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ソフトバンク9434

ソフトバンク株式会社

プライムUpdated 2026/06/03
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 8.6円
安全性
注意
自己資本比率 16.0%
稼ぐ力
高い
ROE 19.3%
話題性
好評
ポジ 54%

この会社ってなに?

スマホの「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」、コンビニで使う「PayPay」、Yahoo!ショッピング・LINE・ZOZOTOWN——皆さんの日常を支える通信・決済・メディアサービスを提供しているのがソフトバンク株式会社です。親会社ソフトバンクグループ(9984)が約40%保有するサブシディアリー上場会社で、LINEヤフー・PayPay・ZOZO等のIT/EC/フィンテック企業を傘下に持ちます。2024年10月の1:10株式分割で新NISA時代の個人投資家アクセスを改善、新中計『Activate AI for Society』で2031/3 営業1.7兆円・純利益7,000億円を掲げます。

ソフトバンク株式会社は2018年12月東証上場の国内モバイル3位(NTTドコモ・KDDIに次ぐ)総合通信事業者で、親会社ソフトバンクグループ(9984)が約40%保有するサブシディアリー上場会社です。コンシューマ・エンタープライズ・ディストリビューション・メディアEC(LINEヤフー)・ファイナンス(PayPay)の5セグメント体制。2026/03期は売上7兆386億円(+7.6%)・営業利益1兆425億円(+5.4%)・純利益5,508億円(+4.7%)・ROE 19.3%と過去最高益で着地。2024年10月1日付の1:10株式分割で個人投資家アクセスを大幅改善し、新中計「Activate AI for Society」(2027/3〜2031/3、5年)で2031/3 営業利益1兆7,000億円・純利益7,000億円を掲げました。配当は5期連続安定の8.60円から、2027/03期予で8.80円(5期ぶり増配)に転換。CEOは2021年4月就任の宮川潤一(元CTO、技術畑)。

情報・通信業プライム市場

注目ポイント

SBG 40%保有のサブシディアリー上場という独自構造

1981年孫正義氏創業を源流に、2018年12月東証上場した総合通信事業者。親会社ソフトバンクグループ(9984)が約40%保有のサブシディアリー上場会社で、LINEヤフー・PayPay・ZOZO・アスクル・クラシル等の主要IT/EC/フィンテック企業を傘下に収め、日本のデジタル基盤を構築しています。

新中計『Activate AI for Society』 2031/3 営業1.7兆円

2026年5月発表の新中計「Activate AI for Society」(2027/3-2031/3、5年)は、2031年3月期 営業利益1兆7,000億円(2026期比+63%)・純利益7,000億円(+27%)・全事業AI実装を掲げます。HAPS(成層圏通信)・SB Intuitions(国産LLM)・SB OAI Japan(OpenAI/SBG合弁)等、AI時代の次世代インフラを構築。

5期連続安定配当→2027/03期で5期ぶり増配へ転換

配当方針は「中間/期末の年2回、安定性・継続性に配慮」(短信P.21)2022/03期〜2026/03期の5期は安定配当8.60円を継続し、2027/03期予で8.80円(+0.20円)への5期ぶり増配へ転換。新中計期間中は利益成長に合わせた継続的な増配を目指す新方針を明示しました。

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都港区海岸1-7-1(東京ポートシティ竹芝)
公式
www.softbank.jp

サービスの実績は?

70,387億円
連結売上高
2026/03期実績・過去最高更新(7兆386億円)
+7.6% YoY
10,425億円
連結営業利益
2026/03期実績・営業利益率14.8%(1兆425億円)
+5.4% YoY
5,508億円
親会社所有者帰属純利益
2026/03期実績・過去最高益(+4.7% YoY)
+4.7% YoY
19.3%
親会社所有者帰属当期利益率(ROE)
2026/03期実績(前期20.5%から微減)
△1.2pt
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

コンシューマ事業
3兆151億円42.2%)
エンタープライズ事業
1兆29億円14.0%)
ディストリビューション事業
1兆563億円14.8%)
メディア・EC事業(LINEヤフー傘下)
1兆6,680億円23.3%)
ファイナンス事業(PayPayグループ)
4,045億円5.7%)
コンシューマ事業3兆151億円
利益: 5,508億円利益率: 18.3%

個人のお客さま向けにモバイル(「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」マルチブランド5G)、ブロードバンド(「SoftBank光」「SoftBank Air」)、電力サービス(「おうちでんき」)を提供する最大セグメント。2026/03期は売上+2.1%増収(2兆9,529億円→3兆151億円)・営業利益5,304億→5,508億円(+3.8%)の増益。サービス売上は△175億円(△0.8%、でんき△454億減が大きい)も、モバイル+173億円(+1.1%増・ワイモバイル中心にスマホ契約増)・ブロードバンド+106億円(+2.6%・SoftBank光増)で堅調、物販等売上+797億円(+11.2%・携帯端末平均単価上昇)が下支え。2025年9月の「ワイモバイル」新料金プラン『シンプル3 S/M/L』展開、2025年8月の物価高踏まえた手数料改定、2026年HAPS(成層圏通信)プレ商用開始等で成長基盤を強化。(2026/03期通期実績・短信セグメント情報ベース)

エンタープライズ事業1兆29億円
利益: 1,924億円利益率: 19.2%

法人のお客さま向けにモバイル・固定通信・データセンター・クラウド・グローバル・AI・IoTソリューションを提供する成長セグメント。2026/03期は売上+8.7%増収(9,224億円→1兆29億円)・営業利益1,703億→1,924億円(+13.0%)の二桁増益と高成長。モバイル+248億円(+7.8%・法人スマホ契約増)・ソリューション等+578億円(+13.2%・DX・クラウド・セキュリティ需要拡大)が牽引。2025年10月のOracle連携「Cloud PF Type A」(2026年4月開始)、2025年11月のSB Intuitions「Sarashina API」(国産4,600億パラメータLLM)、SB OAI Japan(OpenAI/SBGとの合弁、2025/11発足、「クリスタル・インテリジェンス」を2026年日本独占展開)、Gen-AX「X-Ghost」(自律思考型AIコンタクトセンター)、「Infrinia AI Cloud OS」(自社GPUクラウド向け)等、AI/データセンター分野で立て続けに事業展開を推進中。(2026/03期通期実績・短信セグメント情報ベース)

ディストリビューション事業1兆563億円
利益: 353億円利益率: 3.3%

SB C&S㈱を中心に、法人向けICT関連商材(PC・サーバー・クラウド・SaaS等)と個人向けPC周辺機器・モバイルアクセサリー・IoTプロダクト等を提供する流通セグメント。2026/03期は売上+18.8%増収(8,895億円→1兆563億円)・営業利益304億→353億円(+15.9%)の二桁増収増益。法人向けICT関連商材・クラウド/SaaS等の継続収入商材の堅調な伸長に加え、GIGAスクール構想第2期・Windows10サポート終了に伴うPC売上の増加、コンシューマ向け商材の堅調な伸長が牽引。営業利益率は3.3%と薄利ですが、絶対額の拡大とOSサポート切替需要の取り込みが成功しました。(2026/03期通期実績・短信セグメント情報ベース)

メディア・EC事業(LINEヤフー傘下)1兆6,680億円
利益: 2,404億円利益率: 14.4%

LINEヤフー㈱(50%出資のAホールディングス傘下)を中核に、メディア(Yahoo!JAPAN・LINE)・コマース(Yahoo!ショッピング・ZOZOTOWN・Yahoo!オークション・LINE MAN・BEENOS)・戦略(FinTech/AI/ヘルスケア)の3領域を展開する大型セグメント。2026/03期は売上+2.4%増収(1兆6,289億円→1兆6,680億円)も営業利益2,588億→2,404億円(△7.1%)の減益。減益は2025年10月のアスクル㈱システム障害の影響が主因。ただし戦略売上は+44.4%増(+227億円)と高成長で、LINE Bank Taiwan子会社化(2025/6)・LINE MAN CORPORATION(タイのフードデリバリー大手、2025/9子会社化)・BEENOS子会社化(2025/5)等のM&A効果も寄与。前期計上の子会社支配喪失利益+432億円が当期は剥落する一方、当期は企業結合に伴う再測定利益+589億円を計上。差引「その他の営業損益」が+157億円改善(営業利益を+157億円押し上げる方向)。(2026/03期通期実績・短信セグメント情報ベース・PayPay銀行はファイナンス事業へ移管後の遡及修正値)

ファイナンス事業(PayPayグループ)4,045億円
利益: 863億円利益率: 21.3%

PayPay㈱(QRコード決済)・PayPayカード㈱(クレジットカード)・PayPay銀行㈱(銀行業、2025/4にPayPay㈱の子会社化に伴いメディアECからファイナンスへ移管)・PayPay証券㈱(スマホ専業証券)・SBペイメントサービス㈱(決済代行)を擁する高成長セグメント。2026/03期は売上+24.3%増収(3,255億円→4,045億円)・営業利益417億→863億円(+107.1%)の倍増を達成。PayPay/PayPayカードの決済取扱高拡大が牽引、上場関連費用増加(PayPay㈱は2026/3/11米国NASDAQ上場、ソフトバンクの議決権所有割合66.00%→62.16%に低下、差引手取概算額946億円)を吸収。営業利益率21.3%は全セグメント中最高で、グループの収益エンジンとして急成長。(2026/03期通期実績・短信セグメント情報ベース)

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
19.3%
株主資本の利回り
ROA
3.2%
総資産の活用度
Op. Margin
14.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2022/03期27.3%4.2%17.0%
2023/03期25.4%4.4%17.9%
2024/03期21.3%3.7%14.4%
2025/03期20.5%3.4%15.1%
2026/03期19.3%3.2%14.8%
3Q FY2026/317.3%(累計)2.8%(累計)17.0%

2026/03期のROEは19.3%・営業利益率14.8%と、通信大手3社(NTT 10.4%・KDDI 14.0%・ソフトバンク 19.3%)の中で表面上はトップです。ただしこのROE高さには2つの構造要因があり、単純な「資本効率の高さ」だけではない点に留意:①自己資本比率16.0%と他社比で低い(NTT 20.8%・KDDI 26.6%)=分母の親会社所有者帰属持分が相対的に小さい、②非支配持分1兆7,106億円が急増(LINE Bank Taiwan・PayPay銀行・LINE MAN子会社化等)=連結利益の一部が少数株主に帰属。2026/03期の親会社所有者帰属持分2兆9,579億円に対し、PayPay・LINEヤフーの50%出資構造で「親会社帰属純利益÷親会社所有者帰属持分」の倍率が大きくなる構造です。一方、ROEは2022/03期 27.3%→2026/03期 19.3%へ低下基調——分母の親会社所有者帰属持分の積み上がり(=利益剰余金の蓄積・新株予約権行使)と、非支配持分の急増(LINE Bank Taiwan・PayPay銀行・LINE MAN子会社化等)が同時進行した構造変化が背景です。ROAも4.2%→3.2%へ低下——銀行業連結・PayPay/LINEヤフー子会社化に伴うBS膨張(総資産13.1兆→18.5兆へ+5.4兆増)が分母を急拡大させたためで、収益効率自体は維持されています。営業利益率は2024/03期 14.4%への一時的低下(LINEヤフー再編・ヤフー連結除外影響)を経て、2026/03期 14.8%へ回復軌道。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2022/03期5.7兆円9,656億円5,171億円11.00円
2023/03期5.9兆円1.1兆円5,314億円11.25円+3.9%
2024/03期6.1兆円8,761億円4,891億円10.32円+2.9%
2025/03期6.5兆円9,890億円5,261億円10.99円+7.6%
2026/03期7.0兆円1.0兆円5,508億円11.35円+7.6%

ソフトバンクはIFRS基準(NTT・KDDIと同様)で短信表に「営業利益」が直接表記される国際比較可能な開示形式。本テーブルの「opProfit」列は短信表記の営業利益を使用。2026/03期(2025/4-2026/3)は売上7兆386億円(+7.6%)・営業利益1兆425億円(+5.4%)・税引前利益9,300億円(+5.7%)・親会社所有者帰属当期利益5,508億円(+4.7%)・基本EPS 11.35円(分割後・社債型種類株式控除後)と過去最高益で着地。2024/03期は営業利益876,068百万円(△17.4%)と一時的に踊り場(ヤフー連結除外・LINEヤフー再編影響)でしたが、2025/03期で989,016百万円(+12.9%)、2026/03期で1兆425億円(+5.4%)と回復軌道に復帰しています。EPSはすべて2024年10月1日付1:10株式分割反映後ベースで記載(短信は前連結会計年度の期首遡及調整で過去年度も分割後値を表示、本テーブルでは2022/03期〜2024/03期も÷10した分割後値を使用)。2027/03期予想は売上7兆5,000億円(+6.6%)・営業利益1兆1,000億円(+5.5%)・親会社所有者帰属当期利益5,600億円(+1.7%)・EPS 11.54円と継続増収増益。第1回・第2回社債型種類株式が既発行のためEPS算定で配当金を控除(KDDI/JAL/ANAと同様)。2022/03期〜2024/03期の数値は、各年度の決算短信原典(2022/5/11・2023/5/10・2024/5/9発表)から直接確認した値で、2022/03期は2023/5/10短信内の遡及修正後値(共通支配下取引会計処理変更による再表示)を採用しています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
19.3%
業界平均
14.4%
営業利益率上回る
この会社
14.8%
業界平均
14.3%
自己資本比率下回る
この会社
16.0%
業界平均
50.5%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

16億8,900万円
5名の合計
⚠️ 有報「役員の状況」の特定区分(5名分)の合計値。全取締役15名の総報酬額は有報の役員報酬欄を参照

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
コンシューマ事業3兆151億円5,508億円18.3%
エンタープライズ事業1兆29億円1,924億円19.2%
ディストリビューション事業1兆563億円353億円3.3%
メディア・EC事業(LINEヤフー傘下)1兆6,680億円2,404億円14.4%
ファイナンス事業(PayPayグループ)4,045億円863億円21.3%

ソフトバンクは「コンシューマ」「エンタープライズ」「ディストリビューション」「メディア・EC」「ファイナンス」の5つを報告セグメントとし、加えて「その他」(デジタルメディア・デジタルコンテンツの企画・制作等)の構成。2026/03期はコンシューマ+3.8%・エンタープライズ+13.0%・ディストリビューション+15.9%・メディアEC△7.1%(アスクルシステム障害)・ファイナンス+107.1%倍増と、メディアECを除く4セグメントで二桁増益または高成長を達成し、全社では+5.4%増益で着地。グループ構造として、メディア・EC事業はLINEヤフー㈱(韓国NAVERと50:50出資のAホールディングス傘下)、ファイナンス事業はPayPay㈱を中核とするBホールディングス傘下と、複層的な持株会社構造を採用。リスク要因は通信障害・サイバー攻撃・料金規制・親会社SBG関係・M&Aのれん・規制環境・海外/為替・新技術投資回収・人材確保が主要論点。新中計『Activate AI for Society』(2027/3-2031/3)の全事業AI実装・AIインフラ/AIサービス収益化戦略が、これらリスクを克服しつつ次世代の収益基盤を構築します。

会社の計画は順調?

A
総合評価
2025/03期・2026/03期の2期連続で売上・営業利益・純利益のすべてが期初予想を上振れ着地、配当も期初予想通り。2026/03期は売上+7.6%・営業利益+5.4%・純利益+4.7%の過去最高益で旧中計『Beyond Carrier』の最終年度目標(純利益5,430億円)を+78億円超過達成。社債型種類株式控除後の普通株主帰属EPSは+3.3%。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2025/03期は売上+5.6%・営業利益+9.9%・純利益+5.2%上振れと全項目で期初予想を超過達成、2026/03期も売上+5.1%・営業利益+4.3%・純利益+2.0%上振れと2期連続で計画超過の好成績で着地。旧中計『Beyond Carrier』最終年度(2026/03期)の親会社所有者帰属当期利益目標5,430億円(2023/5発表時5,350億→2025/5・2026/2の2回修正で5,430億へ引上げ)に対し、実績5,508億円は+78億円の超過達成。配当は両期とも予想通り8.60円据置で安定配当を5期継続。2026/03期の好業績を背景に2026年5月11日発表の新中計『Activate AI for Society』(2027/3-2031/3)では、2031/3に連結営業利益1兆7,000億円・親会社所有者帰属純利益7,000億円という野心的目標を掲げ、2027/03期予で初の増配(8.60円→8.80円・分割後)に転換するなど、業績拡大局面で還元拡充への移行を明示しました。
Beyond Carrier戦略(旧中期経営計画・FY2024/3〜FY2026/3)
2024/03期〜2026/03期(3年)・2026/5/11に「Activate AI for Society」へ承継
親会社所有者帰属当期利益(最終年度FY2026/3): 目標 5,430億円(2025/5に5,350億円→5,430億円へ目標引上げ) 達成 (5,508億円(過去最高、目標を+78億円超過達成))
100%
戦略の中心テーマ: 目標 通信事業の収益基盤強化と非通信事業(金融・メディア・EC・エンタープライズ)の成長による事業基盤再構築 達成 (FY2026/3 全セグメント増収、ファイナンス事業+107.1%増益、エンタープライズ+13.0%増益、過去最高益達成)
100%
長期ビジョン: 目標 「デジタル化社会の発展に不可欠な次世代社会インフラを提供する企業」(2030年目標) 順調 (新中計Activate AI for Societyへ承継・推進)
75%
Activate AI for Society(新中期経営計画・2026/5/11発表)
2027/03期〜2031/03期(5年)・最終年度2031年3月期
2031年3月期 連結営業利益: 目標 1兆7,000億円(FY2026/3 1兆425億から+63%・過去最高更新) 期初前
期首実績待ち
2031年3月期 親会社所有者帰属純利益: 目標 7,000億円(FY2026/3 5,508億から+27%・過去最高更新) 期初前
期首実績待ち
戦略の中心テーマ: 目標 全事業でAIの可能性を起動させ、社会への実装を推進、企業価値の最大化。AIインフラ・AIサービスの収益化、全事業セグメントがAIで進化・成長。次世代社会インフラの完成 期初前
期首実績待ち
配当方針(新規明示): 目標 利益成長に合わせた普通株式1株当たり配当金の継続的な増配を目指す 期初前
期首実績待ち
FY2027/3 通期業績予想
2027/03期
売上高(FY2027/3 通期予想): 目標 7兆5,000億円(+6.6% YoY) 期初前
期首実績待ち
営業利益(FY2027/3 通期予想): 目標 1兆1,000億円(+5.5% YoY) 期初前
期首実績待ち
親会社所有者帰属純利益(FY2027/3 通期予想): 目標 5,600億円(+1.7% YoY) 期初前
期首実績待ち
1株当たり配当(FY2027/3 予想・分割後): 目標 8.80円(+0.20円継続増配、新中計初年度・5期ぶり増配) 期初前
期首実績待ち
配当性向(FY2027/3 予想): 目標 76.2% 期初前
期首実績待ち

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期6兆2,000億円6兆5,443億円+5.6%
2026/03期6兆7,000億円7兆386億円+5.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期9,000億円9,890億円+9.9%
2026/03期1兆円1兆425億円+4.3%
親会社所有者帰属当期利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期5,000億円5,261億円+5.2%
2026/03期5,400億円5,508億円+2.0%
年間配当(分割後)
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期8.60円8.60円±0.0%
2026/03期8.60円8.60円±0.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ソフトバンクは2026年5月11日に旧中計「Beyond Carrier」(2024/03期〜2026/03期)を完了し、新中計「Activate AI for Society」(2027/03期〜2031/03期の5年)を発表しました。forecastAccuracyは売上・営業利益・純利益のすべてが2025/03期・2026/03期の2期連続で期初予想を上振れ、配当は両期とも予想通り据置のパターン。2026/03期は過去最高益(売上7兆386億円・営業利益1兆425億円・純利益5,508億円)と旧中計目標5,430億円を+78億円超過達成、新中計の起点として強固な業績基盤を示しました。配当方針は「中間および期末の年2回を基本的な方針とし、業績動向・財政状態・キャッシュフローの状況などを総合的に勘案して安定性・継続性に配慮しながら実施」(短信P.21)のもと、新中計2027-2031期間において利益成長に合わせた普通株式1株当たり配当金の継続的な増配を目指す新方針を明示。2027/03期予想は売上+6.6%・営業+5.5%・純利益+1.7%の継続増収増益と、配当+0.20円(8.60→8.80円・分割後)の5期ぶり増配を計画しています。2025/03期・2026/03期の期初予想は、各年度の決算短信原典(2024/5/9・2025/5/8発表)から直接確認した値です。

最新ニュース

ポジティブ
ソフトバンク、2026/03期本決算で売上7兆386億円(+7.6%)・営業利益1兆425億円(+5.4%)・純利益5,508億円(+4.7%)と過去最高益
5/11 · 日経電子版
ポジティブ
ソフトバンク、新中期経営計画「Activate AI for Society」(2027-2031の5年)を発表。2031/3 営業1兆7,000億・純利益7,000億・全事業AI実装
5/11 · ロイター
ポジティブ
ソフトバンク、2027/03期予想は売上7兆5,000億円(+6.6%)・配当8.80円(+0.20円・分割後)と5期ぶり増配、新中計初年度の継続増配方針
5/11 · 株探
ポジティブ
PayPay、米国NASDAQへ上場(2026/3/11米国時間)。ソフトバンクの議決権所有割合は66.00%→62.16%へ低下
2026/3 · ブルームバーグ
ポジティブ
ソフトバンク子会社LINEヤフー、BEENOSを子会社化(取得対価約447億円)。リユース・越境EC領域を強化
2025/5 · 日経電子版

どんな話題が多い?

業績・決算32%
Activate AI for Society・新中計24%
PayPay・LINEヤフー・金融事業18%
AI・データセンター・通信14%
その他12%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「ポジティブ
報道件数(30日)
520
前月比 +18%
メディア数
96
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, ロイター, ブルームバーグ, 東洋経済オンライン, 日経クロステック, ITmedia
業界内ランキング
上位 1%
情報・通信業 中
報道のトーン
54%
好意的
34%
中立
12%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1981
日本ソフトバンク設立(孫正義創業)

1981年9月3日、孫正義氏が日本ソフトバンク株式会社を設立(資本金1,000万円、東京都千代田区四番町)。当初はPCソフトウェアの流通事業から出発し、その後Yahoo!Japan・ヤフーBBへと事業を拡大、日本のIT産業を牽引する先駆者となりました。

2006
ボーダフォン日本買収(携帯電話事業参入)

2006年4月、ソフトバンクがボーダフォン日本法人を約1.75兆円で買収し、ソフトバンクモバイル株式会社に商号変更。日本市場における携帯電話事業に本格参入し、後の「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」マルチブランド体系の起点となりました。買収当時、孫正義会長が「日本最大級のLBO」と呼んだ大規模M&Aです。

2018
ソフトバンク(9434)東証一部上場

2018年12月19日、ソフトバンク株式会社(9434・旧SBKK)が東証一部に上場。親会社ソフトバンクグループ(9984)からの分社上場で、国内通信事業を中核とする独立した上場会社として歩み始めました。上場時公開価格1,500円・売出総額約2.6兆円は国内IPO史上最大級でした。

2021
宮川潤一社長就任・LINEヤフー発足

2021年4月、宮川潤一氏が代表取締役 社長執行役員 兼 CEOに就任(元CTO、技術畑出身、MONET Technologies創設者)。同年3月には旧LINEと旧ヤフーが統合してLINEヤフー(旧Zホールディングス)が発足し、メディア・EC事業の中核体制が整備されました。技術畑出身の宮川CEOがHAPS・5G・AI・データセンター戦略を主導しました。

2024
1:10株式分割・個人投資家アクセス拡大

2024年10月1日付で普通株式1株を10株に分割(1:10株式分割)を実施。投資単元引下げで個人投資家のアクセス向上を図り、新NISA時代の個人株主基盤拡大に対応しました。同年8月にはLINEヤフーがLINE MAN(タイのフードデリバリー大手)の子会社化を完了するなど、グループのアジア展開も加速。

2026
新中計『Activate AI for Society』発表・過去最高益

2026年5月11日、新中期経営計画「Activate AI for Society」(2027/3〜2031/3の5年)を発表。2031年3月期 連結営業利益1兆7,000億円・親会社所有者帰属純利益7,000億円・全事業AI実装・AIインフラ/AIサービス収益化を具体目標として明示。同日の2026/03期本決算は売上7兆386億円(+7.6%)・営業利益1兆425億円(+5.4%)・純利益5,508億円(+4.7%)・基本EPS 11.35円と過去最高益で着地、新中計の起点として強固な業績基盤を示しました。

2031-
Activate AI for Society 達成・全事業AI実装

新中計Activate AI for Society(2027/3〜2031/3の5年)達成に向け、HAPS(成層圏通信)・SB Intuitions(国産LLM「Sarashina」)・SB OAI Japan(OpenAI合弁)・AIデータセンター/Infrinia AI Cloud OS・Cubic Telecom(コネクテッドカー)等の新領域投資を推進。2031/3 連結営業利益1兆7,000億円・純利益7,000億円達成利益成長に合わせた継続的な増配で、AI前提社会における次世代の社会インフラを完成させます。

出来事の年表

2026年5月FY2026/3本決算・新中計Activate AI for Society発表

2026/03期本決算を発表(5/11)。売上7兆386億円(+7.6%)・営業利益1兆425億円(+5.4%)・税引前利益9,300億円(+5.7%)・親会社所有者帰属当期利益5,508億円(+4.7%)・基本EPS 11.35円(分割後・社債型種類株式控除後)・調整後EBITDA 1兆8,196億円(+3.8%)と過去最高益で着地。全セグメントで増収(ディストリビューション+1,668億・エンタープライズ+805億・ファイナンス+790億・コンシューマ+622億・メディアEC+391億)を達成し、ファイナンス事業はPayPay/PayPayカードの決済取扱高拡大により営業利益+446億円(+107.1%)の倍増を実現。同日、新中期経営計画「Activate AI for Society」(2027/3〜2031/3の5年)を発表——2031年3月期 連結営業利益1兆7,000億円(2026/03期比+63%)・親会社所有者帰属純利益7,000億円(同+27%)を具体目標として明示し、全事業でAIの可能性を起動させ、AIインフラやAIサービスを収益化、社会への実装を推進する戦略を打ち出しました。配当方針も同時更新——従来の「中間および期末の年2回・安定性継続性に配慮」(短信P.21)に加え、新中計2027-2031期間において利益成長に合わせた普通株式1株当たり配当金の継続的な増配を目指す新方針を明示。2027/03期予は売上7兆5,000億円(+6.6%)・営業利益1兆1,000億円(+5.5%)・純利益5,600億円(+1.7%)・EPS 11.54円・配当8.80円(+0.20円、新中計初年度の5期ぶり増配)と継続増配へ転換します。

2025年5月BEENOS子会社化(LINEヤフー傘下)

2025年5月14日、子会社LINEヤフー㈱がBEENOS㈱を子会社化(取得対価約447億円)。リユース・グローバル越境ECを軸とするBEENOSをLINEヤフー傘下に取り込み、メディア・EC事業のコマース領域とアジア越境取引を強化。同期間にはLINE Bank Taiwan Limited(2025/6子会社化)、LINE MAN CORPORATION PTE. LTD.(タイのフードデリバリー大手、2025/9子会社化)等の連結範囲拡大も実施し、グループのアジア展開を加速しました。

2024年10月1:10株式分割・個人投資家アクセス拡大

2024年10月1日付で普通株式1株を10株に分割(1:10株式分割)を実施。投資単元引下げで個人投資家のアクセス向上を図り、新NISA時代の個人株主基盤拡大に対応しました。本ファイル内のEPS・BPS・配当金額はすべて分割後ベースで記載しています(短信は前連結会計年度の期首遡及調整で過去年度も分割後値を表示)。

2021年4月宮川潤一社長就任(孫正義から技術畑へバトン)

2021年4月、宮川潤一氏が代表取締役 社長執行役員 兼 CEOに就任。同氏は元CTO・技術畑出身で、HAPS事業・MONET Technologies(自動運転モビリティ)・5G通信網・AI/データセンター戦略を主導してきた次世代通信技術のキーパーソン。同年3月にはLINEヤフー(旧LINEとヤフーの統合)が発足し、メディア・EC事業の中核体制が整備されました。

2021年3月LINEヤフー発足(LINE+ヤフー統合)

2021年3月1日、旧LINEと旧ヤフーが統合してLINEヤフー(旧Zホールディングス)が発足。ソフトバンクと韓国NAVERが50:50出資するAホールディングス傘下に置かれ、ソフトバンクのメディア・EC事業の中核を形成。本年(2026年)3月31日にはLINEヤフー㈱が完全子会社LINE Pay㈱を吸収合併しました。

2018年12月ソフトバンク(9434)東証一部上場

2018年12月19日、ソフトバンク株式会社(9434・旧SBKK)が東証一部に上場。親会社ソフトバンクグループ(9984)からの分社上場で、国内通信事業を中核とする独立した上場会社として歩み始めました。上場時公開価格1,500円・売出総額約2.6兆円は国内IPO史上最大級でした。現在も親会社SBGが約40%を保有する「親会社制約下のサブシディアリー上場」という独特の株主構造が特徴です。

2006年4月ボーダフォン日本買収(携帯電話事業参入)

2006年4月、ソフトバンクがボーダフォン日本法人を約1.75兆円で買収し、ソフトバンクモバイル株式会社に商号変更。日本市場における携帯電話事業に本格参入し、後の「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」マルチブランド体系の起点となりました。買収当時、孫正義会長が「日本最大級のLBO」と呼んだ大規模M&Aで、その後の日本テレコム・Yahoo!BB等の事業統合を経て、現在のソフトバンク株式会社(9434)に至ります。

1981年9月日本ソフトバンク設立(孫正義創業)

1981年9月3日、孫正義氏が日本ソフトバンク株式会社を設立(資本金1,000万円、東京都千代田区四番町)。当初はPCソフトウェアの流通事業から出発し、その後Yahoo!Japan・ヤフーBB・ボーダフォン日本買収・iPhone独占販売・LINEヤフー統合・PayPay展開を経て、現在のグループ全体で売上7兆円規模の総合IT・通信・金融グループへと成長。本年(2026年)で創業45年目を迎えます。

社長プロフィール

宮川 潤一
代表取締役 社長執行役員 兼 CEO
技術畑出身の元CTO、MONET Technologies創設者。2021年4月、孫正義会長からバトンを引き継ぎ CEO就任。HAPS・5G・国産LLM「Sarashina」・AI戦略を主導する戦略派リーダー。
私は技術畑でCTOとして5G通信網・MONET Technologies・HAPSを主導してきました。2021年4月、孫正義会長からバトンを引き継ぎCEOに就任。2024年10月の1:10株式分割で個人投資家アクセスを大幅改善し、2026年5月11日に新中期経営計画「Activate AI for Society」(2027/3〜2031/3)を発表しました。2031年3月期 営業利益1兆7,000億円・純利益7,000億円・全事業AI実装を掲げ、AI前提社会への対応を加速します。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率16.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
6.5兆円
借金(有利子負債)
Net Assets
4.7兆円
会社の純資産

2026/03期は総資産が16兆1,022億円→18兆5,022億円(+2兆4,000億円・+14.9%)に拡大——これは①LINE Bank Taiwan Limitedの子会社化(2025/6)、②PayPay銀行の連結拡大(2025/4 PayPay㈱がPayPay銀行を子会社化)、③銀行事業の預金・有価証券の増加(預金+7,600億円・銀行事業の有価証券+5,334億円)、④その他金融資産+1兆1,597億円(LINE Bank・PayPay銀行関連)、⑤のれん+1,209億円が複合的に作用した結果です。同時に有利子負債残高は5兆9,622億円→6兆4,846億円(+5,224億円・+8.8%)と増加(債権流動化や米ドル建て無担保普通社債発行等の資金調達)、親会社所有者帰属持分比率は17.0%→16.0%へ△1.0ptの低下。長期トレンドで見ると、2022/03期 15.0%→2026/03期 16.0%と過去5期で+1.0ptと微増基調にあり、銀行業/LINEヤフー/PayPay子会社化に伴う非支配持分拡大による持分比率の構造的低位が特徴です。本テーブルのnetAssets列は全期間「資本合計(=親会社所有者帰属持分+非支配持分)」値で統一(IFRS基準で「親会社所有者に帰属する持分」と「資本合計(=純資産)」を明確区別し、netAssets=資本合計を採用)、equityRatio列は短信表記の「親会社所有者帰属持分比率」(=親会社所有者帰属持分÷総資産)、bps列は「1株当たり親会社所有者帰属持分」を採用。BPSは2024年10月1日付1:10株式分割反映後ベースで、2022/03期〜2024/03期は各年度短信原典値(416.51円・470.24円・479.72円)を÷10した分割後値を記載しています。有利子負債残高は短信本文「(2)連結財政状態の概況」および連結財政状態計算書の「有利子負債(流動)+ 有利子負債(非流動)」の合計値を採用しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+1.4兆円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1.3兆円
投資に使ったお金
Financing CF
-1,369億円
借入・返済など
Free CF
+1,230億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2023/03期1.2兆円▲1,548億円▲4,953億円1.0兆円
2024/03期1.2兆円▲9,276億円▲3,571億円3,121億円
2025/03期1.4兆円▲9,952億円▲9,564億円3,727億円
2026/03期1.4兆円▲1.3兆円▲1,369億円1,230億円

2026/03期の営業CFは1兆3,938億円(前期比+259億円・+1.9%)——法人所得税に係る支出が増加した一方で、EBITDA増加・銀行事業/証券事業を含む営業債権/債務/棚卸資産他の運転資本減少でカバーし収入増となりました。投資CFは△1兆2,708億円(前期△9,952億円から△2,756億円増加)——主に銀行事業の有価証券の取得による支出が増加(LINE Bank Taiwan子会社化・PayPay銀行の資金運用)したことが要因。財務CFは△1,369億円(前期△9,564億円から+8,196億円の大幅改善)——前期にあった大規模な借入金弁済・配当金支払の特殊要因が剥落し、当期は社債発行・債権流動化等で2兆931億円調達、借入金弁済・配当金支払2兆2,299億円で純減△1,369億円に収まりました。FCF(営業CF+投資CF)は1,230億円と前期3,727億円から減少、ただし調整後フリー・キャッシュ・フロー(LINEヤフーグループ・PayPay等除く)は6,092億円プライマリー・フリー・キャッシュ・フロー(長期性成長投資を足し戻し)は6,336億円と前期6,033億円から+303億円の増加(短信本文)で、株主還元(配当)の原資を十分確保しました。期末現金及び現金同等物は1兆4,388億円(前期1兆4,355億円から+33億円)と安定推移。2023/03期〜2025/03期の数値は各年度の決算短信原典(2023/5/10・2024/5/9・2025/5/8発表)から直接確認した値です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 5名(33.3% 男性 10
33%
67%
監査報酬
47億900万円
設備投資額
9128.0億円
平均勤続年数(従業員)
14.5
臨時従業員数
18607

女性役員比率は33.3%と日本の上場企業の中でも非常に高い水準を維持しており、多様性を重視した経営体制を構築しています。巨大な企業規模を支えるための強固な監査体制を敷き、透明性の高い情報開示とガバナンスの強化に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

ソフトバンクグループジャパン㈱(19,148,581,000株)40.21%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(4,991,838,000株)10.48%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(1,762,487,000株)3.7%
SMBC日興証券㈱(626,460,000株)1.32%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(623,971,000株)1.31%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(414,703,000株)0.87%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(391,677,000株)0.82%
JPモルガン証券㈱(385,418,000株)0.81%
ゴールドマン・サックス証券㈱BNYM(286,254,000株)0.6%
JP MORGAN CHASE BANK 385632(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(250,861,000株)0.53%

ソフトバンク株式会社(9434)の株主構成は、親会社ソフトバンクグループ(9984)が約40%を保有する筆頭安定株主として圧倒的な存在感を持ち、グループのサブシディアリー上場(旧SBKK)という独特の構造を形成しています。2018年12月19日の東証一部上場時に親会社SBGからの分社上場として発足して以降、SBGの保有比率は段階的に低下しているものの、依然として議決権の約4割を維持し、グループ戦略との一体性を保っています。残る約60%は機関投資家(信託銀行・年金基金)・国内外の機関投資家・個人投資家で構成されます。2024年10月1日付の1:10株式分割で投資単元が大幅に引下げられ、新NISA浸透により個人投資家層が一段と拡大しました。2022/03期〜2026/03期の5期にわたる安定配当8.60円(分割後・分割前ベースでは86円)を継続し、2027/03期予で8.80円(+0.20円・分割後)への増配へ転換し、新中計『Activate AI for Society』(2027/3-2031/3)期間における利益成長に合わせた継続的な増配を目指す方針を打ち出したことで、長期保有志向の個人投資家からの根強い支持が見込まれます。一方、親会社SBGが約40%を保有するサブシディアリー上場の特性として、親会社の戦略(AI・先端技術投資・ARM/OpenAI連携等)との相互影響、ガバナンス(取引関係・連結・利益相反管理)、SBG側の保有比率変動リスク(売却・株式譲渡)が常時の検討事項となります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1通信ネットワークの障害・停止リスク。災害・サイバー攻撃・設備不具合による広域通信障害は社会インフラ全体に影響。
2情報セキュリティ・個人情報保護のリスク。PayPay/LINEヤフー/PayPay銀行/PayPay証券等の金融・コマース事業拡大で個人情報・取引情報の保護義務も拡大。
3競争激化と料金水準低下のリスク。政府の携帯料金引下げ要請、NTTドコモ・KDDIに次ぐ3位ポジション、楽天モバイル参入によるARPU圧力。
4親会社制約・利益相反のリスク。ソフトバンクグループ(9984)が約40%保有のサブシディアリー上場で、親会社の戦略(ARM/OpenAI連携等)との相互影響、取引関係、SBG側の保有比率変動リスクが恒常的検討事項。
5M&A・連結範囲変更に伴う減損・のれんリスク。LINE Bank Taiwan・LINE MAN・BEENOS・PayPay銀行の子会社化に伴うのれん管理。
6規制環境の変化のリスク。電気通信事業法の継続的改正・周波数割当・LINEヤフー等のプラットフォーム規制(EU/日本)。
7海外事業・為替変動リスク。LINE MAN(タイ)・LINE Bank Taiwan(台湾)・米ドル建て無担保普通社債(2025/7発行)等のグローバル展開。
8新技術への投資回収リスク。HAPS(成層圏通信)・SB Intuitions(国産LLM「Sarashina」)・SB OAI Japan(OpenAI合弁)・AIデータセンター/Infrinia AI Cloud OS等への大規模先行投資の回収期間。
9人材確保・労務に関わるリスク。AI・データセンター・LLM研究・宇宙ビジネス等の高度技術人材の獲得競争。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
849万円
従業員数
55,070
平均年齢
41.7歳
平均年収従業員数前年比
当期849万円55,070-

平均年収849万円は有報の単体ベース(提出会社ソフトバンク株式会社の従業員平均給与)で、表の従業員数は連結ベース(持株会社的な親会社ソフトバンク㈱+傘下の通信子会社・LINEヤフー・PayPay・PayPayカード・PayPay銀行・SBエンジニアリング・SB C&S・サイバートラスト・クラシル・BEENOS・LINE MAN等のグループ全体)を参考表記する場合がある点に留意してください。上場大手通信3社の単体ベース平均年収はNTT 1,069万円・KDDI 1,018万円・ソフトバンク 849万円(いずれも有報・持株会社or本体単体値、集計範囲・人員規模によって順位は変動)。新中計Activate AI for Society(2026/5/11発表)でAI・データセンター・先端技術人材の獲得を強化中で、SB Intuitions(国産LLM「Sarashina」開発)・SB OAI Japan(OpenAI/SBGとの合弁、2025/11発足)等の戦略子会社における高度AI人材確保が経営課題です。詳細は有報「従業員の状況」セクションを参照。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総合利回り、2022期基準=100)は240.0%(+140.0%)とTOPIX(213.4% / +113.4%)を上回り、特に2024年10月1日付の1:10株式分割と新NISA浸透を背景に2025期・2026期で大きく上昇しました(評価額表記=基準100からの上昇を100ベースで表示)。2024年10月1日付の1:10株式分割で個人投資家アクセスが大幅改善し、2022/03期〜2026/03期の5期にわたる安定配当8.60円(分割後)と新NISA連動の長期保有層拡大が株価を押し上げ。2026/03期純利益+4.7%増益・営業利益率14.8%・ROE19.3%(通信3社中トップ)と高収益性も評価材料。2026年5月11日発表の新中計「Activate AI for Society」(2027/3-2031/3)で2031/3 営業1.7兆円・純利益7,000億円の野心的目標と継続増配方針を打ち出し、TOPIX対比のさらなるアウトパフォームを目指します。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
8.8
方針: 短信原文「中間配当および期末配当の年2回を基本的な方針とし、業績動向・財政状態・キャッシュフローの状況などを総合的に勘案して安定性・継続性に配慮しながら実施」(短信P.21)に加え、新中計『Activate AI for Society』(2027/3-2031/3)期間において「利益成長に合わせた普通株式1株当たり配当金の継続的な増配を目指す」新方針を明示。FY2022/3〜FY2026/3の5期連続で安定配当8.60円(分割後)を継続したのち、FY2027/3予で8.80円(+0.20円・5期ぶり増配)への転換が今期最大のトピック。
1株配当配当性向
2022/03期8.678.2%
2023/03期8.676.4%
2024/03期8.683.4%
2025/03期8.678.3%
2026/03期8.675.8%
2027/03期(予想)8.876.2%
株主優待
なし

ソフトバンク株式会社(9434)には現行で株主優待制度はありません。配当方針「中間および期末の年2回を基本、安定性・継続性に配慮」(短信P.21)のもと、FY2022/3〜FY2026/3の5期にわたる安定配当8.60円(分割後)を継続し、FY2027/3予で8.80円(+0.20円)への5期ぶり増配へ転換します。新中計『Activate AI for Society』(2027/3-2031/3)期間において利益成長に合わせた継続的な増配を目指す新方針を打ち出しました。

配当方針は短信原文の通り「中間配当および期末配当の年2回を基本的な方針とし、業績動向、財政状態、キャッシュフローの状況などを総合的に勘案して安定性、継続性に配慮しながら実施していきます」(短信P.21)。これに加え「2027年3月期から2031年3月期における中期経営計画においては、利益成長に合わせた普通株式1株当たり配当金の継続的な増配を目指します」と新方針を明示しました。本テーブルの配当額はすべて2024年10月1日付1:10株式分割反映後ベース——分割前の年間配当は2022/03期〜2024/03期が86円・2025/03期は分割跨ぎで単純合計表示なし(分割なし換算86円・短信注記)、÷10した分割後値(8.60円)を全期統一で記載しています。2026/03期 8.60円(中間4.30+期末4.30)・2027/03期予 8.80円(中間4.40+期末4.40・新中計初年度の+0.20円増配)は短信表記の通り。2022/03期〜2026/03期の5期連続で安定配当8.60円(分割後基準)を継続したのち、2027/03期予で5期ぶりに増配へ転換する移行点が今期最大のトピックです。「累進配当」「配当性向×%目標」ではなく「安定性・継続性配慮の年2回配当」+「新中計から継続増配を目指す」を株主還元の柱とする独自スタイル。第1回・第2回社債型種類株式が既発行(2026/03期 各100円・256円配当)で、EPS算定では社債型配当金を控除した普通株主帰属EPS(11.35円)を採用しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2022期初めに100万円を投資した場合
100万円が 240.0万円 になりました (140.0万円)
+140.0%
年度末時点評価額損益TSR
2022期105.0万円5.0万円5.0%
2023期120.0万円20.0万円20.0%
2024期145.0万円45.0万円45.0%
2025期210.0万円110.0万円110.0%
2026期240.0万円140.0万円140.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

ソフトバンク まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 8.6円
安全性
注意
自己資本比率 16.0%
稼ぐ力
高い
ROE 19.3%
話題性
好評
ポジ 54%

2018年東証上場——「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」マルチブランドで国内モバイル3位、SBG子会社。2026/03期 売上7兆386億円・営業1兆425億円・純利益5,508億円と過去最高、新中計「Activate AI for Society」で2031/3 営業1.7兆円

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/06/14 / データ提供: OSHIKABU