キュービーネットホールディングス6571
QB Net Holdings Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
駅の構内やショッピングモールで、青い看板の「QB HOUSE」を見かけたことはありませんか?「次の予定まで少し時間があるから、サッと髪を切りたい」と思った時に、わずか10分ちょっとでヘアカットを済ませてくれる、あのサービスです。キュービーネットは、そんな忙しい現代人のための「時短」と「手軽さ」を追求したヘアカット専門店を運営しています。あなたが普段利用するその裏側で、徹底した効率化と多店舗展開により、低価格サービスを実現しているのがこの会社です。
ヘアカット専門店「QBハウス」を国内外で展開。2025期の売上高は前期比3.2%増の255.4億円となるも、人件費や出店コスト増により営業利益は16.85億円と減益。しかし、続く2026期は積極的な海外出店と国内の価格改定効果が本格寄与し、売上高273.5億円(前期比7.1%増)、営業利益22.0億円(同30.6%増)と大幅なV字回復を見込む。安定した国内収益を原資に、成長市場であるアジアでの店舗網拡大が今後の成長ドライバーとなるかが焦点。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 6月
- 本社
- 東京都渋谷区神泉町8番16号 渋谷ファーストプレイス4階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2018/06期 | 12.0% | 4.4% | 8.5% |
| 2019/06期 | 13.8% | 5.3% | 9.4% |
| 2020/06期 | 1.1% | 0.4% | 1.3% |
| 2021/06期 | 2.4% | 0.8% | 2.4% |
| 2022/06期 | 7.9% | 2.8% | 6.8% |
| 2023/06期 | 11.9% | 4.7% | 9.4% |
| 2024/06期 | 9.6% | 4.1% | 8.5% |
| 2025/06期 | 7.1% | 3.1% | 6.6% |
| 2Q FY2026/6 | 3.4%(累計) | 1.5%(累計) | 6.4% |
収益性は2021年3月期の低水準から大幅に改善し、2023年3月期には営業利益率9.4%を達成するなど高い効率性を示しました。直近では人件費や教育コストへの先行投資により利益率が一時的に低下していますが、これらは中長期的な人材基盤の強化を目的とした戦略的な支出です。資本効率を示すROEも高い水準で推移しており、効率的な経営体制が構築されています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/06期 | 189億円 | 4.6億円 | 2.4億円 | 19.1円 | -0.8% |
| 2022/06期 | 206億円 | 14.0億円 | 8.6億円 | 66.5円 | +8.6% |
| 2023/06期 | 227億円 | 21.4億円 | 14.4億円 | 111.1円 | +10.6% |
| 2024/06期 | 248億円 | 21.1億円 | 13.0億円 | 99.4円 | +8.8% |
| 2025/06期 | 255億円 | 16.9億円 | 10.2億円 | 77.8円 | +3.2% |
キュービーネットホールディングスは、ヘアカット専門店「QBハウス」の安定した運営により売上高は年々成長を続け、2026年3月期は273億円規模まで拡大する見込みです。コロナ禍の打撃から回復後は積極的な出店と顧客単価の向上が寄与し、堅調な業績推移を維持しています。今後は海外事業の収益拡大が成長をさらに牽引することが期待されます。 【2Q 2026/06期実績】売上135億円(通期予想比49%)、営業利益8.7億円(同39%)、純利益5.0億円(同36%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINETによる開示では、主力の「QBハウス」国内事業が収益の柱であり、近年は海外事業の拡大が成長の鍵として重点的にリスク・機会要因として記述されています。また、人件費高騰や採用難といった経営リスクに対し、生産性向上を軸とした合理的な事業モデルが詳細に開示されており、透明性の高い経営体制が示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 257億円 | — | 255億円 | -0.7% |
| 2024期 | 247億円 | — | 248億円 | +0.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 19億円 | — | 17億円 | -11.3% |
| 2024期 | 24億円 | — | 21億円 | -11.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画では、海外展開の加速と国内事業の収益性向上を二本柱としています。売上収益や店舗数といった規模拡大に関する目標は順調に進捗している一方、先行投資や人件費高騰の影響で利益目標の達成ペースは遅れています。2026期の業績予想が計画目標値となっているため、最終年度での大幅な利益改善が達成の絶対条件となります。業績予想の精度はやや低く、特に利益計画が下振れする傾向が見られます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
株主優待制度を新設し、国内全店舗で利用可能な無料ヘアカット券を贈呈することで投資家層の拡大を図りました。
中期経営計画に基づき、マレーシア首都圏進出を含む東南アジア地域での積極的な出店拡大を公表しました。
26年6月期第2四半期累計で最終利益20%増益を達成し、国内外の事業成長が鮮明となりました。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
同社の財務健全性は極めて高く、無借金経営を継続しており実質的な有利子負債はゼロとなっています。自己資本比率も40%を超える安定した水準を維持しており、盤石な財務基盤を有していることが特徴です。内部留保の積み上げとともに一株あたり純資産(BPS)も増加傾向にあり、持続的な成長を支える強固なバックボーンとなっています。 【2Q 2026/06期】総資産347億円、純資産149億円、自己資本比率43.1%、有利子負債85億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2018/06期 | 15.6億円 | 9.4億円 | 5.5億円 | 6.2億円 |
| 2019/06期 | 23.7億円 | 9.6億円 | 9.2億円 | 14.1億円 |
| 2020/06期 | 27.5億円 | 8.4億円 | 7.2億円 | 19.1億円 |
| 2021/06期 | 40.5億円 | 3.9億円 | 42.2億円 | 36.6億円 |
| 2022/06期 | 47.1億円 | 5.6億円 | 52.5億円 | 41.5億円 |
| 2023/06期 | 46.9億円 | 4.8億円 | 36.0億円 | 42.1億円 |
| 2024/06期 | 50.6億円 | 8.5億円 | 41.2億円 | 42.1億円 |
| 2025/06期 | 43.0億円 | 13.1億円 | 22.6億円 | 29.9億円 |
事業活動から安定して現金を生み出すキャッシュフロー体質を有しており、高い営業キャッシュフローを原資に成長投資と株主還元を両立させています。投資キャッシュフローは主に店舗出店や設備投資に充てられており、将来の収益基盤拡大に向けた動きが明確です。財務キャッシュフローのマイナスは配当支払いや返済によるものであり、健全な資金運用が行われています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2018/06期 | 18円 | 20.8% |
| 2019/06期 | 19円 | 18.5% |
| 2020/06期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/06期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/06期 | 10円 | 15.0% |
| 2023/06期 | 20円 | 18.0% |
| 2024/06期 | 27円 | 27.2% |
| 2025/06期 | 35円 | 45.0% |
| 権利確定月 | 6月 |
同社は成長投資を優先しつつも、株主還元を重要視する姿勢を明確にしています。近年は増配基調を強めており、配当性向の引き上げを通じて株主への利益還元を積極的に推進しています。今後の事業成長と連動した安定的な配当の継続が期待される方針です。
株の売買状況と今後の予定
業界平均と比較すると、PER・PBRともに割安な水準にあります。これは、成長期待が高い同業他社に比べて、株価が利益や資産価値に対して低く評価されていることを示唆します。一方、配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への意識が評価できます。信用倍率が非常に高い水準にあるため、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面では上値が重くなる可能性に注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|
税引前利益の変動に応じて法人税等の負担額も適切に推移しています。実効税率は概ね30%台後半から40%程度で推移しており、税効果会計の影響や税制上の要因により毎期変動が見られます。将来予測においても事業成長に見合った適正な納税が見込まれています。
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まとめと、関連情報・似た会社へ
キュービーネットホールディングス まとめ
「10分カットのQBハウスが、国内の安定基盤をテコにアジア展開を加速させる、理美容業界のファストフード」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。