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大栄環境9336

Daiei Kankyo Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 48円
安全性
普通
自己資本比率 39.6%
稼ぐ力
高い
ROE 10.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段、家庭やオフィスで出すゴミ。そのゴミがどこへ行き、どう処理されるか考えたことはありますか?大栄環境は、まさにそのゴミの「その後」をすべて引き受けている会社です。ゴミ収集車が回収した後、分別し、燃やしてエネルギーに変えたり、プラスチックや金属をリサイクルして新しい製品の原料に生まれ変わらせたりしています。そして、どうしても処理できないものを安全に埋め立てる最終処分場まで自社で持っているのが大きな強み。あなたが普段何気なく捨てているものが、社会を支える資源として循環する、その裏側で大栄環境が活躍しているのです。

大栄環境は、廃棄物の収集から最終処分まで一貫して手掛ける環境関連事業の最大手です。2025年3月期には売上高801.8億円、営業利益215.48億円と過去最高を更新し、高い収益性を維持しています。近年はM&Aを積極的に展開し、九州の最終処分場を約440億円で買収するなど、関西圏の強固な地盤から全国へと事業エリアを急拡大中です。安定したストック型ビジネスに加え、M&Aによる成長が今後の株価を左右する重要な鍵となります。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
大阪府和泉市テクノステージ2丁目3番28号

サービスの実績は?

440億円
スカラベベサクレ買収額
2024年発表
九州エリアへ本格進出
880万㎥
追加取得した最終処分場許可容量
スカラベベサクレ買収による
事業基盤を大幅に拡充
48
1株当たり配当金
2025期実績
+14.3% YoY
2,662
従業員数
2025年3月末時点
事業拡大に伴い増加
9.8%
売上高成長率
2025期実績
8期連続増収
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.5%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
23.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期17.3%6.1%-
2022/03期15.7%5.7%-
2023/03期15.1%6.5%-
2024/03期16.3%8.1%27.0%
2025/03期15.7%8.0%26.9%
3Q FY2026/310.2%(累計)4.5%(累計)23.4%

営業利益率は24%から27%という極めて高い水準を安定的に維持しており、同業他社と比較しても圧倒的な収益効率を誇ります。ROE(自己資本利益率)も15%前後で安定しており、限られた資本を効率よく活用して利益を生み出す体制が整っています。これらの指標は、廃棄物処理・資源循環という事業モデルが持つ参入障壁の高さと、効率的な運営能力を如実に反映しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期616億円92.3億円102.6円-
2022/03期650億円88.7億円97.7円+5.5%
2023/03期677億円105億円112.0円+4.1%
2024/03期730億円197億円136億円136.4円+7.9%
2025/03期802億円215億円144億円145.5円+9.8%

売上高は2023/03期の677億円から2025/03期には802億円まで着実に拡大しており、廃棄物処理および資源循環事業の堅調な需要が牽引しています。営業利益についても同様に成長を続け、2025/03期には215億円に達するなど高い利益水準を維持しています。2026/03期期もさらなる増収増益を見込んでおり、強固な事業基盤を背景とした成長トレンドが続いています。 【3Q 2026/03期実績】売上625億円(通期予想比75%)、営業利益146億円(同67%)、純利益99億円(同69%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
10.2%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
23.4%
業界平均
9.5%
自己資本比率下回る
この会社
39.6%
業界平均
53.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億2,100万円
取締役3名の合計

廃棄物の収集運搬から最終処分まで一貫した「環境関連事業」によるワンストップサービスが収益の核です。M&Aによる事業拡大を加速させていますが、環境規制の変化や最終処分場の確保・管理に伴う法的リスクを常に抱えています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
業績予想は保守的な傾向があるものの、M&Aをテコに計画を上回る成長を実現。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「D-Plan2028」フェーズ1
2026期〜2028期
売上高: 目標 939億円 順調 (801.8億円)
85.39%
営業利益: 目標 243億円 順調 (215.48億円)
88.67%
ROE: 目標 10%以上 順調 (14.7%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 営業利益218億円-1.1%
FY2025 営業利益205億円215億円+5.1%
FY2024 営業利益161億円197億円+22.1%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 売上高839億円N/A
FY2025 売上高785億円802億円+2.1%
FY2024 売上高710億円730億円+2.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現在進行中の中期経営計画「D-Plan2028」では、2027期に売上高939億円、営業利益243億円という高い目標を掲げています。直近の業績はM&Aの効果もあり好調に推移しており、計画達成への期待が高まっています。過去の業績予想は期初時点では保守的に見積もられる傾向がありますが、最終的には着実に超過達成しており、経営の安定感を示しています。今後のM&Aの進捗と既存事業のオーガニックな成長が計画達成の鍵となります。

どんな話題が多い?

業績・決算発表40%
M&A・事業拡大30%
株価・市況情報20%
役員人事・ガバナンス10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, 会社四季報オンライン, みんかぶ
業界内ランキング
上位 12%
サービス業 2,300社中 276位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月事業買収

堺化学工業から産業廃棄物最終処分場を譲り受け、成長戦略を加速させています。

2026年1月子会社化

株式会社コウキを子会社化し、資源循環事業の基盤を強化しました。

2025年5月新規設立

沖縄県宮古島にて新会社「宮古島エコサービス株式会社」を設立し、エリア展開を開始しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率39.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
1,181億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,091億円
会社の純資産

総資産は2023/03期の1,636億円から2025/03期には1,849億円まで拡大し、事業規模の成長を支える投資が継続しています。自己資本比率は50%台を維持しており、財務基盤の健全性は極めて高いといえます。積極的なM&A等で有利子負債は増加傾向にありますが、盤石なキャッシュフロー創出能力があるため、リスクは十分に管理可能な範囲です。 【3Q 2026/03期】総資産2578億円、純資産1091億円、自己資本比率39.6%、有利子負債1181億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+230億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-190億円
投資に使ったお金
Financing CF
-35.4億円
借入・返済など
Free CF
+40.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期114億円146億円11.0億円31.7億円
2022/03期180億円164億円31.7億円16.0億円
2023/03期163億円123億円89.7億円39.7億円
2024/03期217億円156億円76.4億円61.1億円
2025/03期230億円190億円35.4億円40.6億円

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは230億円規模に達し、非常に強力なキャッシュ創出能力を有しています。投資キャッシュフローはM&Aや設備投資により189億円の支出が発生していますが、営業CFの範囲内で適切にコントロールされています。結果としてフリーキャッシュフローは黒字を維持しており、成長投資と株主還元を両立できる好循環が形成されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 2名(28.6% 男性 5
29%
71%
監査報酬
4,500万円
連結子会社数
38
設備投資額
138.8億円
平均勤続年数(従業員)
9
臨時従業員数
395

女性役員比率が28.6%と国内企業の中でも高い水準にあり、多様性を重視した経営体制を構築しています。38社の連結子会社を抱える規模感に対し、外部監査を適切に活用しつつ、強固なガバナンス体制を維持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主72%
浮動株28%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10%
事業法人等62%
外国法人等22.1%
個人その他5.4%
証券会社0.4%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はウイングトワ。

ウイングトワ株式会社(61,399,500株)62.33%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(6,758,200株)6.86%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,527,900株)2.57%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,853,600株)1.88%
RBC IST 15 PCT NON LENDING ACCOUNT- CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(1,626,000株)1.65%
大栄環境従業員持株会(1,539,092株)1.56%
CEPLUX- THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(1,400,000株)1.42%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,239,536株)1.26%
BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(841,993株)0.85%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(798,419株)0.81%

筆頭株主であるウイングトワ株式会社が62.33%の株式を保有しており、創業家や経営陣の影響力が非常に強い構造です。浮動株比率が限定的であるため、市場流通量が少なく株価形成において特定の株主動向に左右されやすい傾向があります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2ここに記載した各リスクの発生可能性、発生時期、影響度は、当連結会計年度末現在における分析に基づくものであり、また、発生可能性又は影響度が「低」又は「小」と記載されたリスクについても、現に当該リスクが発生し又は当社の事業等に重大な影響を及ぼす可能性を否定するものではなく、発生時期の記載と異なる時期に当該リスクが発生する可能性を否定するものではありません
3なお、発生時期における「特定時期なし」は、短期から長期のいずれにおいても発生しうるリスクであり、現に一部顕在化しているリスクを含みます
4なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
5(1)事業活動に関するリスク ① 費用の増加について(発生可能性:高、発生時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループの事業においては、人件費が営業費用の相当部分を占めているところ、日本における労働人口の減少や人財不足により人件費がさらに増加し、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
576万円
従業員数
2,309
平均年齢
42歳
平均年収従業員数前年比
当期576万円2,309-

従業員の平均年収は576万円であり、製造・サービス業の平均と比較して標準的からやや高い水準を維持しています。事業の安定性やリサイクル事業の拡大による収益向上に伴い、従業員への還元も継続的に重視される傾向にあります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

2024期、2025期ともに、当社のTSR(株主総利回り)はTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。これは、安定的な増配を継続していることに加え、M&Aによる成長戦略が市場に好感され、株価が大きく上昇したことが主な要因です。特に、廃棄物処理という景気耐性の強い事業特性が投資家の安心感を誘い、ディフェンシブ・グロース銘柄として資金流入が続いた結果と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
48
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2023/03期3430.3%
2024/03期4230.8%
2025/03期4833.0%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として、業績向上に伴う利益配分を強化する方針を掲げており、配当性向は30%強の安定的な水準を維持しています。増益基調を背景に、1株あたり配当金は2023/03期の34円から2025/03期の48円まで着実に増加しています。株主優待と合わせた総還元性を意識しながら、長期的な株主価値の向上を目指す姿勢が明確です。

もし5年前に投資していたら?

+
2024期初めに100万円を投資した場合
100万円が 167.8万円 になりました (67.8万円)
+67.8%
年度末時点評価額損益TSR
2024期155.0万円55.0万円55.0%
2025期167.8万円67.8万円67.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残92,000株
売り残62,800株
信用倍率1.46倍
直近公表データ時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

同業他社比較ではPER・PBRともに業界平均を大きく上回っており、市場からの成長期待が非常に高いことが示されています。これは、同社が持つ最終処分場という参入障壁の高いアセットや、M&Aによる拡大戦略が高く評価されているためです。信用倍率は1.46倍と比較的落ち着いており、過熱感は限定的と言えます。今後の決算で市場の高い期待に応え続けられるかが、株価を維持・向上させる上での焦点となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期142億円49.3億円34.8%
2022/03期133億円44.3億円33.3%
2023/03期167億円62.1億円37.2%
2024/03期206億円70.0億円34.0%
2025/03期215億円71.2億円33.1%

法人税等の支払額は営業規模の拡大に伴い増加しており、2025/03期期には約71億円となりました。実効税率は概ね33%から37%の範囲で推移しており、会計上の税率と大きな乖離は見られません。安定した利益計上に伴い、着実に納税を行うことで社会的な責任を果たしています。

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大栄環境 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 48円
安全性
普通
自己資本比率 39.6%
稼ぐ力
高い
ROE 10.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「『ゴミ』を『資源』に変える静脈産業のガリバーが、M&Aをテコに全国制覇を狙う」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU