プラスアルファ・コンサルティング
Plus Alpha Consulting Co.,LTD.
最終更新日: 2026年3月27日
データ分析の力でビジネスの『見えない』を『見える』に変える、SaaS界の実力派
ビッグデータを活用した『見える化』プラットフォームを通じて、あらゆる企業の生産性向上と競争力強化に貢献すること。
この会社ってなに?
あなたが普段利用するお店やサービスについて、SNSに感想を投稿したことはありますか?企業はそうした膨大な「お客様の声」を分析して、より良い商品開発やサービス改善に繋げています。その裏側で、文章データを解析して大事なポイントを「見える化」しているのが、プラスアルファ・コンサルティングの技術です。また、あなたが勤めている会社の人事評価や異動、研修の裏でも、同社の「タレントパレット」というシステムが社員一人ひとりの才能を活かすために使われているかもしれません。私たちの身近な消費活動や働き方を、データ分析の力で陰から支えている会社なのです。
プラスアルファ・コンサルティングは、タレントマネジメントシステム「タレントパレット」を主力に高成長を続けるSaaS企業です。FY2025には売上高170.8億円、営業利益63.78億円を達成し、37%を超える高い営業利益率を維持しています。近年はラクスとの資本業務提携など外部連携も強化し、人事・マーケティング領域でのデータ活用支援をさらに拡大しています。旺盛なDX需要を背景に、今後も安定した二桁成長が期待されます。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 9月
- 本社
- 東京都港区東新橋1丁目9番2号 汐留住友ビル25F
- 公式
- www.pa-consul.co.jp
社長プロフィール

私たちは『あらゆる情報から付加価値を生み出し続ける』を理念に、ビッグデータ活用のプラットフォームをSaaS形式で提供しています。お客様のビジネス課題解決を通じて社会に貢献し、企業価値の持続的な向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
「あらゆる情報に付加価値を与える」ことを目指し、代表の三室克哉氏が会社を設立。ビッグデータ分析サービスの提供を開始した。
テキストマイニング技術を人事領域に応用し、後の主力事業となるタレントマネジメントシステムの原型となるサービスの提供をスタートさせた。
人材の見える化から育成、配置、採用までを科学的に支援するタレントマネジメントシステム「タレントパレット」を本格展開。急成長の基盤を築く。
設立から約15年、持続的な成長を背景にIPOを達成。公開価格2,300円に対し初値2,720円をつけ、市場から高い評価を得た。
東証の市場再編に伴い、マザーズから最上位のプライム市場へ移行。日本を代表する企業の一つとしての地位を確立した。
クラウドサービス大手のラクスと資本業務提携を締結。「タレントパレット」のOEM製品提供などを通じて、さらなる事業拡大を目指す。
中期的な目標として掲げる売上高195億円、営業利益75億円の達成に向け、HRソリューションを主軸に着実な成長を続ける。
注目ポイント
主力事業「タレントパレット」を中心に急成長を継続。営業利益率30%超という高い収益性を誇り、安定したストック収益が強みです。
タレントマネジメントシステム「タレントパレット」は、数々の調査でシェアNo.1を獲得。大企業を中心に導入が進み、高い競争優位性を確立しています。
業績拡大に伴い、連続増配を計画しています。安定した財務基盤のもと、株主への利益還元にも積極的な姿勢が魅力です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 7.2円 | 20.2% |
| FY2022/3 | 9円 | 20.1% |
| FY2023/3 | 13円 | 20.4% |
| FY2024/3 | 16円 | 21.9% |
| FY2025/3 | 29円 | 36.9% |
現在、株主優待制度は実施していません。
配当方針については、成長投資を最優先しつつ、利益成長に応じて適切に株主還元を行う方針をとっています。業績の拡大に合わせて配当金も着実に増配傾向にあり、株主還元への姿勢を強めています。現状では株主優待の導入よりも、内部留保によるさらなる事業成長と中長期的な株価向上を重視していると言えます。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
プラスアルファ・コンサルティングは、タレントマネジメントシステム「タレントパレット」が主力となり、売上高はFY2021/3の約61億円からFY2025/3には約171億円へと急成長を遂げました。営業利益も順調に拡大しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)需要の追い風を受け、強固な収益基盤を構築しています。FY2026/3も成長は継続する見通しであり、高水準な成長率を維持する企業体質が鮮明です。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 29.1% | 23.3% | 34.4% |
| FY2022/3 | 27.8% | 22.6% | 33.7% |
| FY2023/3 | 27.7% | 21.8% | 33.2% |
| FY2024/3 | 25.6% | 20.3% | 32.6% |
| FY2025/3 | 22.0% | 17.5% | 37.3% |
同社は営業利益率が30%超という極めて高い水準を維持しており、SaaSビジネスモデル特有の収益性の高さが際立っています。ROE(自己資本利益率)も20%以上と高い効率性を誇り、資本を有効に活用して利益を生み出す力が優れています。この高い収益性は、顧客満足度を重視した製品開発と効率的なマーケティング施策の結果と言えます。
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、有利子負債がゼロの実質無借金経営を継続しています。自己資本比率も約80%付近で安定推移しており、強固な財務基盤が将来の成長投資や事業拡大を支えています。潤沢なネットキャッシュを保有しているため、M&Aや新規事業への機動的なリソース配分が可能です。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 15.5億円 | -5,900万円 | -1.3億円 | 14.9億円 |
| FY2022/3 | 18.1億円 | -7.1億円 | -2.4億円 | 11.0億円 |
| FY2023/3 | 33.1億円 | -6.4億円 | 1.4億円 | 26.6億円 |
| FY2024/3 | 33.2億円 | -9.5億円 | -4.6億円 | 23.7億円 |
| FY2025/3 | 51.5億円 | -1.6億円 | -6.2億円 | 49.9億円 |
事業活動によるキャッシュフローは一貫してプラスで推移しており、安定的に高い営業キャッシュフローを創出できる収益構造を確立しています。投資キャッシュフローは主に事業拡大のための設備投資やシステム開発に充てられていますが、営業CFの範囲内で賄われており健全です。フリーキャッシュフロー(FCF)は常に潤沢であり、無借金経営と合わせ、強力な財務状態を裏付けています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 20.9億円 | 6.6億円 | 31.7% |
| FY2022/3 | 26.7億円 | 8.8億円 | 32.8% |
| FY2023/3 | 36.8億円 | 10.6億円 | 28.8% |
| FY2024/3 | 45.4億円 | 14.5億円 | 31.9% |
| FY2025/3 | 63.2億円 | 30.6億円 | 48.4% |
法人税等の支払いは、概ね法定実効税率に基づいた水準で推移しており、適正な納税が行われています。FY2025/3については税引前利益に対して一時的に税負担割合が高くなっていますが、これは会計上の処理や税制の影響によるもので、基本的には業績拡大に伴い納税額も着実に増加しています。今後も安定的かつ成長を伴った納税により社会貢献を行う姿勢が見て取れます。
会社の公式開示情報
タレントマネジメントシステム「タレントパレット」と、顧客の声を分析する「見える化エンジン」が主力であり、SaaS型ビジネスモデルによる継続収益(ストック収入)が高い収益性を支えています。事業リスクとして、システム障害やデータ漏洩への対策、およびHRテック領域での競合他社との競争激化が挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 170億円 | — | 171億円 | +0.5% |
| FY2024 | 138億円 | — | 139億円 | +0.8% |
| FY2023 | 106億円 | — | 112億円 | +5.4% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 61億円 | 64億円 | 64億円 | +4.6% |
| FY2024 | 48億円 | — | 45億円 | -5.4% |
| FY2023 | 34億円 | — | 37億円 | +9.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は正式な中期経営計画の代わりに「中期成長イメージ」として、2029年9月期に売上高285億円を目標に掲げています。直近のFY2026目標(売上高195億円、営業利益75億円)に対しても、FY2025実績時点で85%以上の進捗を見せており、達成確度は高いと考えられます。過去の業績予想も、増額修正や期初計画を上回る実績が多く、経営陣の計画遂行能力と市場環境の良さがうかがえます。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は2.87倍と標準的な水準で、短期的な需給の偏りは限定的です。業界平均と比較すると、PERは割安ですが、PBRは6.13倍と割高で、市場から高い成長性を期待されていることがうかがえます。今後発表される四半期決算で、期待に見合う成長を継続できるかが株価の鍵となるでしょう。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
人事コンサルティング大手のトランストラクチャと科学的人事の実現に向けた協業を開始しました。
SaaS大手のラクスと資本業務提携を締結し、タレントパレットのOEM提供を通じて人事労務ソリューションを強化しました。
2025年9月期の連結経常利益を上方修正し、最高益更新に向けた業績の堅調さを市場に示しました。
最新ニュース
プラスアルファ・コンサルティング まとめ
ひとめ診断
「『科学的人事』を武器に、企業の“見えない資産”を利益に変える高収益SaaSファクトリー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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