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エスリード

ESLEAD CORPORATION

最終更新日: 2026年3月29日

ROE12.7%
BPS475円
自己資本比率32.4%
FY2025/3 有報データ

関西発、安定成長と株主還元で魅せる総合不動産デベロッパー

近畿圏での確固たる基盤を活かし、マンション開発に留まらない総合不動産企業として、多様化する社会のニーズに応える価値を創造し続ける。

この会社ってなに?

あなたが関西エリアで新築マンションを探すとき、エスリードが手掛けた物件を目にする機会があるかもしれません。彼らは「エスリード」というブランドで、暮らしやすいデザインのマンションを企画から販売まで一貫して行っています。また、将来のために不動産投資を考えたとき、同社が提供する都市部の投資用マンションが選択肢の一つになるでしょう。普段何気なく見かける街の新しいマンションの裏側で、エスリードが人々の快適な住まいづくりを支えています。

関西圏を地盤とするマンション開発大手。2025年3月期は売上高947.6億円、営業利益145.48億円と増収増益を達成しました。2026年3月期は売上高1100.0億円、営業利益180.0億円と更なる大幅な成長を見込んでいます。森トラストの連結子会社としてシナジーを追求しつつ、5期連続の増配となる1株185円配当など、積極的な株主還元姿勢が投資家から高く評価されています。

不動産業プライム市場

会社概要

業種
不動産業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市福島区福島6丁目25番19号
公式
www.eslead.co.jp

社長プロフィール

荒牧 杉夫
代表取締役社長
堅実派
当社は近畿圏を中心に、お客様のニーズに合った高品質な住まいを提供し続けてきました。今後はマンション専業から総合不動産業へと事業領域を拡大し、更なる成長を目指します。業績の着実な成長を実現し、株主の皆様への利益還元を一層強化してまいります。

この会社のストーリー

1992
日本エスリード株式会社設立

大阪市北区において、不動産分譲・仲介を目的として設立。近畿圏でのマンション事業をスタートさせた。

2001
大阪証券取引所第一部に上場

創業から10年足らずで大証一部(現 東証プライム市場)への上場を達成し、事業基盤と社会的信用を確立した。

2012
森トラストとの資本業務提携

総合デベロッパーである森トラスト株式会社と資本業務提携を締結。両社の強みを活かし、事業展開を加速させる。

2013
東京証券取引所第一部に上場

大阪証券取引所との現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第一部に上場。全国的な知名度を高める。

2019
森トラストの連結子会社化

森トラストによる株式公開買い付け(TOB)を経て、同社の連結子会社となる。グループシナジーによる更なる成長を目指す。

2023
アパート事業を分社化、「エスリードアパートメント」設立

多様化する不動産ニーズに応えるためアパート事業を分社化。マンション専業から総合不動産業への転換を象徴する一手となる。

2025
東京支店を設立し、首都圏へ本格進出

近畿圏での実績を基盤に、東京支店を設立。首都圏マーケットへ本格的に参入し、事業エリアの拡大を図る。

注目ポイント

積極的な株主還元姿勢

安定した業績を背景に、連続増配を実施しています。100株以上保有の株主には3,000円相当のカタログギフトが贈られる株主優待も魅力です。

マンション専業から総合不動産業へ

近畿圏トップクラスのマンション供給実績を誇る一方、アパート事業や物流施設事業にも進出。事業の多角化による将来的な成長が期待されます。

堅調な業績と今後の成長性

底堅い不動産需要を背景に、売上高・利益ともに安定して成長しています。2026年3月期も大幅な増益を見込んでおり、今後の事業拡大が楽しみです。

サービスの実績は?

185
1株当たり配当金
FY2025実績
+23.3% YoY
30.6%
配当性向
FY2025実績
FY2024: 30.8%
18.0%
売上高成長率 (YoY)
FY2025実績
+25.1% 営業利益成長率
947.6億円
不動産販売事業 売上高
FY2025実績 (連結売上高)
+18.0% YoY
3,000円相当
株主優待(カタログギフト)
毎年3月末 (100株以上)

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 185円
安全性
普通
自己資本比率 32.4%
稼ぐ力
高い
ROE 12.7%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
185
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
FY2021/34013.7%
FY2022/34011.4%
FY2023/39022.6%
FY2024/315030.8%
FY2025/318530.6%
3期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

エスリードは業績連動型の配当方針を採用しており、成長に伴う利益還元を重視しています。近年、1株当たり配当金を大幅に引き上げる増配を継続しており、株主還元への姿勢を強めています。配当性向は30%程度を意識しつつ、持続的な配当成長を目指す姿勢が投資家から評価されています。

同業比較(収益性)

不動産業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
12.7%
業界平均
13.9%
営業利益率下回る
この会社
15.4%
業界平均
116.7%
自己資本比率下回る
この会社
32.4%
業界平均
37.6%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3746億円
FY2023/3799億円
FY2024/3803億円
FY2025/3948億円
営業利益
FY2022/386.6億円
FY2023/394.8億円
FY2024/3116億円
FY2025/3145億円

エスリードは近畿圏を地盤とするマンションディベロッパーとして着実に成長しており、売上高は5期連続の増収を達成しています。2025年3月期には営業利益が約145億円、純利益が約93億円となり、過去最高水準の業績を更新しました。今後も分譲マンション事業が牽引し、2026年3月期には売上高1,100億円、純利益107億円を見込むなど、利益成長のモメンタムを維持しています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
12.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
4.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
15.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/38.8%4.3%10.2%
FY2022/39.7%4.7%11.6%
FY2023/310.1%4.5%11.9%
FY2024/311.2%4.4%14.5%
FY2025/312.7%4.1%15.4%

同社の収益性は年々向上しており、営業利益率は2021年3月期の10.2%から2025年3月期には15.4%まで大きく改善しました。ROE(自己資本利益率)も12.7%と資本効率が高まっており、マンション企画・開発の効率的な運用が成果として表れています。高付加価値な都市型物件の提供が、安定した利益率の確保に寄与しています。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率32.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
3,522億円
会社の純資産
735億円

事業拡大に伴い有利子負債が増加しており、2025年3月期には約3,522億円に達しています。これに伴い自己資本比率は32.4%へ低下していますが、在庫となる販売用不動産の積み上げが主因であり、成長に向けた積極投資の側面が強いといえます。BPS(1株当たり純資産)も右肩上がりで推移しており、企業価値は着実に蓄積されています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-354億円
営業CF
投資に使ったお金
-10.5億円
投資CF
借入・返済など
+513億円
財務CF
手元に残ったお金
-365億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-900万円-8.0億円130億円-8.1億円
FY2022/3-93.7億円-10.6億円64.1億円-104億円
FY2023/3-129億円-48.2億円167億円-177億円
FY2024/3-322億円-6.0億円225億円-328億円
FY2025/3-354億円-10.5億円513億円-365億円

営業キャッシュフローがマイナスで推移しているのは、分譲マンション開発のための用地取得や仕掛販売用不動産の積み増しによる棚卸資産の増加が主な要因です。これに伴い、事業成長を支えるための資金調達を積極的に行っており、財務キャッシュフローはプラスが続いています。将来の収益化に向けた先行投資フェーズにあるため、一時的なフリーキャッシュフローのマイナスは健全な事業サイクルの一部と判断されます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1金利動向について 金利動向については、「
2資産価値の下落による影響について 今後の景気動向や不動産市況の悪化等により、当社グループ保有の棚卸資産の資産価値が低下した場合は、棚卸資産の簿価切り下げ処理が適用され、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります
3開発用地の取得について」「
4建築工事について」「

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/370.0億円24.9億円35.6%
FY2022/385.8億円31.5億円36.7%
FY2023/393.7億円32.2億円34.4%
FY2024/3113億円38.3億円33.7%
FY2025/3137億円44.2億円32.1%

実効税率は概ね30%台前半で安定しており、日本の標準的な法人税率水準に収まっています。2026年3月期の予想において税負担額が大幅に増加しているのは、計画上の利益成長に伴う納税見込みによるものです。突発的な税制変更や特殊な税務上の損益発生はなく、通常通りの利益に応じた納税を行っています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
872万円
従業員数
419
平均年齢
33歳
平均年収従業員数前年比
当期872万円419-

従業員平均年収は872万円と、国内の不動産業界においても高い水準を維持しています。好調なマンション販売事業による収益が従業員に適切に還元されている背景がありますが、成果主義的な側面が強く、同業他社との競争力維持を意識した報酬体系となっているのが特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主61.2%
浮動株38.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関6.9%
事業法人等54.3%
外国法人等1.7%
個人その他36.2%
証券会社0.9%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は森トラスト。

森トラスト株式会社(8,289,000株)53.72%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(909,000株)5.89%
荒牧杉夫(309,000株)2.01%
DFA INTL SMALL CAP VALUE   PORTFOLIO (常任代理人:シティバンク、エ  ヌ・エイ東京支店)(87,000株)0.57%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(80,000株)0.52%
大槻定美(36,000株)0.23%
矢部コーポレーション株式会社(35,000株)0.23%
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社(30,000株)0.2%
株式会社日本カストディ銀行(信託口4)(30,000株)0.2%
野村信託銀行株式会社(投信口)(29,000株)0.19%

同社の株主構成は、親会社である森トラスト株式会社が53.72%の株式を保有しており、極めて強固な支配関係にあります。安定株主の割合が高いため、市場での流動性が限定される一方、親会社との強固な資本業務提携を通じた経営資源の共有が事業展開の安定性を支えています。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億4,479万円
取締役10名の合計

EDINET開示情報では、主力の不動産販売事業を中心に12社の連結子会社を展開するグループ体制が確認されます。主な事業リスクとして、金利上昇による不動産需要の減退や用地取得コストの増加が挙げられており、市場環境の変化に対する機敏な対応が経営上の重要課題となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 1名(7.1% 男性 13
7%
93%
監査報酬
2,400万円
連結子会社数
12
設備投資額
8.8億円
平均勤続年数(従業員)
5
臨時従業員数
384

同社は監査報酬2,400万円を投じ、監査体制の強化を図っています。一方で女性役員比率は7.0%と低水準にとどまっており、多様性の確保が今後の経営課題です。連結子会社12社を擁する総合不動産企業として、森トラストの統治下で着実な経営執行が行われています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上高は予想未達が続く一方、利益目標は堅実に達成する傾向。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 連結業績予想
FY2026 (2025年4月-2026年3月)
売上高: 目標 1100.0億円 順調 (947.6億円)
86.1%
営業利益: 目標 180.0億円 順調 (145.48億円)
80.8%
純利益: 目標 107.0億円 順調 (93.30億円)
87.2%
1株当たり配当金: 目標 未定 順調 (185円)
100%
FY2025 連結業績予想
FY2025 (2024年4月-2025年3月)
売上高: 目標 985.0億円 未達 (947.6億円)
96.2%
営業利益: 目標 142.0億円 達成 (145.48億円)
102.5%
純利益: 目標 87.0億円 達成 (93.30億円)
107.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025985億円948億円-3.8%
FY2024920億円803億円-12.7%
FY2023840億円799億円-4.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025142億円145億円+2.5%
FY2024117億円116億円-0.6%
FY202393億円95億円+2.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

エスリードは明確な中期経営計画を公表していませんが、毎期の業績予想が事実上の目標となります。FY2025は売上高こそ予想を下回ったものの、営業利益と純利益は目標を上回って着地しました。利益率の高い物件の販売が進んだことが要因と考えられます。一方、過去3期連続で期初予想の売上高を達成できていない点は課題であり、今後の計画精度が注目されます。FY2026は大幅な増収増益を見込んでおり、この強気な目標を達成できるかが企業価値向上の鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。エスリードのTSRは、FY2023以降TOPIXを大幅に上回って推移しており、特にFY2025には332%と、TOPIXの213.4%を大きくアウトパフォームしています。これは、堅調な業績を背景とした株価の上昇に加え、連続増配による株主還元の強化が直接的な要因です。企業の成長が株主価値の向上に直結していることを示す良好な結果と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+232.0%
100万円 →332.0万円
232.0万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021123.4万円+23.4万円23.4%
FY2022125.7万円+25.7万円25.7%
FY2023169.8万円+69.8万円69.8%
FY2024275.4万円+175.4万円175.4%
FY2025332.0万円+232.0万円232.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残37,700株
売り残88,800株
信用倍率0.42倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

PERは業界平均とほぼ同水準、PBRは平均をやや上回っており、市場から一定の評価を受けていることがわかります。特に配当利回りが業界平均より高い点は、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は1倍を割り込み売り残が買い残を上回っており、将来の株価下落を見込む動きと、株価上昇時の買い戻し(踏み上げ)期待が交錯する状況です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.4%
メディア数
42
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
不動産業 450社中 68位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績45%
配当・株主還元25%
事業拡大・支店設立20%
その他10%

最近の出来事

2025年10月事業拡大

首都圏での更なるシェア拡大を狙い、東京支店を設立しました。

2025年7月業績修正

第2四半期において経常利益が前年同期比2.7倍となり、増配修正を実施しました。

2025年5月新会社設立

アパート事業の強化のため、新会社「エスリードアパートメント株式会社」を分社化・設立しました。

エスリード まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 185円
安全性
普通
自己資本比率 32.4%
稼ぐ力
高い
ROE 12.7%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「関西地盤のマンション開発会社、森トラストとのシナジーと積極的な株主還元で成長を加速」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU