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レノバ9519

RENOVA,Inc.

プライムUpdated 2026/04/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
なし
配当なし
安全性
注意
自己資本比率 16.8%
稼ぐ力
普通
ROE 3.4%
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたの家庭に届く電気の一部は、レノバが運営する太陽光パネルやバイオマス発電所で作られているかもしれません。化石燃料に頼らない「グリーンな電気」を日本中に届ける、脱炭素の最前線を走る企業です。

レノバは、太陽光・バイオマス・風力・地熱など複数の再生可能エネルギー電源を自社で開発・運営する独立系デベロッパーです。2000年にリサイクルワンとして設立後、東日本大震災を機に再エネ事業へ本格転換し、2017年に上場。2024年4月に東京ガスと資本業務提携(13%出資・178億円)を締結し、事業基盤を強化しました。2025/03期期は売上収益702億円(前期比+57%)とバイオマス発電所の本格稼働で急成長。2026/03期期は売上収益879億円(修正後)、純利益28億円(上方修正)を見込みます。蓄電事業にも本格参入し、静岡県菊川市で国内最大級の系統用蓄電所を開発中です。

電気・ガス業プライム市場

注目ポイント

マルチ電源のプロ集団

太陽光・バイオマス・風力・地熱・蓄電と多様な再エネ電源を開発。変動電源と安定電源を組み合わせ、安定した電力供給を実現します

東京ガスの強力バックアップ

2024年に東京ガスと資本業務提携。約178億円の出資と事業面での連携で、大手インフラ企業の信用力と資金力を獲得しました

売上急成長中

2025/03期期の売上収益702億円は前期比+57%の急成長。バイオマス発電所のフル稼働と蓄電事業の立ち上げで、さらなる成長が期待されます

会社概要

業種
電気・ガス業
決算期
3月
本社
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン18F
公式
www.renovainc.com

サービスの実績は?

1.5GW超
開発中含む総発電容量
太陽光+バイオマス+風力+地熱
拡大中
702億円
年間売上収益
2025/03期期
+57%
30件以上
発電所・蓄電所
全国各地で運営
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

再生可能エネルギー発電等事業
約780億円88.6%)
開発・運営事業
約100億円11.4%)
再生可能エネルギー発電等事業約780億円
利益: 約70億円利益率: 約9%

太陽光・バイオマス・風力・地熱の発電所および蓄電所による売電・蓄電事業

開発・運営事業約100億円
利益: 約10億円利益率: 約10%

新規発電所・蓄電所の設立・開発支援および運営管理サービス

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
3.4%
株主資本の利回り
ROA
0.5%
総資産の活用度
Op. Margin
5.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期62.1%5.2%-
2022/03期6.7%0.5%-
2023/03期7.2%0.9%-
2024/03期16.0%1.9%11.2%
2025/03期3.4%0.5%5.8%

収益性は年度により大きく変動します。2021/03期期のROE 46.3%は関連会社売却益による一時要因。営業利益率は2023/03期期に26.4%と高水準でしたが、2025/03期期は5.8%に低下。これはバイオマス発電の燃料費増や新規発電所の立ち上げ費用が影響しています。資産規模が大きい(総資産5,300億円)一方、自己資本比率が低いためROAは常に低水準です。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期206億円0円115億円149.7円-
2022/03期292億円0円15.8億円20.3円+42.1%
2023/03期336億円0円26.8億円34.1円+15.0%
2024/03期447億円50.2億円88.6億円112.3円+33.3%
2025/03期702億円40.7億円26.9億円29.9円+57.0%

売上収益はバイオマス発電所の本格稼働で急成長し、2025/03期期に702億円と前期比57%増。一方、純利益は年度により大きく変動します。2021/03期期の115億円は関連会社株式売却益等の一時要因、2024/03期期の89億円も持分変動利益が含まれます。2026/03期期は売上収益905億円(+28.8%)、営業利益93億円(+129%)を予想。2026年3月に純利益を15億円→28億円に上方修正し増益見通しに転じました。御前崎港バイオマス発電所の設備漏水停止で営業利益は下方修正された一方、蓄電所開発の価値向上が寄与しています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気・ガス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
3.4%
業界平均
12.1%
営業利益率下回る
この会社
5.8%
業界平均
7.6%
自己資本比率下回る
この会社
16.8%
業界平均
32.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億2,000万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
再生可能エネルギー発電等事業約780億円約70億円約9%
開発・運営事業約100億円約10億円約10%

EDINET有価証券報告書より取得。IFRS適用企業で、2セグメント構成。電源別EBITDA構成はバイオマス45%、太陽光36%、蓄電13%、風力7%(2030年度目標)。役員報酬は取締役4名で2億2,000万円。女性取締役1名(11名中)。

最新ニュース

ポジティブ
レノバ、2026/03期期の純利益予想を28億円に上方修正 売上は879億円に下方
3/27 · 日経新聞
ポジティブ
蓄電事業に関する融資関連契約を締結 菊川蓄電所の開発推進
3/31 · 適時開示
ニュートラル
バイオマス発電の持続可能性に関する第三者検証スキームの検討を開始
3/24 · PR TIMES
ポジティブ
2026/03期期Q3決算 売上640億円、営業利益77.6億円と大幅増益
2/06 · 決算短信
ニュートラル
代表取締役社長CEO 木南がIRTVインタビュー第3弾に出演
12/12 · PR TIMES

どんな話題が多い?

再生可能エネルギー35%
バイオマス発電25%
蓄電事業18%
決算・業績14%
ESG/脱炭素8%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや前向き
報道件数(30日)
50
前月比 +20%
メディア数
8
日経新聞, 株探, ロイター
業界内ランキング
上位 15%
電気・ガス 50社中 7位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

2000
リサイクルワンとして創業

京大卒・マッキンゼー出身の木南陽介が「環境課題をビジネスで解決したい」と起業。環境コンサルティングからスタート

2014
レノバに社名変更・再エネ特化

東日本大震災後の再エネ拡大を追い風に、社名を「レノバ」に変更し再生可能エネルギー事業に全面転換

2017
東証マザーズ上場

2017年2月に上場を果たし、成長資金を獲得。太陽光からバイオマス・風力へと電源の多様化を推進

2024
東京ガスと資本業務提携

東京ガスから約178億円の出資を受け入れ、蓄電・バイオマス・風力の共同開発で事業基盤を大幅に強化

2025
蓄電事業・海外展開に挑戦

国内最大級の系統用蓄電所(菊川市90MW)の開発や、GX(グリーントランスフォーメーション)事業で新たな成長軸を構築中

出来事の年表

2026年3月業績修正

2026/03期期業績予想を修正。純利益を15億円→28億円に上方修正。御前崎港バイオマス停止で売上は下方修正

2026年3月蓄電

蓄電事業に関する融資関連契約を締結。菊川市90MW/270MWh蓄電所の開発を推進

2026年2月決算

2026/03期期Q3決算。売上収益640億円(+31.6%)、営業利益77.6億円(+206.8%)と大幅増益

2024年4月提携

東京ガスと資本業務提携を締結。第三者割当増資で約178億円を調達し、東京ガスが第2位株主に

2024年2月決算

2024/03期期Q3決算発表。バイオマス発電所の本格稼働で増収

社長プロフィール

木南 陽介
木南 陽介
代表取締役社長 CEO
環境志向の起業家
再生可能エネルギーで日本のエネルギー供給を根本から変えたい。地域の皆さまと共生しながら、脱炭素社会の実現に全力で挑み続けます。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率16.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
352億円
借金(有利子負債)
Net Assets
891億円
会社の純資産

総資産5,300億円のうち大半がプロジェクトファイナンスで調達した発電所資産。自己資本比率は16.8%と低いですが、再エネ事業はプロジェクト単位でのノンリコースローンが一般的であり、親会社への遡求リスクは限定的です。有利子負債は352億円(2025/03期期)。BPS 985円に対し株価874円でPBR 0.89倍と解散価値を下回っています。2024年4月の東京ガスからの第三者割当増資で自己資本が大幅に増強されました。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+315億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-165億円
投資に使ったお金
Financing CF
-82.8億円
借入・返済など
Free CF
+150億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期124億円96.7億円57.0億円27.5億円
2022/03期0円0円0円0円
2023/03期0円0円0円0円
2024/03期187億円244億円13.8億円56.2億円
2025/03期315億円165億円82.8億円150億円

営業CFは2025/03期期に315億円と大幅に拡大。バイオマス発電所の本格稼働による売電収入増が寄与しました。投資CFは発電所建設のため継続的にマイナスですが、2025/03期期はFCFが+150億円と初めて大幅な黒字に転換。財務CFは有利子負債の返済が進み、投資フェーズから回収フェーズへの転換が見えてきました。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
1億900万円
設備投資額
45.6億円
平均勤続年数(従業員)
4.2
臨時従業員数
29

取締役11名中女性1名(9.1%)。監査報酬1億900万円。設備投資45.6億円は発電所建設に充当。平均勤続年数4.2年と短いのは、2017年上場後に急速に人員を拡大した成長企業の特徴です。取締役会長は川名浩一氏(元国際石油開発帝石副社長)で、エネルギー業界の知見を活かしたガバナンス体制。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主32.5%
浮動株67.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関7.7%
事業法人等24.8%
外国法人等15.1%
個人その他51.2%
証券会社1.2%

創業者の木南CEO(16.3%)と提携先の東京ガス(13.0%)・住友林業(8.1%)が安定株主の中核。個人株主比率が51%と高く、浮動株が多い構造です。

木南 陽介(14,860,000株)16.29%
東京瓦斯株式会社(11,877,600株)13.02%
住友林業株式会社(7,360,000株)8.06%
千本 倖生(5,438,000株)5.96%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(5,126,500株)5.62%
辻本 大輔(5,000,000株)5.48%
鈴与商事株式会社(1,504,000株)1.64%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,440,800株)1.57%
MSCO CUSTOMER SECURITIES(1,250,592株)1.37%
J.P. MORGAN SECURITIES PLC(1,193,859株)1.3%

筆頭株主は創業者CEOの木南陽介氏(16.3%)。2024年4月に東京ガスが第三者割当増資で13.0%を取得し第2位株主に就任。住友林業(8.1%)も事業提携先として安定保有しています。千本倖生氏(5.96%)は取締役会長の川名氏前任の元会長で共同創業者。個人株主比率が51%と高く、株価は個人の売買動向に影響されやすい傾向があります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1再エネ電源は天候・風況・日射量に依存し、発電量が計画を下回るリスクがあります
2FIT/FIP制度の変更や電力市場価格の下落が収益に影響する可能性があります
3プロジェクトファイナンスへの依存度が高く、金利上昇が事業コストを押し上げます
4バイオマス燃料(木質ペレット・PKS等)は輸入依存で、為替変動や燃料価格高騰のリスクがあります
5御前崎港バイオマス発電所の漏水停止のように、設備トラブルが業績に直接影響します

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,051万円
従業員数
335
平均年齢
42.1歳
平均年収従業員数前年比
2025/03期1,051万円335-

平均年収1,051万円は電気・ガス業界でも高水準。従業員335名と少数精鋭で、平均年齢42.1歳、平均勤続年数4.2年。再エネ開発・運営のプロフェッショナル集団です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSRは直近で68.6%とTOPIX(213.4%)を大幅にアンダーパフォーム。2021期期に404.9%と急騰しましたが、その後の株価下落で元本割れの水準まで低下しています。再エネバブル崩壊後の調整局面が長期化している形です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0
方針: 無配(成長投資優先)
1株配当配当性向
2017/03期00.0%
2018/03期00.0%
2019/03期00.0%
2020/03期00.0%
2021/03期00.0%
2022/03期00.0%
2023/03期00.0%
2024/03期00.0%
2025/03期00.0%
株主優待
あり
オリジナルQUOカード(300円相当)。1年以上継続保有で500株以上1,500円、1,000株以上3,000円、10,000株以上30,000円にグレードアップ
必要株数100株以上(約8.7万円)
金額相当約300円相当
権利確定月3月
長期特典1年以上継続保有で保有株数に応じてQUOカード増額

設立以来無配を継続。利益は発電所・蓄電所の新規開発投資に充当しています。配当よりも成長投資を優先する方針で、中長期的にはFCFの黒字化が定着すれば配当開始の可能性もあります。株主優待としてQUOカードを贈呈(100株以上で300円相当、権利確定月3月)。1年以上の継続保有(3月・9月末に連続3回以上記載)で金額が増額される長期保有優遇制度があります。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 68.6万円 になりました (-31.4万円)
-31.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期404.9万円304.9万円304.9%
2022期186.4万円86.4万円86.4%
2023期216.3万円116.3万円116.3%
2024期135.0万円35.0万円35.0%
2025期68.6万円31.4万円-31.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残非公開
売り残非公開
信用倍率-
2026/4時点
今後の予定
2026/03期期 本決算2026年5月頃
2027/03期期 第1四半期決算2026年8月頃

PERは55.8倍と業界平均を大きく上回りますが、これは利益水準が低いためです。売上成長率(+29%)を考慮すると成長株としての評価。PBRは0.94倍とほぼ解散価値で、大規模な発電所資産を考えると割安な水準です。52週安値470円(2024年8月頃)から925円まで約97%回復しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期129億円14.0億円10.9%
2022/03期50.1億円34.3億円68.5%
2023/03期48.3億円21.5億円44.5%
2024/03期119億円30.1億円25.3%
2025/03期39.0億円12.1億円31.1%

IFRS適用企業のため、税引前利益は営業利益ベースで約93億円(修正後予想)、純利益は28億円。実効税率が高い(約70%)のは、プロジェクトファイナンスの子会社レベルでの課税や非支配持分への利益配分の影響によるものです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

レノバ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
なし
配当なし
安全性
注意
自己資本比率 16.8%
稼ぐ力
普通
ROE 3.4%
話題性
普通
ポジ 45%

太陽光・バイオマス・風力・蓄電のマルチ電源で成長する独立系再エネ企業

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU