8566プライム

リコーリース

RICOH LEASING COMPANY,LTD.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE6.7%
BPS749.2円
自己資本比率17.0%
FY2025/3 有報データ

「リース」の先へ!26期連続増配で株主にも応える安定成長企業

『循環創造企業へ』 - リース事業の枠を超え、お客様や社会と共に新しい価値を創造し、持続可能な経済の好循環を生み出すことを目指します。

この会社ってなに?

あなたが普段利用するカフェにある最新のコーヒーマシンや、通っているクリニックの医療機器。これらは、お店や病院が一括で購入したものではなく、月々決まった料金で借りている「リース」かもしれません。リコーリースは、このように企業が必要な設備を導入する際の資金面でのサポートをしています。他にも、塾の月謝やマンションの管理費などを口座から引き落とす「集金代行サービス」も提供しており、私たちの生活に欠かせないお金の流れを裏側でスムーズに動かしている会社です。

リコー系のリース大手で、中小企業を顧客基盤に持つ。2025年3月期は売上高3,121.6億円、営業利益217.29億円と増収増益を達成し、過去最高益を更新した。一方で2026年3月期の会社予想は営業利益190億円と減益を見込んでおり、今後の収益性維持が課題となる。株主還元に積極的で26期連続増配を継続しており、安定した配当成長は投資家にとって大きな魅力となっている。

その他金融業プライム市場

会社概要

業種
その他金融業
決算期
3月
本社
東京都江東区東雲1丁目7-12
公式
www.r-lease.co.jp

社長プロフィール

中村 徳晴
中村 徳晴
代表取締役 社長執行役員
ビジョナリー
私たちは『循環創造企業へ』というビジョンのもと、リース事業の枠を超えた新しい価値創造に挑戦しています。約40万社にのぼる中小企業の顧客基盤を強みに、お客様や社会と共に持続可能な経済の好循環を生み出してまいります。

この会社のストーリー

1976
リコーリース設立

リコー製品の販売促進を目的として、リコー月販株式会社から分離独立し、リコーリース株式会社が設立された。

1996
株式を店頭登録(現JASDAQ)

創業20周年を迎え、株式を日本証券業協会に店頭登録。企業としての信頼性と知名度を高め、新たな成長ステージへ。

2000
東京証券取引所市場第二部に上場

さらなる飛躍を目指し、東証二部へ上場。より強固な経営基盤を確立した。

2001
東京証券取引所市場第一部に指定

東証一部(現プライム市場)へ指定替え。日本を代表する企業の一つとして社会的な責任も増し、事業領域を拡大していく。

2017
新サービスへの挑戦

自宅を売却後も住み続けられるマンション買い取りサービスを開始するなど、リース事業で培った金融ノウハウを活かし、新たなサービス領域へ挑戦。

2021
みずほリースとの資本業務提携

みずほリース株式会社と資本業務提携を締結。両社の強みを融合させ、金融サービスの提供力強化と事業領域の拡大を加速させる。

2023
中期経営計画「循環創造企業へ」始動

サステナビリティを経営の核に据えた新中期経営計画を策定。リース事業を超え、社会課題解決と持続的成長を目指す。

注目ポイント

26期連続増配の驚異的な株主還元

なんと26期にわたり増配を続けています。「累進配当」を掲げ、業界トップクラスの還元水準を目指す姿勢は、株主を大切にする企業であることの証です。

中小企業に寄り添う顧客基盤

リコーグループの一員として、全国約40万社にのぼる中小企業との強固な顧客基盤を持っています。集金代行など独自のサービスで中小企業の経営を支える、社会に不可欠な存在です。

未来を創る「循環創造企業」

リース事業の枠を超え、SDGsや社会課題解決に積極的に取り組んでいます。太陽光発電事業への投資やタイアップ型SDGsリースなど、持続可能な社会の実現に貢献しています。

サービスの実績は?

26
連続増配期間
2025年3月期実績
+1期
180
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+30円 YoY
1.24%
売上高成長率
2025年3月期
3.42%
営業利益成長率
2025年3月期
35.4%
配当性向
2025年3月期実績

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 180円
安全性
注意
自己資本比率 17.0%
稼ぐ力
普通
ROE 6.7%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
180
方針: 累進配当および配当性向の向上
1株配当配当性向
FY2021/310025.6%
FY2022/312027.4%
FY2023/314530.0%
FY2024/315041.0%
FY2025/318035.4%
4期連続増配
株主優待
あり
カタログギフト
必要株数100株以上(約61.6万円)
金額相当2,000円相当
権利確定月3月
長期特典1年以上・3年以上保有で金額増額

リコーリースは26期連続増配を継続しており、配当の累進性と業界トップクラスの還元水準を経営方針の柱としています。現在の配当方針では配当性向を重視しつつ、持続的な成長に向けた還元拡充を目指しています。長期保有株主への厚い優待制度とあわせ、個人投資家にとって非常に魅力的な還元プログラムを提供しています。

同業比較(収益性)

その他金融業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.7%
業界平均
10.2%
営業利益率下回る
この会社
7.0%
業界平均
18.3%
自己資本比率下回る
この会社
17.0%
業界平均
22.1%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/33,039億円
FY2023/32,989億円
FY2024/33,083億円
FY2025/33,122億円
営業利益
FY2022/3193億円
FY2023/3212億円
FY2024/3210億円
FY2025/3217億円

リコーリースは、リコー製品の販売支援を軸に中小企業向けファイナンスで安定した収益基盤を構築しており、直近のFY2025/3には純利益156億円を達成しました。メーカー系リース会社としての強みを活かし、リース・割賦から集金代行や投資事業まで多角的な展開を進めています。次期(FY2026/3)は売上高3,200億円を見込む一方、利益面では先行投資や市場環境の変化を考慮した慎重な計画となっています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
1.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
7.0%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/36.3%1.0%5.4%
FY2022/36.7%1.1%6.3%
FY2023/37.0%1.2%7.1%
FY2024/35.1%0.9%6.8%
FY2025/36.7%1.1%7.0%

当社の収益性は、営業利益率が概ね6%〜7%で推移しており、金融業として一定の効率性を維持しています。ROE(自己資本利益率)は5%〜7%の範囲で安定しており、資本効率を重視した経営姿勢がうかがえます。ROA(総資産利益率)も1%前後で安定しており、大規模な資産を保有するリース業の特性を反映した堅実な収益構造となっています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率17.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
2.2兆円
会社の純資産
2,341億円

総資産規模は約1兆3,762億円にまで拡大しており、リース資産の積み上げがバランスシートの肥大化に寄与しています。自己資本比率は17%前後の水準で維持されており、金融機関からの借入を主軸とした安定的な調達構造を形成しています。負債の多くはリース事業の元手となる有利子負債であり、適切な財務レバレッジによって事業成長を支えています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-944億円
営業CF
投資に使ったお金
-123億円
投資CF
借入・返済など
+1,031億円
財務CF
手元に残ったお金
-1,067億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3389億円-218億円-69.6億円171億円
FY2022/391.4億円-95.5億円-57.9億円-4.1億円
FY2023/3-169億円-173億円435億円-342億円
FY2024/3-7.5億円-134億円49.8億円-141億円
FY2025/3-944億円-123億円1,031億円-1,067億円

リース事業の特性上、設備取得に伴うキャッシュアウトが発生するため、営業キャッシュフローは年度により大きな変動が生じます。積極的な営業資産の拡大に伴い、調達活動による財務キャッシュフローがプラスとなる傾向があります。FCF(フリー・キャッシュフロー)がマイナスとなる時期もありますが、これは事業成長のための戦略的投資によるものであり、長期的な収益獲得を目的としています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1なお、本項における将来情報に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、以下の記載は当社株式への投資に関連する全てのリスクを網羅するものではありませんので、ご留意ください
2(1)リスクマネジメント推進体制 当社グループは、刻一刻と変化する環境に適応するようリスクマネジメント体制の刷新を図りました
3これまで、当社グループのリスクマネジメントは、グループ各社がそれぞれ自律的に推進してきました
4今後、グループ経営を強化していくにあたっては、グループ全体の利益最大化を目指すべく、最適な判断が求められます
5その実現を阻害する要因をリスクとして識別、分析及び評価する必要があり、リスクマネジメント体制の見直しを実施しています

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3175億円54.9億円31.4%
FY2022/3195億円60.4億円30.9%
FY2023/3216億円67.1億円31.1%
FY2024/3215億円103億円47.7%
FY2025/3220億円63.7億円28.9%

法人税等の支払額は基本的に税引前利益に対して概ね30%前後で推移しており、日本の標準的な実効税率水準に収まっています。FY2024/3においては一時的な税務処理等の要因により実効税率が47.7%と高まりましたが、翌期には平準化しました。将来の税金費用については、各期の利益水準および税務計画に基づいて適正に計上される見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
769万円
従業員数
1,657
平均年齢
41.5歳
平均年収従業員数前年比
当期769万円1,657-

従業員の平均年収は769万円と、金融・リース業界の中でも堅実かつ高水準な給与体系を維持しています。長年の安定した収益基盤と、中小企業向けリース事業での着実な成長が、従業員への良好な還元に繋がっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主63.4%
浮動株36.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関9.2%
事業法人等54.2%
外国法人等10.6%
個人その他24.9%
証券会社1.2%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はリコー・みずほリース。

株式会社リコー(10,380,000株)33.57%
みずほリース株式会社(6,160,000株)19.92%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,054,000株)6.65%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(639,000株)2.07%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(360,000株)1.17%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(339,000株)1.1%
THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC ACCOUNT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(325,000株)1.05%
BNYMSANV RE BNYMIL RE WS MORANT WRIGHT NIPPON YIELD FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(305,000株)0.99%
BNYMSANV RE BNYMIL RE WS MORANT WRIGHT JAPAN FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(250,000株)0.81%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(240,000株)0.78%

リコーグループの株式会社リコーが筆頭株主として33.57%を保有し、次いでみずほリースが19.92%を保有する安定した構造です。親会社の影響を強く受ける一方で、機関投資家の保有比率も一定数存在し、経営の安定と規律が保たれています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億6,000万円
取締役3名の合計

リース事業を中心に、集金代行や投資事業など多角的な収益源を確保しているのが特徴です。事業リスクとして、金利変動の影響や主要顧客である中小企業の倒産リスクが挙げられますが、多分野への分散投資によってリスクの軽減を図っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 4名(30.8% 男性 9
31%
69%
監査報酬
5,400万円
連結子会社数
4
平均勤続年数(従業員)
13.5
臨時従業員数
71

女性役員比率が30.8%と高い水準でダイバーシティ経営を推進しており、ガバナンス体制が強化されています。監査体制も整備されており、連結子会社4社を擁する組織規模に対して、透明性の高い経営管理が行われています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
過去の中計は達成し、業績予想の精度も高いが、現行中計の最終目標達成には不透明感が残る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
FY2023〜FY2025
営業利益: 目標 235億円 順調 (217.29億円)
92.46%
当期純利益: 目標 165億円 順調 (156.58億円)
94.9%
配当性向: 目標 40%以上 順調 (35.4%)
88.5%
(旧)中期経営計画
FY2020〜FY2022
営業利益: 目標 200億円 達成 (212億円)
100%
ROA: 目標 1.1%以上 達成 (1.23%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025211億円217億円+3.0%
FY2024206億円210億円+2.0%
FY2023200億円212億円+6.2%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20253,150億円3,122億円-0.9%
FY20243,060億円3,083億円+0.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期経営計画(FY2020-2022)では営業利益目標200億円に対し実績212億円と目標を上回り、計画達成力は高いと評価できます。現行計画(FY2023-2025)では最終年度に営業利益235億円を目指していますが、会社が公表したFY2026の業績予想は190億円と減益を見込んでおり、目標達成のハードルは高い状況です。一方で、期初の業績予想に対する実績は比較的安定しており、堅実な経営姿勢がうかがえます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合算した総合的な投資リターンを示す指標です。FY2024まではTOPIXのパフォーマンスを下回る(アンダーパフォーム)状況が続いていましたが、これは株価の伸びが市場平均に追いついていなかったことが要因です。しかし、FY2025には自社TSRが217.2%となり、TOPIXの213.4%を上回る(アウトパフォーム)に転じました。これは、継続的な増配と堅調な業績を背景にした株価上昇が寄与したと考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+117.2%
100万円 →217.2万円
117.2万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021125.6万円+25.6万円25.6%
FY2022124.9万円+24.9万円24.9%
FY2023146.9万円+46.9万円46.9%
FY2024205.6万円+105.6万円105.6%
FY2025217.2万円+117.2万円117.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残18,000株
売り残218,500株
信用倍率0.08倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
株主総会2026年6月下旬

PBRは0.80倍と解散価値(1倍)を下回っており、株価は割安と判断される水準です。一方で信用取引では売り残が買い残を大幅に上回る「売り長」の状態で、信用倍率は0.08倍と極めて低く、将来的な株価上昇を見込んだ買い戻し(踏み上げ)への期待があります。業界平均と比較してPBRは低いものの、配当利回りはやや見劣りするため、株価上昇と配当成長の両面から投資魅力を判断する必要があります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +5.2%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 12%
その他金融業 82社中 10位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
株主還元30%
サービス拡充20%
サステナビリティ10%

最近の出来事

2025年10月サービス開始

集金代行サービス「ネット口座振替受付サービス」を拡充し、利便性向上を実現。

2026年02月減益発表

第3四半期累計経常利益が前年同期比4%減益となり、市場の注目を集めた。

2026年03月株主還元

26期連続増配を発表し、従業員向け株式報酬制度の導入も決定。

最新ニュース

ポジティブ
リコーリースが上場来高値を更新
2/27 · 会社四季報オンライン

リコーリース まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 180円
安全性
注意
自己資本比率 17.0%
稼ぐ力
普通
ROE 6.7%
話題性
好評
ポジティブ 55%

「リコーのDNAを持つ、中小企業の金融パートナー。26期連続増配で株主の信頼もがっちりリース。」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

同じ業種の企業

その他金融業」に分類される他の企業

免責事項:本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU