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トレンドマイクロ4704

Trend Micro Incorporated

プライムUpdated 2026/03/22
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑(FY2023/12は移転価格税制に伴う追加課税で実効税率70%超となり、純利益が急減。本業は堅調)
配当
少なめ
1株 185円(FY2023/12は特別配当738円を含む。通常配当は概ね150〜185円水準)
安全性
注意
自己資本比率 18.4%(積極的な自社株買い(FY2024に約1,300億円)で純資産が減少し、自己資本比率は30%台)
稼ぐ力
高い
ROE 27.6%
話題性
好評
ポジ 60%

この会社ってなに?

あなたのパソコンやスマートフォンにインストールされている「ウイルスバスター」を提供しているのがトレンドマイクロです。個人だけでなく、企業や官公庁のサーバー・クラウドをサイバー攻撃から守る「見えない盾」の役割を担っており、最近は警察庁推奨の詐欺対策アプリも提供するなど、日常の安全を支えています。

トレンドマイクロは、個人向け「ウイルスバスター」で知名度を築いた日本本社のグローバルサイバーセキュリティ企業です。2024年12月期は売上高2,759億円・営業利益577億円と増収増益を達成し、営業利益率は20.9%に改善。中期戦略「Road to 2027」のもと、従来のエンドポイント防御に加えXDR(拡張型検知・対応)プラットフォーム「Trend Vision One」への集約を推進し、サブスクリプション型ビジネスモデルへの移行を加速しています。2025年12月期予想は売上高3,015億円・営業利益564億円と増収を見込み、自社株買い・配当を合わせた株主還元も手厚い方針を継続。ROE 26.3%と資本効率も高水準を維持しています。

情報・通信業プライム市場

注目ポイント

35年超のサイバーセキュリティ専業の実績

1988年の創業以来、一貫してサイバーセキュリティに特化。世界中で50万社以上の法人顧客と数千万の個人ユーザーを守る、業界の信頼を築いてきた老舗企業です。

手厚い株主還元(配当利回り3.46%+自社株買い)

配当性向70%を目安とする高配当方針に加え、積極的な自社株買いで総還元性向は100%超。インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的な銘柄です。

AI時代のセキュリティを牽引するXDR戦略

統合プラットフォーム「Trend Vision One」でクラウド・エンドポイント・ネットワークを一元防御。AI活用のSOC自動化など、次世代セキュリティの先駆者を目指します。

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
12月
本社
東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー
公式
www.trendmicro.com

サービスの実績は?

20.9%
営業利益率
2024期実績
前年17.6%から大幅改善
26.3%
ROE
2024期実績
高資本効率を維持
185
1株当たり配当金
2024期実績
安定した高配当
3.46%
配当利回り
2024期実績
業界平均を上回る水準
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

法人向けセキュリティ
約2,100億円76.1%)
コンシューマ向けセキュリティ
約500億円18.1%)
その他・新規事業
約160億円5.8%)
法人向けセキュリティ約2,100億円
利益: 約480億円利益率: 22.9%

XDR/SOCプラットフォーム「Trend Vision One」を中核としたエンタープライズ向けサイバーセキュリティ。クラウド・ネットワーク・エンドポイントを統合防御

コンシューマ向けセキュリティ約500億円
利益: 約90億円利益率: 18.0%

個人向けセキュリティ製品「ウイルスバスター」シリーズ。詐欺対策アプリなど新サービスも展開

その他・新規事業約160億円
利益: 約8億円利益率: 5.0%

車載セキュリティ(VicOne)やIoTセキュリティ、AI駆動の新会社「Magna AI」など成長領域への投資

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
27.6%
株主資本の利回り
ROA
8.4%
総資産の活用度
Op. Margin
20.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期17.3%9.1%-
2022/12期13.3%6.7%-
2023/12期4.8%2.2%-
2024/12期20.6%7.7%17.6%
2025/12期27.6%8.4%20.9%
2025/12期27.6%8.4%20.9%

営業利益率は2021/12期・2022/12期にコスト増で一時的に低下しましたが、2024/12期には20.9%まで回復し、2020/12期の22.9%に迫る水準です。ROEは2023/12期に28.8%、2024/12期に26.3%と極めて高水準で、積極的な自社株買いによる資本効率の改善が寄与しています。2022/12期のROE 5.0%は移転価格税制による一時的な純利益減少が主因であり、本業の収益力は堅調に推移しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期1,904億円384億円275.2円-
2022/12期2,238億円298億円213.6円+17.6%
2023/12期2,487億円107億円78.5円+11.1%
2024/12期2,726億円481億円344億円259.1円+9.6%
2025/12期2,760億円578億円345億円262.4円+1.2%

トレンドマイクロは5期連続増収を達成し、2020期から2024期の4年間で売上高は約45%成長しました。2024/12期では営業利益577億円(+20.1%)と大幅増益を実現。2022/12期は移転価格税制の追加課税で純利益が一時的に急減しましたが、本業の収益力は着実に向上しています。2025/12期予想では売上高3,015億円と初の3,000億円超えを見込み、XDRプラットフォームへの集約による成長加速が期待されます。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
27.6%
業界平均
14.2%
営業利益率上回る
この会社
20.9%
業界平均
14.1%
自己資本比率下回る
この会社
18.4%
業界平均
50.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

5億600万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
法人向けセキュリティ約2,100億円約480億円22.9%
コンシューマ向けセキュリティ約500億円約90億円18.0%
その他・新規事業約160億円約8億円5.0%

法人向けセキュリティが売上の約76%を占める主力事業であり、XDRプラットフォーム「Trend Vision One」への集約が進行中です。コンシューマ向けは成熟市場ですが安定した収益基盤として機能。車載セキュリティのVicOneやAI新会社Magna AIなど、次世代領域への種まきも積極的に行っています。営業利益率は法人向けが22.9%と高く、製品統廃合による効率化で全社利益率の改善を牽引しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
製品体系の大胆な統廃合を進める過渡期にあり、売上は計画をやや下回るが利益率改善は着実に進行。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2023は計画超過で着地したが、FY2024は一部製品の終了に伴うトップライン減速で予想未達。ただし利益率改善や自社株買いなど質的な改善は計画通りに推移している。
中期戦略 Road to 2027
2024期〜2027期
売上高: 目標 27億ドル(約4,050億円) やや遅れ (2,759億円(FY2024実績))
68%
サブスクリプション比率: 目標 80%以上 順調
75%
営業利益率: 目標 25%以上 順調 (20.9%(FY2024実績))
84%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2023期2,650億円2,726億円+2.9%
2024期2,886億円2,759億円-4.4%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2023期440億円481億円+9.3%
2024期603億円577億円-4.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

中期戦略「Road to 2027」では、2027年度までに売上高27億ドル(約4,050億円)を目標に掲げ、サブスクリプション型ビジネスへの移行とXDRプラットフォーム「Trend Vision One」への集約を推進しています。2024期実績は売上高2,759億円と目標比68%の進捗ですが、製品ポートフォリオの最適化(一部レガシー製品の終了)による一時的なトップライン減速を織り込んだ戦略です。営業利益率は2023期の17.6%から2024期の20.9%へ大幅改善しており、収益構造の転換は着実に進んでいます。

どんな話題が多い?

サイバーセキュリティ動向35%
決算・財務30%
AI・新サービス20%
M&A・提携15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
380
前月比 +8.2%
メディア数
92
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 東洋経済, PR TIMES
業界内ランキング
上位 3%
情報・通信業 652社中 18位
報道のトーン
60%
好意的
28%
中立
12%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1988
米国ロサンゼルスで創業

スティーブ・チャン、ジェニー・チャン、エバ・チェンの3名がロサンゼルスで創業。コンピュータウイルスの脅威にいち早く着目しました。

1992
日本に本社を移転

アジア太平洋地域の成長を見据え、日本に本社を移転。日本市場で「ウイルスバスター」が爆発的なヒットとなりました。

1998
東証に株式上場

東京証券取引所に上場。初値は公募価格4,300円に対し8,300円と約2倍に。市場からの高い期待を集めました。

2005
エバ・チェンCEO就任

共同創業者のエバ・チェンが代表取締役社長兼CEOに就任。技術者出身の経営者として革新的な製品戦略を推進しました。

2020
XDRプラットフォーム投入

統合型セキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」を発表。エンドポイント・クラウド・ネットワークを一元防御する次世代戦略へ舵を切りました。

2024
大胆な製品統廃合と構造改革

中期戦略「Road to 2027」に基づき一部レガシー製品を終了。AIを活用したSOC自動化など、次世代セキュリティへの集約を加速させています。

出来事の年表

2025年2月好調決算

2024年12月期本決算を発表。売上高2,759億円(+1.2%)、営業利益577億円(+20.1%)と増収増益を達成し、純利益は前期比3.2倍の343億円に回復。

2025年2月株主還元

2025年12月期の業績予想を公表。売上高3,015億円・純利益366億円を見込み、自社株買い50億円も発表。

2026年3月新サービス

警察庁推奨の特殊詐欺対策アプリ「トレンドマイクロ 詐欺バスター Lite」をリリース。セキュリティ領域を個人の安全分野へも拡大。

社長プロフィール

エバ・チェン
代表取締役社長 兼 CEO
技術者肌の情熱家タイプ
サイバー空間の脅威は日々進化していますが、私たちトレンドマイクロも35年以上にわたり進化し続けてきました。AI時代のサイバーセキュリティは、単なるウイルス対策ではなく、企業の事業継続を支える経営インフラです。Trend Vision Oneを通じて、世界中のお客様のデジタル資産を守り抜くことが私たちの使命です。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率18.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,311億円
会社の純資産

2023/12期に大規模な自社株買い(約1,300億円)を実施した結果、純資産が2,214億円から1,194億円へ大幅に減少し、自己資本比率は29.2%まで低下しました。2024/12期は純資産1,311億円・自己資本比率30.2%とやや回復。有利子負債は約194億円と限定的で、実質的な財務健全性は維持されています。BPSは自社株消却の影響で大きく変動していますが、2024/12期は975円と回復基調です。 【2025/12期】総資産4222億円、純資産1311億円、自己資本比率18.4%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+646億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+7.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
-275億円
借入・返済など
Free CF
+654億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期553億円25.8億円164億円578億円
2022/12期569億円677億円304億円108億円
2023/12期572億円310億円434億円882億円
2024/12期468億円50.4億円1,309億円518億円
2025/12期646億円7.6億円275億円654億円

営業CFは毎期460〜646億円と安定しており、本業のキャッシュ創出力は堅調です。2023/12期の財務CF -1,309億円は大規模自社株買いによるものです。投資CFはソフトウェア企業の特性上プラスになる期もあり、設備投資負担は軽量。2024/12期のFCFは653億円と潤沢で、配当・自社株買いの原資は十分に確保されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 3名(30.0% 男性 7
30%
70%
監査報酬
1億500万円
連結子会社数
41
平均勤続年数(従業員)
9.1
臨時従業員数
79

女性役員比率30.0%はプライム市場企業として高い水準です。連結子会社40社を擁するグローバル体制を構築しており、世界各地にセキュリティ研究拠点を展開。代表取締役社長のエバ・チェン氏は技術者出身の女性経営者として、サイバーセキュリティ業界を長年牽引しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主36.9%
浮動株63.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関36.5%
事業法人等0.4%
外国法人等46.9%
個人その他9.2%
証券会社7%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(33,624,000株)25.72%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(14,580,000株)11.15%
チャン ミン ジャン ※a(5,367,000株)4.1%
BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT ※b(3,620,000株)2.77%
THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND ※c(2,643,000株)2.02%
BNYMSANV RE BNYMSANVDUB RE LEGAL (AND) GENERAL UCITS ETF PLC ※b(2,303,000株)1.76%
SMBC日興証券株式会社(2,081,000株)1.59%
日本証券金融株式会社(2,071,000株)1.58%
HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES ※d(2,019,000株)1.54%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001   ※e(1,951,000株)1.49%

筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(24.4%)で、信託口を通じた機関投資家の保有が中心です。共同創業者のチャン・ミン・ジャン氏が約4%を保持しており、創業者の経営関与が続いています。外国人投資家比率が約47%と非常に高く、グローバルなサイバーセキュリティ需要への評価が株主構成に色濃く表れています。特定の事業法人による持ち合いはほぼなく、市場流動性の高い銘柄です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1サイバーセキュリティ市場の競争激化リスク。CrowdStrike・Palo Alto Networksなどのクラウドネイティブ型競合が台頭し、市場シェアの維持が課題
2XDRプラットフォームへの移行リスク。レガシー製品の終了に伴う一時的な顧客離反やトップライン減速の可能性
3為替変動リスク。売上の大半が海外(米ドル・ユーロ建て)であり、円高進行時には円換算の業績が下振れする
4技術革新への対応リスク。AI活用型のサイバー攻撃が急増しており、検知・防御技術の継続的な高度化が不可欠
5移転価格税制に関する追加課税リスク。グローバルな利益配分に対し、各国税務当局から追徴課税を受ける可能性がある(2022/12期に実績あり)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
989万円
従業員数
6,717
平均年齢
40.3歳
平均年収従業員数前年比
当期989万円6,717-

単独従業員数は6,869名、平均年収は約900万円、平均年齢40.3歳です。サイバーセキュリティ企業として高度な技術者が多く、IT業界の中でも相応の報酬水準を維持しています。連結ベースでは約7,000名のグローバル体制を構築しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

5年間累積TSR(株主総利回り)は178.4%と、同期間のTOPIXリターン182.5%とほぼ同水準のインラインです。2023期にはTOPIXを上回るパフォーマンスを見せましたが、2024期はTOB観測後の株価調整でTOPIXをやや下回りました。配当利回りが高いため、キャピタルゲインだけでなくインカムゲインも含めた総合リターンで評価するのが適切な銘柄です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
185
方針: 配当性向70%を目安とした安定配当
1株配当配当性向
2016/12期14178.5%
2017/12期14979.7%
2018/12期16379.8%
2019/12期16079.6%
2020/12期15379.1%
2021/12期19570.9%
2022/12期15170.7%
2023/12期738940.7%
2024/12期18471.0%
2025/12期18570.5%
1期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

配当性向は約70%を目安としており、2024/12期の1株配当は185円(利回り3.46%)と高水準です。2022/12期の738円配当は特別配当を含む一時的なもので、通常配当は150〜185円水準です。自社株買いも積極的に実施しており、2024/12期は50億円の自社株買いを発表。配当と自社株買いを合わせた総還元性向は100%超となる手厚い株主還元が特徴です。

もし5年前に投資していたら?

+
2020期初めに100万円を投資した場合
100万円が 178.4万円 になりました (78.4万円)
+78.4%
年度末時点評価額損益TSR
2020期108.8万円8.8万円8.8%
2021期120.3万円20.3万円20.3%
2022期118.6万円18.6万円18.6%
2023期156.9万円56.9万円56.9%
2024期178.4万円78.4万円78.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残862,000株
売り残87,600株
信用倍率9.84倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年5月中旬
中間決算発表2026年8月中旬

信用倍率は9.84倍と買い長の状態が続いており、個人投資家の買い意欲の強さが窺えます。PERは19.1倍とセクター平均(19.2倍)とほぼ同水準ですが、PBR 5.48倍は積極的な自社株買いによる純資産減少の影響もあり高めの数値です。配当利回り3.46%はセクター平均2.1%を大きく上回り、インカムゲインの観点からも魅力的な水準です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期445億円61.3億円13.8%
2022/12期342億円43.2億円12.6%
2023/12期362億円255億円70.3%
2024/12期528億円185億円35.0%
2025/12期540億円195億円36.0%

2022/12期に移転価格税制に伴う追加課税が発生し、実効税率が70.3%に急騰しました。この一時的要因を除けば、2023/12期以降は35%前後の正常な税率水準に回帰しています。2020/12期・2021/12期の低税率(12〜14%)は海外子会社の税制優遇によるものです。業績拡大に伴い、2025/12期予想では約198億円の納税を見込みます。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

トレンドマイクロ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑(FY2023/12は移転価格税制に伴う追加課税で実効税率70%超となり、純利益が急減。本業は堅調)
配当
少なめ
1株 185円(FY2023/12は特別配当738円を含む。通常配当は概ね150〜185円水準)
安全性
注意
自己資本比率 18.4%(積極的な自社株買い(FY2024に約1,300億円)で純資産が減少し、自己資本比率は30%台)
稼ぐ力
高い
ROE 27.6%
話題性
好評
ポジ 60%

「ウイルスバスターの老舗が統合サイバーセキュリティへ転身、AI活用SOCで攻勢に出る」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU