JUMP

MS&AD8725

MS&AD Insurance Group Holdings,Inc.

プライムUpdated 2026/05/27
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
高め
1株 160円
安全性
注意
自己資本比率 16.7%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
高い
ROE 16.5%(FY2026/3実績)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

自動車保険や火災保険を通じて日常の「もしも」に備えるMS&ADグループ。傘下の三井住友海上やあいおいニッセイ同和は、多くの方にとって身近な損害保険会社です。海外旅行保険やペット保険、傷害保険なども幅広く取り扱っており、暮らしの安心を支える存在です。

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、傘下に三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険を持つ国内損害保険業界のリーディングカンパニーです。2026/03期は経常収益7兆6,530億円(前期比+14.9%)、経常利益1兆1,202億円(+20.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益7,873億円(+13.8%)、正味収入保険料5兆6,620億円といずれも過去最高を記録しました。政策保有株式の売却益と国内外保険事業の好調が利益を牽引し、ROEは約18%に達しています(なお当社の売上指標は損保の中核トップラインである正味収入保険料で表示しており、GAAP総収益にあたる経常収益は7兆6,530億円です)。2030年度に向けた経営ビジョンでは政策保有株式の売却益を除くグループ修正ROE15%水準・グループ修正利益7,260億円超を目標に掲げ、政策保有株式の売却加速と株主還元の拡充を推進しています。2027年4月には三井住友海上とあいおいニッセイ同和の両社が合併し新たな損害保険会社を創造する「国内損害保険事業体制の再編」を予定しており、社名を「三井住友海上グループ」に変更する計画も発表済みです。2027/03期は政策株売却益の反動等により当期純利益4,250億円(EPS292.91円)への減益を見込みます。

保険業プライム市場

注目ポイント

損保2社合併で収益力大幅強化へ

三井住友海上とあいおいニッセイ同和の2027年4月の合併により、事業費削減と国内最大級の損保グループとしての競争力強化が期待されます。

実質連続増配と手厚い株主還元

政策保有株式の売却益を原資に増配と自社株買いを積極実施。2026/03期は1株160円(特別配当含む)、2027/03期予は170円とさらに増配計画です。

政策株売却による資本効率改善

2029年度ゼロを目指す政策保有株式の売却が着実に進行中。売却益を株主還元に充当し、資本効率の改善が加速しています。2026/03期はROE約18%を達成しました。

会社概要

業種
保険業
決算期
3月
本社
東京都中央区新川二丁目27番2号 東京住友ツインビルディング西館
公式
www.ms-ad-hd.com

サービスの実績は?

41%
自動車保険構成比
国内損保事業構成比
安定維持
33%
海外事業構成比
経常収益ベース
拡大傾向
18%
ROE(2026/03期)
自己資本当期純利益率
高水準
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

国内損害保険事業
約4.3兆円53.1%)
海外事業
約2.2兆円35.4%)
国内生命保険事業
約5,700億円10.1%)
金融サービス・リスク関連サービス事業
約800億円1.4%)
国内損害保険事業約4.3兆円
利益: 約4,000億円利益率: 9.3%

三井住友海上(2.49兆)・あいおいニッセイ同和(1.79兆)・三井ダイレクト(0.04兆)を中核とし、自動車保険・火災保険等を展開。2027年4月に三井住友海上とあいおいニッセイ同和が合併予定

海外事業約2.2兆円
利益: 約1,500億円利益率: 6.8%

ロイズ市場への参入やアジア・欧米での保険事業を展開。グループの成長ドライバー

国内生命保険事業約5,700億円
利益: 約400億円利益率: 7.0%

三井住友海上あいおい生命が担う。医療保険・がん保険等に注力

金融サービス・リスク関連サービス事業約800億円
利益: 約100億円利益率: 12.5%

資産運用、リスクコンサルティング等を展開

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます

FY2026/3実績

ROE
16.5%
株主資本の利回り
ROA
2.8%
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2022/03期8.06%1.1%-
2023/03期6.83%0.9%-
2024/03期8.27%1.4%-
2025/03期17.29%2.6%-
2026/03期16.5%2.8%-

保険持株会社のため営業利益率の概念はありませんが、ROEは2026/03期に約18%(短信公式の自己資本当期純利益率ベース)と保険業界で突出した水準に達しました。2025/03期・2026/03期のROE高騰は政策保有株式売却益や保険事業の好調による押し上げ要因を含んでおり、中長期的には政策保有株式の売却益を除くグループ修正ROE15%水準(2030年度目標)が安定的な到達目標と位置づけられています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2022/03期3.6兆円2,628億円158.17円
2023/03期3.9兆円2,110億円130.54円+9.0%
2024/03期4.3兆円3,693億円231.83円+8.4%
2025/03期4.7兆円6,917億円445.53円+9.7%
2026/03期5.7兆円7,873億円528.87円+21.1%

MS&ADインシュアランスグループは保険持株会社のため営業利益の概念がなく、経常利益と純利益で業績を評価します。2026/03期は経常収益7兆6,530億円(前期比+14.9%)・経常利益1兆1,202億円(+20.6%)・親会社株主に帰属する当期純利益7,873億円(+13.8%)といずれも過去最高を記録しました。国内外の保険事業の好調に加え、政策保有株式の売却益が利益を大きく押し上げ、ROEは約18%に達しています。なお当表のrevenueは損保の中核トップラインである正味収入保険料(2026/03期=5兆6,620億円)であり、GAAP総収益にあたる経常収益(7兆6,530億円)とは別指標です。2027/03期は政策株売却益の反動等により当期純利益4,250億円(EPS292.91円)への減益を見込みます(保険は正味収入保険料の予想を開示せず純利益予想のみ)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

保険業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 FY2026/3上回る
この会社
16.5%
業界平均
-23.4%
営業利益率(自社 FY2026/3
この会社: -業界平均: 10.9%
自己資本比率(自社 FY2026/3末下回る
この会社
16.7%
業界平均
25.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億7,000万円
7名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
国内損害保険事業約4.3兆円約4,000億円9.3%
海外事業約2.2兆円約1,500億円6.8%
国内生命保険事業約5,700億円約400億円7.0%
金融サービス・リスク関連サービス事業約800億円約100億円12.5%

国内損保事業がグループ利益の過半を占める主力事業です(2026/03期経常収益基準)。海外事業はロイズ市場への参入やアジア展開を通じて成長を続けています。傘下の三井住友海上とあいおいニッセイ同和の2027年4月1日に合併し新たな損害保険会社となる「国内損害保険事業体制の再編」が最大の組織変革であり、事業費削減と競争力強化が期待されます。

会社の計画は順調?

A
総合評価
傘下損保2社の合併決定と政策株売却加速で、利益・株主還元ともに目標を上回る進捗。2026/03期に過去最高益を達成。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第1ステージの全目標を達成した上で、第2ステージではグループ修正利益が目標を前倒しで達成。2026/03期は政策株売却益と国内外保険事業の好調で純利益7,873億円と過去最高益を更新しました。2027年4月の損保2社の合併により一段の収益力向上が期待されます。
2030年度に向けた経営ビジョン
2026期〜2030期
グループ修正ROE(政策株売却益除き): 目標 15%水準(2030年度) やや遅れ (FY2026/3はROE約18%(売却益含む))
55%
グループ修正利益: 目標 7,260億円超(2030年度) 基準値 (FY2025/3実績7,317億円)
計画開始前の基準値
政策保有株式の縮減: 目標 2029年度ゼロ 順調 (売却加速中)
70%
中期経営計画(2022-2025)第1ステージ
2022期〜2023期
グループ修正利益: 目標 3,000億円以上 達成 (達成済み)
100%
グループ修正ROE: 目標 10%程度 達成 (達成済み)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2026年3月期未開示通期3%上方修正7,873億円(過去最高)+13.8%
2024年3月期3,000億円3,700億円3,693億円+23.1%
経常利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025年3月期 1Q未開示前年同期比92%増益+92.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現在は2030年度に向けた経営ビジョンのもと、政策保有株式の売却益を除くグループ修正ROE15%水準・グループ修正利益7,260億円超を目標に掲げています。2026/03期は純利益7,873億円と過去最高益を更新し、旧・中期経営計画(2022-2025)の利益目標を前倒しで達成しました。傘下の三井住友海上とあいおいニッセイ同和は2027年4月に両社が合併し新たな損害保険会社を創造する「国内損害保険事業体制の再編」を予定しており、事業費削減と収益力強化が見込まれます。政策保有株式は2029年度ゼロを目指して売却を加速しており、売却益を原資とした株主還元の充実が投資家から高く評価されています。

最新ニュース

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三井住友海上とあいおいニッセイ同和、2027年合併を正式決議
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どんな話題が多い?

決算・財務35%
合併・組織再編30%
株主還元・配当20%
ESG・ガバナンス15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
310
前月比 +8.5%
メディア数
72
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 東洋経済, ダイヤモンド
業界内ランキング
上位 10%
保険業 20社中 2位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

2008
三井住友海上グループHD設立

三井住友海上火災保険が持株会社『三井住友海上グループホールディングス』を設立。のちのMS&ADインシュアランスグループ発足に向けた礎となりました。

2010
持株会社体制の確立

MS&ADインシュアランスグループホールディングスが発足。あいおい損保とニッセイ同和損保も合併し「あいおいニッセイ同和損害保険」が誕生しました。

2015
海外事業の本格拡大

アジア・欧米での保険事業買収を積極的に展開し、グローバルな収益基盤の構築を加速。ロイズ市場への本格参入も果たしました。

2022
中期経営計画で変革加速

中期経営計画(2022-2025)を策定し、政策保有株式の段階的売却と資本効率の向上を経営の柱として打ち出しました。

2025
損保2社の合併を正式決議

三井住友海上とあいおいニッセイ同和が2027年4月1日に合併することを最終合意・合併契約を締結。新たな損害保険会社を創造し、国内損保事業の競争力強化と事業費削減に踏み出しました。

2026
過去最高益7,873億円を達成

2026/03期は経常収益7兆6,530億円・経常利益1兆1,202億円・純利益7,873億円といずれも過去最高を記録。政策株売却益と国内外保険事業の好調が牽引し、ROEは約18%に達しました。

出来事の年表

2025年3月合併決議

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損害保険の2027年合併を取締役会で決議。グループの収益力強化へ。

2025年9月社名変更

2027年4月に社名を「三井住友海上グループ」に変更すると発表。海外での知名度向上を狙う。

2025年11月上方修正

今期経常利益を3%上方修正し、最高益予想をさらに上乗せ。国内外の保険事業が好調に推移。

2026年5月過去最高益

2026/03期決算を発表。経常収益7兆6,530億円・経常利益1兆1,202億円・純利益7,873億円といずれも過去最高を達成。政策株売却益と国内外保険事業の好調が牽引。

代表者プロフィール

舩曵 真一郎
代表取締役取締役社長 社長執行役員 グループCEO
改革推進型
三井住友海上とあいおいニッセイ同和の2027年4月の合併により、国内損保事業の競争力をさらに高めます。レジリエントでサステナブルな社会を支える企業グループとして、保険の力で社会課題の解決に貢献してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率FY2026/3末時点)16.7%
0%4% (注意ライン)8% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれもFY2026/3末時点

Interest-bearing Debt
9,984億円
借金(有利子負債)
Net Assets
4.7兆円
会社の純資産

総資産は約28.0兆円と巨大な資産規模を誇ります。保険業の特性上、自己資本比率は16.7%(2026/03期)と一般事業会社より低い水準ですが、業界内では健全な部類です。2024年4月1日の1:3株式分割によりBPSの数値が調整されています。有利子負債は約9,984億円(2026/03期)で社債を中心とする実在の調達であり、資本性調達等を含みます。保険持株会社の健全性は有利子負債のみならずESR(経済価値ベースのソルベンシー比率)やソルベンシー・マージン比率で評価され、当社は規制上十分な水準を維持しています。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+1,743億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-5,587億円
投資に使ったお金
Financing CF
-6,596億円
借入・返済など
Free CF
-3,844億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期▲3,239億円439億円793億円▲2,800億円
2022/03期2,367億円▲720億円585億円1,647億円
2023/03期1,942億円4,810億円▲3,145億円6,751億円
2024/03期3,357億円▲2,768億円▲2,315億円589億円
2025/03期1,743億円▲5,587億円▲6,596億円▲3,844億円

営業CFは近年安定的なプラスに転じています。2023/03期の投資CFがプラスに大きく振れたのは、政策保有株式の大規模売却によるものです。2025/03期の財務CFは約-6,596億円と大幅なマイナスで、大規模な自社株買いと配当金支払いによる積極的な株主還元を反映しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 5名(33.3% 男性 10
33%
67%
監査報酬
8億4,700万円
連結子会社数
103
設備投資額
253.0億円
平均勤続年数(従業員)
22.9
臨時従業員数
8615

取締役会は15名体制で女性役員比率33.3%と業界でも高水準のダイバーシティを実現しています。連結子会社103社を擁し、監査報酬は8億4,700万円と大規模グループに相応しいガバナンス投資を行っています。平均勤続年数22.9年は安定した雇用環境を反映しており、非正規雇用を含む臨時従業員数8,615名も含めた大規模な雇用を支えています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主46.5%
浮動株53.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関34.7%
事業法人等11.8%
外国法人等31.2%
個人その他18.4%
証券会社3.9%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は日本生命保険相互会社・トヨタ自動車。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(242,242,000株)15.99%
日本生命保険相互会社(108,975,000株)7.19%
トヨタ自動車株式会社(105,551,000株)6.97%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(81,676,000株)5.39%
JP MORGAN CHASE BANK 380055 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(35,906,000株)2.37%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(29,879,000株)1.97%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(27,903,000株)1.84%
JPモルガン証券株式会社(19,476,000株)1.29%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(18,411,000株)1.22%
住友生命保険相互会社(18,231,000株)1.2%

株主構成は信託銀行・生命保険会社・事業法人が上位を占める典型的な大型保険株です。トヨタ自動車が6.97%を保有する点が特徴的で、旧あいおい損保時代からの資本関係を反映しています。日本生命(7.19%)や住友生命(1.20%)など生損保間の株式持ち合いが残っていますが、政策保有株式の縮減方針のもと段階的な解消が進んでいます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1大規模自然災害(巨大地震・台風・水害等)による保険金支払いの急増リスク
2海外保険事業における為替変動リスク(ドル・ユーロ等の変動が収益に直結)
3金利環境の変動による保有債券・資産運用ポートフォリオの価値変動リスク
4傘下損保2社の合併(2027年4月)に伴うシステム統合・組織再編リスク
5気候変動に伴う保険引受リスクの構造的変化(損害率の上昇傾向)
6政策保有株式売却に伴う株価変動リスク
7各国の保険規制・資本規制の変更による事業環境の変化

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,144万円
従業員数
38,247
平均年齢
47.9歳
平均年収従業員数前年比
当期1,144万円38,247-

平均年収1,144万円は保険業界でもトップクラスの水準です。連結従業員約38,247名を擁する大規模グループであり、平均年齢47.9歳・平均勤続年数22.9年と長期雇用の傾向が強いことが特徴です。傘下の三井住友海上やあいおいニッセイ同和損保など主要子会社を含む連結ベースの数値で、持株会社単体のみの水準とは異なります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

MS&ADのTSR(株主総利回り)は138.0%と、TOPIXの213.4%をアンダーパフォームしています。2024期には270.9%まで急上昇しましたが、2025期には大幅に調整。これは2024年4月の株式分割(1:3)による株価調整や利益確定売りの影響と考えられます。ただし、分割調整ベースでは実質的に堅調な推移を続けており、保険セクター全体の再評価トレンドの中にあります。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
160
方針: 利益成長に応じた安定的・持続的な増配(配当性向50%程度目安)
1株配当配当性向
2022/03期6037.9%
2023/03期66.6751.1%
2024/03期9038.8%
2025/03期14532.5%
2026/03期16030.3%
2027/03期(予想)17058.0%
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

MS&ADは実質的な連続増配を継続しています。配当額はすべて2024年4月1日実施の1:3株式分割後ベースに統一しており、2026/03期の年間配当は1株160円(普通配当125円+特別配当35円)と前期から増配しました。2027/03期予想は1株170円(普通配当140円+特別配当30円)とさらなる増配を計画しています。配当性向は2026/03期が30.3%、2027/03期予が58.0%です。特別配当は政策保有株式の売却益等を原資とする株主還元の一環です。株主優待制度はありません。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 138.0万円 になりました (38.0万円)
+38.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期105.5万円5.5万円5.5%
2022期132.4万円32.4万円32.4%
2023期142.2万円42.2万円42.2%
2024期270.9万円170.9万円170.9%
2025期138.0万円38.0万円38.0%

※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,504,600株
売り残158,400株
信用倍率9.50倍
2026年3月中旬時点
今後の予定
本決算発表(2026/03期)2026年5月(実施済み)
第1四半期決算発表2026年8月頃

PERは業界平均を下回る割安水準にあり、PBRは資本効率改善への市場評価を反映しています。2026/03期は過去最高益を達成し、政策保有株式の売却益を原資とした株主還元の強化が下支えとなっています。信用倍率は買い残がやや多い状態ですが、安定した配当利回りが需給を支えています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期3,065億円1,621億円52.9%
2022/03期3,905億円1,277億円32.7%
2023/03期2,923億円813億円27.8%
2024/03期4,164億円472億円11.3%
2025/03期9,290億円2,373億円25.5%

2025年3月期の法人税等は約2,373億円と過去最高水準となりました。実効税率は25.5%で、保険事業の特性やグローバル展開に伴う税制差異を反映しています。2024/03期の実効税率が11.3%と異常に低いのは、政策保有株式売却に伴う税務上の特例処理の影響と考えられます。2021/03期の52.9%は、自然災害等による保険金支払い増加で税引前利益が圧縮された一方、法人税等の一定額が維持された結果です。

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MS&AD まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
高め
1株 160円
安全性
注意
自己資本比率 16.7%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
高い
ROE 16.5%(FY2026/3実績)
話題性
好評
ポジ 55%

国内損保2強の一角。2026/03期に過去最高益7,873億円を達成、損保2社合併と政策株売却で収益力強化を図るグローバル保険グループ

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最終更新: 2026/07/06 / データ提供: OSHIKABU