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ヤマタネ9305

Yamatane Corporation

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 105円
安全性
注意
自己資本比率 24.1%
稼ぐ力
普通
ROE 8.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日食べているご飯、そのお米はもしかしたらヤマタ-ネが全国の農家から仕入れてお店まで運んだものかもしれません。ヤマタネは、日本有数のコメ卸売業者として、私たちの食卓を支えています。また、オンラインショッピングで注文した商品が保管されている巨大な倉庫も、ヤマタネが運営している可能性があります。食品から工業製品まで、様々なモノを安全に保管し、必要な時に届ける物流サービスは、現代社会に不可欠なインフラです。普段何気なく利用しているサービスの裏側で、ヤマタネは私たちの生活を支えています。

物流と食品(コメ卸)を二本柱とする老舗企業。2025期は売上高809.2億円(前期比25.4%増)、営業利益37.8億円(同8.3%増)と増収増益を達成し、6期連続の増配も実現しています。現在は新中期経営計画「ヤマタネ2028プラン」を推進中で、阪急阪神からの事業買収やKNT-CTHDとの資本業務提携など、M&Aや提携にも積極的です。コア事業の安定成長に加え、不動産開発(越中島PJ)や海外展開(米国おにぎり専門店)といった成長投資が今後の収益拡大の鍵を握ります。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
東京都江東区越中島1丁目2番21号

サービスの実績は?

809.2億円
連結売上高
2025期実績
+25.4% YoY
37.8億円
連結営業利益
2025期実績
+8.3% YoY
105
1株当たり配当金
2025期実績
+61.5% YoY
265.6億円
物流事業 売上高
2026期予想
+6.6% YoY
3.0%
DOE(株主資本配当率)目標
2028期目標
株主還元強化
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期4.8%1.7%-
2022/03期4.1%1.5%-
2023/03期4.6%1.7%-
2024/03期4.8%1.8%5.4%
2025/03期5.4%1.9%4.7%
3Q FY2026/38.7%(累計)2.1%(累計)7.5%

当社の収益性については、営業利益率が5%から7%前後で推移しており、コメ卸売等の成熟した事業分野において一定の利益確保能力を維持していることが特徴です。ROE(自己資本利益率)は直近で5.3%まで向上しており、経営効率化が進んでいることがうかがえます。今後は中期経営計画を通じた資本効率の改善が、更なる利益率向上の鍵となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期487億円20.4億円98.9円-
2022/03期468億円18.3億円88.8円-4.0%
2023/03期511億円21.5億円104.1円+9.2%
2024/03期645億円34.8億円24.9億円120.9円+26.3%
2025/03期809億円37.8億円30.9億円149.8円+25.4%

ヤマタネの業績は、コメ卸売事業の堅調な推移を背景に売上高が2021/03期期の約487億円から2025/03期期には約809億円まで大幅に拡大しました。純利益においてもコメ関連ビジネスの収益性向上と物流・不動産事業の安定した貢献により、2025/03期期には約31億円を達成しました。2026/03期期も増収増益を予想しており、グループ全体で安定的な成長基調を維持しています。 【3Q 2026/03期実績】売上660億円(通期予想比76%)、営業利益50億円(同130%)、純利益36億円(同102%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
8.7%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
7.5%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
24.1%
業界平均
46.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億800万円
取締役5名の合計

物流、食品、情報、不動産の4事業を展開する多角的なビジネスモデルを構築しており、特にコメ関連事業での強固な産地連携が収益の柱です。リスク要因として、コメの需給バランス変化や物流コストの上昇が挙げられますが、効率的な経営体制で対応しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
利益目標は着実に達成。新中計では売上・利益両面での成長に期待がかかる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「ヤマタネ2028プラン」
2026期~2028期
売上高: 目標 880億円 順調 (870.5億円 (FY2026予想))
98.9%
営業利益: 目標 47億円 順調 (38.0億円 (FY2026予想))
80.9%
ROE: 目標 6.5%以上 順調 (7.3% (FY2025実績))
100%
DOE: 目標 3.0% やや遅れ (2.0% (FY2025実績))
66.7%
旧中期経営計画「ヤマタネ中期経営計画 2022プラン」
2020期~2022期
売上高: 目標 640億円 未達 (467.6億円 (FY2022実績))
73.1%
営業利益: 目標 30億円 達成 (30.02億円 (FY2022実績))
100.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期765億円813億円809億円+5.8%
2024期535億円645億円+20.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期35億円32億円38億円+8.0%
2024期31億円35億円+11.1%
2023期29億円36億円+24.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「ヤマタネ2028プラン」では、2028期に売上高880億円、営業利益47億円、ROE6.5%以上を目標に掲げています。初年度となる2026期の会社予想ベースで売上高進捗率は98.9%に達し、ROE目標は2025期時点で前倒し達成するなど、順調な滑り出しを見せています。過去の計画では売上目標が未達だった一方、利益目標は達成しており、収益性重視の経営姿勢が伺えます。業績予想は直近3年間で大幅なポジティブ乖離が続いており、保守的な計画を上回る実績を出す傾向にあります。

どんな話題が多い?

業績・決算40%
M&A・資本提携30%
経営計画・ガバナンス20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +15.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES, M&A Online
業界内ランキング
上位 12%
卸売業 350社中 42位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年4月事業譲受

阪急阪神エステート・サービスよりアーカイブ事業を譲受し、子会社を新設。

2025年6月買収

農産ベストパートナーの全株式を取得し、コメ卸売事業の競争力を強化。

2025年11月資本業務提携

KNT-CTホールディングスと提携し、海外市場でおにぎり専門店を展開。

2026年2月3Q好調

第3四半期累計の経常利益が前年同期比64.0%増となる大幅増益を発表。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率24.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
802億円
借金(有利子負債)
Net Assets
589億円
会社の純資産

財務健全性については、2024/03期期に有利子負債が急増したものの、自己資本比率は35.0%と安定的な水準を維持しています。総資産も1,670億円規模へ拡大しており、事業拡大に伴う投資を継続しつつも健全な資産構成を保っている点が評価されます。今後も資産効率を意識したバランスの取れた経営が継続される見通しです。 【3Q 2026/03期】総資産1721億円、純資産589億円、自己資本比率24.1%、有利子負債802億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+58.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-100億円
投資に使ったお金
Financing CF
+28.6億円
借入・返済など
Free CF
-42.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期40.4億円63.3億円89.2億円22.9億円
2022/03期42.4億円97.3億円35.9億円54.8億円
2023/03期69.8億円30.5億円29.7億円39.3億円
2024/03期36.8億円170億円112億円133億円
2025/03期58.0億円100億円28.6億円42.3億円

営業キャッシュフローは安定して黒字を計上しており、本業による収益創出力は強固です。一方で投資キャッシュフローは、物流施設や事業拡大に向けた戦略的投資により年間100億円規模の支出が継続しています。これらの先行投資が将来的な収益基盤の拡大に貢献しており、フリーキャッシュフローのマイナスは事業成長のための積極的な資本投下によるものです。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 2名(16.7% 男性 10
17%
83%
監査報酬
5,700万円
連結子会社数
6
設備投資額
106.2億円
平均勤続年数(従業員)
13

