ギフティ4449
giftee Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
友人の誕生日に、LINEやSNSでスターバックスやコンビニのコーヒーと交換できるチケットを贈ったことはありませんか?あるいは、企業のキャンペーンに応募して、デジタルギフト券が当たった経験があるかもしれません。実はその裏側で活躍しているのがギフティです。ギフティは、そうした「eギフト」と呼ばれる電子チケットを発行・管理する仕組みを提供しています。あなたが気軽に「ありがとう」や「おめでとう」の気持ちを伝える便利なサービスの、まさに心臓部を担っている会社なのです。
eギフトのプラットフォーム事業を国内外で展開し、高成長を継続しています。2025期は売上高141.5億円(前期比48.1%増)、営業利益26.03億円(同49.3%増)と大幅な増収増益を見込んでいます。法人向けサービス「giftee for Business」が成長を牽引しており、M&Aによる事業領域の拡大も積極的に推進中です。2024期には初の配当を実施し、2025期には増配を予定するなど、株主還元にも着手し始めています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都品川区東五反田2丁目10-2
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 1.9% | 0.8% | - |
| 2022/12期 | 0.1% | 0.1% | - |
| 2023/12期 | 1.6% | 0.6% | - |
| 2024/12期 | 6.1% | 1.6% | 18.2% |
| 2025/12期 | 10.6% | 2.2% | 18.4% |
| 2025/12期 | 10.6% | 2.2% | 18.4% |
収益性に関しては、プラットフォームビジネス特有の営業レバレッジが働き、営業利益率が2023/03期以降は17%台から18%台の高い水準で安定しています。2022/03期には一時的にROEが低下したものの、成長投資が一巡した2025/03期にはROEが10.1%まで改善しました。今後も高利益率を維持しつつ、事業拡大に伴う効率的な資産活用が収益性を高める鍵となります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 37.3億円 | — | 1.5億円 | 5.5円 | - |
| 2022/12期 | 47.2億円 | — | 1,000万円 | 0.4円 | +26.8% |
| 2023/12期 | 72.3億円 | — | 1.3億円 | 4.4円 | +53.0% |
| 2024/12期 | 95.5億円 | 17.4億円 | 5.1億円 | -17.3円 | +32.2% |
| 2025/12期 | 141億円 | 26.0億円 | 9.3億円 | 31.5円 | +48.1% |
ギフティの業績は、eギフトプラットフォーム事業の拡大を牽引役に売上高が2021/03期の約37億円から2025/03期には約141億円まで急成長を遂げました。特に法人向け「giftee for Business」や自治体向けソリューションの導入が順調に推移し、売上規模を大きく押し上げています。2024/03期は投資先行による一時的な純損失を計上しましたが、2025/03期には営業利益が約26億円まで回復し、高い成長性と収益性の両立を実現しています。 【2025/12期実績】売上141億円(前期比48.1%)、営業利益26億円、純利益9.3億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報では、個人・法人・自治体向けに展開するeギフトプラットフォーム事業が収益の柱となっています。事業リスクとしてプラットフォーム上のシステム障害や情報セキュリティリスク、および他社競合の参入による市場競争の激化が明示されており、成長過程にあるプラットフォーム企業特有の経営環境が反映されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 143億円 | — | 142億円 | -1.0% |
| 2024期 | 91億円 | — | 96億円 | +4.8% |
| 2023期 | 68億円 | — | 72億円 | +6.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 24億円 | — | 26億円 | +8.1% |
| 2024期 | 17億円 | — | 17億円 | +2.4% |
| 2023期 | 8億円 | — | 13億円 | +55.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な中期経営計画の数値目標の開示は限定的ですが、EBITDA100億円という壮大な目標を掲げています。直近の業績予想をみると、売上高・営業利益ともに期初予想を上回る傾向にあり、特に2023期の営業利益は予想を55%以上も上回るなど、力強い成長を示しています。これは主力の「giftee for Business」が好調なことに加え、コストコントロールと収益性改善が進んでいることを示唆しており、目標達成への確度は高いと言えるでしょう。
最新ニュース
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メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
25年12月期決算にて経常利益22億円を達成し、配当増額と持株会社移行を同時発表。
orosy株式会社の株式を追加取得し、持分法適用関連会社化することでモノ領域のギフトを強化。
eギフトプラットフォーム事業強化のため、YouGotaGift.com Ltd.の株式取得を実施。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性については、2024/03期に成長投資を目的とした有利子負債の調達により自己資本比率が一時的に低下したものの、事業運営に必要な強固な資産基盤を維持しています。総資産は2025/03期時点で約447億円まで拡大しており、積極的なM&Aや開発投資を支える資本構成となっています。今後の利益蓄積による純資産の増強が、さらなる財務の安定性を後押しすると考えられます。 【2025/12期】総資産447億円、純資産93億円、自己資本比率18.8%、有利子負債123億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 3.1億円 | 35.2億円 | 110億円 | 32.1億円 |
| 2022/12期 | 4.2億円 | 13.7億円 | 6,400万円 | 9.5億円 |
| 2023/12期 | 37.3億円 | 10.5億円 | 1.0億円 | 47.8億円 |
| 2024/12期 | 35.9億円 | 15.3億円 | 110億円 | 51.2億円 |
| 2025/12期 | 111億円 | 16.9億円 | 34.4億円 | 94.0億円 |
キャッシュフロー面では、先行投資期に営業CFがマイナスとなる期間がありましたが、2025/03期には営業CFが約111億円と大幅なプラスに転じ、ビジネスモデルが本格的な収穫期へ移行したことを示しています。これまで投資CFはM&Aなどによる事業拡大へ積極的に充当されてきました。今後は、強固なフリーキャッシュフロー創出力を背景に、更なる成長投資と株主還元のバランスを維持することが期待されます。
この会社のガバナンスは?
ガバナンス体制においては女性役員比率が10.0%と、多様な視点を取り入れた経営体制の構築に向けた途上の段階にあります。監査体制については監査役会設置会社として適正なモニタリングを実施しており、連結子会社11社を抱える企業規模に見合った内部統制の強化を継続的に進めています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 677万円 | 685人 | - |
従業員の平均年収は677万円であり、情報・通信業界の平均水準と比較して競争力のある給与体系を維持しています。平均年齢が34.2歳と比較的若く、成長産業であるeギフト事業の拡大に伴い、優秀な人材の獲得と定着を目的とした処遇設定が行われていることが推察されます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
開示されたTSR(株主総利回り)データによると、ギフティは過去5年間にわたり一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、高い成長期待を背景に上場したものの、その後の株価が市場全体のパフォーマンスを下回って推移したことを意味します。特に、金利上昇局面などでグロース株全体が軟調となった影響や、一時的な赤字計上などが株価の重しとなり、配当を含めたトータルリターンが伸び悩んだと考えられます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2019/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/12期 | 10円 | - |
| 2025/12期 | 13円 | 41.3% |
株主優待は現在実施しておりません。
ギフティは成長を最優先するフェーズを経て、近年より安定的な利益成長に伴う配当を開始しました。配当方針としては業績の推移やキャッシュフロー状況を勘案しつつ、株主への適切な利益還元を強化していく姿勢を明確にしています。今後は利益成長に応じた配当額の増加を通じて、中長期的な還元率の向上を目指す見込みです。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 158.3万円 | 58.3万円 | 58.3% |
| 2022期 | 151.6万円 | 51.6万円 | 51.6% |
| 2023期 | 154.1万円 | 54.1万円 | 54.1% |
| 2024期 | 138.9万円 | 38.9万円 | 38.9% |
| 2025期 | 138.1万円 | 38.1万円 | 38.1% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は18.20倍と高く、信用買い残が積み上がっている状態です。これは将来の株価上昇を期待する個人投資家が多いことを示唆しますが、一方で将来的な売り圧力になる可能性も秘めています。業界平均PER(情報・通信業)と比較すると、ギフティのPERは35.9倍と割高な水準にあり、市場から高い成長性が期待されていることが伺えます。今後の決算でこの期待に応え続けられるかが株価の鍵となるでしょう。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 2.5億円 | 9,800万円 | 39.5% |
| 2022/12期 | 3.5億円 | 3.4億円 | 97.2% |
| 2023/12期 | 12.4億円 | 11.1億円 | 89.6% |
| 2024/12期 | 15.8億円 | 20.9億円 | 132.3% |
| 2025/12期 | 22.1億円 | 12.7億円 | 57.7% |
実効税率が期間によって大きく変動している背景には、各期の繰延税金資産の取り崩しや、買収関連費用に伴う会計上の処理が影響しています。税引前利益が拡大する中で納税額も適正に増加していますが、特定の年度では税務上の調整項目が税負担を一時的に押し上げました。2025/03期には利益の伸長とともに税負担の安定化も見られ、今後の業績安定に伴い税務上の歪みは解消される見込みです。
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ギフティ まとめ
「日常の「ありがとう」をデジタル化し、法人キャンペーンから個人ギフトまでを網羅するeギフトのプラットフォーマー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。