ジェイホールディングス
J-Holdings Corp.
最終更新日: 2026年3月30日
フットサルから未来のエネルギーへ。事業変革で社会に貢献する挑戦者
事業ポートフォリオの変革を通じて新たな価値を創造し、エネルギー問題などの社会課題解決に貢献するリーディングカンパニーを目指します。
この会社ってなに?
あなたが週末に楽しむフットサルコート、その一部はジェイホールディングスが運営しているかもしれません。また、最近では再生可能エネルギーを社会で安定して使うための「巨大なバッテリー」を作る事業に乗り出しました。これは、皆さんが家庭で使う電気を、よりクリーンで安定したものにするための裏側の仕組み作りです。あなたの生活に直接触れる機会は少ないかもしれませんが、社会インフラを支える未来の事業へ挑戦している会社です。
ジェイホールディングスは、FY2025決算で売上高1.9億円に対し、営業損失3.10億円を計上するなど、長年にわたり営業赤字が継続している。時価総額13億円の小型株であり、株価は低位で推移している。従来のフットサル施設運営や不動産事業から、台湾企業と提携した系統用蓄電池事業へと経営の舵を大きく切っており、この新規事業が今後の業績回復の鍵を握る。
会社概要
- 業種
- 卸売業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都港区麻布十番1丁目7番11号
- 公式
- jholdings.co.jp
社長プロフィール

当社は既存事業の枠にとらわれず、社会の変化に対応した事業ポートフォリオの変革を推進しています。再生可能エネルギーの安定供給に不可欠な系統用蓄電池事業への本格参入は、持続可能な社会の実現に貢献する重要な一歩です。株主の皆様のご期待に応えるべく、果敢な挑戦を続けてまいります。
この会社のストーリー
システム開発事業を目的として株式会社ジェイ・コミュニケーション・アカデミーを設立。IT分野での第一歩を踏み出す。
社名を株式会社ジェイ・クエストに変更し、ナスダック・ジャパン(現 東証スタンダード)市場に上場。企業としての信頼性と成長基盤を築く。
東京都港区に本店を移転し、スポーツ事業を開始。フットサル施設の運営などを通じて、事業の多角化を図る。
持株会社体制への移行に伴い、商号を株式会社ジェイホールディングスに変更。グループ経営の効率化を目指す。
産業廃棄物処分事業への新規参入を発表。環境問題への意識が高まる中、新たな収益の柱を模索する。
台湾のRecharge Power社と資本業務提携を締結。系統用蓄電池事業に本格的に参入し、事業構造の大きな転換点を迎える。
2028年12月期までの5カ年を対象とする中期経営計画を策定。エネルギー事業を中核に据え、持続的な成長を目指す姿勢を明確にする。
注目ポイント
フットサル施設運営から、産業廃棄物処理、そして系統用蓄電池事業へと、時代のニーズに合わせて事業内容を大胆に変革。変化を恐れない挑戦的な姿勢が魅力です。
台湾企業との提携により、再生可能エネルギーの安定供給に貢献する系統用蓄電池事業に参入。今後10年で約300億円規模の投資を計画しており、将来の成長が期待されます。
2028年までの中期経営計画を策定し、エネルギー事業を軸とした成長戦略を明確に打ち出しています。株主価値向上への強いコミットメントが感じられます。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2017/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2018/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2019/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2020/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2023/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2025/3 | 0円 | 0.0% |
同業比較(収益性)
卸売業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -65.2% | -58.9% | 15.5% |
| FY2022/3 | -56.4% | -52.4% | 17.9% |
| FY2023/3 | -105.1% | -89.6% | 10.9% |
| FY2024/3 | - | -155.9% | 11.1% |
| FY2025/3 | -229.0% | -48.1% | 10.5% |
財務は安全?
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -8,500万円 | 0円 | 0円 | -8,500万円 |
| FY2022/3 | -1.4億円 | -3.4億円 | 5.2億円 | -4.8億円 |
| FY2023/3 | -2.0億円 | -200万円 | 9,900万円 | -2.0億円 |
| FY2024/3 | -2.2億円 | -7,100万円 | 3.2億円 | -2.9億円 |
| FY2025/3 | -3.6億円 | -1.7億円 | 5.7億円 | -5.3億円 |
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -1.3億円 | 0円 | - |
| FY2022/3 | -2.1億円 | 0円 | - |
| FY2023/3 | -2.8億円 | 0円 | - |
| FY2024/3 | -2.7億円 | 0円 | - |
| FY2025/3 | -3.1億円 | 0円 | - |
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 629万円 | 11人 | - |
従業員平均年収は410万円となっており、直近の業績低迷や事業転換期という背景を考慮すると、卸売業や関連するサービス業の平均水準と比肩するか、やや控えめな設定です。現在は蓄電池事業など新規領域への投資フェーズにあり、収益拡大に伴う将来的な待遇改善が期待されます。
誰がこの会社の株を持ってる?
浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はLGT BANK LTD (常任代理人 三菱UFJ銀行)。
上位株主構成を見ると、第1位にLGT BANK LTD(約17.05%)が位置しており、海外機関投資家の影響力が比較的大きい構造です。残る上位株主には個人投資家や関連企業が名を連ねており、安定株主の比率は限定的であるため、今後の経営戦略や株価変動に対する市場の反応が敏感になりやすい傾向があります。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によれば、主な事業セグメントはWeb関連事業や不動産関連事業、および新たに参入した蓄電池事業で構成されています。事業リスクとしては、新規参入したエネルギー関連事業における法規制や投資回収の不確実性が挙げられ、連結子会社6社体制によるグループ経営の効率化が急務となっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は0.0%と、経営体制の多様性確保には改善の余地があります。監査体制は監査役会によって維持されていますが、連結子会社6社を抱える企業規模に対し、持続可能な成長とリスク管理を両立させるガバナンスのさらなる強化が求められています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 6億円 | N/A | 2億円 | -65.5% |
| FY2024 | 3億円 | N/A | 2億円 | -47.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | -2億円 | N/A | -3億円 | 赤字拡大 |
| FY2024 | -1億円 | N/A | -3億円 | 赤字拡大 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2026年2月に発表された5カ年の中期経営計画では、最終年度(FY2030)に売上高50億円、営業利益7.5億円という極めて野心的な目標を掲げています。これは直近FY2025実績(売上高1.9億円、営業損失3.10億円)から見て非常に高いハードルです。過去の業績予想が大幅に未達で推移している実績を踏まえると、計画の実現性には高いリスクが伴うと評価されます。目標達成は、新規の系統用蓄電池事業の成否に完全に依存している状況です。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXを大幅に下回るアンダーパフォームとなっています。これは、継続的な営業赤字と無配当により、株価が長期にわたって低迷していることが直接的な原因です。特にFY2025はTSRが37.2%と、TOPIX(168.6%)との差が最も拡大しました。株価上昇と配当による株主還元が実現しない限り、この傾向が続く可能性が高いと考えられます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 171.1万円 | +71.1万円 | 71.1% |
| FY2022 | 145.3万円 | +45.3万円 | 45.3% |
| FY2023 | 166.8万円 | +66.8万円 | 66.8% |
| FY2024 | 154.9万円 | +54.9万円 | 54.9% |
| FY2025 | 137.2万円 | +37.2万円 | 37.2% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
特筆すべきはPBRで、純資産に対し株価が11.54倍と業界平均(1.02倍)を大幅に上回っています。これは赤字続きで純資産が毀損している一方、将来の事業転換への一部の投機的な期待が株価に含まれていることを示唆します。信用取引では売り残がなく買い残のみが積み上がっており、短期的な値上がりを期待する個人投資家が多い一方、将来的な需給悪化のリスクも抱えています。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
台湾Recharge Power社と資本業務提携を締結し、系統用蓄電池事業への本格参入を発表しました。
2026年12月期から2030年12月期までの5カ年中期経営計画を策定しました。
第3四半期決算において経常赤字が拡大し、業績の低迷が顕在化しました。
最新ニュース
ジェイホールディングス まとめ
ひとめ診断
「フットサル運営からエネルギー事業へ、大胆な事業転換で黒字化を目指す連続赤字の投資会社」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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