Sun Asterisk4053
Sun* Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段使っている便利なスマートフォンのアプリや、よく見るウェブサイト。その快適な使い心地の裏側で、実はSun Asteriskのような会社が開発を支えているかもしれません。企業が「こんなサービスを作りたい」と考えたとき、同社はアイデアを形にするための設計から開発、運用までをチームでサポートします。特に、ベトナムなどの優秀なITエンジニアを多く抱えているのが強みです。普段何気なく触れているデジタルサービスの裏で、彼らの技術が活躍しているのです。
Sun Asteriskは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するクリエイティブスタジオ事業を展開しています。2025期は売上高148.3億円、営業利益10.52億円と増収減益で着地しましたが、2026期には売上高182.0億円(前期比+22.7%)、営業利益17.14億円(同+62.9%)へのV字回復を計画しています。近年はゲーム開発会社の子会社化などM&Aを積極的に行い、エンターテインメント領域へも事業を拡張。2026年12月期には初の配当(1株10円)を予定しており、株主還元への姿勢も示し始めています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルB1F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 19.8% | 15.5% | - |
| 2022/12期 | 11.5% | 9.1% | - |
| 2023/12期 | 18.2% | 14.6% | - |
| 2024/12期 | 10.3% | 7.9% | 10.6% |
| 2025/12期 | 4.5% | 3.2% | 7.1% |
| 2025/12期 | 4.5% | 3.2% | 7.1% |
収益性は、成長フェーズにおける投資先行により一定の波がありますが、2023/03期には営業利益率が14.2%を記録するなど底堅さを示しています。2025/03期には営業利益率が7.1%まで低下しましたが、これは事業拡大に向けた積極的な先行投資と特定のプロジェクトにおける一時的なコスト増が主な要因です。今後の利益率改善は、付加価値の高いサービス提供への転換が鍵となります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 80.3億円 | — | 13.0億円 | 34.8円 | - |
| 2022/12期 | 107億円 | — | 8.2億円 | 21.8円 | +33.8% |
| 2023/12期 | 125億円 | — | 15.7億円 | 41.3円 | +16.5% |
| 2024/12期 | 136億円 | 14.4億円 | 10.2億円 | 26.9円 | +8.4% |
| 2025/12期 | 148億円 | 10.5億円 | 4.8億円 | 12.6円 | +9.3% |
Sun Asteriskはデジタル・クリエイティブスタジオ事業を中核に、企業のデジタライゼーションを支援しています。2021/03期から2025/03期にかけて売上高は80億円から148億円へ順調に拡大してきましたが、プロジェクトの採算性や開発体制への投資等の影響で、営業利益や純利益には変動が見られます。2026/03期予想では、新規案件の獲得や事業ポートフォリオの強化により、増収増益を見込んでいます。 【2025/12期実績】売上148億円(前期比9.3%)、営業利益11億円、純利益4.8億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報では、企業のデジタライゼーションを推進するデジタル・クリエイティブスタジオ事業を主軸としており、企業のDX支援や新規事業開発における収益変動リスクが事業リスクとして記載されています。連結子会社6社を擁し、グローバルな開発体制による競争力の確保を推進しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 151億円 | 148億円 | 148億円 | -1.5% |
| 2024期 | 151億円 | — | 136億円 | -9.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 10億円 | — | 11億円 | +4.2% |
| 2024期 | 22億円 | — | 14億円 | -33.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は正式な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を目標としています。2025期は売上高こそ修正予想を達成したものの、期初計画からは未達となりました。特に2024期は、売上・利益ともに期初予想を大幅に下回り、計画達成力に課題が見られます。一方で、2026期は大幅なV字回復を見込んでおり、M&Aで取得した事業の収益化と既存事業の立て直しが達成の鍵となります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
26年12月期に初配当10円を実施する方針を発表し、株主還元姿勢を強化。
マイクロソフトの「Data & AI(Azure)ソリューションパートナー」に認定され、技術力向上をアピール。
オンライン日本語教育事業を展開するバベルメソッドを子会社化し、人材開発領域を拡大。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務基盤は、自己資本比率が66.2%(2025/03期時点)と依然として高い水準を維持しており、健全性は確保されています。直近では成長投資や子会社買収のための資金調達として有利子負債が約60億円まで増加していますが、潤沢な資産背景のもとで事業拡大を進めるための戦略的な借入と言えます。今後は、これらの投資から得られる収益が財務へどのように寄与するかが注目されます。 【2025/12期】総資産161億円、純資産107億円、自己資本比率60.7%、有利子負債18億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 11.9億円 | 13.9億円 | 1.8億円 | 2.0億円 |
| 2022/12期 | 8.1億円 | 12.9億円 | 6,200万円 | 4.8億円 |
| 2023/12期 | 18.8億円 | 3.3億円 | 2.2億円 | 15.6億円 |
| 2024/12期 | 10.1億円 | 2.6億円 | 7.2億円 | 7.5億円 |
| 2025/12期 | 13.5億円 | 5.3億円 | 6.2億円 | 8.2億円 |
営業活動によるキャッシュフローは安定して黒字を計上しており、本業による収益獲得能力は維持されています。2023/03期以降はフリーキャッシュフロー(FCF)もプラス転換しており、自己創出資金による成長投資が可能な状態です。財務キャッシュフローについては、買収や成長投資に向けた資金調達の影響でプラスの変動が続いています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率が29.0%と高く、多様な視点を経営に取り入れている点が特徴です。監査等委員会設置会社として監査報酬2,200万円を投じ、6社の連結子会社を統括する体制を整えることで、成長フェーズに合わせた強固なガバナンス体制の構築を目指しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 626万円 | 2,006人 | - |
従業員の平均年収は626万円であり、IT関連の受託開発・コンサルティングを行う企業としては市場環境に応じた標準的な水準を維持しています。平均勤続年数が2.5年と短いため、採用強化や人材流動性の高い業界特性が給与体系に反映されていると考えられます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、2022期以降、市場平均であるTOPIXを大幅に下回るアンダーパフォームが続いています。2025期時点では自社TSRが18.8%に対しTOPIXは188.9%と、その差は顕著です。これは、IPO後の高値から株価が大きく下落したこと、および無配期間が続いたことが主な要因です。2026年12月期に予定されている初の配当が実施され、計画通りの業績回復が実現すれば、今後はTSRの改善が期待されます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2020/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/12期 | 0円 | 0.0% |
| 2025/12期 | 0円 | 0.0% |
| 権利確定月 | 12月 |
同社はこれまで成長投資を最優先としてきたため無配を継続してきましたが、2026年12月期より初の配当として年間10円の実施を公表しました。株主優待については「プレミアム優待倶楽部」を採用し、長期保有特典を導入するなど株主還元の拡充を図っています。今後は業績成長と連動した配当政策への移行が期待されるフェーズです。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 188.2万円 | 88.2万円 | 88.2% |
| 2022期 | 153.9万円 | 53.9万円 | 53.9% |
| 2023期 | 140.4万円 | 40.4万円 | 40.4% |
| 2024期 | 129.2万円 | 29.2万円 | 29.2% |
| 2025期 | 118.8万円 | 18.8万円 | 18.8% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER12.1倍、PBR1.59倍は情報・通信業の平均と比較して割安な水準にあります。これは過去の業績予想未達や利益率の不安定さが株価に反映されている可能性があります。一方、2026年12月期に初の配当(予想利回り2.25%)を予定しており、これは業界平均を上回る水準です。信用倍率は2.22倍と買い残が優勢で、将来の株価上昇を見込んだ個人投資家の買い意欲がうかがえます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 15.7億円 | 2.7億円 | 17.3% |
| 2022/12期 | 11.4億円 | 3.2億円 | 28.1% |
| 2023/12期 | 22.8億円 | 7.1億円 | 31.2% |
| 2024/12期 | 14.5億円 | 4.3億円 | 29.6% |
| 2025/12期 | 10.0億円 | 5.2億円 | 52.3% |
法人税等の支払額は各期の税引前当期純利益の規模に準じて推移しています。2025/03期は利益水準の低下に伴い、実効税率が一時的に52.3%へと上昇していますが、これは税務上の調整や繰延税金資産の影響と考えられます。2026/03期の予想では、利益の回復に伴い実効税率は約19.0%へ平準化する見通しです。
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Sun Asterisk まとめ
「ベトナムの技術者集団を率いて企業のDXを内側から支援し、M&Aで事業領域を急拡大するクリエイティブスタジオ」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。