チャーム・ケア・コーポレーション
CHARM CARE CORPORATION
最終更新日: 2026年3月28日
上質なシニアライフを創造する、介護業界の成長リーダー
介護のイメージを刷新し、誰もが豊かに歳を重ねられる社会を実現する。
この会社ってなに?
もし、あなたやあなたの大切な家族が将来、介護が必要になったときのことを想像してみてください。多くの方が「住み慣れた家が良い」と思う一方で、「専門的なケアを受けながら、安心で快適な生活を送りたい」というニーズもあります。チャーム・ケアは、まさに後者のニーズに応える会社です。同社が運営するのは、まるでホテルのような上質な住空間と、手厚い介護サービスを両立させた「介護付有料老人ホーム」。あなたが普段ニュースなどで耳にする「高齢化社会」という大きなテーマの裏側で、チャーム・ケアは高齢者一人ひとりの豊かなセカンドライフを支える、社会にとって不可欠なサービスを提供しているのです。
チャーム・ケア・コーポレーションは、首都圏・近畿圏で介護付有料老人ホームを展開する企業です。2025年6月期は売上高466.7億円、営業利益38.45億円と、前期比で減収減益となりましたが、これは戦略的な物件売却による一時的な影響も含まれます。会社は高い入居率を維持しつつ、DX投資による業務効率化と業界最高水準の給与体系による人材確保を推進しており、2026年6月期は売上高485.9億円、営業利益44.6億円への回復を見込んでいます。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 6月
- 本社
- 大阪市北区中之島3丁目6番32号 ダイビル本館21階
- 公式
- www.charmcc.jp
社長プロフィール

私たちは、お客様一人ひとりの価値観を大切にし、魅力的な生活を提供し続けることを使命としています。その実現のため、高い収益力を源泉とした従業員の処遇改善を継続し、介護業界で最も選ばれる企業となることを目指します。
この会社のストーリー
創業者である下村隆彦が、前身となる株式会社総合教育研究所を設立。教育事業からスタートした。
教育事業で培ったノウハウを活かし、介護事業へ本格参入。新たな挑戦が始まる。
株式会社チャーム・ケア・コーポレーションに商号を変更。有料老人ホームの運営を本格化し、事業を拡大していく。
大阪証券取引所JASDAQ市場へ上場。企業の信頼性を高め、さらなる成長への基盤を築いた。
関西圏での成功を基盤に、首都圏へ本格的に進出を開始。全国展開への足がかりを掴む。
東京証券取引所の市場再編に伴い、最上位であるプライム市場へ移行。日本を代表する企業の一つとして認められる。
DX革命を掲げ、AIなどを活用した業務効率化を推進。同時に業界No.1の給与水準を目指し、人材への投資を強化している。
中期経営計画に基づき、M&Aや新規エリアへの拡大を積極的に推進。持続的な成長と企業価値向上を目指す。
注目ポイント
介護需要の高まりを背景に、有料老人ホームの新規開設や高い入居率を維持することで、連続して売上高を伸ばしています。安定した成長が魅力です。
富裕層をターゲットにした高品質な有料老人ホーム「チャームプレミア」などを展開。高い付加価値を提供することで、高い収益性を実現しています。
安定した配当を継続しており、株主への利益還元に積極的です。業績拡大に伴う増配も期待され、長期的な資産形成にも適しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 0.7円 | 9.7% |
| FY2017/3 | 1.5円 | 9.1% |
| FY2018/3 | 2.1円 | 10.6% |
| FY2019/3 | 4.3円 | 13.9% |
| FY2020/3 | 6.5円 | 16.5% |
| FY2021/3 | 12円 | 25.5% |
| FY2022/3 | 17円 | 18.8% |
| FY2023/3 | 22円 | 22.4% |
| FY2024/3 | 30円 | 22.9% |
| FY2025/3 | 34円 | 37.8% |
株主優待制度は現在実施されておりません。
配当方針として、業績向上に伴う継続的な増配を重視する「累進配当」的な姿勢を見せています。近年は配当性向を意識しつつ着実な増配を行っており、株主還元への意欲が高まっています。今後も中長期的な利益成長に合わせて、安定的な配当の維持・向上を図る考えです。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の売上高は、首都圏および近畿圏での有料老人ホームの積極的な開設により、過去数年間で顕著な成長を遂げました。特にFY2024/3には売上高が約478億円に達し、介護事業の規模拡大が業績を大きく牽引しています。FY2025/3は一時的な減収減益となったものの、引き続き新規開設を通じた市場シェアの拡大を図り、次期以降の再成長を見込んでいます。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 14.4% | 2.1% | 4.8% |
| FY2017/3 | 24.8% | 4.0% | 8.2% |
| FY2018/3 | 16.5% | 3.6% | 7.8% |
| FY2019/3 | 22.0% | 5.4% | 8.6% |
| FY2020/3 | 12.3% | 5.0% | 9.7% |
| FY2021/3 | 13.8% | 5.4% | 8.8% |
| FY2022/3 | 23.7% | 7.9% | 7.9% |
| FY2023/3 | 21.2% | 7.4% | 11.1% |
| FY2024/3 | 22.9% | 9.0% | 11.3% |
| FY2025/3 | 14.2% | 5.6% | 8.2% |
当社は高価格帯の有料老人ホームを展開する強みを活かし、営業利益率は概ね10%前後という業界内でも高水準な収益性を維持しています。ROE(自己資本利益率)は20%を超える年度が多く、株主資本を効率的に活用した経営が実現されています。FY2025/3には一時的な利益率の低下が見られたものの、今後も徹底した業務効率化を通じて収益性の安定的な推移を目指しています。
財務は安全?
当社の財務健全性は極めて高く、有利子負債ゼロの実質無借金経営を長年継続しています。自己資本比率は40%弱の水準で安定しており、積極的な施設開発を続けながらも強固な財務基盤を維持している点が特徴です。純資産額も着実に増加しており、将来の成長投資に向けた十分な資本力を確保できています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 14.0億円 | -21.8億円 | 9.8億円 | -7.8億円 |
| FY2017/3 | 16.4億円 | -19.6億円 | 3.4億円 | -3.2億円 |
| FY2018/3 | 22.9億円 | -23.3億円 | 14.6億円 | -4,100万円 |
| FY2019/3 | 20.9億円 | -16.2億円 | -5.9億円 | 4.7億円 |
| FY2020/3 | 12.2億円 | -11.6億円 | 33.0億円 | 5,900万円 |
| FY2021/3 | 25.6億円 | -37.0億円 | 14.7億円 | -11.5億円 |
| FY2022/3 | 39.5億円 | -28.6億円 | -8,700万円 | 10.9億円 |
| FY2023/3 | 5.0億円 | -22.4億円 | 16.2億円 | -17.5億円 |
| FY2024/3 | 105億円 | -16.7億円 | -30.4億円 | 88.7億円 |
| FY2025/3 | 37.3億円 | -85.1億円 | 12.8億円 | -47.8億円 |
営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、本業による収益獲得能力の高さが示されています。投資活動によるキャッシュフローは新規の有料老人ホーム開設に伴う設備投資が中心であり、先行投資を継続しながらもFCF(フリーキャッシュフロー)で投資を賄う好循環を形成しています。大規模な開発期には一時的にマイナスとなりますが、無借金経営を支える強固な営業キャッシュフローが当社の成長エンジンとなっています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 3.9億円 | 1.6億円 | 39.8% |
| FY2017/3 | 8.4億円 | 3.1億円 | 36.4% |
| FY2018/3 | 9.9億円 | 3.8億円 | 38.1% |
| FY2019/3 | 13.8億円 | 3.8億円 | 27.1% |
| FY2020/3 | 18.4億円 | 6.3億円 | 34.3% |
| FY2021/3 | 23.2億円 | 7.8億円 | 33.8% |
| FY2022/3 | 25.0億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2023/3 | 46.3億円 | 14.3億円 | 30.8% |
| FY2024/3 | 58.2億円 | 15.4億円 | 26.5% |
| FY2025/3 | 40.2億円 | 10.9億円 | 27.0% |
法人税等の支払いは概ね法定実効税率に沿った水準で推移しており、健全な納税を行っています。FY2022/3には税効果会計等の影響による一時的な税負担の変動が見られましたが、基本的には営業利益の変動に連動した税コストを計上しています。今後も業績拡大に伴い、安定的な納税を通じて社会的責任を果たしていく方針です。
会社の公式開示情報
主力の有料老人ホーム運営に加えて、不動産開発や人材派遣を組み合わせた多角的な事業展開が特徴です。M&Aによるホーム数の拡大と高価格帯ブランドの展開を成長エンジンとし、中長期的な業績向上を目指しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 300億円 | — | 291億円 | -3.2% |
| FY2023 | 405億円 | — | 379億円 | -6.4% |
| FY2024 | 470億円 | — | 478億円 | +1.8% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 29億円 | — | 23億円 | -21.2% |
| FY2023 | 43億円 | — | 42億円 | -3.1% |
| FY2024 | 48億円 | — | 54億円 | +12.2% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な中期経営計画の数値目標を開示していませんが、ROE15%を目標に掲げています。直近のFY2024期は、期初予想を上回る増収増益を達成し、収益力の改善を示しました。しかし、FY2022、FY2023は期初予想に対して未達で着地しており、業績予想の精度が課題と言えます。今後は、M&Aや新規開設を着実に実行し、安定的に業績目標を達成できるかが問われます。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は14.02倍と高く、信用買い残が積み上がっている状況です。これは将来の売り圧力となる可能性があり、需給面では注意が必要です。PER・PBRは業界平均と比較して標準的な水準ですが、配当利回りは比較的高めです。今後の決算発表で市場の期待を上回る成長を示せるかが、株価の鍵を握るでしょう。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
介護付有料老人ホームを運営する完全子会社CMケア株式会社の吸収合併を決定し、経営効率化を推進。
2026年6月期第2四半期決算にて、売上高223.27億円、営業利益24.25億円を達成し、高い収益成長を維持。
譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分を実施し、役員等の中長期的な業績向上へのインセンティブを強化。
最新ニュース
チャーム・ケア・コーポレーション まとめ
ひとめ診断
「富裕層向け老人ホームのデベロッパーが、介護DXと人材投資で次の成長ステージを狙う」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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