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東日本旅客鉄道9020

East Japan Railway Company

プライムUpdated 2026/05/27
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 74円
安全性
注意
自己資本比率 28.2%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 8.4%(FY2026/3実績)
話題性
好評
ポジ 70%

この会社ってなに?

JR山手線や中央線で通勤したり、東北・上越・北陸新幹線で旅行したことがあるなら、あなたはJR東日本のお客様です。Suicaで電車に乗りコンビニで買い物するたび、エキュートやルミネでショッピングするたび、JR東日本の売上に貢献しています。首都圏の日常と東日本の移動を支える、最も身近な上場企業の一つです。

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、首都圏を中心に新幹線・在来線合わせて約7,400kmの営業キロを持つ日本最大の鉄道会社です。2026/03期は売上高3兆847億円(+6.8%)・営業利益4,142億円(+9.9%)・親会社株主に帰属する当期純利益2,478億円(+10.5%)と過去最高益を更新しました。鉄道利用の回復・インバウンド需要・不動産/エキナカ事業の好調が牽引役です。新グループ経営ビジョン「勇翔2034」のもと、2032/03期に売上高4兆円超・営業利益7,000億円・ROE10%以上という意欲的な目標を掲げ、「モビリティ(運輸)」と「生活ソリューション(流通・サービス、不動産・ホテル等)」の2軸成長、Suica経済圏の拡大、駅・沿線のまちづくり(TAKANAWA GATEWAY等)を推進しています。配当は2026/03期=74円→2027/03期予=84円と増配(EPS・BPS・配当はいずれも2024年実施の1対3株式分割の調整後ベース)。有利子負債は約4兆8,600億円と大きいものの、これは鉄道インフラ事業特有の大型設備投資に伴うもので、自己資本比率28.2%と財務は安定しています。2027/03期は売上高3兆2,950億円・営業利益4,290億円・純利益2,550億円・EPS225.85円と過去最高更新を計画しています。

陸運業プライム市場

注目ポイント

日本最大の鉄道ネットワーク

首都圏の山手線・中央線から東北・上越・北陸新幹線まで、約7,400kmの営業キロを持つ日本最大の鉄道会社。1日約1,700万人が利用する巨大な顧客基盤は他社が真似できない強みです。

駅を核にした「まちづくり」の成長力

高輪ゲートウェイシティや渋谷駅再開発など、駅を核とした不動産開発が第二の収益柱に。利益率25%の不動産事業を拡大し、鉄道を超えた成長を実現しています。

Suica×DXが拓くプラットフォームの未来

約1億枚が発行されたSuicaをベースに、決済・ID・マーケティングのプラットフォーム構築を推進。DX戦略と合わせて、鉄道会社からテック企業への変貌を目指しています。

会社概要

業種
陸運業
決算期
3月
本社
東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
公式
www.jreast.co.jp

サービスの実績は?

30,847億円
連結売上高
2026/03期実績
+6.8% YoY
4,142億円
営業利益
2026/03期実績
+9.9% YoY
13.4%
営業利益率
過去最高益
69,559
単体従業員数
グループ全体(臨時含む約95,700人)
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

運輸事業
約2兆458億円66.3%)
流通・サービス事業
約4,161億円13.5%)
不動産・ホテル事業
約5,132億円16.6%)
その他(Suica・IT・カード事業等)
約1,094億円3.5%)
運輸事業約2兆458億円
利益: 約1,944億円利益率: 約9.5%

新幹線(東北・上越・北陸等)と在来線(山手線・中央線等)を運営。首都圏通勤輸送と新幹線が収益の柱。

流通・サービス事業約4,161億円
利益: 約680億円利益率: 約16.3%

エキュート・ルミネ等の駅ナカ商業施設、NewDaysなどのコンビニ事業。エキナカ需要の回復が寄与。

不動産・ホテル事業約5,132億円
利益: 約1,282億円利益率: 約25.0%

アトレ等の駅ビル、JR東日本ホテルズ、TAKANAWA GATEWAY等の街づくり・住宅開発。高い利益率が特徴。

その他(Suica・IT・カード事業等)約1,094億円
利益: 約302億円利益率: 約27.6%

Suica決済プラットフォーム、システムインテグレーション、カード・広告事業等。成長領域として注力。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です

FY2026/3実績

ROE
8.4%
株主資本の利回り
ROA
2.3%
総資産の活用度
Op. Margin
13.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2023/03期4.0%1.1%5.8%
2024/03期7.5%2.1%12.6%
2025/03期8.0%2.2%13.0%
2026/03期8.4%2.3%13.4%

コロナ禍で営業利益率が大幅悪化した後、2026/03期には13.4%まで回復しました。ROEも2023/03期の4.0%から2026/03期には8.4%まで改善しており、新グループ経営ビジョン「勇翔2034」で掲げる10%以上の目標に向けて着実に前進しています。同業のJR東海と比較すると営業利益率は低いですが、これは事業構造の違い(JR東日本は在来線や生活サービス事業の比重が大きい)によるものです。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2023/03期2.4兆円1,406億円992億円87.79円
2024/03期2.7兆円3,452億円1,964億円173.82円+13.5%
2025/03期2.9兆円3,768億円2,243億円198.29円+5.8%
2026/03期3.1兆円4,143億円2,478億円219.42円+6.8%

2026/03期は売上高3兆847億円(+6.8%)・営業利益4,142億円(+9.9%)・経常利益3,516億円・親会社株主に帰属する当期純利益2,478億円(+10.5%)と過去最高益を更新しました。鉄道利用の回復・インバウンド需要・不動産/エキナカ事業の好調が業績を牽引しています。コロナ禍の2021/03期(営業赤字5,203億円)からのV字回復を経て、4期連続の増収増益基調が定着しました。EPSは2024年実施の1対3株式分割の調整後ベースで表記しています。2027/03期は売上高3兆2,950億円・営業利益4,290億円・純利益2,550億円・EPS225.85円と過去最高更新を計画しています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

陸運業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 FY2026/3下回る
この会社
8.4%
業界平均
10.1%
営業利益率(自社 FY2026/3上回る
この会社
13.4%
業界平均
10.7%
自己資本比率(自社 FY2026/3末下回る
この会社
28.2%
業界平均
37.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億7,700万円
14名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
運輸事業約2兆458億円約1,944億円約9.5%
流通・サービス事業約4,161億円約680億円約16.3%
不動産・ホテル事業約5,132億円約1,282億円約25.0%
その他(Suica・IT・カード事業等)約1,094億円約302億円約27.6%

売上の約7割を運輸事業が占めますが、JR東海と異なり不動産・流通・Suica/ITなど非鉄道事業の比重が大きいのが特徴です。不動産・ホテル事業は利益率約25%と高収益であり、「勇翔2034」では不動産・Suica・DXを成長の柱と位置づけています。リスク要因としては自然災害、パンデミック、人口減少、金利上昇、老朽設備の更新負担に加え、足元で会社自身が最優先課題に掲げる輸送トラブル・不適切事象を受けた安全対策・ガバナンス強化が挙げられます。

会社の計画は順調?

A
総合評価
コロナ後の需要回復を的確に捉え、直近2期連続で業績予想を超過達成。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2025/03期は売上高・利益ともに計画を上回り、3Q決算で配当の増額修正も実施。2026/03期も3Q時点で純利益が通期予想を超過しており、超過達成が濃厚です。新中計「勇翔2034」の意欲的な目標設定も経営の前向きな姿勢を示しています。
グループ経営ビジョン「勇翔2034」
2026/03期〜2032/03期
売上高: 目標 4兆円超(FY2032/3) 大幅遅れ (FY2026/3実績 3兆847億円)
20%
営業利益: 目標 7,000億円程度(FY2032/3) 大幅遅れ (FY2026/3実績 4,142億円)
15%
ROE: 目標 10%以上(FY2032/3) やや遅れ (FY2026/3実績 8.4%)
40%
FY2026/3 通期業績予想
2026/03期
売上高: 目標 3兆230億円 達成 (3兆847億円(達成・上振れ))
100%
営業利益: 目標 3,870億円 達成 (4,142億円(達成))
100%
純利益: 目標 2,270億円 達成 (2,478億円(達成))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期3,570億円3,767億円3,767億円+5.5%
2024/03期3,000億円3,451億円+15.0%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期2,100億円2,242億円+6.8%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024/03期2兆6,500億円2兆7,301億円+3.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

直近2期連続で期初予想を上回る着地を続けており、業績予想の確度は高いと評価できます。2026/03期は純利益2,478億円と期初予想(2,270億円)を上回って着地し、過去最高益を更新しました。新ビジョン「勇翔2034」では2031年度(2032/03期)に売上高4兆円超・ROE10%以上、2034年度に売上高5兆円規模という意欲的な目標を掲げており、不動産・Suica経済圏・DXを軸とした成長戦略の実行力が問われます。

最新ニュース

中立
JR東日本、2027年度採用計画を発表。グループ全体で約6,500名を採用予定
2/26 · PR TIMES
ポジティブ
JR東日本とJAL、東日本エリアの地方創生に向けた連携強化の協定を締結
2/06 · PR TIMES
ポジティブ
JR東日本、4-12月期(3Q累計)経常が19%増益で着地。前期配当を8円増額
2/03 · 株探
ポジティブ
JR東日本と伊藤忠商事、不動産事業分野における戦略的提携を発表
12/23 · PR TIMES
ポジティブ
JR東日本初の「DX REPORT 2025」を発行。デジタル戦略の全容を公開
12/19 · PR TIMES

どんな話題が多い?

業績・決算35%
新サービス・DX25%
M&A・提携20%
まちづくり・不動産12%
その他8%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
520
前月比 +15%
メディア数
92
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 3%
陸運業 120社中 2位
報道のトーン
70%
好意的
25%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1987
国鉄民営化でJR東日本誕生

日本国有鉄道の分割民営化により東日本旅客鉄道株式会社が発足。首都圏と東日本エリアの在来線・新幹線を引き継ぎました。

1993
東証上場で民間企業へ

東京証券取引所に株式を上場。運輸業で最大級のIPOとなり、完全な民間企業として歩み始めました。

2001
Suicaが変えた「改札」の概念

ICカード乗車券「Suica」のサービスを開始。やがて電子マネーとして買い物にも使える日本を代表するキャッシュレス基盤に成長しました。

2015
北陸新幹線開業で東日本と北陸が直結

北陸新幹線が金沢まで延伸し、東京-金沢が約2時間半で結ばれました。沿線の観光需要を大きく掘り起こしました。

2020
コロナ禍の試練と高輪ゲートウェイ開業

パンデミックで創業以来最大の赤字を経験。一方で山手線49年ぶりの新駅「高輪ゲートウェイ」を開業し、まちづくりの新章を開きました。

2025
「勇翔2034」で新たな飛躍へ

グループ経営ビジョン「勇翔2034」を発表。売上高4兆円超・営業利益7,000億円を目指し、JALとの連携やDX戦略、伊藤忠との不動産提携など変革を加速しています。

出来事の年表

2026年4月過去最高益

2026/03期本決算を発表(4/30)。売上高3兆847億円・営業利益4,142億円・純利益2,478億円と過去最高益を更新。配当は前期(60円)比14円増の74円へ大幅増配し、2027/03期も84円・最高益更新を計画。

2026年2月業績好調

2026/03期 3Q決算を発表。経常利益が前年同期比19%増で着地し、通期増益・増配見通しを確認(通期配当予想を増額。本決算では74円に上方修正)。

2026年2月提携強化

JALと東日本エリアの地方創生に向けた連携強化の協定を締結。航空×鉄道のコードシェアも視野に。

2025年12月戦略提携

伊藤忠商事と不動産事業分野における戦略的提携を発表。鉄道×商社の連携で駅周辺開発を加速。

2025年11月外資注目

米ブラックロックがJR東日本株の保有割合の増加を報告。海外機関投資家からの評価が高まる。

2025年7月中期計画

グループ経営ビジョン「勇翔2034」を発表。2032/03期に売上高4兆円超・営業利益7,000億円・ROE10%以上を目標に掲げる。

代表者プロフィール

喜㔟 陽一
代表取締役社長
安全第一の堅実経営者
安全を経営のトッププライオリティに据え、お客さまに信頼される鉄道サービスを追求し続けます。グループ経営ビジョン「勇翔2034」のもと、鉄道の枠を超えて、モビリティ・まちづくり・DXの力で人々の暮らしをより豊かにする企業グループへと進化してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率FY2026/3末時点)28.2%
0%20% (注意ライン)35% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれもFY2026/3末時点

Interest-bearing Debt
4.9兆円
借金(有利子負債)
Net Assets
3.1兆円
会社の純資産

総資産は10兆円超と着実に拡大を続け、自己資本比率は28%前後で安定推移しています。有利子負債は約4兆8,600億円と巨額ですが、これは鉄道インフラ事業特有の大型設備投資に伴うものであり、新幹線・在来線および不動産事業からの安定的なキャッシュフローでカバーされています。純資産は2026/03期に3兆601億円まで増加しました。BPS・自己資本比率は2024年実施の1対3株式分割の調整後ベースで表記しています。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+7,651億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-8,776億円
投資に使ったお金
Financing CF
+1,387億円
借入・返済など
Free CF
-1,125億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2023/03期5,818億円▲5,655億円268億円162億円
2024/03期6,881億円▲6,906億円661億円▲25.2億円
2025/03期7,323億円▲7,834億円36.6億円▲512億円
2026/03期7,651億円▲8,776億円1,387億円▲1,125億円

営業CFは2026/03期に7,651億円まで拡大し、本業の稼ぐ力が一段と高まっています。一方で投資CFは△8,776億円と前期から拡大しており、鉄道インフラの維持・更新や駅周辺再開発への大型設備投資を継続していることを反映しています。2026/03期の財務CFは+1,387億円で、FCFは△1,125億円となりました。鉄道インフラ事業は恒常的に大規模投資が必要な構造であり、営業CFの成長とのバランスを取りながら成長投資を続ける方針です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 16名)
女性 5名(31.3% 男性 11
31%
69%
監査報酬
7億3,800万円
連結子会社数
76
設備投資額
8258.0億円
平均勤続年数(従業員)
16.6
臨時従業員数
26185

取締役16名中女性は5名(31.3%)と、JR各社の中で最も多様性が進んでいます。連結子会社76社を擁する大規模なグループ経営体制のもと、監査報酬7億3,800万円を投じた強固なガバナンス体制を構築しています。設備投資は8,258億円とインフラ企業として巨額規模であり、平均勤続年数16.6年の安定した人材基盤が企業の持続的な運営を支えています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主45.2%
浮動株54.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関38.3%
事業法人等6.7%
官公庁0.3%
外国法人等31.4%
個人その他21.9%
証券会社1.5%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主はJR東日本グループ社員持株会・みずほ銀行・日本生命保険相互会社。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(164,579,700株)14.51%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(48,033,800株)4.23%
JR東日本グループ社員持株会(44,826,700株)3.95%
株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(39,000,000株)3.44%
日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(24,046,600株)2.12%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(21,308,600株)1.88%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(17,980,900株)1.59%
株式会社三井住友銀行(16,428,000株)1.45%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(15,426,300株)1.36%
三菱UFJ信託銀行株式会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(15,000,000株)1.32%

日本マスタートラスト信託銀行が14.5%を保有する幅広い機関投資家が分散保有する構造です。旧国鉄の民営化企業であるため政府持株は既に放出済みで、信託銀行・メガバンク・保険会社が上位を占めています。社員持株会が3.95%と高い比率を持つのが特徴で、従業員のエンゲージメントの高さを示しています。米ブラックロックが保有割合の増加を報告するなど、海外機関投資家の注目も高まっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1大規模地震や風水害等の自然災害により鉄道運行が長期間停止するリスク
2感染症の世界的流行による旅客需要の大幅減少リスク(コロナ禍で実証済み)
3人口減少・少子高齢化に伴う中長期的な旅客需要の構造的減少リスク
4巨額の有利子負債(約4兆8,600億円)に対する金利上昇リスク
5老朽化する鉄道設備の維持・更新コストの増大リスク
6相次ぐ輸送トラブル・不適切事象を受けた安全対策・ガバナンス強化の負担(会社自身が最優先課題と位置づけ、信頼回復が課題)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
767万円
従業員数
69,559
平均年齢
39.2歳
平均年収従業員数前年比
当期767万円69,559-

平均年収は767万円で、JR各社の中ではJR東海(810万円)に次ぐ水準です。約69,500人という国内最大級の従業員数を抱えており、平均年齢39.2歳、平均勤続年数16.6年と安定した雇用環境が特徴です。グループ全体では臨時従業員約26,000人を含む大規模な雇用を創出しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSRは115.9%と元本をわずかに上回る水準にとどまり、同期間のTOPIX(213.4%)を大幅にアンダーパフォームしています。コロナ禍での旅客需要激減が大きく響き、株価の回復がTOPIXの上昇ペースに追いつけていない状況です。ただし、2024期以降はTSRが112%を超え回復基調に転じており、「勇翔2034」の成長戦略が実行に移されれば改善の余地があります。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
74
方針: 総還元性向40%を目標、配当性向は30%をめざす
1株配当配当性向
2023/03期33.3338.0%
2024/03期46.6726.9%
2025/03期6030.3%
2026/03期7433.7%
2027/03期(予想)8437.2%
株主優待
あり
株主サービス券1セット(JR東日本グループ施設の割引券等)。300株以上で運賃・料金40%割引券1枚〜
必要株数100株以上(約36万円)
金額相当約3,000〜5,000円相当
権利確定月3月
長期特典2026年6月発行分からNewDays5%割引などの新メニューを追加

配当はすべて2024年実施の1対3株式分割の調整後ベースで表記しています。2025/03期は60円、2026/03期は74円(配当性向33.7%)と連続増配を実施し、2027/03期は会社予想84円(同37.2%)とさらなる増配を見込みます。総還元性向40%を目標・配当性向は30%超をめざす方針のもと、業績回復に連動した安定的な増配が期待できます。株主優待は100株から利用可能で、株主サービス券やNewDays割引などJR東日本グループ施設の特典が受けられます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 115.9万円 になりました (15.9万円)
+15.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期97.1万円▲2.9万円-2.9%
2022期89.4万円▲10.6万円-10.6%
2023期93.4万円▲6.6万円-6.6%
2024期112.5万円12.5万円12.5%
2025期115.9万円15.9万円15.9%

※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,034,400株
売り残208,500株
信用倍率4.96倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬

同社のPERは18.0倍と陸運業界の平均をやや上回る水準にあり、成長期待が織り込まれています。信用倍率は4.96倍と買い残が大幅に超過しており、個人投資家を中心に上昇期待が強いことを示しています。PBR1.43倍はJR東海(0.91倍)を大幅に上回っており、不動産・生活サービス事業の成長余地が評価されています。配当利回り1.66%は業界平均並みの水準です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2023/03期1,109億円117億円10.5%
2024/03期2,966億円1,002億円33.8%
2025/03期3,216億円973億円30.3%
2026/03期3,516億円1,038億円29.5%

業績回復に伴い2026/03期には約1,038億円の法人税を納付しています。2023/03期は繰延税金資産の取崩し等の影響で実効税率10.5%と低水準でしたが、その後は30%前後で安定推移しています。税引前利益(経常利益ベース)は2026/03期に3,516億円まで拡大しており、日本の法人税収に大きく貢献する企業に復帰しています。

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東日本旅客鉄道 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 74円
安全性
注意
自己資本比率 28.2%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 8.4%(FY2026/3実績)
話題性
好評
ポジ 70%

首都圏を中心に日本最大の鉄道ネットワークを運営し、駅を核とした「まちづくり」で成長を描く社会インフラの盟主

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最終更新: 2026/07/06 / データ提供: OSHIKABU