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朝日放送グループホールディングス9405

ASAHI BROADCASTING GROUP HOLDINGS CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 13円
安全性
安定
自己資本比率 53.6%
稼ぐ力
普通
ROE 5.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが年末に家族で楽しむ「M-1グランプリ」や「芸能人格付けチェック」、あるいは「ポツンと一軒家」といった人気テレビ番組、これらを制作・放送しているのが朝日放送グループです。テレビだけでなく、実はあなたが夢中になっているアニメ作品の制作に出資していたり、オンラインで洋服を買うECサイトを運営していたりもします。さらに、大阪駅前の「ほたるまち」のような街づくりにも関わっており、普段意識しない様々な場面で、同社のサービスに触れている可能性があります。

朝日放送グループは、関西地盤の放送事業を核としつつ、コンテンツ制作や不動産事業で収益源の多角化を進めています。2024期は一時的な赤字に陥りましたが、2025期には売上高919.2億円、営業利益25.91億円とV字回復を達成しました。新たに策定した中期経営計画では、2028年3月期に営業利益45億円を目指し、特にアニメを中心としたコンテンツ事業の拡大に注力する方針です。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
大阪市福島区福島1丁目1番30号

サービスの実績は?

919.2億円
連結売上高
2025期実績
+1.6% YoY
25.91億円
連結営業利益
2025期実績
+211.4% YoY
13
1株当たり配当金
2025期実績
+8.3% YoY
1.6%
売上高成長率
2025期 vs 2024期
FY24は+3.8%
500円分
株主優待QUOカード
100株以上保有(3月末)
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.9%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
5.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期1.3%0.8%-
2022/03期3.8%2.2%-
2023/03期1.9%1.1%-
2024/03期1.2%0.7%0.9%
2025/03期3.2%2.0%2.8%
3Q FY2026/35.6%(累計)2.9%(累計)5.0%

収益性は年度により変動が大きく、特に2024/03期には営業利益率が0.9%まで低下するなど、先行投資や事業環境の変化が利益を圧迫する場面が見られました。しかし、翌2025/03期には営業利益率が2.8%へ回復しており、コンテンツ事業の効率的な収益化が課題となっています。ROE(自己資本利益率)についても、事業の再編と効率化を進めることで、安定した水準への回帰を目指しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期783億円9.3億円-22.7円-
2022/03期851億円26.7億円65.0円+8.6%
2023/03期870億円13.5億円32.4円+2.3%
2024/03期905億円8.3億円8.8億円-21.2円+3.9%
2025/03期919億円25.9億円25.0億円60.0円+1.6%

朝日放送グループホールディングスは、主力の放送事業においてデジタル配信やアニメ関連のIP(知的財産)展開が成長を支え、直近の2025/03期には売上高が約919億円まで拡大しました。放送業界全体の構造的な逆風がある中、コンテンツ事業の多角化により2026/03期期も引き続き増収増益のトレンドを維持する計画です。単年度では一時的な純損失を計上する期もありましたが、経営の安定化に向けた体制強化が図られています。 【3Q 2026/03期実績】売上720億円(通期予想比78%)、営業利益36億円(同133%)、純利益38億円(同124%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.6%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
5.0%
業界平均
2.8%
自己資本比率下回る
この会社
53.6%
業界平均
59.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

8,400万円
取締役4名の合計

主な事業は放送・コンテンツ・ライフスタイルの3セグメントで構成され、特にアニメコンテンツの海外展開やEC事業の拡大が成長ドライバーです。事業リスクとしては、広告費の変動を受けやすいテレビ広告市場の構造的な縮小や、急速に変化するデジタルメディア環境への適応が重要課題として認識されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
新中計の目標は挑戦的だが、近年の業績予想のブレが大きい点は要注意。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画
2026期~2028期
売上高: 目標 960億円 順調 (919.2億円)
95.7%
営業利益: 目標 45億円 やや遅れ (25.91億円)
57.5%
FY2026 会社予想
2026期
売上高: 目標 925億円 順調 (919.2億円)
99.3%
営業利益: 目標 27億円 順調 (25.91億円)
95.9%
純利益: 目標 31億円 順調 (25.02億円)
80.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期927億円919億円919億円-0.8%
2024期900億円905億円+0.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期36億円36億円26億円-28.0%
2024期25億円8億円-66.7%
2023期40億円26億円-35.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2026年3月期からの新中期経営計画では、2028年3月期に売上高960億円、営業利益45億円という挑戦的な目標を掲げています。これは、2025期実績(売上高919.2億円、営業利益25.91億円)からの大幅な利益成長を意図するものです。一方で、過去の業績予想は複数回にわたり大幅な未達となっており、特に利益面の計画達成能力には課題が残ります。新中計の達成には、アニメ等のコンテンツ事業の収益化が計画通り進むかが鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・財務40%
コンテンツ・アニメ30%
M&A・提携20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +18.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 2,500社中 375位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年9月共同制作

ABCテレビが韓国・シンガポールと共同制作番組「Miracle100」の制作を発表し、グローバル展開を強化。

2024年11月連携協定

NTTSportict、泉大津市と連携協定を締結し、地域創生および映像技術活用における協力体制を構築。

2026年2月好決算

第3四半期決算で経常利益が前年同期比2.8倍となる36.9億円を計上し、業績の好調さが示された。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率53.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
129億円
借金(有利子負債)
Net Assets
824億円
会社の純資産

財務健全性は強固であり、自己資本比率は約60%前後という高い水準を維持しています。2024/03期以降は有利子負債が増加していますが、これは戦略的な事業投資や新規事業の資金需要に伴うものであり、過度な財務リスクには至っていません。潤沢な資本基盤を背景に、放送事業以外の新規領域へ柔軟に投資できる余力を確保しています。 【3Q 2026/03期】総資産1316億円、純資産824億円、自己資本比率53.6%、有利子負債129億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+53.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-38.1億円
投資に使ったお金
Financing CF
+2.8億円
借入・返済など
Free CF
+14.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期59.5億円103億円45.8億円43.6億円
2022/03期46.9億円42.8億円5.4億円4.1億円
2023/03期29.5億円50.5億円16.1億円20.9億円
2024/03期56.6億円56.6億円11.4億円100万円
2025/03期53.0億円38.1億円2.8億円14.9億円

営業キャッシュフローは毎期安定して約30億円から60億円規模の黒字を創出しており、放送事業の底堅いキャッシュ創出能力を示しています。一方で投資キャッシュフローは継続的なコンテンツへの先行投資によりマイナス基調が続いていますが、フリーキャッシュフロー(FCF)は黒字化を確保する傾向にあります。今後は、投資と回収のサイクルを最適化することで、持続的なキャッシュフロー創出を目指す見通しです。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 4名(30.8% 男性 9
31%
69%
監査報酬
8,200万円
連結子会社数
21
設備投資額
57.7億円
平均勤続年数(従業員)
19.2

女性役員比率が30.8%に達しており、多様性を尊重した経営体制を構築しています。監査等委員会設置会社として取締役会が監督機能を果たしており、連結子会社21社を擁する広範な事業ポートフォリオを適正に管理するガバナンス体制が整備されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主65.8%
浮動株34.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関9.2%
事業法人等56.5%
外国法人等5.3%
個人その他28%
証券会社1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は朝日新聞社・テレビ朝日ホールディングス・公益財団法人香雪美術館。

株式会社朝日新聞社(6,224,900株)14.92%
株式会社テレビ朝日ホールディングス(3,877,600株)9.29%
公益財団法人香雪美術館(2,930,000株)7.02%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,767,311株)4.23%
学校法人帝京大学(1,571,000株)3.76%
朝日新聞信用組合(1,500,000株)3.59%
大阪瓦斯株式会社(1,065,000株)2.55%
株式会社嶋村吉洋映画企画(804,000株)1.93%
近鉄バス株式会社(800,000株)1.92%
株式会社竹中工務店(776,600株)1.86%

朝日新聞社が14.92%、テレビ朝日ホールディングスが9.29%を保有しており、両社との強力な資本関係がグループの経営基盤を支えています。また、香雪美術館や学校法人帝京大学といった安定株主の存在が目立ち、敵対的買収のリスクが極めて低い極めて安定的な株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2なお、文中の将来に関する事項は、当会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
3(1) 経済状況による影響について当社グループの主たる事業である放送事業は、広告収入に依存しております
4日本の広告市場は、国内マクロ経済の動向や広告支出額の多い企業の業績に影響を受けると考えられます
52024年の日本の総広告費は、好調な企業収益や消費意欲の活性化、世界的なイベント、インバウンド需要の高まりなどに支えられ、前年から4.9%増加し、7兆6,730億円となりました

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,158万円
従業員数
1,692
平均年齢
48.5歳
平均年収従業員数前年比
当期1,158万円1,692-

従業員の平均年収は1,158万円と、メディア業界の中でも高水準を維持しています。放送事業の安定収益に加え、近年のコンテンツ事業やイベント事業への多角化による収益構造の強化が、長期的な賃金水準の底上げに寄与していると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2021期から2025期までの5年間、一貫して市場平均であるTOPIXを大幅に下回っています(アンダーパフォーム)。これは、同期間における株価の伸び悩みが主な要因です。2024期にはTOPIXが216.8%と急伸したのに対し、同社は104.1%に留まりました。株主還元策として配当は継続しているものの、キャピタルゲインの低迷がTSRを押し下げており、株価を意識した経営と成長戦略の着実な実行が喫緊の課題と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
13
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期1831.0%
2017/03期2631.1%
2018/03期2030.3%
2019/03期2830.6%
2020/03期1832.4%
2021/03期10-
2022/03期2436.9%
2023/03期1649.4%
2024/03期12-
2025/03期1321.7%
1期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として安定的な利益還元を基本としつつ、業績に応じた柔軟な配当を実施しています。業績が好調な局面では配当性向を意識した増配を行う一方、利益が低迷する年度には減配を行うなど、収益連動型の傾向が強くなっています。株主優待と合わせたトータルでの還元姿勢を重視しており、中長期的な株主価値の向上を目指しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 104.3万円 になりました (4.3万円)
+4.3%
年度末時点評価額損益TSR
2021期106.7万円6.7万円6.7%
2022期108.3万円8.3万円8.3%
2023期102.6万円2.6万円2.6%
2024期104.1万円4.1万円4.1%
2025期104.3万円4.3万円4.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残434,700株
売り残1,137,400株
信用倍率0.38倍
2026年3月26日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

業界他社比較では、PER・PBRともに割安な水準にあります。これは市場が同社の収益性や資産価値をまだ十分に評価しきれていないことを示唆します。信用取引では売り残が買い残を上回る信用倍率0.38倍となっており、将来の株価下落を見込む投資家が多い一方、株価が上昇した際には「踏み上げ」による急騰の可能性も秘めています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期30.3億円39.6億円130.7%
2022/03期47.9億円21.2億円44.3%
2023/03期26.6億円13.1億円49.1%
2024/03期7.2億円16.1億円222.3%
2025/03期25.1億円400万円0.2%

実効税率が年度によって極端に変動しているのは、特別損失の計上や繰延税金資産の調整などが背景にあります。特に営業利益が低い年度では、税務上の損益調整や会計上の減損処理により、キャッシュアウトを伴わない会計上の税負担が一時的に跳ね上がるケースが見られます。2025/03期期は税負担が大幅に圧縮されており、今後の税務コスト管理が収益性の向上に直結する状況です。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

朝日放送グループホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 13円
安全性
安定
自己資本比率 53.6%
稼ぐ力
普通
ROE 5.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「関西のテレビ局が、アニメ・EC・不動産へと翼を広げるコンテンツコングロマリットへ変貌中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU