みずほリース
Mizuho Leasing Company,Limited
最終更新日: 2026年3月29日
安定と成長を両立!21期連続増配で株主と共に歩む総合リース企業
リース事業の枠を超え、金融と事業サービスを融合させることで社会課題を解決し、豊かで持続可能な未来を共創するパートナーとなることを目指します。
この会社ってなに?
あなたがオフィスで使っているパソコンやコピー機、街で見かける建設機械は、企業が直接購入するのではなく、リース会社から借りていることがよくあります。みずほリースは、まさにそうした『モノを貸し出す』ビジネスのプロフェッショナルです。さらに、商業施設や再生可能エネルギー発電所など、大きなプロジェクトの裏側で資金面から支える役割も担っています。普段は意識しなくても、私たちの便利な生活や社会インフラは、こうした企業の活動によって支えられているのです。
FY2025は売上高6,954.2億円、営業利益489.6億円と増収増益を達成。現在進行中の中期経営計画では、最終年度の純利益420億円、ROE12%以上を目標に掲げ、不動産や環境エネルギーといった成長分野への投資を加速しています。21期連続の増配を予定するなど株主還元にも積極的で、PBR1倍超えを定着させ、さらなる企業価値向上を目指すフェーズにあります。
会社概要
- 業種
- その他金融業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都港区虎ノ門1-2-6
- 公式
- www.mizuho-ls.co.jp
社長プロフィール

私たちは『挑戦・変革・成長』をキーワードに掲げた中期経営計画のもと、リースで培った専門性と金融ノウハウを活かし、将来の成長領域を創造していきます。お客さまや社会の多様なニーズに応え、課題解決に貢献することで、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。
この会社のストーリー
日本興業銀行(当時)系のリース会社として設立。日本の産業界に設備投資の新たな選択肢を提供し、経済成長を支える一翼を担い始める。
安定した事業基盤を背景に株式上場を果たす。これにより、さらなる事業拡大と経営の透明性向上に向けた新たなステージへと進んだ。
総合商社の丸紅と提携し、グローバルなネットワークと商流を活用した事業展開を加速。金融と商社の融合によるシナジー創出を目指す。
みずほフィナンシャルグループとの連携をより一層強化するため、現在の社名に変更。グループ一体での顧客基盤活用を本格化させた。
公平な利益還元の観点からQUOカードの株主優待を廃止。その原資を配当に振り向けることで、全ての株主への還元を強化する方針を明確にした。
株主還元への強い意志を示す21期連続の増配を発表。経済情勢の変化の中でも安定して利益を成長させ、株主と共に歩む姿勢を鮮明にした。
「挑戦・変革・成長」を掲げた中期経営計画が最終年度を迎える。ROE12%以上を目標に、不動産や環境・エネルギーなど新領域での成長を目指す。
注目ポイント
株主への利益還元に積極的で、20年以上にわたり増配を継続しています。長期的な資産形成を目指す投資家にとって魅力的な安定感を誇ります。
みずほフィナンシャルグループの顧客基盤と、丸紅のグローバルな商流を掛け合わせることで、国内外で独自のビジネスチャンスを創出しています。
従来型のリース事業だけでなく、不動産、環境エネルギー、モビリティサービスなど、将来性のある分野へ積極的に投資。持続的な成長を目指しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 18.4円 | 20.4% |
| FY2022/3 | 22円 | 35.7% |
| FY2023/3 | 29.4円 | 25.1% |
| FY2024/3 | 38.4円 | 26.5% |
| FY2025/3 | 9.4円 | 30.4% |
株主優待制度は2023年3月実施分をもって廃止されました。
配当方針として安定的な還元を重視し、持続的な増配による株主還元を目指しています。FY2024/3までは高い増配実績を誇っていましたが、現在は連結業績や配当性向を総合的に勘案した利益配分を行っています。株主優待制度については、より公平な利益還元を目的として2023年を最後に廃止されています。
同業比較(収益性)
その他金融業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の業績は、積極的な事業投資や営業資産の積み上げにより売上高が着実に伸長し、FY2025/3には売上高約6,954億円、純利益約420億円を達成しました。一方でFY2026/3は、前期の反動減や市場環境の変化を見込み、純利益は前期比で減少する見通しです。リース事業を基盤としつつ、グローバルな事業ポートフォリオの最適化によって持続的な成長を目指しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 10.3% | 0.8% | 5.2% |
| FY2022/3 | 6.5% | 0.5% | 3.2% |
| FY2023/3 | 10.3% | 1.0% | 6.0% |
| FY2024/3 | 10.7% | 1.0% | 6.0% |
| FY2025/3 | 10.5% | 1.1% | 7.0% |
収益性は安定しており、ROE(自己資本利益率)はFY2023/3以降10%を超える水準を維持しており、資本効率の高さを示しています。営業利益率も6-7%前後で推移しており、本業の儲ける力が安定していることが分かります。今後は「中期経営計画2025」に基づき、さらなる資本効率の向上と収益性の改善が期待されます。
財務は安全?
総資産は成長に伴い拡大を続けており、FY2025/3時点で約3兆8,981億円に達しました。自己資本比率は約9.8%とリース業界特有の低い水準ではありますが、これは膨大なリース資産を持つ金融業の性質上、一定の範囲内として許容されています。有利子負債は資産拡大に合わせて増加傾向にあり、資産構成の健全性を維持しつつレバレッジを活用した事業経営を行っています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -1,968億円 | -532億円 | 2,482億円 | -2,500億円 |
| FY2022/3 | -685億円 | -277億円 | 998億円 | -962億円 |
| FY2023/3 | -1,178億円 | -171億円 | 1,435億円 | -1,349億円 |
| FY2024/3 | -1,922億円 | -520億円 | 2,665億円 | -2,442億円 |
| FY2025/3 | -3,933億円 | -532億円 | 4,571億円 | -4,465億円 |
営業キャッシュフローはリース資産の取得が先行するためマイナスが続いていますが、これはリース業界において設備投資を拡大する際に通常見られる現象です。不足する資金は銀行借入や社債発行などの財務キャッシュフローによって適切に調達されています。フリーキャッシュフローが恒常的にマイナスであることは、将来の収益源となる資産を積極的に購入している証拠でもあります。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 275億円 | 57.7億円 | 20.9% |
| FY2022/3 | 201億円 | 51.6億円 | 25.7% |
| FY2023/3 | 401億円 | 117億円 | 29.2% |
| FY2024/3 | 509億円 | 157億円 | 30.8% |
| FY2025/3 | 662億円 | 242億円 | 36.5% |
法人税等の支払額は、税引前利益の変動に概ね連動しており、FY2025/3には約242億円の税負担が発生しました。実効税率が変動するのは、税務上の繰延税金資産の取り扱いや、海外事業拠点での税制の違いが影響しているためです。予想値に関しては利益の減少を見込んでいるため、納税額も大幅に減少する計画となっています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 937万円 | 2,282人 | - |
従業員の平均年収は937万円と、国内の金融・リース業界においても高水準な給与水準を維持しています。背景には、専門的な金融ノウハウを要するリース事業の収益性の高さに加え、みずほグループとしての安定した事業基盤と、定期昇給および業績連動賞与が適切に反映される評価制度が寄与していると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はみずほフィナンシャルグループ・丸紅。
主要株主には株式会社みずほフィナンシャルグループ(23.09%)と丸紅株式会社(20%)が名を連ねており、両社で議決権の約4割を占める強固な協力体制が構築されています。安定した大株主の存在は経営の安定性に寄与する一方、浮動株比率が抑制される傾向にあり、市場における需給バランスが株価のボラティリティに影響を与える構造となっています。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業内容は国内リース事業を中心に、グローバル事業、不動産事業を柱として多角的に展開しています。EDINETの開示情報によれば、持分法適用関連会社を活用した多角的な資産ポートフォリオが特徴であり、事業リスクとしてはリース資産の信用リスクや金利変動リスク、海外事業におけるカントリーリスクが主要な項目として挙げられています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は12.5%となっており、さらなる多様性の確保が課題です。監査体制については監査報酬として1億3,600万円を投じており、連結子会社47社を擁する大規模なグループ統治において、適切なモニタリングと透明性の高い経営管理体制の構築に努めています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 5,700億円 | 6,500億円 | 6,561億円 | +15.1% |
| FY2023 | 5,700億円 | — | 5,297億円 | -7.1% |
| FY2022 | 5,500億円 | — | 5,548億円 | +0.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 280億円 | 380億円 | 395億円 | +41.1% |
| FY2023 | 280億円 | — | 318億円 | +13.4% |
| FY2022 | 300億円 | — | 179億円 | -40.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
「中期経営計画2025」では、最終年度(FY2026)目標として純利益420億円、ROE12%以上を掲げていましたが、FY2025の実績(純利益420.3億円、ROE12.5%)をもって主要な経営目標を1年前倒しで達成しました。これは国内リース事業の安定した収益に加え、不動産や環境エネルギー分野への戦略的投資が奏功した結果です。業績予想も近年は保守的な傾向から上振れ着地することが多く、経営の安定感が増しています。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。みずほリースは過去5年間、一貫してTOPIXを上回る優れたTSRを記録しています。特にFY2024にはTSRが300%を超え、TOPIXを80ポイント以上アウトパフォームしました。これは、安定した業績成長を背景とした21期連続増配という積極的な株主還元策と、PBR1倍割れ是正に向けた市場の期待感が株価を押し上げたことが主な要因です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 162.2万円 | +62.2万円 | 62.2% |
| FY2022 | 150.8万円 | +50.8万円 | 50.8% |
| FY2023 | 183.2万円 | +83.2万円 | 83.2% |
| FY2024 | 301.4万円 | +201.4万円 | 201.4% |
| FY2025 | 284.3万円 | +184.3万円 | 184.3% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは2.7倍と業界平均(約12倍)を大幅に下回っており、株価は利益水準に対して極めて割安と評価されています。PBRはようやく1倍を回復し、市場の標準レベルに達しました。信用取引では買い残が売り残を大きく上回る状況が続いており、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多い一方、需給面での重さも指摘されます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
スターアジアグループと資本業務提携を締結し、不動産事業の収益基盤強化を図る。
第3四半期累計で増収増益を達成し、契約実行高および営業資産残高が順調に推移した。
日鉄興和不動産の株式追加取得を実施し、持分法適用関連会社としての連携を深めた。
最新ニュース
みずほリース まとめ
ひとめ診断
「みずほ・丸紅の強力タッグを背景に、伝統的リースから環境・不動産投資へと事業領域を広げる連続増配企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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