女性役員比率は16.7%であり、多様な人材の登用を進めています。連結子会社6社を擁するグループ全体で強固なガバナンス体制を構築しており、監査報酬5,700万円を投じるなど、適正な企業統治に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主46.6%
浮動株53.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関18.9%
事業法人等27.7%
外国法人等16.3%
個人その他33%
証券会社4.1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は公益財団法人山種美術財団・三井住友銀行・ヒロオキャピタル。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,200,000株)10.8%
公益財団法人山種美術財団(933,000株)8.4%
PERSHING-DIV.OF DLJ SECS.CORP.(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(731,000株)6.6%
株式会社三井住友銀行(514,000株)4.7%
山 﨑 元 裕(472,000株)4.3%
THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING  CORPORATION LTD-SINGAPORE BRANCH  PRIVATE BANKING DIVISION CLIENTS  A/C8221-623793(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(459,000株)4.2%
株式会社ヒロオキャピタル(348,000株)3.1%
SMBC日興証券株式会社(310,000株)2.8%
清水建設株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(300,000株)2.7%
ヤマタネ従業員持株会(267,000株)2.4%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行(信託口)や公益財団法人山種美術財団、金融機関が名を連ねており、長期的かつ安定的な株主構成が特徴です。創業家である山﨑家関連や従業員持株会が一定の持分を保有しており、経営の安定性が保たれています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1M&A等について当社グループでは、企業買収や出資を行う際、事前にリスクを把握・回避するために、対象となる企業の財務内容や事業等についてデューデリジェンスを実施しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
660万円
従業員数
1,013
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期660万円1,013-

平均年収は660万円となっており、卸売業界の水準と比較して安定した雇用条件を提供しています。食品・物流を主軸とする事業の底堅さが、従業員給与の安定的な推移を支える背景となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当による総合的な投資リターンを示す指標です。ヤマタネのTSRは、2022期以降、一貫して市場平均であるTOPIXを大幅に上回って推移しています。特に2025期には384.7%(TOPIXは213.4%)と、その差は顕著です。この背景には、安定的な利益成長を基盤とした6期連続の増配や、ROE向上を意識した資本政策が株主から高く評価されていることが挙げられます。株価自体も堅調に推移しており、株主へのトータルリターンを最大化する経営が実践されていると言えるでしょう。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
105
方針: DOE3%基準
1株配当配当性向
2016/03期4.521.1%
2017/03期5020.3%
2018/03期5020.9%
2019/03期5024.0%
2020/03期5028.6%
2021/03期5226.3%
2022/03期5531.0%
2023/03期5626.9%
2024/03期6527.4%
2025/03期10535.1%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

ヤマタネは株主還元を重視しており、配当性向の向上やDOE(株主資本配当率)の引き上げを経営の重要課題として掲げています。近年の増配により配当利回りは4%を超える水準まで向上しました。安定的な配当と株主優待を組み合わせた還元姿勢は、中長期での保有を検討する個人投資家にとって魅力的な水準にあります。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 384.7万円 になりました (284.7万円)
+284.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期141.9万円41.9万円41.9%
2022期162.3万円62.3万円62.3%
2023期166.7万円66.7万円66.7%
2024期286.0万円186.0万円186.0%
2025期384.7万円284.7万円284.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残118,400株
売り残110,400株
信用倍率1.07倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
第127回定時株主総会2026年6月23日
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

PBRが0.89倍と1倍を割れており、資産価値に対して株価は割安と評価されています。一方、配当利回りは4.48%と業界平均を大きく上回り、高配当銘柄としての魅力があります。信用倍率は1.07倍と拮抗しており、売りと買いの需給バランスは取れている状態です。今後は5月中旬に発表される通期決算に市場の注目が集まります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期31.4億円11.0億円35.0%
2022/03期26.6億円8.2億円31.0%
2023/03期35.0億円13.5億円38.6%
2024/03期31.8億円6.9億円21.7%
2025/03期36.5億円5.6億円15.3%

法人税等の支払いは、税引前利益の変動に応じて推移しています。直近の2025/03期期および2026/03期期予想では実効税率が低下傾向にありますが、これは税務上の繰越欠損金の活用や税額控除の適用などによる一時的な要因が含まれていると考えられます。今後も通常の税率水準へ回帰する可能性があります。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ヤマタネ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 105円
安全性
注意
自己資本比率 24.1%
稼ぐ力
普通
ROE 8.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「創業100年の老舗が、倉庫とコメを武器に不動産開発と海外展開でアクセルを踏む」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU