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スカパーJSATホールディングス9412

SKY Perfect JSAT Holdings Inc.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 27円
安全性
安定
自己資本比率 70.8%
稼ぐ力
普通
ROE 6.4%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが自宅のテレビで「スカパー!」を通じてサッカー中継や音楽ライブを楽しむとき、その放送は同社の衛星から届けられています。また、もっと身近なところで言うと、飛行機の中でWi-Fiを使ったり、山間部や災害時でも携帯電話が繋がったりするのも、実はスカパーJSATが運用する通信衛星のおかげです。普段は意識しないかもしれませんが、同社の宇宙技術は、私たちのエンターテイメントから社会インフラの安全まで、空の上から暮らしを支えているのです。

スカパーJSATホールディングスは、宇宙事業とメディア事業を両輪とする情報・通信企業です。2025期決算では売上高1237.2億円、営業利益274.88億円と増収増益を達成し、続く2026期も売上高1276億円、営業利益308億円と力強い成長を見込んでいます。特に、政府の安全保障関連予算の拡大を背景とした宇宙事業が成長を牽引しており、株価は1年間で2倍以上に高騰、市場の期待を一身に集めています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR

サービスの実績は?

17
保有静止衛星数
2024年5月時点
アジア最大級
2,842,933
スカパー!累計加入件数
2025年3月末時点
-3.8% YoY
27
1株当たり配当金
2025期実績
+28.6% YoY
1.5億円
従業員一人当たり売上高
2025期実績ベース
+1.5% YoY
22.2%
営業利益率
2025期実績
+0.4pt YoY
3.55%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
成長継続
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.4%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
28.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期5.7%3.5%-
2022/03期6.1%3.8%-
2023/03期6.3%4.1%-
2024/03期6.7%4.4%21.8%
2025/03期6.9%4.7%22.2%
3Q FY2026/36.4%(累計)4.4%(累計)28.4%

収益性指標は、衛星通信および放送事業の効率化により営業利益率が2021/03期の13.7%から直近では22.2%へと大幅に改善しています。売上高営業利益率の向上は、高単価な衛星データ利用やスペースインテリジェンス事業へのシフトが寄与しています。また、ROEも6%台後半へと徐々に高まっており、資本効率を重視した経営への転換が着実に進捗していることが分かります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,396億円133億円44.9円-
2022/03期1,196億円146億円49.5円-14.3%
2023/03期1,211億円158億円54.4円+1.3%
2024/03期1,219億円265億円177億円61.7円+0.6%
2025/03期1,237億円275億円191億円67.4円+1.5%

当社の売上高は衛星事業の堅調な推移により1,200億円台前半で安定的に推移しており、2026年3月期にはさらなる成長が見込まれます。営業利益は構造改革や高付加価値化により着実に拡大しており、2021/03期の約191億円から2026/03期予想では約308億円へと大幅な収益性の向上を実現しています。純利益もこれに伴い順調に伸びており、衛星ビジネスの多角化によって持続的な成長基盤が構築されています。 【3Q 2026/03期実績】売上933億円(通期予想比73%)、営業利益265億円(同86%)、純利益176億円(同84%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.4%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
28.4%
業界平均
2.7%
自己資本比率上回る
この会社
70.8%
業界平均
59.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

7,500万円
取締役4名の合計

事業の根幹は静止衛星を利用した宇宙事業と、有料放送「スカパー!」を展開するメディア事業の2本柱です。開示情報からは、宇宙インフラの構築における巨額の設備投資リスクが重要な事業リスクとして認識されており、安定収益を確保しつつ新たな宇宙ビジネスへの投資を継続する姿勢が鮮明です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
明確な中期経営計画の開示はないものの、期初予想を上回る着地が続いており、経営の実行力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

経営目標 (FY2026)
2026期
売上高: 目標 1,276億円 順調 (1,237.2億円)
96.9%
営業利益: 目標 308億円 順調 (274.88億円)
89.2%
当期純利益: 目標 210億円 順調 (191.06億円)
91%
年間配当金: 目標 38円下限 順調 (27円)
71.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期258億円275億円+6.5%
2024期225億円265億円+18.0%
2023期210億円223億円+6.3%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,233億円1,237億円+0.3%
2024期1,210億円1,219億円+0.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を公表していませんが、毎期の業績予想に対する達成度は高い評価ができます。特に営業利益は2024期に期初予想比+18.0%、2025期も+6.5%と大幅に上回って着地しており、宇宙事業の収益性改善が計画以上に進んでいることを示唆しています。2026期も増収増益予想と成長モメンタムは継続しており、投資家の期待に応える経営が行われています。

最新ニュース

中立
ベルシステム24との合弁会社化によるコンタクトセンターDXを推進
11/13 · ベルシステム24
中立
CO2排出量見える化クラウド「ASUENE」導入によるESG経営の強化
5/20 · PR TIMES

どんな話題が多い?

宇宙事業・衛星通信50%
決算・財務情報25%
株価・市況15%
ESG・サステナビリティ10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日経会社情報
業界内ランキング
上位 12%
情報・通信業 520社中 62位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月資本提携

スタートアップ企業Orbital Lasersへの出資および30.2億円の資金調達を支援し宇宙事業の革新を加速。

2026年2月最高値更新

宇宙防衛および通信インフラへの需要増加を背景に、上場来高値を更新し市場からの評価が高まった。

2025年2月新戦略発表

低軌道衛星コンステレーション構築を含むマルチオービット戦略を公表し、宇宙インフラ企業への転換を明確化。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率70.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
237億円
借金(有利子負債)
Net Assets
2,961億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は2025/03期時点で約69.8%と強固な水準を維持しています。過去には無借金経営を継続していましたが、現在は戦略的な成長投資のために有利子負債を適宜活用しており、バランスシートの柔軟性を高めています。潤沢なネットアセット(純資産)を背景に、将来の宇宙事業拡大に向けた多額の投資余力を確保している状態です。 【3Q 2026/03期】総資産3968億円、純資産2961億円、自己資本比率70.8%、有利子負債237億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+424億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-258億円
投資に使ったお金
Financing CF
-167億円
借入・返済など
Free CF
+166億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期579億円114億円169億円466億円
2022/03期365億円77.4億円164億円288億円
2023/03期576億円169億円194億円408億円
2024/03期424億円154億円211億円270億円
2025/03期424億円258億円167億円166億円

営業キャッシュフローは安定した放送・通信インフラ事業により毎期400億円前後を創出する高い収益力を有しています。一方で、投資キャッシュフローは次世代衛星の構築や宇宙ビジネス拡大のための設備投資が増加傾向にあり、2025/03期には約258億円の支出となりました。営業CFで得た資金を成長分野へ機動的に投下しつつ、配当などの株主還元を行うバランスの取れた資金循環となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 2名(18.2% 男性 9
18%
82%
監査報酬
1億4,200万円
連結子会社数
9
設備投資額
244.0億円
平均勤続年数(従業員)
5
臨時従業員数
733

女性役員比率は18.0%であり、多様性確保に向けた取り組みが進められています。監査体制においては1億4,200万円という高水準な監査報酬を支払っており、適正な企業統治と透明性の高い経営監視が徹底されていることが伺えます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主68%
浮動株32%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関15.6%
事業法人等52.4%
外国法人等17.8%
個人その他12.5%
証券会社1.7%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は伊藤忠・フジ・パートナーズ・エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ・日本テレビ放送網。

伊藤忠・フジ・パートナーズ㈱(76,568,800株)27.02%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(28,208,200株)9.95%
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ㈱(26,057,000株)9.2%
日本テレビ放送網㈱(20,891,400株)7.37%
㈱TBSホールディングス(18,434,000株)6.51%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(12,952,400株)4.57%
BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)(4,440,967株)1.57%
セントラル短資㈱(3,163,300株)1.12%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(2,834,700株)1%
㈱電通グループ(2,500,000株)0.88%

同社は伊藤忠商事およびフジ・メディア・ホールディングス傘下の企業(伊藤忠・フジ・パートナーズ㈱)が筆頭株主として27.02%を保有しており、安定した資本構成が特徴です。次いでNTTコミュニケーションズや日本テレビ、TBSホールディングスといったメディア・通信大手が名を連ねており、事業上の協力関係が強固であることを示唆しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1スペースインテリジェンス事業 低軌道衛星コンステレーションの構築・保有、地球観測衛星事業者等との業務提携を推進し、衛星画像販売サービスの強化による収益の拡大を目指してまいります
2光アライアンス事業光アライアンス事業の収益拡大のため営業体制の強化を行い、ケーブルテレビ局各社との連携やサービスの充実を行うほか、引き続き提供エリアを拡大しながら拡販を図ってまいります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,274万円
従業員数
819
平均年齢
47歳
平均年収従業員数前年比
当期1,274万円819-

従業員平均年収は1,274万円と、情報・通信業界の中でも非常に高い水準にあります。これは衛星通信という高度な専門性が求められる事業領域において、優秀な人材を確保するための競争力ある待遇が維持されていることが背景にあると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2024期以降にTOPIXを劇的にアウトパフォームしています。2025期には自社TSRが332.6%に達し、TOPIXの213.4%を大きく上回りました。これは、政府の防衛・安全保障政策の強化を背景とした宇宙事業の成長期待が、株価を大幅に押し上げたことが最大の要因です。安定した配当に加え、キャピタルゲインが急拡大したことで、株主価値が飛躍的に向上したことを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
27
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
2016/03期1425.3%
2017/03期1830.7%
2018/03期1847.1%
2019/03期1855.2%
2020/03期1844.5%
2021/03期1840.1%
2022/03期1836.3%
2023/03期2036.7%
2024/03期2134.0%
2025/03期2740.0%
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

当社は株主還元を重要な経営課題と位置づけており、配当性向50%以上を目標としつつ、1株当たり年間38円を下限とする方針を掲げています。近年の業績向上に伴い、配当額も2021/03期の18円から2025/03期には27円へと増配傾向にあります。今後も成長投資とのバランスを図りながら、株主に対する利益還元を継続的に強化する姿勢です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 332.6万円 になりました (232.6万円)
+232.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期132.8万円32.8万円32.8%
2022期117.2万円17.2万円17.2%
2023期149.2万円49.2万円49.2%
2024期295.8万円195.8万円195.8%
2025期332.6万円232.6万円232.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残2,541,600株
売り残52,600株
信用倍率48.32倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年10月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

PER41.2倍、PBR3.07倍と、いずれも情報・通信業の平均を大きく上回っており、市場からの高い成長期待がうかがえます。一方で、信用倍率は48.32倍と高水準で、信用買い残が積み上がっているため、将来的な需給の悪化には注意が必要です。今後の決算で市場の期待を超える成長を示し続けられるかが、株価を維持・向上させる上での鍵となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期203億円70.0億円34.4%
2022/03期203億円57.3億円28.2%
2023/03期232億円73.8億円31.8%
2024/03期271億円93.9億円34.6%
2025/03期273億円81.8億円30.0%

法人税等の支払額は、税引前利益の変動に応じて概ね30%前後の実効税率で推移しています。2022/03期には税効果会計等の影響により税負担率が一時的に低下しましたが、直近では標準的な税率水準に回帰しています。今後も業績拡大に伴い、安定した納税を通じて社会貢献を継続する見通しです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

スカパーJSATホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 27円
安全性
安定
自己資本比率 70.8%
稼ぐ力
普通
ROE 6.4%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「衛星放送の老舗が、安全保障を追い風に『宇宙インフラ企業』へと変貌を遂げ、株価も宇宙へ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU