| 2019/05期 | 22.9億円 | 2.8億円 | 12.2% |
| 2020/05期 | 8.4億円 | 4.5億円 | 53.9% |
| 2021/05期 | 6.4億円 | 2.6億円 | 40.3% |
| 2022/05期 | 1.9億円 | 6,100万円 | 31.9% |
| 2023/05期 | -17.1億円 | 0円 | - |
| 2024/05期 | -8.3億円 | 0円 | - |
| 2025/05期 | 3.3億円 | 2.5億円 | 76.0% |
法人税等の支払いは税引前利益の増減に連動しており、赤字期には法人税等の負担が発生していません。2025/03期には税引前利益約3.3億円に対し約2.5億円の税負担が生じ、実効税率が高くなっています。これは繰延税金資産の取り崩しや会計上の利益と税務上の課税所得の差が影響しており、一時的な負担増が見られます。
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Gunosy まとめ
「ニュースアプリの草分けが、広告市況の荒波を乗り越え、投資とM&Aで再起を図る」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。