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メディアスホールディングス

MEDIUS HOLDINGS Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE6.7%
BPS920.9円
自己資本比率18.1%
FY2025/3 有報データ

日本の医療現場を支える、国内No.1の医療機器総合商社

革新的な医療機器と質の高いサービスを全国に届け、医療の未来を創造するリーディングカンパニーを目指します。

この会社ってなに?

あなたが病院で診察や治療を受けるとき、お医者さんや看護師さんが使う注射器やガーゼ、包帯といった消耗品から、レントゲンやMRIのような大きな医療装置まで、あらゆるものを病院に届けているのがこの会社です。普段は目にすることのない病院の裏側で、必要な医療品がいつでも使えるように手配し、日本の医療を支えています。まさに「医療現場の縁の下の力持ち」として、私たちの健康と安全を守る重要な役割を担っているのです。

医療機器・材料の卸売で国内トップの企業。FY2025は売上高2,886.9億円(前期比11.1%増)、営業利益18.75億円(同41.3%増)と増収増益を達成しました。しかし、FY2026の会社予想は売上高3,050億円、営業利益17.5億円と増収減益を見込んでおり、積極的なM&Aによる規模拡大と利益率改善のバランスが課題です。PBRは0.88倍と1倍を割れており、市場からの成長期待を高められるかが今後の株価の鍵となります。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
6月
本社
東京都千代田区有楽町一丁目2番2号 東宝日比谷ビル
公式
www.medius.co.jp

社長プロフィール

池谷 保彦
池谷 保彦
代表取締役社長
挑戦者
メディアスグループは、医療の質の向上と経営の効率化に貢献することを使命とし、全国の医療機関へ最適な商品とサービスを提供しています。変化する医療環境に迅速に対応し、M&Aも活用しながら持続的な成長を目指し、企業価値の向上に努めます。

この会社のストーリー

2009
メディアスホールディングス設立

医療機器販売会社の株式移転により、共同持株会社としてメディアスホールディングス株式会社を設立。東京証券取引所市場第二部に上場し、新たな挑戦が始まった。

2012
東証一部への市場変更と事業拡大

設立からわずか3年で東京証券取引所市場第一部(現:プライム市場)へ指定替え。積極的なM&Aを通じて事業エリアと取扱商品を拡大し、成長を加速させた。

2014
全国へのネットワーク構築を推進

ミタス(現:高象メディカル)との業務資本提携を皮切りに、全国の有力ディーラーとの連携を強化。国内トップクラスの医療機器卸グループとしての地位を固めていく。

2017
ミタスグループの完全子会社化

提携関係にあったミタスグループ3社を完全子会社化。これにより、さらなる経営基盤の強化とグループ全体のシナジー創出を図った。

2023
新中期経営計画の策定

「経常利益 年率10%UP」を掲げる新中期経営計画をスタート。M&Aに頼らないオーガニックな成長と収益性向上を目指し、新たな成長フェーズへと舵を切る。

2024
新会社設立による事業領域の拡大

医療材料の共同調達を目的とする「ミウル・ヘルスケア株式会社」を設立。グループのノウハウを結集し、物流の効率化と新たな価値創造に挑戦する。

2025
オープンイノベーションへの挑戦

Plug and Play Japanとパートナー契約を締結。スタートアップとの連携を通じて、革新的な医療機器を全国の医療現場へ届ける仕組みづくりを開始した。

注目ポイント

国内No.1!成長を続ける医療機器商社

医療機器・医療材料の卸売販売で国内トップクラスのシェアを誇ります。積極的なM&Aで全国にネットワークを広げ、安定した成長を続けています。

経常利益10%成長を目指す中期経営計画

2026年6月期から始まる新中期経営計画では「経常利益の年率10%成長」を目標に掲げています。収益性向上への強い意志がうかがえ、今後の利益成長が期待されます。

株主還元に積極的!QUOカード優待も魅力

安定的な配当を継続しており、株主還元への意識が高い企業です。100株以上の保有でQUOカードがもらえる株主優待も個人投資家にとって嬉しいポイントです。

サービスの実績は?

100万点以上
取扱品目数
消耗品から最先端医療機器まで
国内1位
医療機器・材料の卸売販売
業界内でのポジション
2,886.9億円
売上高
FY2025実績
+11.1% YoY
18.75億円
営業利益
FY2025実績
+41.3% YoY
20
1株当たり配当金
FY2025実績

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 20円
安全性
注意
自己資本比率 18.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.7%
話題性
普通
ポジティブ 30%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
20
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2016/311.728.9%
FY2017/314.637.6%
FY2018/31436.7%
FY2019/314-
FY2020/31432.1%
FY2021/32122.1%
FY2022/31922.3%
FY2023/32232.2%
FY2024/32141.0%
FY2025/32032.3%
株主優待
あり
権利確定月6月

配当については安定配当の継続を基本方針としており、業績に応じた利益還元を行っています。配当性向は30%前後を目安に調整されており、持続可能な還元策を追求しています。無借金経営による財務優位性を活かし、長期的な株主利益の最大化を目指しています。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.7%
業界平均
7.8%
営業利益率下回る
この会社
0.6%
業界平均
5.0%
自己資本比率下回る
この会社
18.1%
業界平均
48.9%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/32,217億円
FY2023/32,391億円
FY2024/32,598億円
FY2025/32,887億円
営業利益
FY2022/322.7億円
FY2023/318.8億円
FY2024/313.3億円
FY2025/318.8億円

メディアスホールディングスは医療機器卸大手として着実に事業を拡大しており、FY2025/3には売上高が約2,887億円へと大幅に伸長しました。主力事業である医療機器・消耗品の販売に加え、M&Aによるグループ規模の拡大が成長の主因となっています。直近では市場環境の変化に対応し、収益性の改善を伴う成長フェーズへの移行を推し進めています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
1.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
0.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/39.7%1.9%0.6%
FY2017/38.8%1.8%0.6%
FY2018/37.0%1.4%0.6%
FY2019/3-0.6%-0.1%0.4%
FY2020/36.9%1.4%0.5%
FY2021/313.0%2.4%1.1%
FY2022/310.8%2.0%1.0%
FY2023/38.1%1.5%0.8%
FY2024/35.7%1.0%0.5%
FY2025/36.7%1.2%0.6%

当社の営業利益率は低水準で推移しており、FY2025/3時点では0.6%と厳しい収益環境にあります。医療機器卸業界特有の薄利多売構造が影響しており、ROEも5%から13%の間で変動するなど課題が残ります。今後は高付加価値サービスの提供や物流効率化による利益率の引き上げが、中長期的な企業価値向上の鍵となります。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率18.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
205億円

自己資本比率は17%から19%程度で推移しており、安定的な財務基盤を維持しています。特筆すべき点として、有利子負債を実質ゼロに保つ無借金経営を継続しており、高い安全性を確保していることが強みです。総資産が1,100億円規模に拡大する中でも、堅実な資産運用と健全な財務体質が強固な事業基盤を支えています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+70.1億円
営業CF
投資に使ったお金
-25.1億円
投資CF
借入・返済など
-34.7億円
財務CF
手元に残ったお金
+45.1億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/326.3億円-5.7億円-8.5億円20.6億円
FY2017/324.5億円-3.1億円-26.0億円21.4億円
FY2018/37.2億円-11.3億円22.0億円-4.0億円
FY2019/3-10.8億円17.0億円-13.1億円6.2億円
FY2020/311.7億円1.4億円7.9億円13.1億円
FY2021/368.5億円-46.2億円19.0億円22.3億円
FY2022/3-39.0億円-48.2億円52.0億円-87.2億円
FY2023/312.2億円-8.6億円8.6億円3.6億円
FY2024/319.2億円-26.7億円40.1億円-7.5億円
FY2025/370.1億円-25.1億円-34.7億円45.1億円

営業キャッシュフローは事業の特性上変動が大きいものの、FY2025/3には約70億円のプラスを計上し、十分な収益力を回復しました。投資活動においては積極的な設備投資や子会社化を継続していますが、営業CFの増大によりフリーキャッシュフロー(FCF)は45億円の黒字を達成しています。手元資金の蓄積と投資バランスが適切に保たれており、持続的な成長投資が可能な状態にあります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/314.5億円5.5億円38.0%
FY2017/315.2億円6.6億円43.2%
FY2018/314.3億円6.9億円48.4%
FY2019/314.3億円15.1億円104.9%
FY2020/316.0億円6.5億円40.5%
FY2021/331.8億円11.1億円35.0%
FY2022/327.6億円8.9億円32.3%
FY2023/324.2億円9.3億円38.2%
FY2024/317.5億円6.3億円35.8%
FY2025/324.2億円10.5億円43.2%

法人税等の支払いは、連結業績に伴う税引前利益の変動に連動しています。FY2025/3は実効税率が43.2%と高水準ですが、これは税務上の調整項目や過年度の影響を含んだ一時的な変動と考えられます。FY2026/3の予想税率は25.7%を見込んでおり、概ね法定実効税率の範囲内での納付となる見通しです。安定した納税を通じて社会貢献を果たすとともに、税効率の適正化にも努めています。

会社の公式開示情報

主な事業は医療機器・材料の卸売であり、全国の医療機関に対するサプライチェーンの提供が収益の柱です。EDINET開示情報では、医療現場のニーズに直結した独自サービス展開による差別化戦略と、少子高齢化に伴う医療需要の変化が主要なリスク・機会要因として詳述されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上目標は達成するも、利益目標が未達。予想精度は保守的で上振れ傾向。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新・中期経営計画
FY2026~FY2028
経常利益: 目標 年率10%成長 順調 (20.5億円 (FY2026予想))
93.3%
(旧)中期経営計画
FY2023~FY2025
売上高: 目標 年率5%以上成長 達成 (2,886.9億円)
100%
経常利益: 目標 20億円以上 未達 (19.5億円)
97.5%
ROE: 目標 8%以上 未達 (6.0%)
75%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20252,800億円2,887億円+3.1%
FY20242,480億円2,598億円+4.8%
FY20232,300億円2,391億円+3.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202514億円19億円+33.9%
FY202410億円13億円+32.7%
FY20237億円19億円+168.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

FY2023-2025の旧中計では、売上高成長率は達成したものの、経常利益とROEの目標は未達で終了しました。一方で、期初予想に対する実績は過去3期連続で上振れ着地しており、会社側の見通しが保守的であることが伺えます。FY2026からの新中計では「経常利益の年率10%成長」を新たな目標に掲げ、収益性向上への強い意志を示しています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残103,800株
売り残38,200株
信用倍率2.72倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年11月中旬
第2四半期決算発表2027年2月上旬
2026年6月期 本決算発表2026年8月上旬

業界平均と比較すると、PERは同水準ですが、PBRは0.88倍と著しく割安な水準にあります。これは、同社の成長性や収益性に対して市場が慎重な見方をしていることを示唆しています。信用倍率は2.72倍と買い残が優勢ですが、過熱感はなく比較的落ち着いた需給状況です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 35%
卸売業 850社中 298位
報道のトーン
30%
好意的
50%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務40%
提携・M&A30%
株価・市況20%
サステナビリティ10%

最近の出来事

2025年3月物流会社設立

医療分野特化型の物流会社を設立し、グループの供給体制を強化しました。

2025年11月提携締結

Plug and Play Japanとの連携により、革新的な医療機器の展開を加速させています。

2026年2月業績減益

第2四半期累計の連結経常利益が前年同期比16.9%減となり、収益性の向上が課題となっています。

メディアスホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 20円
安全性
注意
自己資本比率 18.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.7%
話題性
普通
ポジティブ 30%

「病院の“なんでも屋”が、M&Aで全国制覇を目指す医療インフラ企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU