みずほリース8425
Mizuho Leasing Company,Limited
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがオフィスで使っているパソコンやコピー機、街で見かける建設機械は、企業が直接購入するのではなく、リース会社から借りていることがよくあります。みずほリースは、まさにそうした『モノを貸し出す』ビジネスのプロフェッショナルです。さらに、商業施設や再生可能エネルギー発電所など、大きなプロジェクトの裏側で資金面から支える役割も担っています。普段は意識しなくても、私たちの便利な生活や社会インフラは、こうした企業の活動によって支えられているのです。
2025期は売上高6,954.2億円、営業利益489.6億円と増収増益を達成。現在進行中の中期経営計画では、最終年度の純利益420億円、ROE12%以上を目標に掲げ、不動産や環境エネルギーといった成長分野への投資を加速しています。21期連続の増配を予定するなど株主還元にも積極的で、PBR1倍超えを定着させ、さらなる企業価値向上を目指すフェーズにあります。
会社概要
- 業種
- その他金融業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都港区虎ノ門1-2-6
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 10.3% | 0.8% | - |
| 2022/03期 | 6.7% | 0.6% | - |
| 2023/03期 | 11.2% | 1.0% | - |
| 2024/03期 | 11.6% | 1.1% | 6.0% |
| 2025/03期 | 11.5% | 1.2% | 7.0% |
| 3Q FY2026/3 | 11.9%(累計) | 1.0%(累計) | 5.5% |
収益性は安定しており、ROE(自己資本利益率)は2023/03期以降10%を超える水準を維持しており、資本効率の高さを示しています。営業利益率も6-7%前後で推移しており、本業の儲ける力が安定していることが分かります。今後は「中期経営計画2025」に基づき、さらなる資本効率の向上と収益性の改善が期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 4,979億円 | — | 218億円 | 90.0円 | - |
| 2022/03期 | 5,548億円 | — | 149億円 | 61.6円 | +11.4% |
| 2023/03期 | 5,297億円 | — | 284億円 | 117.3円 | -4.5% |
| 2024/03期 | 6,561億円 | 395億円 | 352億円 | 145.1円 | +23.9% |
| 2025/03期 | 6,954億円 | 490億円 | 420億円 | 154.5円 | +6.0% |
当社の業績は、積極的な事業投資や営業資産の積み上げにより売上高が着実に伸長し、2025/03期には売上高約6,954億円、純利益約420億円を達成しました。一方で2026/03期は、前期の反動減や市場環境の変化を見込み、純利益は前期比で減少する見通しです。リース事業を基盤としつつ、グローバルな事業ポートフォリオの最適化によって持続的な成長を目指しています。 【3Q 2026/03期実績】売上6398億円(通期予想比112%)、営業利益353億円(同126%)、純利益407億円(同157%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
その他金融業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業内容は国内リース事業を中心に、グローバル事業、不動産事業を柱として多角的に展開しています。EDINETの開示情報によれば、持分法適用関連会社を活用した多角的な資産ポートフォリオが特徴であり、事業リスクとしてはリース資産の信用リスクや金利変動リスク、海外事業におけるカントリーリスクが主要な項目として挙げられています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2024期 | 5,700億円 | 6,500億円 | 6,561億円 | +15.1% |
| 2023期 | 5,700億円 | — | 5,297億円 | -7.1% |
| 2022期 | 5,500億円 | — | 5,548億円 | +0.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2024期 | 280億円 | 380億円 | 395億円 | +41.1% |
| 2023期 | 280億円 | — | 318億円 | +13.4% |
| 2022期 | 300億円 | — | 179億円 | -40.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
「中期経営計画2025」では、最終年度(2026期)目標として純利益420億円、ROE12%以上を掲げていましたが、2025期の実績(純利益420.3億円、ROE12.5%)をもって主要な経営目標を1年前倒しで達成しました。これは国内リース事業の安定した収益に加え、不動産や環境エネルギー分野への戦略的投資が奏功した結果です。業績予想も近年は保守的な傾向から上振れ着地することが多く、経営の安定感が増しています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
スターアジアグループと資本業務提携を締結し、不動産事業の収益基盤強化を図る。
第3四半期累計で増収増益を達成し、契約実行高および営業資産残高が順調に推移した。
日鉄興和不動産の株式追加取得を実施し、持分法適用関連会社としての連携を深めた。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
総資産は成長に伴い拡大を続けており、2025/03期時点で約3兆8,981億円に達しました。自己資本比率は約9.8%とリース業界特有の低い水準ではありますが、これは膨大なリース資産を持つ金融業の性質上、一定の範囲内として許容されています。有利子負債は資産拡大に合わせて増加傾向にあり、資産構成の健全性を維持しつつレバレッジを活用した事業経営を行っています。 【3Q 2026/03期】総資産4.2兆円、純資産4317億円、自己資本比率8.5%、有利子負債3.4兆円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 1,968億円 | 532億円 | 2,482億円 | 2,500億円 |
| 2022/03期 | 685億円 | 277億円 | 998億円 | 962億円 |
| 2023/03期 | 1,178億円 | 171億円 | 1,435億円 | 1,349億円 |
| 2024/03期 | 1,922億円 | 520億円 | 2,665億円 | 2,442億円 |
| 2025/03期 | 3,933億円 | 532億円 | 4,571億円 | 4,465億円 |
営業キャッシュフローはリース資産の取得が先行するためマイナスが続いていますが、これはリース業界において設備投資を拡大する際に通常見られる現象です。不足する資金は銀行借入や社債発行などの財務キャッシュフローによって適切に調達されています。フリーキャッシュフローが恒常的にマイナスであることは、将来の収益源となる資産を積極的に購入している証拠でもあります。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は12.5%となっており、さらなる多様性の確保が課題です。監査体制については監査報酬として1億3,600万円を投じており、連結子会社47社を擁する大規模なグループ統治において、適切なモニタリングと透明性の高い経営管理体制の構築に努めています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 937万円 | 2,282人 | - |
従業員の平均年収は937万円と、国内の金融・リース業界においても高水準な給与水準を維持しています。背景には、専門的な金融ノウハウを要するリース事業の収益性の高さに加え、みずほグループとしての安定した事業基盤と、定期昇給および業績連動賞与が適切に反映される評価制度が寄与していると考えられます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。みずほリースは過去5年間、一貫してTOPIXを上回る優れたTSRを記録しています。特に2024期にはTSRが300%を超え、TOPIXを80ポイント以上アウトパフォームしました。これは、安定した業績成長を背景とした21期連続増配という積極的な株主還元策と、PBR1倍割れ是正に向けた市場の期待感が株価を押し上げたことが主な要因です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 60円 | 22.0% |
| 2017/03期 | 64円 | 22.0% |
| 2018/03期 | 70円 | 21.9% |
| 2019/03期 | 78円 | 20.1% |
| 2020/03期 | 82円 | 22.7% |
| 2021/03期 | 92円 | 20.4% |
| 2022/03期 | 110円 | 35.7% |
| 2023/03期 | 147円 | 25.1% |
| 2024/03期 | 192円 | 132.3% |
| 2025/03期 | 47円 | 30.4% |
株主優待制度は2023年3月実施分をもって廃止されました。
配当方針として安定的な還元を重視し、持続的な増配による株主還元を目指しています。2024/03期までは高い増配実績を誇っていましたが、現在は連結業績や配当性向を総合的に勘案した利益配分を行っています。株主優待制度については、より公平な利益還元を目的として2023年を最後に廃止されています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 162.2万円 | 62.2万円 | 62.2% |
| 2022期 | 150.8万円 | 50.8万円 | 50.8% |
| 2023期 | 183.2万円 | 83.2万円 | 83.2% |
| 2024期 | 301.4万円 | 201.4万円 | 201.4% |
| 2025期 | 284.3万円 | 184.3万円 | 184.3% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは2.7倍と業界平均(約12倍)を大幅に下回っており、株価は利益水準に対して極めて割安と評価されています。PBRはようやく1倍を回復し、市場の標準レベルに達しました。信用取引では買い残が売り残を大きく上回る状況が続いており、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多い一方、需給面での重さも指摘されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 275億円 | 57.7億円 | 20.9% |
| 2022/03期 | 201億円 | 51.6億円 | 25.7% |
| 2023/03期 | 401億円 | 117億円 | 29.2% |
| 2024/03期 | 509億円 | 157億円 | 30.8% |
| 2025/03期 | 662億円 | 242億円 | 36.5% |
法人税等の支払額は、税引前利益の変動に概ね連動しており、2025/03期には約242億円の税負担が発生しました。実効税率が変動するのは、税務上の繰延税金資産の取り扱いや、海外事業拠点での税制の違いが影響しているためです。予想値に関しては利益の減少を見込んでいるため、納税額も大幅に減少する計画となっています。
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みずほリース まとめ
「みずほ・丸紅の強力タッグを背景に、伝統的リースから環境・不動産投資へと事業領域を広げる連続増配企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。