4053プライム

Sun Asterisk

Sun* Inc.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE-14.7%
BPS279.8円
自己資本比率60.7%
FY2025/3 有報データ

テクノロジーで企業の未来を共創する、デジタル・クリエイティブスタジオ

テクノロジーの力で、誰もが価値創造に夢中になれる世界の実現を目指します。

この会社ってなに?

あなたが普段使っている便利なスマートフォンのアプリや、よく見るウェブサイト。その快適な使い心地の裏側で、実はSun Asteriskのような会社が開発を支えているかもしれません。企業が「こんなサービスを作りたい」と考えたとき、同社はアイデアを形にするための設計から開発、運用までをチームでサポートします。特に、ベトナムなどの優秀なITエンジニアを多く抱えているのが強みです。普段何気なく触れているデジタルサービスの裏で、彼らの技術が活躍しているのです。

Sun Asteriskは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するクリエイティブスタジオ事業を展開しています。FY2025は売上高148.3億円、営業利益10.52億円と増収減益で着地しましたが、FY2026には売上高182.0億円(前期比+22.7%)、営業利益17.14億円(同+62.9%)へのV字回復を計画しています。近年はゲーム開発会社の子会社化などM&Aを積極的に行い、エンターテインメント領域へも事業を拡張。2026年12月期には初の配当(1株10円)を予定しており、株主還元への姿勢も示し始めています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
12月
本社
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルB1F
公式
sun-asterisk.com

社長プロフィール

小林 泰平
小林 泰平
代表取締役
挑戦者
私たちは、多様な専門性を持つプロフェッショナルが集い、テクノロジーを駆使して社会に価値ある変革をもたらすことを目指しています。クライアントと共に未来を創造し、あらゆる産業のデジタライゼーションを加速させることで、誰もが価値創造に夢中になれる世界を実現します。

この会社のストーリー

2012
ベトナムでの挑戦の始まり

創業メンバーがベトナム・ハノイで事業を開始。後のSun Asteriskの礎となる開発チームを組織し、挑戦の第一歩を踏み出しました。

2013
株式会社フランジア・ジャパン(現Sun*)設立

日本法人を設立し、本格的に事業をスタート。スタートアップ企業を中心にソフトウェア開発支援を展開し、着実に顧客基盤を拡大しました。

2019
商号を「Sun Asterisk」へ変更

事業の拡大に伴い、社名を現在の「Sun Asterisk」に変更。デジタル・クリエイティブスタジオとして新たなブランドイメージを確立しました。

2020
東証マザーズへ上場

創業から約7年で東京証券取引所マザーズ市場(当時)へ上場。公開価格700円に対し初値は1209円と、市場から高い期待を集めました。

2022
本社を大手町へ移転、プライム市場へ移行

事業規模の拡大に対応するため、本社を大手町へ移転。さらに、市場区分の再編に伴いプライム市場へ移行し、社会的な信頼性を一層高めました。

2024
積極的なM&Aによる事業領域の拡大

ゲーム開発会社などを相次いで買収。エンターテインメント領域やデジタイゼーション領域を強化し、提供価値のさらなる拡張を図っています。

2026
初の配当実施と未来への成長投資

株主への利益還元として初の配当(10円)を予定。中期経営計画では売上180億円を目指し、AI関連サービスなど未来への投資を加速させます。

注目ポイント

急成長するデジタル・クリエイティブスタジオ事業

企業のDX化をワンストップで支援。ベトナムを中心とした豊富なIT人材を活用し、多くの企業の新規事業創出や課題解決を実現、高い成長を続けています。

積極的なM&Aで事業領域を拡大

ゲーム開発会社やソフトウェア受託開発会社などをM&Aでグループに加え、事業ポートフォリオを拡大。既存事業とのシナジーでさらなる成長を目指します。

株主還元への意識向上!初の配当&魅力的な優待

2026年12月期に初の配当(1株10円)を予定。さらに、保有株数に応じて食品や家電と交換できる「プレミアム優待倶楽部」のポイントがもらえる株主優待も魅力的です。

サービスの実績は?

148.3億円
売上高
FY2025実績
+9.3% YoY
10.52億円
営業利益
FY2025実績
-27.1% YoY
182.0億円
翌期売上高予想
FY2026会社計画
+22.7% vs FY25
17.14億円
翌期営業利益予想
FY2026会社計画
+62.9% vs FY25
10
1株当たり配当金(予想)
FY2026会社計画(初配)

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
なし
配当なし
安全性
安定
自己資本比率 60.7%
稼ぐ力
低い
ROE -14.7%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0
方針: 成長投資優先
1株配当配当性向
FY2020/300.0%
FY2021/300.0%
FY2022/300.0%
FY2023/300.0%
FY2024/300.0%
FY2025/300.0%
株主優待
あり
権利確定月12月

同社はこれまで成長投資を最優先としてきたため無配を継続してきましたが、2026年12月期より初の配当として年間10円の実施を公表しました。株主優待については「プレミアム優待倶楽部」を採用し、長期保有特典を導入するなど株主還元の拡充を図っています。今後は業績成長と連動した配当政策への移行が期待されるフェーズです。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
-14.7%
業界平均
11.3%
営業利益率下回る
この会社
7.1%
業界平均
28.6%
自己資本比率上回る
この会社
60.7%
業界平均
55.1%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3107億円
FY2023/3125億円
FY2024/3136億円
FY2025/3148億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/314.4億円
FY2025/310.5億円

Sun Asteriskはデジタル・クリエイティブスタジオ事業を中核に、企業のデジタライゼーションを支援しています。FY2021/3からFY2025/3にかけて売上高は80億円から148億円へ順調に拡大してきましたが、プロジェクトの採算性や開発体制への投資等の影響で、営業利益や純利益には変動が見られます。FY2026/3予想では、新規案件の獲得や事業ポートフォリオの強化により、増収増益を見込んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-14.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
3.0%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
7.1%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/36.5%15.5%-
FY2022/32.2%8.5%-
FY2023/36.3%13.2%-
FY2024/38.3%7.3%10.6%
FY2025/3-14.7%3.0%7.1%

収益性は、成長フェーズにおける投資先行により一定の波がありますが、FY2023/3には営業利益率が14.2%を記録するなど底堅さを示しています。FY2025/3には営業利益率が7.1%まで低下しましたが、これは事業拡大に向けた積極的な先行投資と特定のプロジェクトにおける一時的なコスト増が主な要因です。今後の利益率改善は、付加価値の高いサービス提供への転換が鍵となります。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
59.8億円
会社の純資産
107億円

財務基盤は、自己資本比率が66.2%(FY2025/3時点)と依然として高い水準を維持しており、健全性は確保されています。直近では成長投資や子会社買収のための資金調達として有利子負債が約60億円まで増加していますが、潤沢な資産背景のもとで事業拡大を進めるための戦略的な借入と言えます。今後は、これらの投資から得られる収益が財務へどのように寄与するかが注目されます。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+13.5億円
営業CF
投資に使ったお金
-5.3億円
投資CF
借入・返済など
+6.2億円
財務CF
手元に残ったお金
+8.2億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/311.9億円-13.9億円-1.8億円-2.0億円
FY2022/38.1億円-12.9億円-6,200万円-4.8億円
FY2023/318.8億円-3.3億円-2.2億円15.6億円
FY2024/310.1億円-2.6億円7.2億円7.5億円
FY2025/313.5億円-5.3億円6.2億円8.2億円

営業活動によるキャッシュフローは安定して黒字を計上しており、本業による収益獲得能力は維持されています。FY2023/3以降はフリーキャッシュフロー(FCF)もプラス転換しており、自己創出資金による成長投資が可能な状態です。財務キャッシュフローについては、買収や成長投資に向けた資金調達の影響でプラスの変動が続いています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があるリスク要因として考えられる主な事項には、以下のものがあります
2必ずしも、そのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しています
3(1) 当社グループのリスク管理体制 当社グループのリスク管理体制は、予見可能なリスクを未然に防止するには各部門間の情報連携が必須との観点から、毎月開催される取締役会において検討・対応を協議し、迅速かつ的確な対応を講じています
4更に重要な事項については、適時に取締役会を開催し、協議、対応を講じることをリスク管理体制の基礎としています
5また、内部監査室を設置し、業務の有効性を評価・検証し、リスクを排除する体制をとるとともに、企業倫理及び法令遵守、個人情報を始めとする情報セキュリティの観点から、リスクマネジメント委員会を設置し、特に重要と思われるリスクの回避や軽減施策を実践しています

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/315.7億円2.7億円17.3%
FY2022/311.4億円3.2億円28.1%
FY2023/322.8億円7.1億円31.2%
FY2024/314.5億円4.3億円29.6%
FY2025/310.0億円5.2億円52.3%

法人税等の支払額は各期の税引前当期純利益の規模に準じて推移しています。FY2025/3は利益水準の低下に伴い、実効税率が一時的に52.3%へと上昇していますが、これは税務上の調整や繰延税金資産の影響と考えられます。FY2026/3の予想では、利益の回復に伴い実効税率は約19.0%へ平準化する見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
626万円
従業員数
2,006
平均年齢
32.7歳
平均年収従業員数前年比
当期626万円2,006-

従業員の平均年収は626万円であり、IT関連の受託開発・コンサルティングを行う企業としては市場環境に応じた標準的な水準を維持しています。平均勤続年数が2.5年と短いため、採用強化や人材流動性の高い業界特性が給与体系に反映されていると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主6.5%
浮動株93.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関3.7%
事業法人等2.8%
外国法人等28.3%
個人その他64.5%
証券会社0.7%

浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はFUJIMOTO KAZUNARI-DAIWA CM SINGAPORE LTD-NOMINEE (常任代理人 大和証券)。

平井誠人(11,654,000株)30.57%
服部裕輔(5,394,000株)14.15%
FUJIMOTO KAZUNARI-DAIWA CM SINGAPORE LTD-NOMINEE (常任代理人 大和証券株式会社)(3,220,000株)8.45%
小林泰平(3,160,000株)8.29%
高倉健一(1,170,000株)3.07%
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)(注)1(1,168,000株)3.06%
山崎貢(217,000株)0.57%
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(210,000株)0.55%
SOMPOホールディングス株式会社(210,000株)0.55%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(155,000株)0.4%

大株主には創業メンバーである平井誠人氏が30.57%の株式を保有しており、経営陣が強力な支配力を持つ構成です。上位株主には小林泰平代表取締役や服部裕輔氏など役員経験者が名を連ね、創業者の意向が経営に色濃く反映される安定した株主構造となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

5,600万円
取締役4名の合計

EDINET開示情報では、企業のデジタライゼーションを推進するデジタル・クリエイティブスタジオ事業を主軸としており、企業のDX支援や新規事業開発における収益変動リスクが事業リスクとして記載されています。連結子会社6社を擁し、グローバルな開発体制による競争力の確保を推進しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 2名(28.6% 男性 5
29%
71%
監査報酬
2,200万円
連結子会社数
6
設備投資額
8,300万円
平均勤続年数(従業員)
2.5
臨時従業員数
202

女性役員比率が29.0%と高く、多様な視点を経営に取り入れている点が特徴です。監査等委員会設置会社として監査報酬2,200万円を投じ、6社の連結子会社を統括する体制を整えることで、成長フェーズに合わせた強固なガバナンス体制の構築を目指しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上高は概ね計画通りだが、利益面での予想未達が目立ち、成長の安定性に課題を残す。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧:2025年12月期 業績予想
FY2025
売上高: 目標 150.53億円 未達 (148.3億円)
98.5%
営業利益: 目標 10.12億円 達成 (10.52億円)
104%
純利益: 目標 4.76億円 達成 (4.76億円)
100%
FY2026 業績予想
FY2026
売上収益: 目標 182.0億円 順調 (148.3億円)
81.5%
営業利益: 目標 17.14億円 やや遅れ (10.52億円)
61.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025151億円148億円148億円-1.5%
FY2024151億円136億円-9.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202510億円11億円+4.2%
FY202422億円14億円-33.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は正式な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を目標としています。FY2025は売上高こそ修正予想を達成したものの、期初計画からは未達となりました。特にFY2024は、売上・利益ともに期初予想を大幅に下回り、計画達成力に課題が見られます。一方で、FY2026は大幅なV字回復を見込んでおり、M&Aで取得した事業の収益化と既存事業の立て直しが達成の鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、FY2022以降、市場平均であるTOPIXを大幅に下回るアンダーパフォームが続いています。FY2025時点では自社TSRが18.8%に対しTOPIXは188.9%と、その差は顕著です。これは、IPO後の高値から株価が大きく下落したこと、および無配期間が続いたことが主な要因です。2026年12月期に予定されている初の配当が実施され、計画通りの業績回復が実現すれば、今後はTSRの改善が期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+18.8%
100万円 →118.8万円
18.8万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021188.2万円+88.2万円88.2%
FY2022153.9万円+53.9万円53.9%
FY2023140.4万円+40.4万円40.4%
FY2024129.2万円+29.2万円29.2%
FY2025118.8万円+18.8万円18.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,329,000株
売り残599,600株
信用倍率2.22倍
2026年3月20日週時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年5月中旬
第2四半期決算発表2026年8月中旬
通期決算発表2027年2月中旬

PER12.1倍、PBR1.59倍は情報・通信業の平均と比較して割安な水準にあります。これは過去の業績予想未達や利益率の不安定さが株価に反映されている可能性があります。一方、2026年12月期に初の配当(予想利回り2.25%)を予定しており、これは業界平均を上回る水準です。信用倍率は2.22倍と買い残が優勢で、将来の株価上昇を見込んだ個人投資家の買い意欲がうかがえます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, みんかぶ, 東洋経済オンライン ほか
業界内ランキング
上位 38%
情報・通信業 520社中 197位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・配当40%
M&A・提携30%
新サービス・技術20%
その他10%

最近の出来事

2026年3月初配当実施

26年12月期に初配当10円を実施する方針を発表し、株主還元姿勢を強化。

2026年2月Azure認定

マイクロソフトの「Data & AI(Azure)ソリューションパートナー」に認定され、技術力向上をアピール。

2025年12月バベルメソッド買収

オンライン日本語教育事業を展開するバベルメソッドを子会社化し、人材開発領域を拡大。

Sun Asterisk まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
なし
配当なし
安全性
安定
自己資本比率 60.7%
稼ぐ力
低い
ROE -14.7%
話題性
好評
ポジティブ 55%

「ベトナムの技術者集団を率いて企業のDXを内側から支援し、M&Aで事業領域を急拡大するクリエイティブスタジオ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU