エスリード8877
ESLEAD CORPORATION
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが関西エリアで新築マンションを探すとき、エスリードが手掛けた物件を目にする機会があるかもしれません。彼らは「エスリード」というブランドで、暮らしやすいデザインのマンションを企画から販売まで一貫して行っています。また、将来のために不動産投資を考えたとき、同社が提供する都市部の投資用マンションが選択肢の一つになるでしょう。普段何気なく見かける街の新しいマンションの裏側で、エスリードが人々の快適な住まいづくりを支えています。
関西圏を地盤とするマンション開発大手。2025年3月期は売上高947.6億円、営業利益145.48億円と増収増益を達成しました。2026年3月期は売上高1100.0億円、営業利益180.0億円と更なる大幅な成長を見込んでいます。森トラストの連結子会社としてシナジーを追求しつつ、5期連続の増配となる1株185円配当など、積極的な株主還元姿勢が投資家から高く評価されています。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 大阪府大阪市福島区福島6丁目25番19号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
2025/03期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 8.8% | 4.3% | - |
| 2022/03期 | 10.2% | 5.0% | - |
| 2023/03期 | 10.5% | 4.9% | - |
| 2024/03期 | 11.8% | 4.9% | 14.5% |
| 2025/03期 | 13.3% | 4.7% | 15.4% |
| 3Q 2026/03期 | 10.5%(累計) | 3.3%(累計) | 17.1% |
同社の収益性は年々向上しており、営業利益率は2021年3月期の10.2%から2025年3月期には15.4%まで大きく改善しました。ROE(自己資本利益率)も12.7%と資本効率が高まっており、マンション企画・開発の効率的な運用が成果として表れています。高付加価値な都市型物件の提供が、安定した利益率の確保に寄与しています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 690億円 | — | 45.1億円 | 292.1円 | — |
| 2022/03期 | 746億円 | — | 54.3億円 | 351.8円 | +8.1% |
| 2023/03期 | 799億円 | — | 61.5億円 | 398.4円 | +7.1% |
| 2024/03期 | 803億円 | 116億円 | 75.2億円 | 487.3円 | +0.5% |
| 2025/03期 | 948億円 | 145億円 | 93.3億円 | 604.7円 | +18.0% |
エスリードは近畿圏を地盤とするマンションディベロッパーとして着実に成長しており、売上高は5期連続の増収を達成しています。2025年3月期には営業利益が約145億円、純利益が約93億円となり、過去最高水準の業績を更新しました。今後も分譲マンション事業が牽引し、2026年3月期には売上高1,100億円、純利益107億円を見込むなど、利益成長のモメンタムを維持しています。 【3Q 2026/03期実績】売上825億円(通期予想比75%)、営業利益141億円(同79%)、純利益80億円(同74%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報では、主力の不動産販売事業を中心に12社の連結子会社を展開するグループ体制が確認されます。主な事業リスクとして、金利上昇による不動産需要の減退や用地取得コストの増加が挙げられており、市場環境の変化に対する機敏な対応が経営上の重要課題となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 985億円 | — | 948億円 | -3.8% |
| 2024期 | 920億円 | — | 803億円 | -12.7% |
| 2023期 | 840億円 | — | 799億円 | -4.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 142億円 | — | 145億円 | +2.5% |
| 2024期 | 117億円 | — | 116億円 | -0.6% |
| 2023期 | 93億円 | — | 94.8億円 | +2.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
エスリードは明確な中期経営計画を公表していませんが、毎期の業績予想が事実上の目標となります。2025期は売上高こそ予想を下回ったものの、営業利益と純利益は目標を上回って着地しました。利益率の高い物件の販売が進んだことが要因と考えられます。一方、過去3期連続で期初予想の売上高を達成できていない点は課題であり、今後の計画精度が注目されます。2026期は大幅な増収増益を見込んでおり、この強気な目標を達成できるかが企業価値向上の鍵となります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
首都圏での更なるシェア拡大を狙い、東京支店を設立しました。
第2四半期において経常利益が前年同期比2.7倍となり、増配修正を実施しました。
アパート事業の強化のため、新会社「エスリードアパートメント株式会社」を分社化・設立しました。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q 2026/03期末時点
事業拡大に伴い有利子負債が増加しており、2025年3月期には約3,522億円に達しています。これに伴い自己資本比率は32.4%へ低下していますが、在庫となる販売用不動産の積み上げが主因であり、成長に向けた積極投資の側面が強いといえます。BPS(1株当たり純資産)も右肩上がりで推移しており、企業価値は着実に蓄積されています。 【3Q 2026/03期】総資産2530億円、純資産784億円、自己資本比率30.9%、有利子負債1628億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | ▲900万円 | ▲8.0億円 | 130億円 | ▲8.1億円 |
| 2022/03期 | ▲93.7億円 | ▲10.6億円 | 64.1億円 | ▲104億円 |
| 2023/03期 | ▲129億円 | ▲48.2億円 | 167億円 | ▲177億円 |
| 2024/03期 | ▲322億円 | ▲6.0億円 | 225億円 | ▲328億円 |
| 2025/03期 | ▲354億円 | ▲10.5億円 | 513億円 | ▲365億円 |
営業キャッシュフローがマイナスで推移しているのは、分譲マンション開発のための用地取得や仕掛販売用不動産の積み増しによる棚卸資産の増加が主な要因です。これに伴い、事業成長を支えるための資金調達を積極的に行っており、財務キャッシュフローはプラスが続いています。将来の収益化に向けた先行投資フェーズにあるため、一時的なフリーキャッシュフローのマイナスは健全な事業サイクルの一部と判断されます。
この会社のガバナンスは?
同社は監査報酬2,400万円を投じ、監査体制の強化を図っています。一方で女性役員比率は7.0%と低水準にとどまっており、多様性の確保が今後の経営課題です。連結子会社12社を擁する総合不動産企業として、森トラストの統治下で着実な経営執行が行われています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 872万円 | 419人 | - |
従業員平均年収は872万円と、国内の不動産業界においても高い水準を維持しています。好調なマンション販売事業による収益が従業員に適切に還元されている背景がありますが、成果主義的な側面が強く、同業他社との競争力維持を意識した報酬体系となっているのが特徴です。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。エスリードのTSRは、2023期以降TOPIXを大幅に上回って推移しており、特に2025期には332%と、TOPIXの213.4%を大きくアウトパフォームしています。これは、堅調な業績を背景とした株価の上昇に加え、連続増配による株主還元の強化が直接的な要因です。企業の成長が株主価値の向上に直結していることを示す良好な結果と言えます。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 25円 | 18.5% |
| 2017/03期 | 25円 | 12.4% |
| 2018/03期 | 30円 | 10.7% |
| 2019/03期 | 35円 | 12.1% |
| 2020/03期 | 40円 | 12.2% |
| 2021/03期 | 40円 | 13.7% |
| 2022/03期 | 40円 | 11.4% |
| 2023/03期 | 90円 | 22.6% |
| 2024/03期 | 150円 | 30.8% |
| 2025/03期 | 185円 | 30.6% |
| 権利確定月 | 3月 |
エスリードは業績連動型の配当方針を採用しており、成長に伴う利益還元を重視しています。近年、1株当たり配当金を大幅に引き上げる増配を継続しており、株主還元への姿勢を強めています。配当性向は30%程度を意識しつつ、持続的な配当成長を目指す姿勢が投資家から評価されています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 123.4万円 | 23.4万円 | 23.4% |
| 2022期 | 125.7万円 | 25.7万円 | 25.7% |
| 2023期 | 169.8万円 | 69.8万円 | 69.8% |
| 2024期 | 275.4万円 | 175.4万円 | 175.4% |
| 2025期 | 332.0万円 | 232.0万円 | 232.0% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは業界平均とほぼ同水準、PBRは平均をやや上回っており、市場から一定の評価を受けていることがわかります。特に配当利回りが業界平均より高い点は、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は1倍を割り込み売り残が買い残を上回っており、将来の株価下落を見込む動きと、株価上昇時の買い戻し(踏み上げ)期待が交錯する状況です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 70.0億円 | 25.0億円 | 35.6% |
| 2022/03期 | 85.8億円 | 31.5億円 | 36.7% |
| 2023/03期 | 93.7億円 | 32.2億円 | 34.4% |
| 2024/03期 | 113億円 | 38.3億円 | 33.7% |
| 2025/03期 | 137億円 | 44.2億円 | 32.1% |
実効税率は概ね30%台前半で安定しており、日本の標準的な法人税率水準に収まっています。2026年3月期の予想において税負担額が大幅に増加しているのは、計画上の利益成長に伴う納税見込みによるものです。突発的な税制変更や特殊な税務上の損益発生はなく、通常通りの利益に応じた納税を行っています。
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エスリード まとめ
「関西地盤のマンション開発会社、森トラストとのシナジーと積極的な株主還元で成長を加速」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。