SBIアルヒ
SBI ARUHI Corporation
最終更新日: 2026年3月28日
【フラット35】シェアNo.1!SBIグループの力で日本の住まいを支える金融のプロ集団
住宅ローン事業を核としながら、お客様の豊かな暮らしを実現する多様な金融サービスを展開し、最も信頼される企業グループとなることを目指します。
この会社ってなに?
あなたがマイホームの購入を考えたとき、おそらく一度は目にするのが「フラット35」という住宅ローンではないでしょうか。SBIアルヒは、この長期固定金利ローンを日本で最も多く取り扱っている会社です。つまり、あなたの友人や同僚が建てた家の裏側で、同社が資金面で支えているかもしれません。最近ではSBIグループの一員となり、住宅ローンだけでなく、保険や銀行サービスなど、住まいに関するお金の相談をワンストップでできるよう、サービスを広げています。
国内最大の住宅ローン専門金融機関で、特に長期固定金利「フラット35」では13年連続シェアNo.1を誇ります。FY2025決算では売上高222.9億円、純利益19.04億円を記録。金利上昇局面で主力の固定金利ローンが苦戦し、近年は減益傾向でしたが、SBIグループ入りを機に変動金利商品や保証事業を強化し、収益構造の転換を急いでいます。今後の成長は、グループシナジーを活かした商品ラインナップの拡充と、新たな収益の柱となるストック収益の積み上げが鍵となります。
会社概要
- 業種
- その他金融業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都港区六本木1丁目6番1号
- 公式
- www.sbiaruhi-group.jp
社長プロフィール
私たちは、お客様が『家を買いたい』と思った大切な『ある日』を全力でサポートする住宅ローン専門金融機関です。SBIグループとの強固なシナジーを活かし、お客様一人ひとりに最適な金融サービスを提供することで、持続的な成長と企業価値の向上を目指します。
この会社のストーリー
グッドローン(後のSBIモーゲージ)として設立。日本で初めて住宅ローンを証券化する仕組み(モーゲージバンク)を導入し、業界に革新をもたらした。
アルヒ株式会社へ商号変更。「ある日」をサポートするという想いを込めた新ブランドで、顧客への認知度向上と事業拡大を図った。
社会的な信用を高め、さらなる成長を目指して東証一部に上場。住宅ローン専門金融機関として確固たる地位を築くための重要な一歩となった。
上場後、業績への期待から株価は大きく上昇し、上場来高値3,005円を記録。市場からの高い評価を受けた。
SBIホールディングスによる公開買付けが成立し、同社の連結子会社へ。グループの総合力を活かした新たな成長戦略がスタートした。
SBIアルヒ株式会社に商号を変更。住信SBIネット銀行の住宅ローン商品を取り扱うなど、グループシナジーを本格化させ、顧客への提供価値向上を加速。
「【フラット35】シェア圧倒的No.1」の維持に加え、成長領域への投資やストック収益の拡大を掲げた中期経営計画を推進中。
注目ポイント
全期間固定金利の住宅ローン【フラット35】において、13年連続で取扱シェアNo.1を達成。長年の実績と専門性で、多くの顧客から信頼を得ています。
SBIグループの一員となったことで、変動金利商品の拡充や、グループ内の銀行・証券・保険との連携を強化。顧客にワンストップで多様な金融サービスを提供できる体制を構築しています。
配当性向35~40%を目安とする安定的な配当方針を掲げています。さらに株主優待では暗号資産XRPがもらえるなど、投資家にとって魅力的な還元策を実施しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 55円 | 37.5% |
| FY2022/3 | 60円 | 50.1% |
| FY2023/3 | 55円 | 69.1% |
| FY2024/3 | 40円 | 101.4% |
| FY2025/3 | 40円 | 93.1% |
| 必要株数 | 100株以上(約8.4万円) |
| 金額相当 | 約500円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
当社の配当方針は、目標配当性向35~40%および目標株主資本配当率(DOE)4%程度を最低水準として定めています。直近は業績の変動により配当性向が高まっていますが、将来的な利益成長による還元強化を目指しています。長期的な安定配当の維持を重視する姿勢は、株主にとっての重要な投資魅力となっています。
同業比較(収益性)
その他金融業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の売上高はFY2021/3の約268億円をピークに減少傾向が続いていましたが、FY2025/3には約223億円へと反転増収に転じました。主力の住宅ローン事業において、グループの新生銀行との連携による変動金利商品の取り扱い開始などが奏功しています。今後の見通しについても、戦略的な事業展開により緩やかな増収増益を維持できる見込みです。
財務は安全?
総資産規模はFY2025/3時点で約2,057億円まで拡大しており、これは事業拡大に伴う貸出債権等の増加が主な要因です。一方で有利子負債も約939億円へと増加していますが、自己資本比率は20%前後を維持しており、一定の財務安定性を確保しています。事業ポートフォリオの変化に応じて資本構成の最適化を図る経営姿勢が伺えます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 47.5億円 | -7.8億円 | 186億円 | 39.7億円 |
| FY2022/3 | 37.2億円 | -7.0億円 | -182億円 | 30.2億円 |
| FY2023/3 | 14.9億円 | -7.1億円 | -58.5億円 | 7.8億円 |
| FY2024/3 | -34.3億円 | 5.4億円 | 61.3億円 | -28.8億円 |
| FY2025/3 | -53.7億円 | -51.6億円 | 103億円 | -105億円 |
営業キャッシュフローは近年、事業構造の転換や運転資金の変動によりマイナス圏で推移する年度がありました。投資活動においては、事業拡大のための戦略的な買収やインフラ投資を実行しており、これがFCF(フリー・キャッシュフロー)の一時的な押し下げ要因となっています。不足する資金は外部調達によって適宜補完し、将来的な成長投資を継続する方針です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 75.8億円 | 24.0億円 | 31.7% |
| FY2022/3 | 61.6億円 | 19.2億円 | 31.1% |
| FY2023/3 | 40.2億円 | 12.0億円 | 29.9% |
| FY2024/3 | 21.9億円 | 6.7億円 | 30.6% |
| FY2025/3 | 27.5億円 | 8.5億円 | 30.8% |
法人税等の支払額は、年度ごとの税引前利益の増減に連動して推移しています。実効税率は概ね30%前後で安定しており、日本の標準的な税率水準に収まっています。業績の変化に応じて納税額は変動しますが、税務上の特段の懸念事項は見当たりません。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 641万円 | 466人 | - |
従業員平均年収は641万円であり、金融業界の平均水準に位置しています。住宅ローン事業という安定収益基盤を持つ一方で、業務変革や事業拡大に伴う人材確保を目的とした競争力ある水準を維持しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はSBIノンバンクホールディングス。
SBIノンバンクホールディングス株式会社が62.97%の株式を保有しており、親会社による強固な支配下にある安定した株主構成です。市場での浮動株比率は限定的であり、SBIグループ傘下での経営戦略が経営の根幹となっています。
会社の公式開示情報
役員報酬
主に住宅ローン関連事業を展開しており、特に固定金利住宅ローン『フラット35』において高いシェアを誇ります。SBIグループとの業務提携による金融サービスの拡充や事業買収が成長戦略の鍵となっており、金利変動リスクや市場競争が主要な事業リスクとして開示されています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は12.5%であり、更なる多様性の向上が今後の課題です。SBIグループの一員として強固なガバナンス体制と内部統制を整備しており、適切な監査報酬の下で経営の透明性と健全性が確保されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 230億円 | — | 223億円 | -3.1% |
| FY2024 | 250億円 | — | 204億円 | -18.4% |
| FY2023 | 210億円 | — | 226億円 | +7.6% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 17億円 | — | 19億円 | +12.0% |
| FY2024 | 20億円 | — | 15億円 | -24.2% |
| FY2023 | 21億円 | — | 28億円 | +37.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2025年5月に新たな「中期経営計画2025」を策定しましたが、具体的な連結業績目標は非開示となっています。重点戦略として「【フラット35】シェア圧倒的No.1維持」と「ストック収益比率50%超」を掲げ、SBIグループとのシナジーを活かした事業構造転換を目指しています。過去の業績予想は外部環境の変化によりブレが大きく、特に売上高は下振れ傾向が目立つため、計画達成力には課題が残ります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、FY2021を除き、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、金融緩和の終了と金利上昇局面への移行が、同社の主力である長期固定金利ローンの収益性を圧迫し、業績が悪化したことが主な要因です。株価が長期にわたり低迷したため、配当によるリターンだけでは市場平均の上昇に追いつけず、投資家にとっては厳しい期間が続きました。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 151.8万円 | +51.8万円 | 51.8% |
| FY2022 | 90.8万円 | -9.2万円 | -9.2% |
| FY2023 | 100.9万円 | +0.9万円 | 0.9% |
| FY2024 | 95.4万円 | -4.6万円 | -4.6% |
| FY2025 | 89.4万円 | -10.6万円 | -10.6% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
同社のPBRは1倍を割り込み、業界平均と比較しても標準的な水準です。一方で、直近の利益水準の低下からPERはやや割高感があります。特筆すべきは4.6%を超える高い配当利回りで、株主還元への意識が株価の下支え要因となっています。信用買い残は売り残を上回る状況が続いており、将来の株価上昇を期待した買い意欲がうかがえますが、需給面での重さも意識されます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
優良住宅ローンの【フラット35】事業譲受および子会社化に向けた基本合意を発表。
2026年3月期から5カ年の中期経営計画を策定し、ストック収益50%超の達成を掲げる。
住信SBIネット銀行の住宅ローン取扱を開始し、商品ラインアップの大幅な拡充を実現。
最新ニュース
SBIアルヒ まとめ
ひとめ診断
「フラット35の絶対王者が、SBIグループの総合力を武器に金利上昇時代を乗り切ろうと奮闘中」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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