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アステリア3853

ASTERIA Corporation

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 8円
安全性
安定
自己資本比率 74.2%
稼ぐ力
高い
ROE 11.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがオンラインショッピングをするとき、注文情報が在庫管理システムや配送システムに自動で伝わりますよね。その裏側では、アステリアのような『つなぐ』技術が活躍しているかもしれません。異なる会社のアプリやサービスが、まるで言葉の壁を越えて会話するように、スムーズにデータを連携させているのです。普段は目にしませんが、企業の業務を効率化し、結果として私たちが受けるサービスの質を高める重要な役割を担っています。

アステリアは、企業内の様々なシステムを「つなぐ」ソフトウェア「ASTERIA Warp」を主力とする企業です。2024期は海外投資先企業の評価損により36.42億円の営業赤字を計上しましたが、2025期には7.81億円の営業黒字にV字回復しました。2026期は売上高35.0億円、営業利益9.00億円への成長を見込んでいます。安定したソフトウェア事業に加え、投資先である米SpaceX社のIPO期待や、ステーブルコイン関連の新事業が成長ドライバーとして注目されます。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都渋谷区広尾1丁目1番39号

サービスの実績は?

29.1億円
売上高
2024期実績
-13.9% YoY
-36.42億円
営業利益
2024期実績
赤字継続
8.0
1株当たり配当金
2025期実績
+1.5円 YoY
10.0%
売上高成長率(会社予想)
2026期見通し
+8.8% vs FY2025
15.2%
営業利益成長率(会社予想)
2026期見通し
+12.1% vs FY2025
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
11.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
8.5%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
38.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期14.6%10.2%-
2022/03期36.1%24.5%-
2023/03期21.6%14.4%-
2024/03期28.5%19.9%125.2%
2025/03期10.1%7.6%24.6%
3Q FY2026/311.2%(累計)8.5%(累計)38.0%

収益性は投資損益の変動を強く受けるため、年度によって大きな振れ幅が見られます。高利益率を誇るソフトウェア事業が稼ぎ出す一方、投資有価証券の評価損が業績を圧迫した局面ではROEや営業利益率が大幅なマイナスとなりました。足元の2025/03期には黒字化を果たし、営業利益率24.6%と効率的な経営水準への回帰が見られます。今後は本業の収益安定化と投資先の価値向上を両立させることで、安定した収益性を確立できるかが焦点です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期26.9億円8.1億円49.0円-
2022/03期29.7億円25.1億円152.4円+10.4%
2023/03期27.9億円16.7億円-99.6円-6.2%
2024/03期29.1億円36.4億円18.1億円-107.8円+4.5%
2025/03期31.7億円7.8億円5.9億円35.0円+9.0%

アステリアは、企業データ連携ソフト「ASTERIA Warp」の安定成長を主軸としつつも、投資事業の損益が連結業績に大きく影響を与える構造となっています。2023/03期および2024/03期には投資先の評価損等により営業赤字を計上しましたが、2025/03期にはソフトウェア事業の堅調な売上に加え投資事業の改善により、営業黒字および当期純黒字へと回復しました。今後もノーコード開発ツール「Click」の買収や新サービス展開によるソフトウェア事業の拡大で、さらなる売上高の成長が見込まれます。 【3Q 2026/03期実績】売上25億円(前年同期比5.4%)、営業利益9.3億円、純利益7.4億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
11.2%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
38.0%
業界平均
2.7%
自己資本比率上回る
この会社
74.2%
業界平均
59.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4,029万円
取締役2名の合計

主な事業リスクとして、主力製品である企業データ連携ソフトウェアの市場環境や、投資事業における評価損の発生リスクが挙げられます。EDINETの開示情報によると、ソフトウェア事業の成長とともに投資先企業の再編や業績変動が全社損益に大きな影響を与える構造となっています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
投資事業の波乱で業績予想の開示が不安定だが、直近では予想を上回る回復を見せた。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 35.0億円 順調 (31.7億円)
90.6%
営業利益: 目標 9.0億円 順調 (7.81億円)
86.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期2.0~5.5億円8億円+42.0% (上限比)
2024期非開示-36億円N/A
2023期非開示-26億円N/A
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期未定32億円N/A

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

アステリアは明確な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を目標として追跡します。2023期, 2024は投資事業の評価損が大きく、業績予想の開示自体が困難な状況でした。しかし、2025期は期初に「2.0〜5.5億円」とレンジで開示した営業利益予想を大幅に上回る7.81億円で着地し、V字回復を印象付けました。主力ソフトウェア事業の安定性が、投資事業のボラティリティを吸収できるかが今後の焦点となります。

どんな話題が多い?

決算・財務30%
プロダクト・開発25%
提携・買収25%
市場・株価20%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +18.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン, PR TIMES
業界内ランキング
上位 12%
情報・通信業 450社中 54位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年9月買収

ノーコード開発ツール「Click」を開発・販売するMikoSea社の買収を発表し、製品ラインナップを強化。

2026年1月提携

富士ソフトとの販売代理店契約締結および、鴻池運輸へのASTERIA Warp採用により主力製品の導入が拡大。

2026年3月株主還元

株主優待制度を拡充し、日本円建てステーブルコインを新たな選択肢として追加することを決定。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率74.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
7.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
72.7億円
会社の純資産

財務健全性は総じて高く、自己資本比率77.7%と極めて強固な財務体質を維持しています。近年は投資事業に伴う資産の変動や有利子負債の発生も見られますが、極めて少額の借入に留まっており、無借金経営に近い健全な状態です。現預金や投資有価証券を潤沢に保有しており、将来的な新規事業投資やM&Aのための資本的な余力は十分にあると言えます。 【3Q 2026/03期】総資産96億円、純資産73億円、自己資本比率74.2%、有利子負債7.0億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+8.3億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+7.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-5.2億円
借入・返済など
Free CF
+16.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期0円0円0円0円
2022/03期0円0円0円0円
2023/03期0円0円0円0円
2024/03期6.3億円4.3億円3.1億円2.0億円
2025/03期8.3億円7.7億円5.2億円16.0億円

営業キャッシュフローはソフトウェア事業の安定した収益源により継続的にプラスを確保できています。2025/03期には投資有価証券の売却等により投資キャッシュフローがプラスに転じ、フリーキャッシュフローが約16億円と大幅に拡大しました。財務キャッシュフローは自己株式の取得や配当支払等により安定した流出傾向にあり、潤沢な現金を効率的に配分する体制を整えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 3名(33.3% 男性 6
33%
67%
監査報酬
3,400万円
設備投資額
1,242万円
平均勤続年数(従業員)
8.8
臨時従業員数
5

女性役員比率が33.3%と多様な視点を取り入れたガバナンス体制を構築しています。監査報酬として3,400万円を拠出しており、適正な会計監査による健全な経営基盤の維持にも注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主20.1%
浮動株79.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関12.3%
事業法人等7.8%
外国法人等5.3%
個人その他69.8%
証券会社4.8%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はミロク情報サービス・パナソニックインフォメーションシステムズ。

平野 洋一郎(1,860,000株)11.07%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,746,400株)10.39%
北原 淑行(887,577株)5.28%
株式会社ミロク情報サービス(552,800株)3.29%
パナソニックインフォメーションシステムズ株式会社(550,000株)3.27%
HAMLIN DUSAN ALEXANDER (常任代理人 三田証券株式会社)(433,803株)2.58%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(236,900株)1.41%
JPモルガン証券株式会社(209,520株)1.25%
マネックス証券株式会社(167,500株)1%
株式会社SBI証券(156,606株)0.93%

筆頭株主である創業者・平野洋一郎氏が11.07%を保有しており、経営に対する強力なリーダーシップを維持しています。また、信託銀行などの機関投資家が上位に名を連ねており、安定した株主基盤が形成されている一方で、個人投資家の注目度も高い銘柄です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1新製品/新バージョンの収益性について 当社グループでは、常に新製品や新バージョンの研究開発を行っています
2人材の確保について 当社グループは、市場のニーズに合った良質の製品を提供していくために、高い能力と志をもった人材を少数精鋭で揃えることに注力しています

社員の給料はどのくらい?

平均年収
833万円
従業員数
139
平均年齢
41.8歳
平均年収従業員数前年比
当期833万円139-

従業員平均年収は833万円であり、情報・通信業界の平均水準と比較しても高い給与水準にあります。ITエンジニアを中心とした専門職を多く抱える企業特性上、優秀な人材の確保と定着を目的とした競争力のある報酬体系が構築されていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

アステリアのTSR(株主総利回り)は、2024期まではTOPIXを一貫してアウトパフォームしており、高い株価成長を実現してきました。これは、主力ソフトウェア事業の成長と、投資事業への期待感が株価を押し上げてきた結果です。しかし、2025期には投資事業の評価損による大幅な赤字計上で株価が低迷し、初めてTOPIXをアンダーパフォームしました。株価が事業収益だけでなく、外部要因(投資先の評価)に大きく左右される特性を示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
8
方針: 安定配当と成長投資のバランス重視
1株配当配当性向
2016/03期3.135.3%
2017/03期3.925.1%
2018/03期650.4%
2019/03期424.4%
2020/03期4-
2021/03期4.59.2%
2022/03期4.53.0%
2023/03期4.5-
2024/03期6.5-
2025/03期822.8%
6期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけつつ、成長のための投資を優先する方針をとっています。足元では業績の回復に合わせて1株あたり配当金を引き上げるなど、株主還元姿勢を強化する動きが見られます。今後も業績の成長性に応じた配当水準の向上と、優待制度を活用した長期保有株主への還元を継続する見込みです。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 174.8万円 になりました (74.8万円)
+74.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期268.3万円168.3万円168.3%
2022期312.4万円212.4万円212.4%
2023期254.6万円154.6万円154.6%
2024期225.2万円125.2万円125.2%
2025期174.8万円74.8万円74.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,414,100株
売り残536,300株
信用倍率2.64倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
第29期定時株主総会2026年6月下旬

PER・PBRともに業界平均より割高で、市場からの高い成長期待が伺えます。特に、投資先のSpaceXのIPO期待が株価に織り込まれている可能性が高いです。信用倍率は2.64倍と比較的落ち着いており、過熱感は限定的です。今後の株価は、SpaceXの動向やステーブルコイン事業の進捗といったカタリスト(株価材料)に大きく影響されるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期10.3億円2.2億円21.3%
2022/03期39.8億円14.7億円37.0%
2023/03期-17.6億円0円-
2024/03期-32.4億円0円-
2025/03期7.7億円1.8億円23.1%

法人税等の支払額は、税引前利益の増減に連動して推移しています。赤字期には法人税の支払いは発生せず、黒字期には概ね法定の実効税率に近い水準で納税されています。利益水準が不安定な年度は実効税率に乖離が生じることがありますが、概ね適切な税務対応が行われています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

アステリア まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 8円
安全性
安定
自己資本比率 74.2%
稼ぐ力
高い
ROE 11.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「『つなぐ』技術の老舗が、SpaceX投資の夢とステーブルコインの野心を抱える二刀流ソフトウェア企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU