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パソナグループ2168

Pasona Group Inc.

プライムUpdated 2026/07/03
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
低迷
赤字
配当
高め
1株 75円
安全性
安定
自己資本比率 55.4%(3Q FY2026/5末時点)
稼ぐ力
低い
ROE -6.1%(FY2025/5実績)
話題性
不評
ポジ 25%

この会社ってなに?

パソナグループのサービスは、あなたの働き方に身近に関わっています。オフィスで一緒に働く派遣スタッフや、企業の経理・総務などの間接業務の受託(BPO)は同社の中核事業です。休日に淡路島でテーマパーク『ニジゲンノモリ』を楽しんだ経験があれば、それも同社の地方創生・観光事業です。かつて傘下だった福利厚生のベネフィット・ワンは2024年に第一生命へ売却し、いまは人材サービスと地方創生を軸に事業を再構築中です。足元は営業赤字が続く点は知っておきたいところです。

パソナグループは1976年創業の総合人材サービス大手で、人材派遣・BPO(業務受託)・人材紹介を中核に、兵庫県淡路島での地方創生・観光事業を展開しています。2024/05期は子会社ベネフィット・ワン株式を第一生命ホールディングスへ売却し、関係会社株式売却益約1,120億円を計上して純利益959億円を記録しました。しかしその反動と本業のBPO大型案件のピークアウトにより、2025/05期は営業損失12億円・純損失87億円へと転落。2026/05期も2026年6月に再下方修正し、営業損失11.5億円・純損失33億円と2期連続の赤字を見込みます。2025年7月には中期ビジョン『PASONA GROUP VISION 2030』を策定し、2030年5月期に売上高4,000億円・ROE8%以上を目標に掲げました。配当は普通配当15円+特別配当60円の年75円(利回り約5%、特別配当は2028年5月期まで)。2025年5月末に創業者の南部靖之氏が退任し、若本博隆会長CEO・中尾慎太郎社長COOの新体制へ移行しました。

サービス業プライム市場

注目ポイント

淡路島発の地方創生への挑戦

兵庫県淡路島にレストランやテーマパーク『ニジゲンノモリ』を展開し、観光を軸にした地方創生を推進。2030年5月期に売上200億円・営業利益20億円の黒字化を目指す先行投資期にあります。

人材×BPOの中核事業

人材派遣に加え、企業の経理・総務などの間接業務を請け負うBPO(業務受託)が収益の柱。AIを組み合わせた高付加価値サービス『AIO』などへの進化を進めています。

特別配当込みの高利回り

ベネフィット・ワン売却資金の還元として、普通配当15円に特別配当60円を加えた年75円(利回り約5%)を2028年5月期まで実施。淡路島施設の割引優待もあります。

会社概要

業種
サービス業
決算期
5月
本社
東京都港区南青山3-1-30
公式
www.pasonagroup.co.jp

サービスの実績は?

3,092億円
連結売上高
2025/05期 実績
4,000億円
中期売上目標
2030年5月期(VISION 2030)
20億円
地方創生・観光 営業利益目標
2030年5月期
1,120億円
ベネフィット・ワン売却益
2024/05期 特別利益
37.45%
筆頭株主 保有比率
南部靖之氏
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

HRソリューション
2,865億円91.4%)
グローバルソリューション
114.1億円3.6%)
ライフソリューション
86.2億円2.7%)
地方創生・観光ソリューション
70.8億円2.3%)
HRソリューション2,865億円
利益: 148.1億円利益率: 5.2%

