Link−Uグループ4446
Link-U Group Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段スマートフォンで読んでいる人気の漫画、例えば「少年ジャンプ+」や「マンガUP!」などを快適に読めるのは、実はLink-Uグループの技術のおかげかもしれません。同社は、大勢の人が同時にアクセスしてもサーバーが落ちないように、そしてサクサ-クとページがめくれるように、漫画アプリの裏側をシステムで支えています。あなたが大好きな漫画の世界にいつでも没頭できる、その「当たり前」の環境を提供しているのがLink-Uグループなのです。
漫画アプリ「少年ジャンプ+」等のサーバープラットフォーム開発が主力。2025期は売上高48.4億円を達成したものの、マーケティング事業の取引縮小が響き営業利益は3.26億円と前期比で減益となりました。現在は海外展開を急いでおり、ソニー傘下のクランチロールやサウジアラビア企業との提携で成長の再加速を目指しています。しかし、直近の2026期業績予想はマーケティング事業の不振で下方修正されており、計画の実現性が問われる局面です。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 7月
- 本社
- 東京都千代田区外神田2-2-3 住友不動産御茶ノ水ビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2019/07期 | 18.4% | 15.3% | 36.7% |
| 2020/07期 | 17.1% | 14.5% | 32.4% |
| 2021/07期 | 7.5% | 6.4% | 13.8% |
| 2022/07期 | 1.5% | 1.2% | 5.1% |
| 2023/07期 | 9.2% | 5.9% | 13.9% |
| 2024/07期 | 9.0% | 5.2% | 9.6% |
| 2025/07期 | 5.4% | 2.8% | 6.7% |
| 2Q FY2026/7 | 0.2%(累計) | 0.1%(累計) | 2.5% |
収益性は事業の拡大に伴い変動が大きく、営業利益率は2021/03期の13.8%から、2025/03期には6.7%まで低下する局面が見られました。これは新規事業への先行投資やマーケティングコストの増加が主因であり、開発効率の最適化が課題となっています。今後は高付加価値なプラットフォーム提供を強化し、再び高い利益率を確保できる体質への転換が求められています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/07期 | 16.3億円 | 2.3億円 | 1.6億円 | 11.2円 | +22.1% |
| 2022/07期 | 22.8億円 | 1.2億円 | 3,300万円 | 2.4円 | +39.2% |
| 2023/07期 | 31.3億円 | 4.3億円 | 2.0億円 | 14.4円 | +37.5% |
| 2024/07期 | 36.6億円 | 3.5億円 | 2.3億円 | 16.2円 | +17.0% |
| 2025/07期 | 48.4億円 | 3.3億円 | 1.5億円 | 10.4円 | +32.0% |
当グループは電子書籍やマンガ配信サービスのプラットフォーム開発を主軸に急成長を遂げており、売上収益は2021/03期の約16億円から2025/03期には約48億円まで拡大しました。しかし、直近ではマーケティング事業の取引縮小などの影響を受け、2026/03期期にかけて業績予想の下方修正を余儀なくされるなど、成長の踊り場を迎えています。今後は海外展開やAI活用による収益性改善を通じて、再び持続的な成長軌道への回帰を目指すフェーズにあります。 【2Q 2026/07期実績】売上23億円(通期予想比38%)、営業利益56百万円(同9%)、純利益4百万円(同1%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
電子書籍やマンガ配信のプラットフォーム開発を主軸に、海外展開やマーケティング事業の成長を加速させています。一方で、直近では業績予想の下方修正も発表されており、既存サービスの競争激化や先行投資による費用増大が経営上の主なリスク要因となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2026期 | 60億円 | 49.0〜51.0億円 | — | -15.0%〜-18.3% |
| 2025期 | 53億円 | — | 48億円 | -8.2% |
| 2024期 | 33億円 | — | 37億円 | +11.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2026期 | 3億円 | 1.50〜2.00億円 | — | -35.1%〜-51.3% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 7億円 | — | 3億円 | -54.5% |
| 2024期 | 3億円 | — | 4億円 | +3.2% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2026期を最終年度とする中期経営計画では売上高60億円、営業利益12億円を掲げています。しかし、2025期実績(売上高48.4億円、営業利益3.26億円)時点で進捗は大幅に遅れています。さらに、2026期の会社計画自体が売上高49〜51億円へと下方修正されており、現中計の大幅未達はほぼ確実な状況です。マーケティング事業の不振が主因であり、海外展開などの新規事業で挽回できるかが今後の焦点となります。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
クランチロールと提携し海外向けマンガサービスの提供を開始しました。
海外向けアプリ「Manga UP!」が500万ダウンロードを突破しました。
マーケティング事業の不調により2026年7月期の業績予想を下方修正しました。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、有利子負債を一切保有しない無借金経営を継続している点が最大の特徴です。総資産は2021/03期の約26億円から2025/03期には約57億円まで拡大し、事業規模の拡大に応じた資産蓄積が進んでいます。自己資本比率は45.3%と依然として安定した水準を維持しており、将来のM&Aや新たな投資機会に対しても柔軟に対応可能な財務基盤を有しています。 【2Q 2026/07期】総資産55億円、純資産26億円、自己資本比率47.0%、有利子負債15億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2019/07期 | 4.4億円 | 1.1億円 | 6.1億円 | 3.4億円 |
| 2020/07期 | 2.2億円 | 3.8億円 | 1.9億円 | 1.5億円 |
| 2021/07期 | 2.5億円 | 6.4億円 | 800万円 | 3.8億円 |
| 2022/07期 | 7,400万円 | 1.0億円 | 1.4億円 | 3,000万円 |
| 2023/07期 | 4.0億円 | 1.9億円 | 5.6億円 | 2.1億円 |
| 2024/07期 | 1.1億円 | 2,900万円 | 5,600万円 | 8,600万円 |
| 2025/07期 | 2.2億円 | 1.1億円 | 3.6億円 | 1.1億円 |
営業キャッシュフローは事業の成長に伴い概ね黒字を維持しており、安定した本業での収益創出力を示しています。投資キャッシュフローはシステム開発投資や子会社化に向けた支出が中心であり、成長のための資金投入が継続しています。フリーキャッシュフローも黒字化の傾向が見られ、自己資本を原資とした堅実な経営運営が行われています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2019/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/07期 | 0円 | 0.0% |
| 2025/07期 | 0円 | 0.0% |
現在、株主優待制度は実施しておりません。
当社は成長フェーズにある企業として、現在は配当を実施せず内部留保を優先する方針をとっています。稼ぎ出した利益は将来的な事業拡大やシステム投資、および海外展開のための原資として活用されています。将来的には、業績のさらなる安定と成長を見極めた上で、株主への利益還元について検討する段階へと移行する見通しです。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は2.94倍とやや買い残が多い水準で、将来の売り圧力に注意が必要です。業界平均と比較すると、PER・PBRともに割安感はありませんが、突出して高いわけでもありません。時価総額は120億円と小型株の部類に入り、業績やニュースによって株価が大きく変動しやすい特性があります。配当は創業以来実施しておらず、キャピタルゲイン狙いの投資家向けの銘柄です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2019/07期 | 3.9億円 | 1.2億円 | 30.1% |
| 2020/07期 | 4.2億円 | 1.2億円 | 29.1% |
| 2021/07期 | 2.2億円 | 6,200万円 | 28.3% |
| 2022/07期 | 8,600万円 | 5,300万円 | 61.6% |
| 2023/07期 | 4.0億円 | 1.9億円 | 48.6% |
| 2024/07期 | 3.8億円 | 1.5億円 | 38.9% |
実効税率は年度によって大きく変動していますが、これは主に税効果会計の適用やグループ内での再編による一時的な差異が影響しています。税引前利益に対する法人税等の負担率は相対的に高めとなる年もあり、安定した利益計上に向けた税務戦略が今後の注目点です。将来的な利益の成長に伴い、適正な納税を行いながら企業価値向上に注力しています。
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Link−Uグループ まとめ
「『少年ジャンプ+』の黒子役が、海外展開とM&Aをテコに自ら主役を狙う野心家」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。