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イー・ギャランティ

eGuarantee,Inc.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE13.2%
BPS55円
自己資本比率73.3%
FY2025/3 有報データ

企業間取引の“万が一”に備える、信用リスク保証のパイオニア

信用リスクの市場を創造し、すべての企業が安心して挑戦できる社会を実現する。

この会社ってなに?

あなたが普段買い物をするお店、例えばスーパーやアパレルショップを想像してみてください。そのお店は商品を仕入れるためにメーカーにお金を払っていますが、多くは『ツケ払い(後払い)』です。もしお店が倒産したらメーカーは代金を回収できません。イー・ギャランティは、そんな万が一の事態に備えて「ウチが代わりに支払いますよ」と保証するサービスを提供しています。この仕組みがあるおかげで、多くの企業が安心して新しい取引先とビジネスを始められ、私たちの周りにある商品やサービスが滞りなく提供されているのです。

イー・ギャランティは、企業間の売掛債権保証サービスで成長を続けるニッチトップ企業です。FY2025は売上高102.2億円(前期比11.5%増)、営業利益51.03億円(同5.2%増)と20期以上の連続増収増益を達成しており、高い収益性を誇ります。新中期経営計画「Accelerate2028」では、FY2028に営業利益100億円という挑戦的な目標を掲げています。安定した事業基盤と成長戦略を背景に、投資家の注目を集めています。

その他金融業プライム市場

会社概要

業種
その他金融業
決算期
3月
本社
東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー37階
公式
www.eguarantee.co.jp

社長プロフィール

江藤 公則
江藤 公則
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは、企業間取引で生じる信用リスクを引き受ける『信用リスクの市場』としての役割を担っています。『Innovation in finance』という使命のもと、企業が安心して取引し、挑戦できる社会の実現に貢献します。今後もお客様のニーズに応え、サービスを進化させることで、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。

この会社のストーリー

2000
イー・ギャランティ株式会社設立

伊藤忠商事の社内ベンチャーとして創業。企業間取引における信用リスク保証という、国内ではまだ新しいビジネスモデルで事業を開始した。

2007
ジャスダック証券取引所に上場

創業から約7年でIPOを達成。公開価格を100%以上上回る初値をつけ、市場から高い期待を集めた。

2013
本社を赤坂Bizタワーへ移転

事業規模の拡大に伴い、本社を現在の赤坂サカス内 赤坂Bizタワーに移転。さらなる成長への基盤を固めた。

2018
東京証券取引所第一部へ市場変更

ジャスダックから東証二部への市場変更を経て、ついに東証一部(現プライム市場)へ。社会的信用と知名度をさらに高めた。

2021
コロナ禍での需要拡大と決済サービスの強化

経済の先行き不透明感から売掛債権の保証ニーズが高まる。請求・決済代行サービス「eG Collect」「eG Pay」の提供を拡大し、事業の多角化を進めた。

2024
新中期経営計画「Accelerate2028」を発表

2028年3月期に売上高200億円、経常利益100億円という挑戦的な目標を掲げ、成長をさらに加速させる意思を明確にした。

未来
「信用リスクの市場」の完成へ

保証サービスを軸に、あらゆる企業が信用リスクを自由に取引できる市場の創造を目指す。日本のビジネスインフラとして不可欠な存在へと進化を続ける。

注目ポイント

10年以上続く連続増収の実績

景気の波に左右されにくいビジネスモデルを構築し、10年以上にわたり増収を継続。安定した成長力は大きな魅力となっている。

野心的な中期経営計画

2028年3月期に売上高・経常利益を4年で倍増させるという挑戦的な目標を掲げる。株主還元にも積極的で、企業価値向上への強い意志がうかがえる。

日本経済を支えるユニークな事業

企業の売掛金が回収不能になるリスクを保証する、社会貢献性の高い事業を展開。景気変動や社会不安が高まる局面でこそ、その真価が発揮される。

サービスの実績は?

11.5%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
連続増収
5.2%
営業利益成長率
FY2025実績 (YoY)
連続増益
50.0%
営業利益率
FY2025実績
37
1株当たり配当金
FY2025実績
+5.7% YoY
50.6%
配当性向
FY2025実績
20期以上
連続増収記録
FY2025時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 37円
安全性
安定
自己資本比率 73.3%
稼ぐ力
高い
ROE 13.2%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
37
方針: 配当性向50%程度を目標
1株配当配当性向
FY2021/32248.8%
FY2022/32649.1%
FY2023/33456.0%
FY2024/33551.0%
FY2025/33750.6%
4期連続増配
株主優待
なし

株主優待は実施しておりません。

配当については配当性向50%程度を目標とした安定的な利益還元を方針としています。業績の拡大に合わせて増配を継続しており、株主還元への姿勢は非常に前向きです。今後も持続的な成長と連動した株主価値の向上を目指しています。

同業比較(収益性)

その他金融業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.2%
業界平均
9.8%
営業利益率上回る
この会社
49.9%
業界平均
15.8%
自己資本比率上回る
この会社
73.3%
業界平均
19.1%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/378.9億円
FY2023/384.9億円
FY2024/391.7億円
FY2025/3102億円
営業利益
FY2022/337.3億円
FY2023/341.5億円
FY2024/348.5億円
FY2025/351.0億円

イー・ギャランティは売掛債権保証サービスを主軸に、安定的な増収増益基調を維持しています。FY2021/3からFY2025/3にかけて売上高は72億円から102億円へ、純利益は20億円から35億円へと順調に拡大しました。景況感の影響を受けにくいビジネスモデルを強みに、今後も堅調な成長が期待されます。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
10.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
49.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/311.7%8.9%42.9%
FY2022/312.5%9.8%47.3%
FY2023/313.0%10.2%48.9%
FY2024/313.5%10.8%52.9%
FY2025/313.2%10.6%49.9%

収益性は非常に高く、営業利益率は約50%という極めて高い水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)は安定して13%前後で推移しており、効率的な資本活用がなされています。再保険の活用によりリスクをコントロールしつつ、利益率を最大化する戦略が奏功しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率73.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
264億円

同社は実質無借金経営を継続しており、非常に強固な財務体質を有しています。自己資本比率は70%超を維持しており、盤石な財務基盤のもとで新規投資や株主還元を柔軟に実施可能です。潤沢なネットキャッシュを保有しており、経営上の安全性が非常に高い銘柄です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+41.0億円
営業CF
投資に使ったお金
+3.1億円
投資CF
借入・返済など
-14.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+44.1億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/346.9億円-8,000万円22.1億円46.1億円
FY2022/326.6億円-18.2億円-8,700万円8.4億円
FY2023/332.4億円-41.9億円-7.1億円-9.5億円
FY2024/331.3億円-42.8億円-13.3億円-11.5億円
FY2025/341.0億円3.1億円-14.4億円44.1億円

営業キャッシュフローは本業の好調さを反映して安定的にプラスを継続しています。一時的な投資CFのマイナスは事業拡大に伴う投資によるものですが、財務基盤の強さにより問題はありません。現在は潤沢な営業CFを背景に、配当や自社株買いといった株主還元へ積極的に資金を振り向けています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1災害等が発生する可能性について東京本社において大規模な震災や火山の噴火あるいはテロ攻撃等の災害が発生し、本社機能が実質的に停止に陥った場合、当社グループの財政状態、経営成績に重要な影響を与える可能性があります
2紛争が発生する可能性について当社グループの展開する保証サービスは、保証対象先の倒産等に伴う債務の支払いリスクを複数の金融機関等に分散し、移転しております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/331.1億円11.0億円35.5%
FY2022/337.6億円13.0億円34.5%
FY2023/342.3億円13.7億円32.3%
FY2024/349.0億円16.4億円33.5%
FY2025/352.0億円17.1億円32.9%

法人税等の納税額は業績の拡大に伴い増加しており、税引前利益に対して概ね妥当な水準で推移しています。実効税率は32%から35%程度で安定しており、特段の税務上の懸念はありません。今後も継続的な利益計上により、適正な納税が行われる見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
605万円
従業員数
184
平均年齢
31.5歳
平均年収従業員数前年比
当期605万円184-

従業員平均年収は605万円となっており、金融業界の中では標準的な水準です。同社は成果主義的な報酬制度やストックオプションの活用に積極的であるとの評価も存在し、業績成長に伴う還元が意識されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主49.9%
浮動株50.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関27.1%
事業法人等22.8%
外国法人等30.2%
個人その他18.8%
証券会社1.1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は伊藤忠商事・帝国データバンク・NTTデータ。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(7,144,100株)14.9%
伊藤忠商事株式会社(6,336,800株)13.2%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(4,818,100株)10%
江藤 公則(3,151,700株)6.5%
株式会社帝国データバンク(2,870,400株)5.9%
株式会社NTTデータ(1,440,000株)3%
GOVERNMENT OF NORWAY(シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(1,332,293株)2.7%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE USL NON-TREATY CLIENTS ACCOUNT(香港上海銀行東京支店)(1,188,400株)2.4%
MSIP CLIENT SECURITIES (モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)(888,400株)1.8%
GOLDMAN,SACHS & CO. REG (ゴールドマン・サックス証券株式会社)(752,158株)1.5%

日本マスタートラスト信託銀行や伊藤忠商事が上位株主に名を連ねており、機関投資家および事業会社による安定した長期保有が特徴です。創業者の江藤公則氏も約6.5%を保有する主要株主であり、経営への強い関与と規律が維持されています。

会社の公式開示情報

役員報酬

7,228万円
取締役4名の合計

信用保証事業に特化した単一セグメントで構成され、事業法人向けおよび金融機関向け保証サービスによる収益基盤が強固です。主要なリスク要因としては、取引先の倒産増加による保証履行リスクや、金利環境の変化に伴う影響が挙げられます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
2,200万円
連結子会社数
15
設備投資額
2.0億円
平均勤続年数(従業員)
5.9

女性役員比率は9.0%と更なる登用が期待される段階ですが、子会社15社を抱えるグループ経営体制において、監査体制の強化が図られています。広報IRチームの新設や外部プロフェッショナルとの協働により、投資家への情報開示と透明性向上に注力しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想の精度は高い。新中計は野心的だが、過去の実績から達成への期待感は持てる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「Accelerate2028」
FY2025〜FY2028
売上高: 目標 200億円 やや遅れ (102.2億円)
51.1%
営業利益: 目標 100億円 やや遅れ (51.03億円)
51%
ROE: 目標 20%以上 順調 (15.05%)
75%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025101億円102億円+1.2%
FY202495億円92億円-3.5%
FY202388億円85億円-3.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202551億円51億円+0.06%
FY202448億円49億円+1.0%
FY202342億円42億円0.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024年6月に発表された新中期経営計画「Accelerate2028」では、FY2028までの4年間で売上高・営業利益を倍増させるという非常に野心的な目標を掲げています。具体的には売上高200億円、営業利益100億円を目指しており、過去の成長ペースをさらに加速させる計画です。過去の業績予想の精度は比較的高く、特に利益面では期初予想を上回る傾向にあり、経営の安定感が伺えます。新計画の達成には、主力の保証事業のさらなる拡大と新規顧客開拓が鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫して市場平均であるTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」という結果になっています。これは、同社が安定的な利益成長と増配を続けている一方で、株価自体の伸びが市場全体のモメンタムに追いついていないことを示唆しています。特にFY2024以降はTOPIXが大幅に上昇したため、その差が顕著になりました。今後の株価上昇には、新中期経営計画の達成による成長期待の再燃が不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+20.9%
100万円 →120.9万円
20.9万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021133.4万円+33.4万円33.4%
FY2022132.8万円+32.8万円32.8%
FY2023142.8万円+42.8万円42.8%
FY2024120.7万円+20.7万円20.7%
FY2025120.9万円+20.9万円20.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残518,200株
売り残67,800株
信用倍率7.64倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第3四半期決算発表2026-02-13
2026年3月期 本決算発表2026-05-14 (予想)

同業他社比較では、PER22.4倍、PBR3.29倍と市場から高い成長期待が寄せられていることがわかります。これは、独自のビジネスモデルと高い収益性によるものです。信用取引では、買い残が売り残を上回る状況が続いており、信用倍率は7.64倍とやや高めです。将来の売り圧力への警戒も必要ですが、個人投資家からの人気も高いと言えるでしょう。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
24
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, フィスコ
業界内ランキング
上位 15%
その他金融業 120社中 18位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
中期経営計画25%
株主還元20%
提携・業務拡大15%

最近の出来事

2026年2月3Q決算好調

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比4.5%増の39.8億円に達し、業績の堅調さを示した。

2025年10月自社株買い

26年3月期において30億円を上限とする追加の自社株買いを実施し、株主還元姿勢を鮮明にした。

2024年6月中計策定

2028年3月期までの中期経営計画「Accelerate2028」を策定し、売上と利益のさらなる拡大を目指す戦略を提示。

イー・ギャランティ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 37円
安全性
安定
自己資本比率 73.3%
稼ぐ力
高い
ROE 13.2%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「企業の『ツケ払い』倒産リスクを肩代わりする、ニッチな金融保証で20期以上連続増収を続ける隠れたガリバー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU