エスコン
ES-CON JAPAN Ltd.
最終更新日: 2026年3月29日
暮らしの未来を創造する、次世代の街づくりデベロッパー
『“理想を具現化し、次の時代の日本を創造する” LIFE DEVELOPER』として、人々の暮らしや社会を豊かにする商品・サービスを提供し続ける。
この会社ってなに?
あなたが普段利用する商業施設や、住んでいるマンションが実はエスコンによって開発されたものかもしれません。同社は「レ・ジェイド」というブランドでマンションを展開しています。特に、野球ファンなら一度は耳にしたことがある北海道の「エスコンフィールドHOKKAIDO」は、同社がネーミングライツを取得し、開発を主導した象徴的なプロジェクトです。単なる野球場ではなく、周辺にホテルやレジデンス、商業施設などを配置し、試合がない日も人々が集う「まち」そのものを創り出しています。あなたのエンターテイメント体験の裏側で、エスコンが活躍しているのです。
エスコンは中部電力を親会社に持つ総合不動産デベロッパーです。FY2025実績で売上高1,136.0億円、営業利益213.11億円を達成し、安定した成長基盤を築いています。来期(FY2026予想)は売上高1,330億円、営業利益230億円と更なる成長を見込んでいます。北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」を核としたボールパーク開発が大きな注目を集めており、従来の不動産開発の枠を超えたユニークな成長戦略が投資家からの期待を集めています。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都港区虎ノ門二丁目10番4号 オークラプレステージタワー20F
- 公式
- www.es-conjapan.co.jp
社長プロフィール

私たちは『LIFE DEVELOPER』として、不動産開発を核に人々の暮らしや社会を豊かにする商品・サービスを提供し続けます。ボールパークを核としたまちづくりやスポーツ事業への参画など、既成概念にとらわれず唯一無二のデベロッパーとして未来の日本に貢献してまいります。
この会社のストーリー
大阪市中央区にて、不動産企画・開発・販売・仲介を主たる事業として設立。理想の住まいと街づくりへの挑戦が始まる。
創業からわずか6年で株式を店頭登録(現JASDAQ)。企業としての信頼性を高め、さらなる成長への基盤を築く。
リーマンショック後の厳しい経営環境を乗り越え、黒字化を達成。強固な経営体質への転換を図る。
東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)へ市場変更。社会的な信用とブランド価値を一層向上させる。
北海道日本ハムファイターズの新球場のネーミングライツを取得し、「ES CON FIELD HOKKAIDO」と命名。不動産の枠を超えた挑戦を開始。
中部電力株式会社と資本業務提携契約を締結し、同社の連結子会社に。安定した経営基盤を得て、新たな事業展開を加速させる。
世界がまだ見ぬボールパーク「ES CON FIELD HOKKAIDO」が開業。球場を核とした街づくりという壮大なプロジェクトが本格始動する。
J2リーグのモンテディオ山形を子会社化し、新スタジアム構想を発表。スポーツと連携した地方創生への取り組みを本格化させ、未来への投資を続ける。
注目ポイント
北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」のネーミングライツを取得。単なる不動産開発に留まらず、スポーツを核とした新たな街づくりに挑戦しています。
中部電力の連結子会社となり、強固な経営基盤と信用力を獲得。エネルギーと不動産のシナジーを活かし、サステナブルな街づくりなど、長期的な視点での事業成長が期待されます。
安定した配当を継続しており、配当利回りも市場平均に比べて魅力的な水準です。さらに、1年以上継続保有の株主を対象としたQUOカードの優待も実施しており、株主還元に積極的です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 38円 | 56.3% |
| FY2022/3 | 38円 | 50.0% |
| FY2024/3 | 48円 | 45.5% |
| FY2025/3 | 48円 | 41.0% |
| 権利確定月 | 9月 |
当社は株主への利益還元を重要課題と位置づけ、安定的な配当の継続と配当性向の向上を重視しています。現在は1株あたり48円の配当を維持し、高い配当利回りを提供することで、長期保有を推奨する姿勢を示しています。今後も業績成長に応じた還元策の充実を継続する方針です。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の業績は、分譲マンションや不動産開発事業の成長に伴い、売上高が1,330億円規模へと順調に拡大する見込みです。営業利益も開発物件の売却益が寄与し、230億円を目指すなど右肩上がりの推移が続いています。FY2026/3期においても過去最高水準の業績更新を計画しており、安定的な収益基盤の構築が成功しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 9.5% | 2.4% | 13.1% |
| FY2022/3 | 11.3% | 2.7% | 15.6% |
| FY2024/3 | 14.2% | 2.5% | 16.0% |
| FY2025/3 | 14.2% | 2.4% | 18.8% |
収益性を示す営業利益率は、FY2025/3期時点で18.8%へと改善しており、不動産開発事業における利益創出効率が向上しています。ROEは14.2%と高い水準を維持しており、投下した資本に対して効率的に利益を上げていることを示しています。今後も高収益な物件供給を継続することで、高い資本効率と利益率を両立させる方針です。
財務は安全?
総資産はFY2025/3期に約4,600億円まで増加し、積極的な事業拡大を反映しています。有利子負債は約8,275億円規模へ拡大していますが、これは事業拡大のための資金調達であり、適切な資産運用による成長を支える構造となっています。自己資本比率は17.2%ですが、着実な利益蓄積による純資産の積み上げが財務の安定を支えています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -108億円 | -297億円 | 503億円 | -405億円 |
| FY2022/3 | 15.0億円 | -16.2億円 | 21.4億円 | -1.2億円 |
| FY2024/3 | -689億円 | -326億円 | 1,146億円 | -1,015億円 |
| FY2025/3 | -248億円 | -173億円 | 395億円 | -421億円 |
営業キャッシュフローは、積極的な用地取得や新規開発投資を継続しているため、一時的にマイナス傾向となっています。一方で、積極的な財務調達による資金確保を行い、成長のための不動産開発資金を賄う経営スタイルを維持しています。将来的には、これらの開発物件の売却益が回収されることで、キャッシュフローの改善が期待されるフェーズにあります。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 91.0億円 | 31.4億円 | 34.5% |
| FY2022/3 | 140億円 | 67.6億円 | 48.3% |
| FY2024/3 | 166億円 | 65.3億円 | 39.4% |
| FY2025/3 | 173億円 | 61.3億円 | 35.4% |
法人税等の支払額は、税引前当期純利益の拡大に伴い変動しています。実効税率が変動する要因としては、税務上の繰越欠損金の有無や特定の投資税制の影響を受けています。FY2026/3期は、利益成長に伴い税負担が増加する予想です。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 721万円 | 475人 | - |
従業員の平均年収は721万円となっており、不動産業界の中でも比較的高い水準を維持しています。分譲マンション事業や物流開発などの多様な不動産開発による安定した収益基盤が、社員への還元に反映されている背景があります。
誰がこの会社の株を持ってる?
金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は中部電力・天満正龍。
中部電力株式会社が過半数の株式(51.1%)を保有しており、盤石な親会社のもとで安定的な事業運営を行っています。信託銀行などの機関投資家が上位株主に名を連ねており、創業者の天満正龍氏や関連会社も主要株主として影響力を残していますが、実質的には中部電力グループとしての色彩が強い構成です。
会社の公式開示情報
役員報酬
主な事業はマンション分譲や収益不動産販売、アセットマネジメント等で構成されており、直近では野球場を核とした街づくり事業が新たな成長柱となっています。一方で、金利変動リスクや不動産市況の変動が業績に影響を与える可能性があることを主要なリスク要因として開示しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は10.0%であり、今後さらなる登用が期待される段階です。監査体制としては監査等委員会設置会社を採用しており、中部電力グループの知見を取り入れた堅実かつ透明性の高い経営管理体制を構築しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 1,180億円 | — | 1,136億円 | -3.7% |
| FY2024 | 1,100億円 | — | 1,189億円 | +8.1% |
| FY2022 | 1,000億円 | — | 994億円 | -0.6% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 180億円 | — | 213億円 | +18.4% |
| FY2024 | 162億円 | — | 191億円 | +17.7% |
| FY2022 | 140億円 | — | 155億円 | +10.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画では、FY2026の営業利益230億円を目標に掲げています。FY2025実績は213.11億円と、進捗率92.7%で順調に進んでいます。特に利益面での計画達成力は高く、過去の業績予想でも営業利益は期初予想を上回って着地することが多いです。一方で、売上高は大型物件の売却タイミング等で変動しやすく、予想を下回るケースも見られるため、今後の物件ポートフォリオ戦略が計画達成の鍵となります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。過去5年間の推移を見ると、FY2022、FY2023、FY2024においてTOPIXのパフォーマンスを下回る結果(アンダーパフォーム)となっています。これは、同期間にTOPIXが大幅に上昇した一方、当社の株価が市場全体の勢いに乗り切れなかった時期があったことを示唆します。しかし、FY2025にはTOPIXを上回るリターンを達成しており、北海道ボールパーク事業の本格化など、独自の成長戦略が株価に反映され始めた可能性があります。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 91.1万円 | -8.9万円 | -8.9% |
| FY2022 | 91.7万円 | -8.3万円 | -8.3% |
| FY2023 | 95.6万円 | -4.4万円 | -4.4% |
| FY2024 | 128.3万円 | +28.3万円 | 28.3% |
| FY2025 | 131.1万円 | +31.1万円 | 31.1% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは9.5倍と業界平均の13.5倍を下回り、割安感があります。一方で配当利回りは4.22%と業界平均を上回り、株主還元への意識の高さがうかがえます。信用倍率は0.81倍と売り残が買い残を上回る状況で、株価の上昇を予想する投資家よりも下落を予想する投資家が多いことを示唆しており、将来的な買い戻し(踏み上げ)の可能性も秘めています。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
「ES CON FIELD HOKKAIDO」近接の分譲タワーレジデンス『エスコンフィールドタワー』のエントリー受付を開始しました。
モンテディオ山形の株式を取得し子会社化。新スタジアム構想へ最大50億円の出資を決定しました。
FY2025において営業利益213.11億円を達成し、強固な収益基盤を市場に示しました。
最新ニュース
エスコン まとめ
ひとめ診断
「不動産デベロッパーが野球場を核にした『まちづくり』で地方創生に本気を出している状態」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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