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アニコム ホールディングス8715

Anicom Holdings,Inc.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 8.5円
安全性
普通
自己資本比率 40.7%
稼ぐ力
普通
ROE 4.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 45%

この会社ってなに?

もしあなたの愛犬や愛猫が病気やケガをしたら、治療費は高額になることがありますよね。そんな時、人間の健康保険のように使えるのがペット保険です。アニコムは、そのペット保険を日本で最初に広めた会社。あなたが動物病院の窓口で、保険証を提示して会計をする飼い主さんを見かけたら、その多くはアニコムの保険を使っているかもしれません。同社は保険だけでなく、ペットの腸内環境を調べて病気を予防するサービスなど、大切な家族であるペットが元気に長生きできるような手助けをしています。

ペット保険のパイオニアで国内シェア4割超を誇るトップ企業。2025期決算では、経常収益676.8億円(前期比12.0%増)、純利益32.46億円(同18.9%増)と安定成長を継続しています。近年は東京海上日動やソニー損保など大手と提携し販路を拡大する一方、最先端の動物医療センターを開院するなど、保険事業に留まらないペットの総合ヘルスケア企業への進化を急いでいます。新中計ではROE12%以上を掲げ、資本効率と株主還元の強化を目指しています。

保険業プライム市場

会社概要

業種
保険業
決算期
3月
本社
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー39階

サービスの実績は?

127万件
保有契約件数
2025期末時点
+8.5% YoY
42.1%
ペット保険市場シェア
2025期末時点
7,597病院
窓口精算対応 動物病院数
2025期末時点
676.8億円
経常収益
2025期実績
+12.0% YoY
8.5
1株当たり配当金
2025期実績
+54.5% YoY
11.2%
ROE(自己資本利益率)
2025期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.0%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.2%2.9%-
2022/03期8.0%3.7%-
2023/03期8.2%3.8%-
2024/03期9.4%4.3%-
2025/03期11.2%4.7%-
3Q FY2026/34.7%(累計)2.0%(累計)-

同社は保険会社であるため通常の営業利益は算出されませんが、経常利益ベースでは効率的な保険引受と予防医療サービスの普及により、堅実な利益創出能力を有しています。ペットの高齢化や医療費の高騰という社会課題に対応する形で、腸内フローラ測定などの付加価値サービスを提供し、顧客単価の維持と収益性の確保を図っています。今後もペット市場の拡大とともに、さらなる利益率の改善が期待されています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期433億円15.9億円19.6円-
2022/03期473億円21.1億円26.0円+9.3%
2023/03期508億円22.8億円28.1円+7.3%
2024/03期543億円27.3億円34.0円+6.9%
2025/03期589億円32.5億円42.0円+8.5%

アニコムホールディングスは、ペット保険市場における圧倒的なシェアを背景に売上高が順調に拡大傾向にあり、2021年3月期の約480億円から2025年3月期には約677億円まで成長を遂げました。純利益も安定した増益基調を維持してきましたが、2026年3月期は先行投資や市場競争の影響により、一時的な減益を見込んでいます。今後も「予防型保険」という独自のビジネスモデルを軸に、ペットの健康増進を通じた企業価値のさらなる向上を目指しています。 【3Q 2026/03期実績】売上550億円(前年同期比10.6%)、純利益14億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

保険業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
4.7%(累計)
業界平均
-27.0%
営業利益率
この会社: -業界平均: 1.5%
自己資本比率上回る
この会社
40.7%
業界平均
20.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億5,200万円
取締役2名の合計

事業内容はペット保険事業を主軸としつつ、腸内フローラ測定等の予防型保険サービスを展開しています。主なリスク要因としては、ペット保険市場における競争激化やペット医療費の上昇が挙げられ、これらは損害率に直結するため、事業の継続性や収益性に与える影響を注視する必要があります。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上は計画通りだが、利益目標の未達が散見され、収益性向上が課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2025-2027
2025期〜2027期
経常収益: 目標 800億円 順調 (676.8億円)
84.6%
経常利益: 目標 68億円 順調 (49.0億円)
72%
ROE: 目標 12.0% 順調 (11.2%)
93.3%
(旧)中期経営計画2022-2024
2022期〜2024期
経常収益: 目標 600億円 前倒し達成 (604.4億円)
100%
経常利益: 目標 37億円 未達 (29.0億円)
78.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

経常収益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期660億円660億円677億円+2.5%
2024期600億円604億円+0.7%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期31億円32億円+4.7%
2024期25億円27億円+9.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画「2025-2027」では、最終年度(2027期)に経常収益800億円、ROE12%を目標に掲げています。旧中計では経常収益目標を前倒しで達成したものの、利益目標は未達に終わっており、収益性の向上が新計画達成の鍵となります。業績予想は比較的堅調で、期初予想を上回る実績を出す傾向がありますが、利益面での安定感が今後の評価を左右するでしょう。

どんな話題が多い?

業績・決算40%
新規事業・提携30%
ペット市場動向20%
株価・IR情報10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
保険業 120社中 18位
報道のトーン
45%
好意的
20%
中立
35%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月中計発表

アニコムグループが中期経営計画2025-2027を発表し、2028年3月期に向けた成長戦略を提示しました。

2025年11月業務提携

ソニー損保との共同でのペット保険販売を開始し、販路拡大を図りました。

2026年2月決算発表

第3四半期累計の連結経常利益が41.3%減の22.2億円となり、業績の伸び悩みが顕在化しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率40.7%
0%4% (注意ライン)8% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
101億円
借金(有利子負債)
Net Assets
283億円
会社の純資産

財務基盤については、事業拡大に伴い有利子負債を一時的に150億円まで積み増しているものの、自己資本比率は約39%を維持しており、一定の財務健全性は確保されています。総資産も着実に増加しており、ペット保険最大手として盤石な経営基盤を構築している状況です。今後も将来の成長に向けた戦略的な投資と、負債管理を通じた資本効率のバランスが重要となります。 【3Q 2026/03期】総資産735億円、純資産283億円、自己資本比率40.7%、有利子負債101億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+32.6億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-50.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
+2.7億円
借入・返済など
Free CF
-18.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期42.3億円21.3億円51.5億円21.0億円
2022/03期44.6億円54.9億円1.1億円10.3億円
2023/03期44.2億円40.7億円2.1億円3.6億円
2024/03期46.1億円111億円13.4億円157億円
2025/03期32.6億円50.9億円2.7億円18.3億円

営業キャッシュフローは本業の好調により年間60億円規模の安定したプラスを確保しており、事業の稼ぐ力の高さを示しています。一方で、投資キャッシュフローは新規医療サービスの開発やグループ戦略に伴う資金投入によりマイナス基調が続いています。フリーキャッシュフローは投資計画に応じて変動しますが、中長期的には安定したキャッシュを生み出す構造が定着しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
5,300万円
連結子会社数
5
設備投資額
14.1億円
平均勤続年数(従業員)
6.7
臨時従業員数
207

女性役員比率は9.0%であり、多様性の確保には改善の余地があります。一方で、高い社外取締役比率を維持する等、監督機能の強化に努めており、保険持株会社としてグループ5社の経営管理とコンプライアンス体制を重視した健全な統治構造を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主48.5%
浮動株51.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関35.2%
事業法人等13.3%
外国法人等28.3%
個人その他19.6%
証券会社3.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はKOMORIアセットマネジメント・光通信・GOLDMAN, SACHS & CO.REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券)。

株式会社日本カストディ銀行(信託口)(12,483,000株)16.65%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(10,734,000株)14.32%
KOMORIアセットマネジメント株式会社(4,680,000株)6.24%
光通信株式会社(3,195,000株)4.26%
GOLDMAN, SACHS & CO.REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(2,251,000株)3%
THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,174,000株)2.9%
小森 伸昭(1,671,000株)2.23%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,305,000株)1.74%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,107,000株)1.47%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,079,000株)1.44%

同社は機関投資家による保有比率が高い一方、創業家である小森伸昭氏が直接および資産管理会社を通じて一定の影響力を有しています。主要株主には信託銀行の信託口が上位を占め、安定株主としての側面が強い一方で、光通信や外資系証券の保有も確認され、資本効率や株主還元を重視する投資家からの注目度も一定数存在します。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1のとおりです
2のとおりリスク管理を推進しています

社員の給料はどのくらい?

平均年収
743万円
従業員数
974
平均年齢
42歳
平均年収従業員数前年比
当期743万円974-

従業員平均年収は743万円と、国内の全業種平均と比較して高い水準を維持しています。ペット保険市場のパイオニアとしてのブランド力と継続的な事業成長を背景に、優秀な人材の確保と定着を目的とした競争力のある報酬体系が構築されていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、継続して市場平均であるTOPIXを大幅に下回っています(アンダーパフォーム)。これは、安定した増収にもかかわらず、利益率の伸び悩みや株価の長期的な下落トレンドが続いたことが主な要因です。近年の株価回復と増配傾向により改善の兆しは見られますが、市場平均を上回るリターンを創出するには、新中計で掲げるROE目標の達成など、収益性と資本効率の抜本的な向上が不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
8.5
方針: 配当性向20%以上を目標
1株配当配当性向
2016/03期56.4%
2017/03期55.8%
2018/03期56.8%
2019/03期55.9%
2020/03期1.36.4%
2021/03期1.256.4%
2022/03期2.59.6%
2023/03期414.2%
2024/03期5.516.2%
2025/03期8.520.2%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施されておりません。

配当については業績の拡大に合わせて着実な増配を継続しており、株主還元を重視する姿勢を強めています。配当方針として安定的な利益分配を掲げ、配当性向の引き上げにも前向きに取り組んでいます。今後も持続的な成長を実現しながら、株主への還元を強化していく方針です。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 61.8万円 になりました (-38.2万円)
-38.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期112.4万円12.4万円12.4%
2022期73.2万円26.8万円-26.8%
2023期57.8万円42.2万円-42.2%
2024期66.0万円34.0万円-34.0%
2025期61.8万円38.2万円-38.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残471,000株
売り残236,300株
信用倍率1.99倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

業界平均と比較してPER・PBRともに割高な水準にあり、ペット保険市場における成長期待が株価に織り込まれていることを示唆します。信用倍率は1.99倍と比較的落ち着いており、過度な過熱感はありません。今後は、株価の割高感を正当化できるだけの利益成長を示せるかが焦点となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期27.6億円11.7億円42.5%
2022/03期31.7億円10.5億円33.3%
2023/03期36.9億円14.0億円38.0%
2024/03期41.6億円14.3億円34.4%
2025/03期49.4億円16.9億円34.3%

法人税等の支払いは税引前利益の伸びに伴い増加傾向にあります。実効税率は概ね30%から40%程度で推移しており、法的な税率水準に準じた適正な納税が行われています。業績拡大とともに納税額も着実に増えており、安定した企業活動を支える公的な貢献が継続しています。

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アニコム ホールディングス まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 8.5円
安全性
普通
自己資本比率 40.7%
稼ぐ力
普通
ROE 4.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 45%

「ペット保険のガリバーが、動物の健康寿命を延ばす『予防型保険』を武器に、ペット経済圏のプラットフォーマーを目指す」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU