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東京エレクトロン デバイス2760

TOKYO ELECTRON DEVICE LIMITED

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 119円
安全性
注意
自己資本比率 29.5%
稼ぐ力
高い
ROE 10.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたがスマートフォンで動画を見たり、オンラインゲームを楽しんだりするとき、その裏側では膨大なデータを処理する「データセンター」が動いています。東京エレクトロンデバイスは、そうしたデータセンターで使われる最先端の半導体やサーバー、ネットワーク機器を企業に提供している会社です。また、最近よく聞くAI技術や、サイバー攻撃から情報を守るセキュリティシステムも扱っています。普段目にすることはないかもしれませんが、私たちの快適で安全なデジタル社会は、同社のような技術専門家たちが支えているのです。

半導体やITソリューションを扱う技術商社。2025期は売上高2,163.8億円、営業利益124.57億円と半導体市況の調整を受け減収減益となったが、2023期、2024期と過去最高益を更新する成長力を見せた。現在はM&Aや自社ブランド製品開発を通じてメーカー機能を強化し、市況変動に強い事業構造への転換を図っている。次期(2026期)は売上高2,000億円、営業利益70億円と保守的な見通しだが、AI関連の需要増が業績回復の鍵を握る。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー 35F

サービスの実績は?

2,163.8億円
連結売上高
2025期実績
-10.9% YoY
124.57億円
連結営業利益
2025期実績
-19.3% YoY
337.32億円
売上総利益
2025期実績
-9.2% YoY
119
1株当たり配当金
2025期実績
-66.5% YoY
40.2%
連結配当性向
2025期実績
目標の40%を維持
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
4.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期10.6%3.5%-
2022/03期16.5%5.1%-
2023/03期24.7%7.0%-
2024/03期23.4%6.5%6.4%
2025/03期18.6%5.6%5.8%
3Q FY2026/310.9%(累計)3.2%(累計)4.3%

収益性については、2023/03期にかけて売上規模の拡大と共にROEが22.5%、営業利益率が5.9%まで向上するなど高い資本効率と利益体質を実現しました。直近の2025/03期は市況悪化により利益率がやや低下したものの、ROEは18.1%と高水準を維持しています。高付加価値なソリューション提供へのシフトが、安定的な収益性を支える鍵となっています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,433億円46.2億円31.4億円104.1円-
2022/03期1,799億円81.3億円50.9億円170.2円+25.6%
2023/03期2,404億円142億円87.8億円294.8円+33.6%
2024/03期2,429億円154億円99.9億円333.5円+1.1%
2025/03期2,164億円125億円88.7億円295.7円-10.9%

当社の売上高は2023/03期に過去最高となる約2,404億円を記録しましたが、その後は半導体市況の変動影響を受け、2025/03期は売上高約2,164億円と減収減益傾向にあります。2026/03期の通期予想では売上高2,000億円、純利益70億円を見込んでおり、市場環境の回復を慎重に見極める局面です。技術商社としてメーカー機能の強化を図ることで、市況の波に左右されにくい体質改善を進めています。 【3Q 2026/03期実績】売上1467億円(前年同期比-9.5%)、営業利益63億円、純利益50億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.9%(累計)
業界平均
7.8%
営業利益率上回る
この会社
4.3%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
29.5%
業界平均
46.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億1,000万円
取締役5名の合計

半導体・電子デバイス事業とコンピュータシステム事業を二本柱とし、メーカー機能を持つ「技術商社」としての成長を目指しています。事業リスクとしては、特定仕入先や顧客への依存、為替変動、および半導体市況の急激な変化が収益に与える影響が挙げられています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は達成するも、売上目標は未達。業績予想は上振れ傾向で信頼性は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画 VISION2030 (FY2026-)
2026期~2030期
売上高: 目標 3,000億円以上 順調 (2,163.8億円)
72.1%
営業利益率: 目標 8%以上 順調 (5.76%)
71.9%
(旧)中期経営計画 VISION2025
2023期~2025期
売上高: 目標 2,300億円 未達 (2,163.8億円)
94.1%
経常利益: 目標 100億円 達成 (126.7億円)
126.7%
当期純利益: 目標 73億円 達成 (88.74億円)
121.6%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 (予)(予想)2,000億円進行中
2025期2,300億円2,300億円2,164億円-5.9%
2024期2,300億円2,450億円2,429億円+5.6%
2023期2,000億円2,200億円2,404億円+20.2%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期87億円87億円89億円+2.0%
2024期85億円98億円100億円+18.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

旧中計「VISION2025」では、半導体市況の好調を追い風に利益目標を前倒しで達成しましたが、最終年度に市況が調整局面に入り売上高目標は未達で着地しました。一方で、近年の業績予想は期初予想から上振れする傾向が強く、会社の成長ポテンシャルを保守的に見積もっている可能性があります。新中計「VISION2030」では、より付加価値の高いメーカー機能の強化とサービス事業の拡大を通じ、売上高3,000億円と営業利益率8%という高い目標を掲げています。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
AI・セキュリティ製品30%
M&A・提携20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 12%
卸売業 850社中 102位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年11月業績予想更新

2026年3月期の通期連結業績予想を公開し、市場環境の変化に対応した戦略を提示しました。

2025年10月決算発表

第2四半期決算において、技術商社としての安定的な利益確保と事業構造の転換を報告しました。

2024年11月新サービス

中小企業向け自律型AIエンドポイントセキュリティの販売を開始し、付加価値サービスの拡大を推進しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率29.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
250億円
借金(有利子負債)
Net Assets
501億円
会社の純資産

財務健全性に関しては、2024/03期以降に有利子負債が約968億円から1,084億円規模で推移しており、積極的な投資や事業運転資金の確保による変化が見られます。自己資本比率は2025/03期時点で30.5%まで改善しており、強固な財務基盤の構築と成長投資のバランスを重視した経営を行っています。BPS(1株当たり純資産)も上昇傾向にあり、中長期的な企業価値向上を裏付けています。 【3Q 2026/03期】総資産1583億円、純資産501億円、自己資本比率29.5%、有利子負債250億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+189億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-20.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-153億円
借入・返済など
Free CF
+168億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期34.6億円4.7億円50.8億円39.3億円
2022/03期8.9億円1.6億円6.1億円10.5億円
2023/03期122億円2.0億円137億円124億円
2024/03期3.0億円26.9億円25.3億円23.9億円
2025/03期189億円20.7億円153億円168億円

長年、運転資金の負担により営業キャッシュフローがマイナス圏で推移することもありましたが、2025/03期には約189億円のプラスへと劇的な改善を遂げました。これに伴いFCF(フリー・キャッシュ・フロー)も約168億円のプラスに転じ、財務の安定性が飛躍的に向上しています。今後はこのキャッシュ創出力をもとに、さらなる成長投資や株主還元を加速させる構えです。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 2名(18.2% 男性 9
18%
82%
監査報酬
6,700万円
連結子会社数
6
設備投資額
17.3億円
平均勤続年数(従業員)
15.2

女性役員比率は18.2%であり、多様性の確保に向けた取り組みを進めています。監査体制については監査役会を設置し、透明性と独立性を重視したガバナンス体制のもと、連結子会社6社を含めたグループ経営を推進しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主51.9%
浮動株48.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.3%
事業法人等35.6%
外国法人等5.7%
個人その他41.4%
証券会社1.1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は東京エレクトロン・東京エレクトロンデバイス社員持株会。

東京エレクトロン㈱(10,598,100株)33.82%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(2,439,000株)7.78%
東京エレクトロンデバイス社員持株会(1,662,073株)5.3%
野村信託銀行㈱(東京エレクトロンデバイス社員持株会専用信託口)(836,800株)2.67%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(499,900株)1.6%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(役員報酬BIP信託口・75723口)(369,867株)1.18%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(役員報酬BIP信託口・76625口)(354,369株)1.13%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(株式付与ESOP信託口・76616口)(305,274株)0.97%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(194,800株)0.62%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(164,257株)0.52%

東京エレクトロン株式会社が発行済株式総数の約33.82%を保有する筆頭株主であり、強固なグループ関係にあります。また、社員持株会や信託口の保有比率も高く、従業員と中長期的な資産形成を重視する安定的な株主構成といえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1各国税務による影響当社グループは、各国の税法に準拠し適正な納税を行っておりますが、税務申告における税務当局との見解の相違等により、追加での税負担が生じ業績に影響を及ぼす可能性があります
2情報漏洩・流出による影響当社グループは、顧客や取引先に関する機密情報及び個人情報を有しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
945万円
従業員数
1,383
平均年齢
46歳
平均年収従業員数前年比
当期945万円1,383-

従業員平均年収は945万円と、専門商社業界の中でも高水準に位置しています。半導体やIT関連の高度な技術提案を行う商社として、専門性の高い人材確保を目的とした競争力のある報酬体系が整備されていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2021期から2025期までの5年間、継続してTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。特に2024期には966.7%という驚異的なリターンを記録しました。これは、半導体市場の活況を背景とした急激な業績拡大と、それに伴う株価上昇および積極的な配当(配当性向40%目安)が組み合わさった結果です。市況に左右される側面はありつつも、株主への還元姿勢が企業価値向上に直結していることを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
119
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/03期6064.8%
2017/03期6062.0%
2018/03期6641.7%
2019/03期9340.3%
2020/03期9040.1%
2021/03期12540.0%
2022/03期20540.1%
2023/03期118.340.1%
2025/03期11940.2%
1期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は現在導入されておりません。

当社は連結配当性向を参考指標の基礎とし、当面の間40%を目安とした利益還元を掲げています。業績連動型の配当方針をとっており、安定的な配当実施を基本としつつ、キャッシュフローの状況を総合的に勘案した還元を実施しています。株主優待は実施しておらず、配当による直接的な還元に注力しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 459.6万円 になりました (359.6万円)
+359.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期178.6万円78.6万円78.6%
2022期246.1万円146.1万円146.1%
2023期420.0万円320.0万円320.0%
2024期966.7万円866.7万円866.7%
2025期459.6万円359.6万円359.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残254,900株
売り残15,000株
信用倍率17.0倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月上旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月上旬
第41期定時株主総会2026年6月下旬

業界平均と比較してPBRは高めですが、PERは割安な水準にあります。これは、将来の利益成長に対する期待が株価に織り込まれている一方、足元の利益水準に対しては過熱感がないことを示唆しています。信用買い残が売り残を大幅に上回っており、信用倍率は17.0倍と高い水準です。これは将来の株価上昇を期待する買いが多い一方、需給面では将来的な売り圧力となる可能性も秘めています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期46.3億円14.8億円32.0%
2022/03期73.2億円22.3億円30.5%
2023/03期125億円37.0億円29.7%
2024/03期139億円39.4億円28.3%
2025/03期114億円25.4億円22.3%

当社の法人税負担率は、概ね30%前後で安定的に推移してきましたが、直近の2025/03期は22.3%へ低下しました。これは業績の変動や税務上の優遇措置などが影響している可能性があります。今後も適正な納税を行いながら、税引前利益に応じた安定的な利益確保を目指す方針です。

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もっと知る

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東京エレクトロン デバイス まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 119円
安全性
注意
自己資本比率 29.5%
稼ぐ力
高い
ROE 10.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「半導体商社の枠を超え、自社開発力で未来のインフラを設計する技術者集団」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU