3139プライム

ラクト・ジャパン

Lacto Japan Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE13.3%
BPS3250.9円
自己資本比率35.9%
FY2025/3 有報データ

世界の「おいしい」を食卓へ。乳原料で世界をつなぐ食品専門商社

世界中のサプライヤーとお客様を繋ぐ『食のインフラ』として、世界中の人々の豊かなくらしと食文化の発展に貢献し続けます。

この会社ってなに?

あなたが普段コンビニで買うヨーグルトやパン、スーパーで手に取るピザ用チーズ。その原料の多くは、実は世界中からラクト・ジャパンが調達したものです。同社は世界各国の酪農地帯から最適な乳製品を買い付け、日本の食品メーカーに安定して届ける『食の黒子』のような存在です。普段何気なく口にしている乳製品のおいしさや安定した価格の裏側で、同社のグローバルなネットワークと専門知識が活躍しています。

独立系の食品専門商社として、乳製品原料やチーズの輸入を主力に成長を続ける。2025年11月期は売上高1,828.2億円(前期比7.0%増)、営業利益59.47億円(同33.5%増)と過去最高益を更新する見通しで、業績は好調に推移。世界的なサプライチェーンの知見を武器に、食肉や機能性食品原料へも事業領域を拡大しており、10期連続の増配計画など株主還元にも積極的な姿勢を見せている。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
11月
本社
東京都中央区日本橋二丁目11番2号 太陽生命日本橋ビル22F
公式
www.lactojapan.com

社長プロフィール

小島 新
小島 新
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは『食の安定供給』という社会的使命を胸に、世界中のサプライヤーと顧客を繋ぎ、食のサプライチェーンを支えています。中期経営計画『NEXT LJ 2028』のもと、基盤事業の質的転換と成長事業の拡大を通じて、未来の成長を創出し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1998
大手商社の倒産を乗り越え、有志が集い創業

大手専門商社「東食」の倒産後、その有志らが集結。乳製品事業のノウハウを元に、株式会社ラクト・ジャパンを設立し、新たな挑戦を開始した。

2000s
グローバルネットワークの構築と事業拡大

オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、アメリカなど世界各地に拠点を設立。乳原料やチーズの安定供給体制を確立し、事業基盤を固めた。

2015
東京証券取引所市場第二部に上場

創業から17年で東京証券取引所市場第二部への上場を果たす。これにより社会的信用を高め、さらなる成長への弾みをつけた。

2016
市場第一部へ指定変更、プライム市場へ

上場翌年には市場第一部へ指定変更(現:プライム市場)。企業としてのステージをさらに上げ、トップ企業としての地位を確固たるものにした。

2020
食肉事業へ本格参入、事業の多角化を推進

従来の乳製品中心の事業に加え、食肉事業を本格化。食品専門商社として取り扱い領域を広げ、新たな収益の柱を育てる挑戦を始める。

2024
過去最高の業績を更新

グローバルな供給網と多角化した事業が結実し、売上高・経常利益ともに過去最高を記録。安定した成長力を市場に示した。

2026
新中期経営計画「NEXT LJ 2028」始動

未来の成長力創出をテーマに、新中期経営計画を策定。M&AやDX投資を積極的に行い、基盤事業の質的転換と成長事業の拡大を目指す。

注目ポイント

10期連続増配!安定した株主還元

株主への利益還元を重視し、10期連続での増配を達成。配当額は10年で8倍以上に増加しており、安定的かつ着実な成長が魅力です。(2025年11月期予想)

過去最高益を更新し続ける成長力

主力の乳原料事業に加え、食肉事業なども成長。グローバルな調達網を武器に、2025年11月期には売上高・利益ともに過去最高を更新する見込みで、力強い成長を続けています。

M&Aや新分野投資で未来を創る

中期経営計画ではM&AやDX投資を掲げ、未来の成長に向けた積極的な姿勢を示しています。精密発酵などのフードテック分野へも出資し、食の未来を切り拓いています。

サービスの実績は?

1,828億円
連結売上高
2025年11月期 会社予想
+7.0% YoY
59.4億円
連結営業利益
2025年11月期 会社予想
+33.5% YoY
132
1株あたり配当金
2025年11月期 会社予想
+42円 YoY
65%
乳原料・チーズ事業 売上構成比
会社四季報より
12%
食肉食材事業 売上構成比
会社四季報より
30.6%
配当性向
2025年11月期 会社予想

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 132円
安全性
普通
自己資本比率 35.9%
稼ぐ力
高い
ROE 13.3%
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
132
方針: 安定的かつ着実な配当
1株配当配当性向
FY2016/315.616.5%
FY2017/318.610.6%
FY2018/319.510.9%
FY2019/32211.0%
FY2020/33014.3%
FY2021/33216.1%
FY2022/34017.3%
FY2023/34823.2%
FY2024/38025.3%
FY2025/313230.5%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月11月

同社は株主還元を重要経営課題と位置づけ、安定的かつ着実な増配を継続する方針を掲げています。業績の成長を背景に配当額は5年で約4倍に拡大しており、高い成長性とインカムゲインを両立させています。今後も配当性向の向上を通じ、株主との長期的な利益共有を目指す姿勢が明確です。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.3%
業界平均
7.7%
営業利益率下回る
この会社
3.3%
業界平均
5.0%
自己資本比率下回る
この会社
35.9%
業界平均
48.7%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/31,474億円
FY2023/31,583億円
FY2024/31,709億円
FY2025/31,828億円
営業利益
FY2022/329.7億円
FY2023/331.8億円
FY2024/344.5億円
FY2025/359.5億円

ラクト・ジャパンは、乳原料や食肉食材の輸入販売を主軸とする独立系専門商社であり、過去5年間で売上高・利益ともに着実な成長を遂げています。特に2025年11月期には売上高が約1,828億円、純利益が約43億円に達し、過去最高を更新しました。グローバルな調達網と専門性を活かした安定供給体制が功を奏し、商社機能の強化が業績拡大を後押ししています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.3%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
4.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
3.3%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/38.3%2.5%3.8%
FY2017/313.7%3.8%1.9%
FY2018/312.4%3.6%2.6%
FY2019/312.3%4.1%2.7%
FY2020/311.7%4.8%2.7%
FY2021/310.0%3.7%2.5%
FY2022/310.2%3.1%2.0%
FY2023/38.3%2.8%2.0%
FY2024/311.4%3.9%2.6%
FY2025/313.3%4.8%3.3%

同社の収益性は改善傾向にあり、2025年3月期(11月期)にはROE(自己資本利益率)が13.3%へと向上しました。営業利益率も2%台から3.3%へ上昇しており、付加価値の高い商品構成へのシフトやコスト管理の徹底が利益率改善に寄与しています。効率的な資本活用が進むことで、株主に対する収益還元能力も高まっています。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率35.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
324億円

財務健全性は極めて高く、実質無借金経営を継続している点が最大の特徴です。自己資本比率は35.9%で推移しており、健全なバランスシートを背景に将来の成長投資や株主還元を行う余力を十分に確保しています。安定した財務基盤は、不透明な経済環境下でも柔軟に事業を拡大するための強固な支柱となっています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-2.7億円
営業CF
投資に使ったお金
-15.1億円
投資CF
借入・返済など
+24.3億円
財務CF
手元に残ったお金
-17.8億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/335.6億円400万円-16.6億円35.6億円
FY2017/3-50.5億円-1.4億円23.8億円-51.9億円
FY2018/33.6億円-8.6億円9.9億円-5.1億円
FY2019/333.6億円8.5億円-36.9億円42.1億円
FY2020/345.3億円-1.4億円-37.6億円44.0億円
FY2021/3-40.4億円-2.9億円46.6億円-43.3億円
FY2022/3-104億円-2.9億円111億円-107億円
FY2023/332.2億円-13.6億円-7.7億円18.6億円
FY2024/36.4億円-6.0億円11.0億円4,000万円
FY2025/3-2.7億円-15.1億円24.3億円-17.8億円

営業キャッシュフローは運転資金の増減により変動が大きいものの、潤沢な手元資金をベースに成長投資を優先する姿勢が見て取れます。特に仕入れに伴う大規模な在庫投資や海外拠点の強化にキャッシュを投下しており、中長期的な収益最大化を目指しています。財務キャッシュフローでは必要に応じて資金を調達しつつも、強固な財務体質により事業基盤を維持しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/314.3億円4.9億円34.0%
FY2017/325.2億円7.7億円30.4%
FY2018/326.1億円8.3億円31.7%
FY2019/327.5億円7.8億円28.5%
FY2020/327.8億円7.2億円25.8%
FY2021/326.8億円7.2億円26.9%
FY2022/331.3億円8.5億円27.1%
FY2023/328.5億円8.0億円28.1%
FY2024/343.2億円11.7億円27.2%
FY2025/358.0億円14.8億円25.5%

実効税率は概ね25%から28%の範囲で推移しており、国内および海外拠点における税務負担は安定しています。事業の成長に伴い税引前利益が約58億円まで増加したため、納税額も約15億円規模へと拡大しました。各国の法人税制度や税務コンプライアンスを遵守しつつ、適切な税務処理が行われています。

会社の公式開示情報

乳原料・チーズ部門を主力とし、食肉食材や機能性食品原料の輸入卸を展開しています。グローバルな調達網の構築とアジア圏への事業拡大が成長の鍵となっており、為替や海外市況の影響を受けやすいことが主要なリスク要因です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は前倒しで達成するも、売上目標は未達。利益重視の経営姿勢が伺える。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「NEXT LJ 2028」
FY2026〜FY2028
売上高: 目標 2,400億円 順調 (1,828.2億円)
76.2%
経常利益: 目標 80億円 順調 (57.96億円)
72.5%
ROE: 目標 12.0%以上 順調
108.3%
配当性向: 目標 30%以上 順調
102%
旧中期経営計画
FY2023〜FY2025
売上高: 目標 2,000億円 未達 (1,828.2億円)
91.4%
経常利益: 目標 46億円 前倒し達成 (57.96億円)
126%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,930億円1,828億円-5.3%
FY20241,800億円1,709億円-5.0%
FY20231,600億円1,583億円-1.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202559億円±0.0%
FY202445億円45億円±0.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2028年を最終年度とする新中期経営計画「NEXT LJ 2028」を策定し、売上高2,400億円、経常利益80億円を目指しています。旧中計では事業環境の変化により売上目標は未達でしたが、利益目標は前倒しで達成しており、収益性改善への意識は高いと評価できます。業績予想については、売上高は期初予想から下方修正される傾向がある一方、利益予想は比較的精度が高いのが特徴です。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残73,100株
売り残5,200株
信用倍率14.06倍
2026年3月20日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026-04-14
第2四半期決算発表2026-07-14 (予)

PERは10.6倍と業界平均(12.6倍)に比べて割安な水準にあります。一方で、PBRは1.13倍と平均をやや上回り、資本効率は評価されているようです。配当利回りが3.59%と業界平均より高い点は、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は14倍台とやや高く、将来の売り圧力には注意が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「ややか好調
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
28
株探, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 15%
卸売業 800社中 120位
報道のトーン
60%
好意的
30%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務45%
中期経営計画25%
M&A・事業提携20%
その他10%

最近の出来事

2025年8月事業拡大

商社とメーカーのハイブリッド経営による事業領域の拡大戦略がメディア特集として報じられました。

2026年1月業績好調

2025年11月期連結決算にて売上高1828.2億円を達成し、過去最高を更新しました。

2026年1月中計策定

2026年11月期から開始する3か年の中期経営計画「NEXT LJ 2028」を策定し、発表しました。

ラクト・ジャパン まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 132円
安全性
普通
自己資本比率 35.9%
稼ぐ力
高い
ROE 13.3%
話題性
好評
ポジティブ 60%

「チーズやヨーグルトの『縁の下の力持ち』、世界の食糧需給を読み解き日本の食卓を支える独立系専門商社」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU