Sun Asterisk
Sun* Inc.
最終更新日: 2026年3月27日
テクノロジーで企業の未来を共創する、デジタル・クリエイティブスタジオ
テクノロジーの力で、誰もが価値創造に夢中になれる世界の実現を目指します。
この会社ってなに?
あなたが普段使っている便利なスマートフォンのアプリや、よく見るウェブサイト。その快適な使い心地の裏側で、実はSun Asteriskのような会社が開発を支えているかもしれません。企業が「こんなサービスを作りたい」と考えたとき、同社はアイデアを形にするための設計から開発、運用までをチームでサポートします。特に、ベトナムなどの優秀なITエンジニアを多く抱えているのが強みです。普段何気なく触れているデジタルサービスの裏で、彼らの技術が活躍しているのです。
Sun Asteriskは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するクリエイティブスタジオ事業を展開しています。FY2025は売上高148.3億円、営業利益10.52億円と増収減益で着地しましたが、FY2026には売上高182.0億円(前期比+22.7%)、営業利益17.14億円(同+62.9%)へのV字回復を計画しています。近年はゲーム開発会社の子会社化などM&Aを積極的に行い、エンターテインメント領域へも事業を拡張。2026年12月期には初の配当(1株10円)を予定しており、株主還元への姿勢も示し始めています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルB1F
- 公式
- sun-asterisk.com
社長プロフィール

私たちは、多様な専門性を持つプロフェッショナルが集い、テクノロジーを駆使して社会に価値ある変革をもたらすことを目指しています。クライアントと共に未来を創造し、あらゆる産業のデジタライゼーションを加速させることで、誰もが価値創造に夢中になれる世界を実現します。
この会社のストーリー
創業メンバーがベトナム・ハノイで事業を開始。後のSun Asteriskの礎となる開発チームを組織し、挑戦の第一歩を踏み出しました。
日本法人を設立し、本格的に事業をスタート。スタートアップ企業を中心にソフトウェア開発支援を展開し、着実に顧客基盤を拡大しました。
事業の拡大に伴い、社名を現在の「Sun Asterisk」に変更。デジタル・クリエイティブスタジオとして新たなブランドイメージを確立しました。
創業から約7年で東京証券取引所マザーズ市場(当時)へ上場。公開価格700円に対し初値は1209円と、市場から高い期待を集めました。
事業規模の拡大に対応するため、本社を大手町へ移転。さらに、市場区分の再編に伴いプライム市場へ移行し、社会的な信頼性を一層高めました。
ゲーム開発会社などを相次いで買収。エンターテインメント領域やデジタイゼーション領域を強化し、提供価値のさらなる拡張を図っています。
株主への利益還元として初の配当(10円)を予定。中期経営計画では売上180億円を目指し、AI関連サービスなど未来への投資を加速させます。
注目ポイント
企業のDX化をワンストップで支援。ベトナムを中心とした豊富なIT人材を活用し、多くの企業の新規事業創出や課題解決を実現、高い成長を続けています。
ゲーム開発会社やソフトウェア受託開発会社などをM&Aでグループに加え、事業ポートフォリオを拡大。既存事業とのシナジーでさらなる成長を目指します。
2026年12月期に初の配当(1株10円)を予定。さらに、保有株数に応じて食品や家電と交換できる「プレミアム優待倶楽部」のポイントがもらえる株主優待も魅力的です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2020/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2023/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2025/3 | 0円 | 0.0% |
| 権利確定月 | 12月 |
同社はこれまで成長投資を最優先としてきたため無配を継続してきましたが、2026年12月期より初の配当として年間10円の実施を公表しました。株主優待については「プレミアム優待倶楽部」を採用し、長期保有特典を導入するなど株主還元の拡充を図っています。今後は業績成長と連動した配当政策への移行が期待されるフェーズです。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
Sun Asteriskはデジタル・クリエイティブスタジオ事業を中核に、企業のデジタライゼーションを支援しています。FY2021/3からFY2025/3にかけて売上高は80億円から148億円へ順調に拡大してきましたが、プロジェクトの採算性や開発体制への投資等の影響で、営業利益や純利益には変動が見られます。FY2026/3予想では、新規案件の獲得や事業ポートフォリオの強化により、増収増益を見込んでいます。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 6.5% | 15.5% | - |
| FY2022/3 | 2.2% | 8.5% | - |
| FY2023/3 | 6.3% | 13.2% | - |
| FY2024/3 | 8.3% | 7.3% | 10.6% |
| FY2025/3 | -14.7% | 3.0% | 7.1% |
収益性は、成長フェーズにおける投資先行により一定の波がありますが、FY2023/3には営業利益率が14.2%を記録するなど底堅さを示しています。FY2025/3には営業利益率が7.1%まで低下しましたが、これは事業拡大に向けた積極的な先行投資と特定のプロジェクトにおける一時的なコスト増が主な要因です。今後の利益率改善は、付加価値の高いサービス提供への転換が鍵となります。
財務は安全?
財務基盤は、自己資本比率が66.2%(FY2025/3時点)と依然として高い水準を維持しており、健全性は確保されています。直近では成長投資や子会社買収のための資金調達として有利子負債が約60億円まで増加していますが、潤沢な資産背景のもとで事業拡大を進めるための戦略的な借入と言えます。今後は、これらの投資から得られる収益が財務へどのように寄与するかが注目されます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 11.9億円 | -13.9億円 | -1.8億円 | -2.0億円 |
| FY2022/3 | 8.1億円 | -12.9億円 | -6,200万円 | -4.8億円 |
| FY2023/3 | 18.8億円 | -3.3億円 | -2.2億円 | 15.6億円 |
| FY2024/3 | 10.1億円 | -2.6億円 | 7.2億円 | 7.5億円 |
| FY2025/3 | 13.5億円 | -5.3億円 | 6.2億円 | 8.2億円 |
営業活動によるキャッシュフローは安定して黒字を計上しており、本業による収益獲得能力は維持されています。FY2023/3以降はフリーキャッシュフロー(FCF)もプラス転換しており、自己創出資金による成長投資が可能な状態です。財務キャッシュフローについては、買収や成長投資に向けた資金調達の影響でプラスの変動が続いています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 15.7億円 | 2.7億円 | 17.3% |
| FY2022/3 | 11.4億円 | 3.2億円 | 28.1% |
| FY2023/3 | 22.8億円 | 7.1億円 | 31.2% |
| FY2024/3 | 14.5億円 | 4.3億円 | 29.6% |
| FY2025/3 | 10.0億円 | 5.2億円 | 52.3% |
法人税等の支払額は各期の税引前当期純利益の規模に準じて推移しています。FY2025/3は利益水準の低下に伴い、実効税率が一時的に52.3%へと上昇していますが、これは税務上の調整や繰延税金資産の影響と考えられます。FY2026/3の予想では、利益の回復に伴い実効税率は約19.0%へ平準化する見通しです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 626万円 | 2,006人 | - |
従業員の平均年収は626万円であり、IT関連の受託開発・コンサルティングを行う企業としては市場環境に応じた標準的な水準を維持しています。平均勤続年数が2.5年と短いため、採用強化や人材流動性の高い業界特性が給与体系に反映されていると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はFUJIMOTO KAZUNARI-DAIWA CM SINGAPORE LTD-NOMINEE (常任代理人 大和証券)。
大株主には創業メンバーである平井誠人氏が30.57%の株式を保有しており、経営陣が強力な支配力を持つ構成です。上位株主には小林泰平代表取締役や服部裕輔氏など役員経験者が名を連ね、創業者の意向が経営に色濃く反映される安定した株主構造となっています。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報では、企業のデジタライゼーションを推進するデジタル・クリエイティブスタジオ事業を主軸としており、企業のDX支援や新規事業開発における収益変動リスクが事業リスクとして記載されています。連結子会社6社を擁し、グローバルな開発体制による競争力の確保を推進しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率が29.0%と高く、多様な視点を経営に取り入れている点が特徴です。監査等委員会設置会社として監査報酬2,200万円を投じ、6社の連結子会社を統括する体制を整えることで、成長フェーズに合わせた強固なガバナンス体制の構築を目指しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 151億円 | 148億円 | 148億円 | -1.5% |
| FY2024 | 151億円 | — | 136億円 | -9.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 10億円 | — | 11億円 | +4.2% |
| FY2024 | 22億円 | — | 14億円 | -33.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は正式な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を目標としています。FY2025は売上高こそ修正予想を達成したものの、期初計画からは未達となりました。特にFY2024は、売上・利益ともに期初予想を大幅に下回り、計画達成力に課題が見られます。一方で、FY2026は大幅なV字回復を見込んでおり、M&Aで取得した事業の収益化と既存事業の立て直しが達成の鍵となります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、FY2022以降、市場平均であるTOPIXを大幅に下回るアンダーパフォームが続いています。FY2025時点では自社TSRが18.8%に対しTOPIXは188.9%と、その差は顕著です。これは、IPO後の高値から株価が大きく下落したこと、および無配期間が続いたことが主な要因です。2026年12月期に予定されている初の配当が実施され、計画通りの業績回復が実現すれば、今後はTSRの改善が期待されます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 188.2万円 | +88.2万円 | 88.2% |
| FY2022 | 153.9万円 | +53.9万円 | 53.9% |
| FY2023 | 140.4万円 | +40.4万円 | 40.4% |
| FY2024 | 129.2万円 | +29.2万円 | 29.2% |
| FY2025 | 118.8万円 | +18.8万円 | 18.8% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER12.1倍、PBR1.59倍は情報・通信業の平均と比較して割安な水準にあります。これは過去の業績予想未達や利益率の不安定さが株価に反映されている可能性があります。一方、2026年12月期に初の配当(予想利回り2.25%)を予定しており、これは業界平均を上回る水準です。信用倍率は2.22倍と買い残が優勢で、将来の株価上昇を見込んだ個人投資家の買い意欲がうかがえます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
26年12月期に初配当10円を実施する方針を発表し、株主還元姿勢を強化。
マイクロソフトの「Data & AI(Azure)ソリューションパートナー」に認定され、技術力向上をアピール。
オンライン日本語教育事業を展開するバベルメソッドを子会社化し、人材開発領域を拡大。
最新ニュース
Sun Asterisk まとめ
ひとめ診断
「ベトナムの技術者集団を率いて企業のDXを内側から支援し、M&Aで事業領域を急拡大するクリエイティブスタジオ」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
同じ業種の企業
「情報・通信業」に分類される他の企業
フジテレビを中核に放送・都市開発・IPの三軸で企業価値向上を図る認定放送持株会社
岐阜発の老舗SIerが、コンビニ決済の裏方からWeb3の表舞台へ駆け上がる二刀流企業
『@cosme』という巨大な美容データベースを武器に、ECとリアル店舗を両輪で回し、Amazonとも手を組んだビューティープラットフォーマー
モンスト×みてね×mixi2。コミュニケーションの力で人と人をつなぐプライム企業
かつてのSNS王者が、ゲーム事業を土台にメタバースとVTuberで再起をかける第二創業期
Web会議ブームの主役から一転、赤字構造からの脱却を目指す『逆境のDX請負人』
『認証セキュリティの門番』が、高精細映像伝送技術を武器にDXの最前線を守る企業
TOBから再生へ。M&Aとテクノロジーで急成長するDXスタンダード企業