9553グロース

マイクロアド

MicroAd, Inc.

最終更新日: 2026年3月20日

ROE8.8%(累計)
BPS141.2円
自己資本比率36.5%
1Q FY2026/9 決算短信

データとテクノロジーでマーケティングの未来をデザインする

データとテクノロジーの力で、新しい未来の生活をデザインする(Redesigning the Future Life)。

この会社ってなに?

あなたがSNSで見かける広告や、ショッピングモールのデジタルサイネージに表示される情報の裏側で、マイクロアドのデータ技術が活用されています。ネット上の行動データを分析し、企業が「届けたい人に届けたい情報を届ける」仕組みを支える、デジタル広告のインフラ企業です。

FY2025/9は売上高156.7億円(前期比+14.3%)、営業利益6.13億円と大幅増益で着地し、FY2026/9は売上高174.4億円、営業利益8.15億円と引き続き二桁成長を見込みます。1Q時点で営業利益3.98億円と通期計画の約49%に達する高進捗が確認されています。データプラットフォーム「UNIVERSE」を基盤に広告配信からコンサルティングまで幅広いマーケティング支援を展開。2025年11月には800株以上保有で年間14,000円相当のデジタルギフトを贈呈する株主優待を新設し、個人投資家からの注目度が急上昇しています。

サービス業グロース市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
9月
本社
東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー13F
公式
www.microad.co.jp

社長プロフィール

渡辺健太郎
代表取締役 社長執行役員
ビジョナリー
私たちはデータとテクノロジーをかけ合わせたマーケティングプラットフォームを提供しています。「Redesigning the Future Life」という想いを掲げ、広告やマーケティングの枠を超えて人々の未来の暮らしを豊かにしてまいります。

この会社のストーリー

2007
株式会社マイクロアド設立

サイバーエージェントグループの新規事業として、インターネット広告事業を担う株式会社マイクロアドが設立されました。

2011
DSP「MicroAd BLADE」の提供開始

独自の広告配信プラットフォームであるDSPサービスを開始し、デジタルマーケティング市場で急成長を遂げました。

2017
現社長が経営中枢へ

海外事業を牽引してきた渡辺健太郎氏が帰国し、当社の役員に就任。さらなる事業拡大の原動力となりました。

2022
東証グロース市場へ新規上場

6月29日に東京証券取引所グロース市場への上場を果たし、企業としての信頼性と知名度を飛躍的に高めました。

2023
魅力的な株主優待を新設

800株以上の保有で年間14,000円分のデジタルギフトを贈呈する株主優待制度を発表し、個人投資家の注目を集めました。

2024
M&Aによる海外・実店舗領域への進出

台湾の実店舗運営支援企業やインドネシア企業の買収、韓国向けマーケティング提携など、グローバル展開と事業多角化を加速させました。

2025
生産性向上による増収増益

データセンター移設などの生産性向上施策が奏功し、利益率が大きく改善。安定した収益基盤を確立しました。

2026
中期的な成長目標の達成へ

売上高200億円、営業利益15億円の将来目標に向け、デジタル広告の枠を超えた広範なマーケティング支援を展開していきます。

注目ポイント

利回りにも期待!魅力的な株主優待制度

800株以上の保有で、年2回(合計14,000円分)のデジタルギフトがもらえる、個人投資家に嬉しい優待制度があります。

データ×テクノロジーによる高い課題解決力

膨大な消費者データを活用したマーケティングプラットフォームを展開し、企業の課題をピンポイントかつ効率的に解決します。

M&Aと海外展開で事業領域を拡大中

アジアを中心とした海外企業の買収や実店舗支援領域への進出など、ネット広告にとどまらない積極的な事業拡大を続けています。

サービスの実績は?

11.3%
FY2026/9 売上高成長率予想
会社予想ベース(174.4億円)
+11.3% YoY
48.8%
1Q営業利益進捗率
通期計画8.15億円に対し3.98億円
高進捗
2.06%
実質株主優待利回り
800株保有時換算(851円基準)
新設

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
なし
配当なし
安全性
普通
自己資本比率 36.5%
稼ぐ力
普通
ROE 8.8%(累計)
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0
方針: 無配継続(成長投資優先)
1株配当配当性向
FY2022/900.0%
FY2023/900.0%
FY2024/900.0%
FY2025/900.0%
株主優待
あり
デジタルギフト(各種電子マネー・ポイント等に交換可能)
必要株数800株以上(約68万円)
金額相当年間約14,000円相当
権利確定月3月・9月

現在は成長投資を最優先するフェーズにあるため、配当による直接的な利益還元は行わず無配を継続しています。その代わりとして2025年11月に株主優待制度を新設し、800株以上保有で年間14,000円分のデジタルギフトを贈呈することで株主還元を図っています。現在の株価水準で実質優待利回りは約2.1%となり、成長企業でありながら個人投資家にもメリットのある設計となっています。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
8.8%(累計)
業界平均
11.3%
営業利益率下回る
この会社
8.7%
業界平均
9.7%
自己資本比率下回る
この会社
36.5%
業界平均
53.5%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/9122億円
FY2023/9129億円
FY2024/9137億円
FY2025/9157億円
営業利益
FY2022/96.3億円
FY2023/98.3億円
FY2024/93.1億円
FY2025/96.1億円

当社の売上高はFY2024/9の約137億円からFY2025/9には約157億円へと順調に拡大しており、データプロダクト事業を軸とした着実な成長が続いています。FY2026/9の予想では売上高約174億円、営業利益約8.2億円を見込んでおり、販促効率の改善により増収増益のトレンドが鮮明です。今後は広告配信プラットフォームの最適化により、さらなる収益の積み上げが期待されます。 【1Q FY2026/9実績】売上46億円(通期予想比26%)、営業利益4.0億円(同49%)、純利益3.0億円(同46%)。

事業ごとの売上・利益

データプロダクト
約95億円60.5%)
コンサルティング
約62億円39.5%)
データプロダクト約95億円

自社開発のデータプラットフォーム「UNIVERSE」を基盤とした広告配信・マーケティング支援プロダクト群。業界特化型プロダクトの拡充により高成長を維持。売上構成比約61%。

コンサルティング約62億円

他社製品を含む広告運用代行やマーケティングコンサルティング。顧客企業のデジタルマーケティング課題をワンストップで解決。売上構成比約39%。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.8%(累計)
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
3.2%(累計)
会社全体の資産の活用度
営業利益率
8.7%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2022/917.3%8.4%5.1%
FY2023/917.1%8.8%6.5%
FY2024/97.4%3.7%2.2%
FY2025/95.0%2.2%3.9%
1Q FY2026/98.8%(累計)3.2%(累計)8.7%

FY2025/9の営業利益率は約3.9%と、前期の約2.2%から大幅に改善しました。これは生産性向上施策の浸透による収益性の改善が主因であり、利益体質の強化が進んでいることを示しています。今後はプロダクトの付加価値を高め、ROEやROAといった資本効率指標の安定的な上昇が求められます。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率36.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
30.7億円
会社の純資産
42.4億円

総資産はFY2025/9に約91.5億円と拡大傾向にあり、M&Aによる事業拡張が資産増加の主因です。有利子負債ゼロの無借金経営を維持しており、自己資本比率は約38%と一定の安定性を確保しています。BPSも127.9円と着実に積み上がっており、成長投資と財務健全性のバランスが取れた状態です。 【1Q FY2026/9】総資産99億円、純資産42億円、自己資本比率36.5%、有利子負債31億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+7.8億円
営業CF
投資に使ったお金
-11.5億円
投資CF
借入・返済など
+1.6億円
財務CF
手元に残ったお金
-3.7億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2022/97.1億円-4.1億円6.8億円3.0億円
FY2023/92.7億円-10.2億円4.2億円-7.5億円
FY2024/93.4億円-18.1億円10.0億円-14.7億円
FY2025/97.8億円-11.5億円1.6億円-3.7億円

営業キャッシュフローはFY2025/9には約7.8億円と大幅に増加しており、本業による稼ぐ力の着実な向上が確認できます。一方で、投資活動によるキャッシュフローはM&Aや開発投資等によりマイナスが続いていますが、これは将来の成長に向けた積極的な投資フェーズにあることを示しています。投資回収が進むにつれ、フリーキャッシュフローの黒字化が今後の財務改善の焦点となります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1親会社サイバーエージェントの経営方針変更による事業戦略への影響リスク
2Cookie規制やプライバシー保護強化によるデータ収集制限リスク
3Google・Meta等の大手プラットフォームのポリシー変更による広告配信への影響リスク
4M&Aによるのれん減損やPMI(統合プロセス)失敗リスク
5デジタル広告市場における競争激化と価格下落リスク
6海外子会社のカントリーリスク(東南アジア・台湾・韓国等)

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2022/95.9億円9,600万円16.2%
FY2023/97.4億円1.7億円23.4%
FY2024/92.9億円1,200万円4.1%
FY2025/95.3億円3.4億円63.3%

法人税等の変動は、特定の会計期間における繰延税金資産の取り崩しや、税務上の損益調整の影響を強く受けています。特にFY2025/9は実効税率が63.3%と一時的に高騰しましたが、これは恒常的な負担増ではなく特定の会計上の調整によるものです。FY2026/9の予想では、実効税率は約18.7%の水準に落ち着き、税引前利益の拡大とともに平準化に向かう見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
665万円
従業員数
391
平均年齢
31.5歳
平均年収従業員数前年比
当期665万円391-

従業員平均年収は665万円と、日本の平均年収と比較して高い水準を維持しています。データ活用によるマーケティング支援という成長性の高いアドテクノロジー業界での生産性の高さが、この給与水準を支える背景となっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主54.3%
浮動株45.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関0.4%
事業法人等54%
外国法人等4.4%
個人その他35.3%
証券会社6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。

サイバーエージェント (4751)48.86%
SWAY5.67%
SBI証券2.22%
楽天証券1.94%
その他(個人投資家ほか)41.31%

サイバーエージェントが約49%を保有する連結子会社。グループの広告主基盤やデータを活用できる点が最大の強み。独自のデータプラットフォームUNIVERSEの成長がグループ内での存在感を高めている。

会社の公式開示情報

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
データプロダクト約95億円--
コンサルティング約62億円--

主力事業であるマーケティングプラットフォーム事業は、データプロダクトとコンサルティングの2本柱で構成されています。特にデータプロダクトは「UNIVERSE」を核に業界特化型の広告配信ソリューションを展開し、高い成長率を維持しています。リスク要因としては、Cookie規制の強化やプラットフォーム各社のポリシー変更が挙げられますが、自社データ基盤の強化によりポストCookie時代への対応を進めています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
FY2024は未達着地も、直近FY2025は想定以上の利益改善を見せV字回復。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2024の未達は生産性改善に向けた体制変更の過渡期によるものであり、FY2025ではその効果が顕在化し大幅上振れを達成。
旧中計(上場後初期計画)
FY2022〜FY2024(2022年公表)
売上高: 目標 80億円 未達 (68億円)
85%
営業利益: 目標 7億円 未達 (5.2億円)
74%
インバウンド売上比率: 目標 20% 未達 (15%)
75%
旧・業績目標(FY2024)
FY2024
売上高: 目標 150.0億円 未達 (137.1億円)
91.4%
営業利益: 目標 4.0億円 未達 (3.07億円)
76.8%
現行・業績ガイダンス
FY2026
売上高: 目標 174.4億円 大幅遅れ (45.57億円)
26.1%
営業利益: 目標 8.15億円 やや遅れ (3.98億円)
48.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024150億円137億円-8.6%
FY2025150億円157億円+4.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20244億円3億円-23.2%
FY20252億円6億円+179.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

FY2024は期初計画に対して売上・利益ともに未達となりましたが、FY2025において生産性向上施策が奏功し、営業利益が期初想定を大幅に上回る6.13億円に着地しました。FY2026/9期第1四半期も営業利益3.98億円と通期計画に対し約49%の高い進捗率を示しており、データプラットフォームの収益性向上が確認できます。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,106,100株
売り残455,400株
信用倍率2.43倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第2四半期決算発表2026年5月中旬予定
第3四半期決算発表2026年8月中旬予定

サービス業の平均と比較してPER 35.1倍、PBR 6.65倍と高めのバリュエーションが付与されています。これは今期予想EPS 24.3円を基準とした数値であり、成長期待を織り込んだ水準です。配当利回りは0%ですが、優待新設(800株保有で実質約2%の利回り)が下値を支える要因となっており、信用倍率も2.68倍と需給環境は比較的良好です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, ダイヤモンドZAI, MarkeZine ほか
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 500社中 72位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績発表40%
株主還元・優待25%
新規事業・提携20%
株価動向・テクニカル15%

最近の出来事

2026年2月3Q好調

第1四半期連結決算にて営業利益3.98億円を達成し、前年同期比で大幅な増益を記録。

2025年11月株主優待導入

株主優待制度の新規導入を発表し、市場からの注目度が高まり一時ストップ高を記録。

2025年10月提携開始

Sansanとの共同開発による「Eight」内へのインフィード広告配信を開始し、BtoBマーケティング領域を強化。

マイクロアド まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
なし
配当なし
安全性
普通
自己資本比率 36.5%
稼ぐ力
普通
ROE 8.8%(累計)
話題性
好評
ポジティブ 65%

データプラットフォーム『UNIVERSE』を核に増収増益が加速、株主優待新設も追い風のアドテク成長企業

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/30 / データ提供: OSHIKABU