BPO(業務受託)・人材派遣・人材紹介を束ねる中核。グループ売上の大半・利益の柱

グローバルソリューション114.1億円
利益: 4.0億円利益率: 3.5%

米国・アジアでの人材紹介・BPO等の海外人材サービス

ライフソリューション86.2億円
利益: -0.3億円利益率: -0.3%

子育て支援・介護・家事代行などの生活支援サービス

地方創生・観光ソリューション70.8億円
利益: -19.0億円利益率: -26.8%

淡路島を中心とした地方創生・観光。大規模先行投資による赤字が継続

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません

FY2025/5実績

ROE
-6.1%
株主資本の利回り
ROA
-3.1%
総資産の活用度
Op. Margin
-0.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/05期0.9%0.3%1.5%
2017/05期▲0.5%▲0.1%1.6%
2018/05期4.2%1.2%2.1%
2019/05期5.3%1.7%2.9%
2020/05期1.4%0.5%3.3%
2021/05期14.7%4.6%6.0%
2022/05期14.7%4.9%6.0%
2023/05期8.8%2.5%3.9%
2024/05期94.7%33.3%1.9%
2025/05期▲6.1%▲3.1%▲0.4%
3Q FY2026/5▲1.4%(累計)▲0.8%(累計)▲0.6%

2024/05期はベネフィット・ワン株式の売却益によりROEが94.7%へ跳ね上がりましたが、本業の実力値ではありません。2025/05期は売上総利益の低下と先行投資の負担が重なり、営業利益率△0.4%・ROE△6.1%と赤字に転落しました。各事業セグメントは黒字(HRソリューションが利益の柱)ですが、持株会社の全社費用や新規事業のインキュベーションコストが利益を圧迫しています。高付加価値のBPOへのシフトとコスト適正化による収益率の改善が求められる局面です。

儲かってるの?

赤字です
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2021/05期3,345億円199億円67.8億円173.4円+2.9%
2022/05期3,661億円221億円86.2億円220.2円+9.4%
2023/05期3,726億円144億円61.0億円155.7円+1.8%
2024/05期3,567億円67.9億円959億円2447.6円-4.3%
2025/05期3,092億円▲12.4億円▲86.6億円-221.8円-13.3%

2024/05期の純利益959億円は、子会社ベネフィット・ワン株式の第一生命への売却に伴う関係会社株式売却益約1,120億円(特別利益)によるもので、本業の営業利益は67.9億円でした。その反動とBPO大型案件のピークアウトにより、2025/05期は営業損益が12億円の赤字、最終損益も87億円の赤字に転落。2026/05期は2026年6月25日に通期予想を再下方修正し、売上高3,085億円・営業損失11.5億円・経常利益1.5億円・最終損益33億円の赤字を見込みます(人材紹介の生産性低下・派遣稼働の伸び悩み・新規ゲーム事業の未達が要因)。 【3Q 2026/05期累計】売上2,294.7億円、営業損益△13.3億円、親会社純損益△18.9億円。大阪・関西万博の出展関連費用を特別損失に計上する一方、営業外収益の増加で経常損益は前年から改善しています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 FY2025/5下回る
この会社
-6.1%
業界平均
11.1%
営業利益率(自社 FY2025/5下回る
この会社
-0.4%
業界平均
9.7%
自己資本比率(自社 FY2025/5末下回る
この会社
50.9%
業界平均
53.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,200万円
5名の合計
⚠️ 有報「役員の状況」の特定区分(5名分)の合計値。全取締役10名の総報酬額は有報の役員報酬欄を参照

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
HRソリューション2,865億円148.1億円5.2%
グローバルソリューション114.1億円4.0億円3.5%
ライフソリューション86.2億円-0.3億円-0.3%
地方創生・観光ソリューション70.8億円-19.0億円-26.8%

人材派遣・BPO・人材紹介を束ねるHRソリューションが売上・利益の柱で、淡路島を中心とする地方創生・観光事業への先行投資が業績変動の要因となっています。各事業セグメントの営業利益合計は約133億円ですが、持株会社の全社費用や新規事業のインキュベーションコスト(約145億円)を控除した結果、2025/05期の連結営業損益は12億円の赤字となりました。この全社コストの適正化がVISION 2030の重点施策です。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上は計画線だが利益計画の未達が常態化。構造改革の実行力が問われる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

PASONA GROUP VISION 2030
2026/05期〜2030/05期
売上高: 目標 4,000億円 基準値 (3,092億円(FY2025/5=計画開始前の基準値))
計画開始前の基準値
期首実績待ち
経常利益率: 目標 5% 基準値 (-0.1%(FY2025/5=基準値))
計画開始前の基準値
期首実績待ち
ROE: 目標 8%以上 基準値 (-6.1%(FY2025/5=基準値))
計画開始前の基準値
期首実績待ち

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期3,900億円3,700億円3,567億円-8.5%
2025期3,300億円3,200億円3,092億円-6.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期160億円-68億円-57.6%
2025期50億円17億円△12.37億円赤字転落

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

本計画は2026年5月期から始まる5ヵ年の中期ビジョンで、最終年度(2030年5月期)に売上高4,000億円・経常利益率5%・ROE8%以上・PBR1倍超を掲げます。2025/05期は計画開始前の基準値(赤字)にあたり、初年度の2026/05期も2026年6月に再下方修正して営業赤字転落の見込みのため、進捗判定は次年度以降となります。売上高はおおむね計画線で着地する一方、営業利益は初期計画を大きく下回り期中の下方修正が繰り返される傾向が続いており、計画精度と実行力の向上が課題です。

どんな話題が多い?

決算・業績修正45%
地方創生・淡路島25%
サステナビリティ20%
人事・組織再編10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
142
前月比 -12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報
業界内ランキング
上位 12%
サービス業 450社中 54位
報道のトーン
25%
好意的
35%
中立
40%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1976
テンポラリーセンター設立

南部靖之氏が人材派遣の先駆けとして株式会社テンポラリーセンター(現パソナグループ)を設立。

1993
「パソナ」へ社名変更

事業拡大に伴い株式会社パソナへ社名を変更し、総合人材サービスへ発展。

2007
持株会社化・東証上場

パソナグループとして純粋持株会社体制へ移行し株式を上場(現・東証プライム市場)。

2020
本社機能の一部を淡路島へ

地方創生の一環として兵庫県淡路島へ本社機能の一部を移転し、観光・新事業を展開。

2024
ベネフィット・ワン売却

福利厚生子会社ベネフィット・ワンを第一生命へ売却し、売却益で純利益959億円を計上。事業ポートフォリオを再構築。

2025
創業者退任・新体制へ

創業50年を機に南部靖之氏が退任し、若本博隆会長CEO・中尾慎太郎社長COOの新体制が発足。

2030
PASONA GROUP VISION 2030

中期ビジョンで2030年5月期に売上高4,000億円・ROE8%以上を掲げ、地方創生と人材サービスの成長を目指す。

出来事の年表

2024年5月子会社売却

福利厚生大手の子会社ベネフィット・ワン株式を第一生命HDへ売却し、関係会社株式売却益約1,120億円を計上。2024/05期の純利益は959億円に。

2025年5月〜8月新体制

創業者・南部靖之氏が2025年5月末に退任。8月に若本博隆会長CEO・中尾慎太郎社長COOの新体制へ移行。

2025年7月17日中期ビジョン

中期ビジョン『PASONA GROUP VISION 2030』を策定。2030年5月期に売上高4,000億円・ROE8%以上を目標に掲げた。

2026年6月25日再下方修正

2026年5月期の通期予想を再下方修正。4月の下方修正に続き、営業損益を黒字から11.5億円の赤字へ、最終損益を18億円から33億円の赤字へ引き下げた(人材紹介・派遣の伸び悩み、新規ゲーム事業の未達)。

代表者プロフィール

中尾 慎太郎
代表取締役社長COO
挑戦者
創業50年を経て、パソナグループは新たな体制で次の50年へ歩み始めました。生産性を高めるBPOと、淡路島に象徴される地方創生を両輪に、社会の問題点を解決し、誰もが自由に好きな仕事を選べる社会を目指してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率3Q FY2026/5末時点)55.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q FY2026/5末時点

Interest-bearing Debt
388億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,338億円
会社の純資産

2025/05期末の総資産は2,650億円、純資産1,411億円、自己資本比率50.9%です。ベネフィット・ワン売却で得た資金により自己資本は厚くなりました。有利子負債は2023/05期末の約570億円から、2025/05期末は約318億円へ圧縮されています。なお総資産には受託案件に係る顧客からの一時的な『預り金』とこれに見合う現金が含まれる点に留意が必要です。 【3Q 2026/05期】総資産2,293億円、純資産1,338億円、自己資本比率55.4%、有利子負債388億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+43.3億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-476億円
投資に使ったお金
Financing CF
-151億円
借入・返済など
Free CF
-433億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/05期4.8億円▲21.8億円▲20.2億円▲16.9億円
2017/05期64.6億円▲37.1億円18.9億円27.5億円
2018/05期95.0億円▲120億円65.0億円▲24.7億円
2019/05期91.9億円▲65.2億円39.6億円26.7億円
2020/05期114億円▲69.6億円121億円44.6億円
2021/05期189億円▲96.7億円▲51.5億円92.0億円
2022/05期101億円▲296億円235億円▲195億円
2023/05期59.6億円▲125億円▲22.9億円▲65.4億円
2024/05期74.0億円943億円▲129億円1,016億円
2025/05期43.3億円▲476億円▲151億円▲433億円

2024/05期は、ベネフィット・ワン株式の売却により投資キャッシュフローが約942億円のプラスとなり、フリーキャッシュフローは1,016億円の大幅な黒字となりました。一方2025/05期は、営業CFの減少に加え、成長投資やM&A、受託案件に係る『預り金』の変動もあって投資CFが約476億円のマイナスとなり、フリーCFも約433億円のマイナスへ転じています。今後は投資先の収益化を通じた営業CFの創出が課題となります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
1億4,700万円
連結子会社数
62
設備投資額
186.2億円
平均勤続年数(従業員)
7.7
臨時従業員数
14088

パソナグループは監査等委員会設置会社で、取締役10名(うち女性2名・20.0%、社外4名)が経営を監督します。2025年8月に若本博隆会長CEO・中尾慎太郎社長COOの新体制へ移行しました。62社の連結子会社を統括し、監査報酬1.47億円を投じて監査体制を維持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主27.9%
浮動株72.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関14.1%
事業法人等13.8%
外国法人等16.5%
個人その他51.5%
証券会社4.1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は南部エンタープライズ。

南部 靖之(14,763,200株)37.45%
株式会社南部エンタープライズ(3,738,500株)9.48%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,140,900株)7.97%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(1,053,665株)2.67%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(902,100株)2.29%
BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY(常任代理人 香港上海銀行 東京支店 カストディ業務部)(819,775株)2.08%
株式会社グラティツード(596,600株)1.51%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(534,607株)1.36%
株式会社メディカル・コンシェルジュ(520,000株)1.32%
JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(511,400株)1.3%

創業者の南部靖之氏は2025年5月末に代表取締役を退任しましたが、引き続き資産管理会社(南部エンタープライズ)と合わせて約47%の株式を保有する筆頭株主であり、オーナー系の影響力が残る構造です。機関投資家や信託銀行も一定の株式を保有しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1景気変動による人材派遣・人材紹介需要の減少
2労働者派遣法等の法規制強化による事業制約リスク
3派遣スタッフ・専門人材の確保難による機会損失
4顧客企業の内製化・自動化推進による派遣需要の構造的減少
5地方創生・観光事業など新規事業の先行投資回収リスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
629万円
従業員数
880
平均年齢
34.9歳
平均年収従業員数前年比
2025/05期629万円880-

従業員の平均年間給与は629万円、平均年齢34.9歳、平均勤続7.7年です(いずれも有価証券報告書の提出会社=単体880名ベース)。純粋持株会社のため単体は少人数で、連結従業員数は約8,894名です。人材派遣・BPOから地方創生まで多様な事業を抱え、職種・拠点により給与構成は多様化しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

パソナグループの2026/05期のTSR(配当込み投資リターン)は98.7%(実質△1.3%)で、5年前に投資していてもほぼ横ばいでした。同期間のTOPIXは230.9%(+130.9%)と大きく上昇しており、市場平均を大幅に下回っています(アンダーパフォーム)。ベネフィット・ワン売却に伴う高配当が下支えとなったものの、本業の赤字転落を受けて株価が軟調に推移したことが要因です。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
75
方針: 普通配当+特別配当(2028年5月期まで)
1株配当配当性向
2016/05期12181.3%
2017/05期12-
2018/05期1337.2%
2019/05期1835.6%
2020/05期19124.9%
2021/05期3017.3%
2022/05期3515.9%
2023/05期3522.5%
2024/05期753.1%
2025/05期75-
2026/05期(予想)75-
株主優待
あり
淡路島施設割引券(抽選式優待あり)
必要株数100株以上(約19万円)
金額相当非公開
権利確定月5月

当社はベネフィット・ワン売却で得た資金の株主還元として、普通配当15円に特別配当60円を加えた年間75円(2028年5月期の期末配当まで)を実施しており、配当利回りは約5%と市場平均を上回ります。ただし2025/05期は最終赤字のため配当性向は算定できず、特別配当は一過性の性格を持ちます。VISION 2030では1株75円を下限とする累進配当と連結配当性向40%目処を掲げ、自己株式の取得も方針に含めています。

もし5年前に投資していたら?

2022期初めに100万円を投資した場合
100万円が 98.7万円 になりました (-1.3万円)
-1.3%
年度末時点評価額損益TSR
2022期112.4万円12.4万円12.4%
2023期95.0万円▲5.0万円-5.0%
2024期123.8万円23.8万円23.8%
2025期133.9万円33.9万円33.9%
2026期98.7万円▲1.3万円-1.3%

※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残319,500株
売り残183,600株
信用倍率1.74倍
2026年6月19日時点
今後の予定
2026/05期 通期決算発表2026年7月中旬
定時株主総会2026年8月下旬

直近本決算(2025/05期)は最終赤字(EPS△221.8円)でPERは算定できません。会社予想(2026/05期)も2026年6月に純損益を赤字(EPS△87.5円)へ再下方修正しており、予想EPSベースでもPERは成立しません。一方でPBRは0.43倍と解散価値を大きく下回り、純資産約1,349億円に対し時価総額約560億円と、市場評価は極めて低い水準にあります。配当利回りは約5%と高い点は下支え要因です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/05期38.6億円23.9億円61.9%
2017/05期40.9億円24.9億円60.8%
2018/05期67.3億円34.6億円51.3%
2019/05期88.9億円41.2億円46.3%
2020/05期75.8億円42.6億円56.2%
2021/05期167億円70.2億円42.0%
2022/05期223億円89.0億円39.9%
2023/05期168億円60.6億円36.1%
2024/05期1,063億円68.1億円6.4%
2025/05期-58.3億円21.1億円-

2024/05期は、ベネフィット・ワン株式の関係会社株式売却益1,120億円を含む税引前利益1,062.5億円に対し、法人税等は68.1億円(実効税率6.4%)にとどまりました。株式売却益に係る税務コストが低かったためです。2025/05期は税引前損失58.3億円ながら、黒字子会社に係る法人税等21.2億円を負担しました。過年度は連結子会社の損益ばらつきにより実効税率が高めに推移しています。

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パソナグループ まとめ

業績
低迷
赤字
配当
高め
1株 75円
安全性
安定
自己資本比率 55.4%(3Q FY2026/5末時点)
稼ぐ力
低い
ROE -6.1%(FY2025/5実績)
話題性
不評
ポジ 25%

「福利厚生子会社ベネフィット・ワンを第一生命へ売却。巨額売却益の反動と構造改革で赤字が続くなか、淡路島の地方創生を軸に『VISION 2030』へ挑む転換期」

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最終更新: 2026/07/10 / データ提供: OSHIKABU