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丸全昭和運輸9068

Maruzen Showa Unyu Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 170円
安全性
安定
自己資本比率 60.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段オンラインで注文した商品が、正確に、時間通りに自宅へ届く。その裏側では、丸全昭和運輸のような物流のプロフェッショナルが活躍しています。彼らは商品を保管する巨大な倉庫を管理し、トラックや船を使って効率的に運ぶ計画を立て、実行しているのです。また、街に新しい工場が建設される際には、何トンもある巨大な機械を分解し、運び、現地で再び組み立てるといった特殊な作業も手掛けています。私たちの便利な生活は、こうした物流の専門家たちによって支えられているのです。

横浜を拠点とする総合物流企業の丸全昭和運輸は、2025期に売上高1,445.7億円、営業利益146.48億円を達成しました。来期は売上高1,530億円、営業利益160億円と13期連続の増益を見込んでおり、安定した成長基盤が強みです。近年はM&Aを再開し、日東富士運輸を子会社化するなど事業拡大に意欲的で、同時に配当金を170円(前期比+40円)へ大幅に引き上げるなど株主還元も強化しています。

陸運業プライム市場

会社概要

業種
陸運業
決算期
3月
本社
神奈川県横浜市中区南仲通2-15

サービスの実績は?

1,446億円
連結売上高
2025期実績
+3.1% YoY
146.5億円
連結営業利益
2025期実績
+10.9% YoY
170
1株当たり配当金
2025期実績
+30.8% YoY
34.6%
配当性向
2025期実績
目標30%超を達成
3,680
連結従業員数
2025年3月末時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.6%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
10.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.7%4.3%-
2022/03期8.2%5.2%-
2023/03期8.0%5.1%-
2024/03期8.0%5.3%9.4%
2025/03期7.5%5.1%10.1%
3Q FY2026/37.6%(累計)4.6%(累計)10.5%

売上高営業利益率は2021/03期の8.1%から2025/03期には10.1%まで着実に改善しており、高付加価値な物流ソリューションの提供が収益性の向上に寄与しています。ROEは7%台半ばで安定的に推移しており、自己資本を効率的に活用した経営がなされています。今後も機械荷役や3PLといった高収益分野の強化により、さらなる利益率の向上が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,211億円67.5億円332.7円-
2022/03期1,369億円85.8億円423.0円+13.0%
2023/03期1,409億円89.3億円440.4円+2.9%
2024/03期1,402億円132億円97.4億円481.2円-0.5%
2025/03期1,446億円146億円98.0億円491.2円+3.1%

当社の売上高は2021/03期の約1,211億円から着実に拡大し、2025/03期には約1,446億円に達するなど堅調な成長基調を維持しています。営業利益においても同様に、効率的な業務遂行と物流サービスの需要取り込みにより、2021/03期の約99億円から2025/03期の約146億円へと大幅な増益を達成しました。2026/03期もさらなる増収増益を見込んでおり、強固な顧客基盤を背景とした成長戦略の成果が着実に現れていると言えます。 【3Q 2026/03期実績】売上1108億円(通期予想比72%)、営業利益116億円(同73%)、純利益91億円(同76%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

陸運業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.6%(累計)
業界平均
10.1%
営業利益率上回る
この会社
10.5%
業界平均
10.5%
自己資本比率上回る
この会社
60.6%
業界平均
36.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億5,800万円
取締役5名の合計

物流業を主軸に倉庫・機械荷役などを展開する同社は、連結子会社23社を擁する広範なネットワークを形成しています。第9次中期経営計画を推進中であり、物流コストの上昇や人手不足といった構造的リスクに対して、M&Aやデジタル活用による効率化で対応しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は堅調だが、売上高予想はやや楽観的で未達が続く傾向あり。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第9次中期経営計画
2026期〜2028期
連結営業利益: 目標 200億円 順調 (146.48億円)
73.2%
ROE: 目標 10%以上 順調 (7.3%)
73%
M&A投資枠: 目標 100億円 大幅遅れ (4.4億円)
4.4%
(参考)FY2026 会社予想
2026期
売上高: 目標 1,530億円 順調 (1,445.7億円)
94.5%
営業利益: 目標 160億円 順調 (146.48億円)
91.6%
純利益: 目標 120億円 順調 (98.04億円)
81.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期1,350億円1,369億円+1.4%
2023期1,440億円1,409億円-2.2%
2024期1,540億円1,402億円-9.0%
2025期1,550億円1,446億円-6.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期160億円146億円-8.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現在進行中の「第9次中期経営計画」では、最終年度の2028期に営業利益200億円という高い目標を掲げています。この達成に向け、6年ぶりとなるM&Aを再開し、初年度から日東富士運輸を子会社化するなど、オーガニックな成長に加えて非連続な成長を目指す姿勢が鮮明です。一方で、過去の業績予想を見ると、売上高は期初計画に対して未達となるケースが散見されます。外部環境の変化に対応しつつ、計画の確実性を高められるかが今後の課題と言えるでしょう。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
M&A・事業拡大25%
物流技術・DX20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, Logi-Biz
業界内ランキング
上位 15%
陸運業 380社中 52位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年10月買収完了

日東富士運輸の株式を取得し、社名をM&Fロジスティクスへと変更して子会社化。

2025年11月登壇・PR

「LOGI NEXT 25」にてNauto Japanと共同登壇し、AI活用による安全性向上の事例を発表。

2026年2月決算好調

第3四半期累計にて連結経常利益125億円を達成し、過去最高益への期待が市場で高まる。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.6%
0%20% (注意ライン)35% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
255億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,420億円
会社の純資産

総資産は2021/03期の約1,579億円から2025/03期には約1,921億円へと拡大し、事業規模の成長を裏付けています。特筆すべきは自己資本比率の高さであり、2025/03期時点では67.7%と極めて高い水準を維持しているため、財務基盤は盤石です。有利子負債を適切にコントロールしつつ投資を継続しており、強固な財務体質に基づいた安定的な経営が特徴です。 【3Q 2026/03期】総資産2022億円、純資産1420億円、自己資本比率60.6%、有利子負債255億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+163億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-104億円
投資に使ったお金
Financing CF
-91.2億円
借入・返済など
Free CF
+58.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期114億円113億円3,900万円5,200万円
2022/03期122億円110億円26.7億円12.3億円
2023/03期165億円60.9億円36.0億円104億円
2024/03期145億円40.7億円66.6億円104億円
2025/03期163億円104億円91.2億円58.4億円

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュ・フローは毎期100億円以上を安定的に創出しており、極めて高い収益安定性を誇ります。投資活動については新規倉庫建設やM&A投資を積極的に進めているため、必要に応じて適宜支出を行う柔軟な姿勢が伺えます。潤沢な営業CFを原資として借入金の返済や配当による株主還元を着実に進めており、適切な資金循環が実現されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
5,800万円
連結子会社数
23
設備投資額
53.1億円
平均勤続年数(従業員)
16
臨時従業員数
316

女性役員比率は11.1%と改善の余地がありますが、監査等委員会設置会社として経営監視機能の強化に努めています。連結子会社23社を統括する大規模なグループ体制であり、コンプライアンス遵守とリスク管理体制の高度化が継続的な課題となっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主62.5%
浮動株37.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関33.7%
事業法人等28.8%
外国法人等18.2%
個人その他18.6%
証券会社0.7%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 主な安定株主は丸全商事・明治安田生命保険相互会社・横浜銀行。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,824,000株)9.19%
丸全商事株式会社(1,645,000株)8.29%
明治安田生命保険相互会社(1,219,000株)6.14%
株式会社横浜銀行(903,000株)4.55%
丸全昭和運輸取引先持株会(865,000株)4.36%
三菱UFJ信託銀行株式会社(653,000株)3.29%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(645,000株)3.25%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(618,000株)3.12%
横浜振興株式会社(441,000株)2.22%
日本生命保険相互会社(402,000株)2.03%

上位株主には日本マスタートラスト信託銀行等の信託口のほか、丸全商事や横浜銀行など創業家ゆかりの法人や取引先が安定株主として名を連ねており、長期的な経営の安定性が確保されています。一方で、外資系機関投資家も一定比率を保有しており、経営規律と株主還元のバランスが重視される構成といえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります
2(1)価格競争 当社グループが事業を展開している物流業界における価格競争は、生産拠点の海外への移転などによる国内貨物輸送量の減少や、荷主企業による物流業務の集約に伴う競争の激化の影響により収受料金の低下が続き、たいへん厳しいものとなっております
3当社グループでは、物流の一括元請業務である3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業に対応した情報システムを構築し、高品質で高付加価値の物流サービスを提供することにより、物流業界での勝ち組を目指しておりますが、将来においても有利に競争できるという保証はありません
4将来的に価格面とサービス面で同業他社と競争できなくなった場合に予想される顧客離れは、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります
5(2)原油価格の高騰 当社グループが行っている事業の内、トラック運送に係る事業は主要事業のひとつでありますが、トラックの燃料である軽油やタイヤの原材料であるナフサは、原油価格が高騰するとそれぞれの価格に転嫁される可能性が非常に高いものであります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
677万円
従業員数
3,660
平均年齢
40.4歳
平均年収従業員数前年比
当期677万円3,660-

平均年収677万円という水準は、物流業界の中でも着実な利益成長を背景に安定した処遇を実現しています。業績連動型の賞与や効率的な物流オペレーションによる収益性の向上が、従業員の高い勤続年数(16年)や労働環境を支える要因となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2022期以降継続して市場平均であるTOPIXをアウトパフォームしています。特に2025期には自社TSRが275%に達し、TOPIXの189.5%を大きく上回りました。この背景には、13期連続増益を見込む安定した業績成長に加え、配当性向30%超を目標に掲げた積極的な株主還元策があります。これらの取り組みが投資家から高く評価され、配当と株価上昇の両面で優れたリターンを生み出していると言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
170
方針: 配当性向30%~35%目標
1株配当配当性向
2016/03期1022.5%
2017/03期1122.3%
2018/03期1223.3%
2020/03期7017.7%
2021/03期7522.5%
2022/03期8520.1%
2023/03期10022.7%
2024/03期13027.0%
2025/03期17034.6%
8期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

当社は業績の向上に合わせて配当を増額する姿勢を明確にしており、積極的な増配によって株主還元を強化しています。配当方針として安定的な還元を掲げつつ、利益成長を配当金に反映させることで配当性向を最適化しています。今後は利益水準のさらなる拡大に伴い、さらなる増配余地が期待できる良好な株主還元姿勢が特徴です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 275.0万円 になりました (175.0万円)
+175.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期139.0万円39.0万円39.0%
2022期139.2万円39.2万円39.2%
2023期145.7万円45.7万円45.7%
2024期212.2万円112.2万円112.2%
2025期275.0万円175.0万円175.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残24,400株
売り残28,900株
信用倍率0.84倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

同社のPER(14.4倍)およびPBR(1.30倍)は、陸運業の業界平均と比較して割安な水準にあります。これは、安定成長企業でありながら、市場の評価がまだ追い付いていない可能性を示唆しています。信用取引では売り残が買い残を上回る信用倍率0.84倍となっており、株価の下落を見込む空売りと、上昇に伴う買い戻し(踏み上げ)が交錯しやすい状況です。今後の決算発表で市場予想を上回る成長を示せるかが、株価の次の動きを占う鍵となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期105億円37.4億円35.7%
2022/03期126億円39.9億円31.7%
2023/03期138億円48.5億円35.2%
2024/03期143億円45.3億円31.7%
2025/03期158億円59.6億円37.8%

法人税等の支払いは、税引前利益の増大に合わせて順調に推移しており、適正な納税が行われています。実効税率は年度により30%台前半から後半で変動していますが、税効果会計の影響や税制上の措置によるものと推察されます。予想値である2026/03期期は税率が25.0%と低めに設定されていますが、これは特有の税務調整や今後の利益計画に基づく予測値です。企業の業績拡大に伴い、社会貢献としての納税額も着実な増加トレンドにあります。

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もっと知る

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丸全昭和運輸 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 170円
安全性
安定
自己資本比率 60.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「横浜発祥の老舗物流企業が、積極的なM&Aと連続増配で『貯め込む経営』から脱却を図る総合ロジスティクスパートナー」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU