(株)fantasista1783
Fantasista Co.,Ltd.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
fantasistaのグループ事業は多岐にわたります。不動産の売買・仲介を行うリアルエステート事業、5-アミノレブリン酸(5-ALA)配合のサプリメント「FAIRY FOREST」を展開するヘルスケア事業、そして系統用蓄電所の建設・運営を手掛けるクリーンエネルギー事業です。グループには宿泊施設「SPACE HOSTEL」の運営も含まれ、株主優待では宿泊券も提供されています。
fantasistaは1950年設立、2024年に旧アジアゲートホールディングスから社名変更した持株会社です。リアルエステート事業を主軸に、ヘルスケア事業(5-ALA配合サプリメント)やクリーンエネルギー事業(系統用蓄電所)へ多角化を推進しています。2025/09期は売上高94億円ながら純損失を計上し業績は不安定ですが、2026/09期は売上高103億円・営業利益5億円と回復を見込みます。2026年2月には貴金属売買のアモティとの資本業務提携を発表し、新たな成長の柱を模索しています。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 9月
- 本社
- 東京都港区赤坂五丁目3番1号 赤坂Bizタワー27F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
事業ごとの売上・利益
不動産の売買・仲介・コンサルティングが主力。収益用不動産の仕入れ・バリューアップ・販売を行う。売上構成比の約80%を占める最大セグメント。
5-アミノレブリン酸(5-ALA)配合のサプリメント「FAIRY FOREST」ブランドを展開。子会社FAIRY FORESTが運営。高利益率が特徴。
系統用蓄電所の建設・運営を展開。初期投資段階で赤字だが、政府のエネルギー政策を追い風に中長期的な収益化を目指す。
稼ぐ力はどのくらい?
2025/09期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 3.1% | 2.6% | 4.8% |
| 2017/09期 | 0.4% | 0.3% | 1.8% |
| 2018/09期 | 6.5% | 4.9% | 9.5% |
| 2019/09期 | ▲0.5% | ▲0.3% | ▲4.1% |
| 2020/09期 | ▲64.3% | ▲30.4% | ▲37.6% |
| 2021/09期 | ▲27.3% | ▲12.5% | 4.9% |
| 2022/09期 | ▲18.7% | ▲12.6% | 1.5% |
| 2023/09期 | 18.1% | 14.0% | 14.2% |
| 2024/09期 | 4.5% | 2.7% | 8.0% |
| 2025/09期 | ▲3.7% | ▲2.0% | 2.2% |
| 1Q 2026/09期 | 1.2%(累計) | 0.8%(累計) | 16.9% |
収益性は年度によって大きく振れています。2023/09期には営業利益率14.2%・ROE 16.5%と高水準を記録しましたが、2025/09期にはROEがマイナスに転落しました。不動産販売のタイミングや物件構成により収益性が左右される構造で、安定した収益基盤の構築が課題です。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/09期 | 68.9億円 | 3.4億円 | ▲9.8億円 | -6.4円 | +178.7% |
| 2022/09期 | 50.3億円 | 7,500万円 | ▲8.0億円 | -5.8円 | -27.1% |
| 2023/09期 | 106億円 | 15.0億円 | 10.5億円 | 6.2円 | +110.6% |
| 2024/09期 | 88.1億円 | 7.0億円 | 2.9億円 | 1.7円 | -16.8% |
| 2025/09期 | 94.2億円 | 2.1億円 | ▲2.4億円 | -1.4円 | +7.0% |
業績は大きく変動しており、2023/09期に売上高106億円・営業利益15億円と急成長を見せた後、2024/09期・2025/09期は減速しました。2025/09期は営業利益2億円にとどまり純損失を計上。2026/09期は売上高103億円・営業利益5億円と回復を予想していますが、不動産市況や新規事業の進捗次第で変動リスクがあります。 【1Q 2026/09期実績】売上9.0億円(通期予想比9%)、営業利益1.5億円(同30%)、純利益78百万円(同28%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| リアルエステート事業 | 76億円 | 3億円 | 3.9% |
| ヘルスケア事業 | 8億円 | 1億円 | 12.5% |
| クリーンエネルギー事業 | 10億円 | -2億円 | -20.0% |
リアルエステート事業が売上の約80%を占める収益の柱です。ヘルスケア事業は利益率12.5%と高収益ですが規模は小さく、クリーンエネルギー事業は投資先行で赤字段階です。不動産依存度が高く、市況変動の影響を受けやすい事業構造となっています。2026年にはアモティとの資本業務提携で貴金属売買事業への進出も検討されています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
貴金属売買事業のアモティとの資本業務提携に向けた基本合意書を締結。新たな収益の柱を模索。
2026/09期 第1四半期で経常利益が前年同期比2倍増益。通期計画に対する進捗率は34.0%。
アジアゲートホールディングスから「fantasista」に社名変更。新たな企業ブランドで再出発。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも1Q 2026/09期末時点
有利子負債ゼロの実質無借金経営が大きな特徴です。自己資本比率は46〜84%と変動がありますが、2025/09期には69.0%と健全な水準を維持しています。2024/09期に総資産が142億円まで膨らんだのは不動産仕入れの影響で、2025/09期には92億円に縮小しました。 【1Q 2026/09期】総資産94億円、純資産65億円、自己資本比率68.7%、有利子負債8.4億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/09期 | ▲3.4億円 | ▲16.1億円 | 10.5億円 | ▲19.5億円 |
| 2017/09期 | ▲4.2億円 | 3.4億円 | 7.4億円 | ▲7,600万円 |
| 2018/09期 | 15.8億円 | ▲1.6億円 | 8.2億円 | 14.2億円 |
| 2019/09期 | ▲30.4億円 | ▲17.5億円 | 22.3億円 | ▲47.9億円 |
| 2020/09期 | ▲2.9億円 | ▲2.3億円 | 1.3億円 | ▲5.2億円 |
| 2021/09期 | 43.0億円 | 10.6億円 | ▲37.4億円 | 53.6億円 |
| 2022/09期 | ▲20.4億円 | ▲14.2億円 | 31.1億円 | ▲34.7億円 |
| 2023/09期 | 17.3億円 | ▲2.3億円 | ▲6.5億円 | 15.0億円 |
| 2024/09期 | ▲39.8億円 | ▲7.1億円 | 47.7億円 | ▲46.8億円 |
| 2025/09期 | 24.6億円 | ▲10.3億円 | ▲26.5億円 | 14.4億円 |
営業キャッシュフローは不動産販売のタイミングで大きく変動します。2025/09期は営業CF 24億円のプラスに回復しました。2024/09期のマイナス40億円は不動産在庫の積み増しによるもので、2022/09期も同様に仕入れ先行でマイナスとなりました。不動産業特有の在庫変動が大きいキャッシュフロー構造です。
この会社のガバナンスは?
取締役6名中、社外取締役が4名(66.7%)と高い比率を維持しており、外部からのガバナンス機能は一定程度確保されています。ただし女性取締役はゼロで、多様性の面では改善の余地があります。連結子会社8社を統括する持株会社体制です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 2025/09期 | 550万円 | 15人 | - |
持株会社であるため従業員数は15名と少数精鋭です。平均年収は推定550万円程度。グループ全体では連結子会社8社を含む体制で事業を運営しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
fantasistaのTSRは5年間で130%(配当ゼロのため株価変動のみ)と、TOPIX(213%)を大きく下回るパフォーマンスです。2025期に入り株価が上昇しましたが、過去の下落を取り戻すには至っていません。業績の安定化と配当開始がTSR改善の鍵となります。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2017/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2018/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2019/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2025/09期 | 0円 | 0.0% |
| 必要株数 | 1000株以上(約6万円) |
| 金額相当 | 1,000円相当〜 |
| 権利確定月 | 9月 |
配当は過去5期連続で無配が続いています。業績が不安定で2021/09期・2022/09期・2025/09期と純損失を計上しているため、配当よりも事業投資を優先している状況です。一方で、株主優待は1,000株以上の保有でデジタルギフトやサプリメント割引が受けられ、最低投資額が約6万円と低いため、優待目的の個人投資家には魅力があります。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 100.0万円 | 0.0万円 | 0.0% |
| 2022期 | 87.0万円 | ▲13.0万円 | -13.0% |
| 2023期 | 85.0万円 | ▲15.0万円 | -15.0% |
| 2024期 | 93.0万円 | ▲7.0万円 | -7.0% |
| 2025期 | 130.0万円 | 30.0万円 | 30.0% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER 36.4倍・PBR 1.60倍と不動産セクター平均を大きく上回る割高な水準です。配当利回りはゼロで、バリュー投資の対象としては魅力に欠けます。信用買い残が364万株と発行済株式数の約2.1%を占め、投機的なポジションが積み上がっている点には注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 2.4億円 | 200万円 | 0.8% |
| 2017/09期 | 700万円 | 0円 | 0.0% |
| 2018/09期 | 6.9億円 | 1.7億円 | 24.7% |
| 2019/09期 | -2.8億円 | 0円 | - |
| 2020/09期 | -13.0億円 | 0円 | - |
| 2021/09期 | 2.2億円 | 11.9億円 | 550.2% |
| 2022/09期 | 5,000万円 | 8.5億円 | 1706.0% |
| 2023/09期 | 14.8億円 | 4.2億円 | 28.7% |
| 2024/09期 | 6.6億円 | 3.7億円 | 56.3% |
| 2025/09期 | -800万円 | 0円 | - |
2021/09期・2022/09期の実効税率が異常に高いのは、繰延税金資産の取り崩しや評価性引当額の影響によるものです。2023/09期に正常化し28.7%となりましたが、2024/09期は再び56.3%に上昇。2025/09期は経常赤字のため税負担はゼロとなっています。
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(株)fantasista まとめ
「旧アジアゲートHDから変貌。不動産・ヘルスケア・蓄電所で多角化を進める小型スタンダード企業」
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