メディアスホールディングス3154
MEDIUS HOLDINGS Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが病院で診察や治療を受けるとき、お医者さんや看護師さんが使う注射器やガーゼ、包帯といった消耗品から、レントゲンやMRIのような大きな医療装置まで、あらゆるものを病院に届けているのがこの会社です。普段は目にすることのない病院の裏側で、必要な医療品がいつでも使えるように手配し、日本の医療を支えています。まさに「医療現場の縁の下の力持ち」として、私たちの健康と安全を守る重要な役割を担っているのです。
医療機器・材料の卸売で国内トップの企業。2025期は売上高2,886.9億円(前期比11.1%増)、営業利益18.75億円(同41.3%増)と増収増益を達成しました。しかし、2026期の会社予想は売上高3,050億円、営業利益17.5億円と増収減益を見込んでおり、積極的なM&Aによる規模拡大と利益率改善のバランスが課題です。PBRは0.88倍と1倍を割れており、市場からの成長期待を高められるかが今後の株価の鍵となります。
会社概要
- 業種
- 卸売業
- 決算期
- 6月
- 本社
- 東京都千代田区有楽町一丁目2番2号 東宝日比谷ビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 9.7% | 1.9% | 0.6% |
| 2017/06期 | 9.0% | 1.8% | 0.6% |
| 2018/06期 | 7.3% | 1.5% | 0.6% |
| 2019/06期 | 0.6% | 0.1% | 0.4% |
| 2020/06期 | 7.2% | 1.4% | 0.5% |
| 2021/06期 | 13.9% | 2.7% | 1.1% |
| 2022/06期 | 11.3% | 2.1% | 1.0% |
| 2023/06期 | 8.4% | 1.6% | 0.8% |
| 2024/06期 | 5.9% | 1.1% | 0.5% |
| 2025/06期 | 6.8% | 1.2% | 0.6% |
| 2Q FY2026/6 | 2.1%(累計) | 0.3%(累計) | 0.4% |
当社の営業利益率は低水準で推移しており、2025/03期時点では0.6%と厳しい収益環境にあります。医療機器卸業界特有の薄利多売構造が影響しており、ROEも5%から13%の間で変動するなど課題が残ります。今後は高付加価値サービスの提供や物流効率化による利益率の引き上げが、中長期的な企業価値向上の鍵となります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/06期 | 2,468億円 | 26.6億円 | 20.6億円 | 94.8円 | +17.3% |
| 2022/06期 | 2,217億円 | 22.7億円 | 18.7億円 | 85.3円 | -10.2% |
| 2023/06期 | 2,391億円 | 18.8億円 | 15.0億円 | 68.3円 | +7.8% |
| 2024/06期 | 2,598億円 | 13.3億円 | 11.2億円 | 51.2円 | +8.7% |
| 2025/06期 | 2,887億円 | 18.8億円 | 13.8億円 | 61.9円 | +11.1% |
メディアスホールディングスは医療機器卸大手として着実に事業を拡大しており、2025/03期には売上高が約2,887億円へと大幅に伸長しました。主力事業である医療機器・消耗品の販売に加え、M&Aによるグループ規模の拡大が成長の主因となっています。直近では市場環境の変化に対応し、収益性の改善を伴う成長フェーズへの移行を推し進めています。 【2Q 2026/06期実績】売上1492億円(通期予想比49%)、営業利益5.8億円(同33%)、純利益3.9億円(同30%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
卸売業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
主な事業は医療機器・材料の卸売であり、全国の医療機関に対するサプライチェーンの提供が収益の柱です。EDINET開示情報では、医療現場のニーズに直結した独自サービス展開による差別化戦略と、少子高齢化に伴う医療需要の変化が主要なリスク・機会要因として詳述されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 2,800億円 | — | 2,887億円 | +3.1% |
| 2024期 | 2,480億円 | — | 2,598億円 | +4.8% |
| 2023期 | 2,300億円 | — | 2,391億円 | +3.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 14億円 | — | 19億円 | +33.9% |
| 2024期 | 10億円 | — | 13億円 | +32.7% |
| 2023期 | 7億円 | — | 19億円 | +168.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2023期-2025の旧中計では、売上高成長率は達成したものの、経常利益とROEの目標は未達で終了しました。一方で、期初予想に対する実績は過去3期連続で上振れ着地しており、会社側の見通しが保守的であることが伺えます。2026期からの新中計では「経常利益の年率10%成長」を新たな目標に掲げ、収益性向上への強い意志を示しています。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
医療分野特化型の物流会社を設立し、グループの供給体制を強化しました。
Plug and Play Japanとの連携により、革新的な医療機器の展開を加速させています。
第2四半期累計の連結経常利益が前年同期比16.9%減となり、収益性の向上が課題となっています。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
自己資本比率は17%から19%程度で推移しており、安定的な財務基盤を維持しています。特筆すべき点として、有利子負債を実質ゼロに保つ無借金経営を継続しており、高い安全性を確保していることが強みです。総資産が1,100億円規模に拡大する中でも、堅実な資産運用と健全な財務体質が強固な事業基盤を支えています。 【2Q 2026/06期】総資産1276億円、純資産203億円、自己資本比率14.4%、有利子負債289億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 26.3億円 | 5.7億円 | 8.5億円 | 20.6億円 |
| 2017/06期 | 24.5億円 | 3.1億円 | 26.0億円 | 21.4億円 |
| 2018/06期 | 7.2億円 | 11.3億円 | 22.0億円 | 4.0億円 |
| 2019/06期 | 10.8億円 | 17.0億円 | 13.1億円 | 6.2億円 |
| 2020/06期 | 11.7億円 | 1.4億円 | 7.9億円 | 13.1億円 |
| 2021/06期 | 68.5億円 | 46.2億円 | 19.0億円 | 22.3億円 |
| 2022/06期 | 39.0億円 | 48.2億円 | 52.0億円 | 87.2億円 |
| 2023/06期 | 12.2億円 | 8.6億円 | 8.6億円 | 3.6億円 |
| 2024/06期 | 19.2億円 | 26.7億円 | 40.1億円 | 7.5億円 |
| 2025/06期 | 70.1億円 | 25.1億円 | 34.7億円 | 45.1億円 |
営業キャッシュフローは事業の特性上変動が大きいものの、2025/03期には約70億円のプラスを計上し、十分な収益力を回復しました。投資活動においては積極的な設備投資や子会社化を継続していますが、営業CFの増大によりフリーキャッシュフロー(FCF)は45億円の黒字を達成しています。手元資金の蓄積と投資バランスが適切に保たれており、持続的な成長投資が可能な状態にあります。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/06期 | 11.7円 | 28.9% |
| 2017/06期 | 14.6円 | 37.6% |
| 2018/06期 | 14円 | 36.7% |
| 2019/06期 | 14円 | - |
| 2020/06期 | 14円 | 32.1% |
| 2021/06期 | 21円 | 22.1% |
| 2022/06期 | 19円 | 22.3% |
| 2023/06期 | 22円 | 32.2% |
| 2024/06期 | 21円 | 41.0% |
| 2025/06期 | 20円 | 32.3% |
| 権利確定月 | 6月 |
配当については安定配当の継続を基本方針としており、業績に応じた利益還元を行っています。配当性向は30%前後を目安に調整されており、持続可能な還元策を追求しています。無借金経営による財務優位性を活かし、長期的な株主利益の最大化を目指しています。
株の売買状況と今後の予定
業界平均と比較すると、PERは同水準ですが、PBRは0.88倍と著しく割安な水準にあります。これは、同社の成長性や収益性に対して市場が慎重な見方をしていることを示唆しています。信用倍率は2.72倍と買い残が優勢ですが、過熱感はなく比較的落ち着いた需給状況です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 14.5億円 | 5.5億円 | 38.0% |
| 2017/06期 | 15.2億円 | 6.6億円 | 43.2% |
| 2018/06期 | 14.3億円 | 6.9億円 | 48.4% |
| 2019/06期 | 14.3億円 | 15.1億円 | 104.9% |
| 2020/06期 | 16.0億円 | 6.5億円 | 40.5% |
| 2021/06期 | 31.8億円 | 11.1億円 | 35.0% |
| 2022/06期 | 27.6億円 | 8.9億円 | 32.3% |
| 2023/06期 | 24.2億円 | 9.3億円 | 38.2% |
| 2024/06期 | 17.5億円 | 6.3億円 | 35.8% |
| 2025/06期 | 24.2億円 | 10.5億円 | 43.2% |
法人税等の支払いは、連結業績に伴う税引前利益の変動に連動しています。2025/03期は実効税率が43.2%と高水準ですが、これは税務上の調整項目や過年度の影響を含んだ一時的な変動と考えられます。2026/03期の予想税率は25.7%を見込んでおり、概ね法定実効税率の範囲内での納付となる見通しです。安定した納税を通じて社会貢献を果たすとともに、税効率の適正化にも努めています。
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メディアスホールディングス まとめ
「病院の“なんでも屋”が、M&Aで全国制覇を目指す医療インフラ企業」
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