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かんぽ生命保険7181

JAPAN POST INSURANCE Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 104円
安全性
注意
自己資本比率 2.9%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

郵便局の窓口で「かんぽさん」のポスターやパンフレットを見かけたことはありませんか?かんぽ生命保険は、全国の郵便局ネットワークを通じて、生命保険や学資保険などを提供している会社です。たとえば、お子さまの将来の教育費に備える「はじめのかんぽ」といった学資保険や、万が一の病気やケガに備える医療保険を扱っています。あなたが将来のために計画を立てたり、日々の暮らしの安心を得たいと考えたりするとき、その選択肢の一つとなるサービスを提供しているのが、この会社です。

かんぽ生命保険は、2025期決算で売上高6兆1653.3億円、純利益は1234.72億円を達成しました。続く2026期は純利益1360億円と更なる増益を予想しており、業績回復基調にあります。しかし、

保険業プライム市場

会社概要

業種
保険業
決算期
3月
本社
東京都千代田区大手町二丁目3番1号 大手町プレイスウエストタワー

サービスの実績は?

104
1株当たり配当金
2025期実績
+10.6% YoY
32.2%
配当性向
2025期実績
目標:40-50%平均
129,223
株主数
2025年9月30日時点
371,822,700
発行済株式数
2025年3月時点
49.84%
日本郵政の株式保有比率
2025年9月30日時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
3Q FY2026/36.9%(累計)0.2%(累計)-

生命保険事業特有の構造から、総資産に対する利益率は低水準で推移していますが、運用資産の最適化と効率的なコスト管理を通じて収益性を維持しています。自己資本利益率(ROE)についても、資本の有効活用を図るべく配当や自己株取得を通じた資本政策を展開しています。市場環境の変動に対しても、安定した契約基盤を背景に一定の利益水準を確保する体制を構築しています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期6.8兆円1,661億円295.3円-5.9%
2022/03期6.5兆円1,581億円375.1円-4.9%
2023/03期6.4兆円976億円249.5円-1.2%
2024/03期6.7兆円871億円227.4円+5.7%
2025/03期6.2兆円1,235億円322.6円-8.6%

かんぽ生命保険の業績は、新規契約の獲得努力により一定の売上を確保しているものの、保険市場の競争激化や環境変化の影響を受けて純利益は増減を繰り返す推移を見せています。2024/03期には870億円を記録しましたが、直近の2025/03期には1,234億円へと回復しており、効率的な資産運用とリスク管理が寄与しました。今後は市場金利の動向や持続的な営業施策により、約1,360億円の純利益創出を計画しています。 【3Q 2026/03期実績】売上4.1兆円(前年同期比-5.4%)、純利益1184億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

保険業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.9%(累計)
業界平均
-22.2%
営業利益率
この会社: -業界平均: 1.5%
自己資本比率下回る
この会社
2.9%
業界平均
24.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3,000万円
取締役1名の合計

事業リスクとして、低金利環境下での運用収益低下や、過去の不適切な保険募集問題に伴う信頼回復と業務改善が重要な懸念事項として開示されています。現在はAI活用や商品ラインナップの刷新により、顧客満足度の改善に注力しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
純利益目標は射程圏内だが、資本効率を示すROEの改善が課題。株主還元は着実に実行。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2022期~2026期
純利益: 目標 1,300億円以上 順調 (1,234.72億円)
94.9%
修正ROE: 目標 5%程度 やや遅れ (2.6%)
52%
総還元性向: 目標 40~50% 順調 (32.2% (FY2025))
80.5%
1株当たり配当額 (DPS): 目標 104円以上 達成 (104円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期790億円1,235億円+56.3%
2024期720億円871億円+20.9%
2023期710億円976億円+37.5%
2022期1,180億円1,581億円+34.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、2026期の純利益目標1,300億円に対し、直近2025期実績が1,234億円と順調に進捗しています。株主還元についても、1株104円の配当目標を達成し、総還元性向も目標レンジに近づきつつあります。一方で、資本効率を示す修正ROE目標5%に対しては2.6%と道半ばであり、今後の収益性向上が大きな課題です。業績予想の精度は高く、過去4期連続で期初予想を大幅に上回る実績を上げています。

最新ニュース

中立
かんぽ生命保険、第3四半期決算を発表
2/13 · 株予報Pro
ポジティブ
かんぽ生命、10月から電話での保険金請求サービスを開始
10/01 · 日本経済新聞
ポジティブ
かんぽ生命、保険金査定業務にAI活用を導入
08/24 · 日本経済新聞
ポジティブ
在宅介護関連サービスにおける業務提携を推進
06/01 · 日本経済新聞
ポジティブ
かんぽ経済研究所を新設、経済予測機能を強化
04/01 · 日本経済新聞

どんな話題が多い?

決算・財務30%
DX・デジタル化30%
経営戦略・提携25%
社会・コンプライアンス15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +5.4%
メディア数
84
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, ダイヤモンド・オンライン, みんかぶ
業界内ランキング
上位 15%
保険業 48社中 7位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年4月組織新設

かんぽ経済研究所を設立し、金利上昇環境下での経済分析能力を大幅に強化。

2025年10月新サービス

顧客利便性向上を目的に電話およびSMSを活用した保険金請求手続きの受付を開始。

2025年8月DX推進

保険金査定業務の効率化に向けて、AI技術を本格導入し業務プロセスの刷新を図る。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率2.9%
0%4% (注意ライン)8% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
5,000億円
借金(有利子負債)
Net Assets
4.1兆円
会社の純資産

同社のバランスシートは膨大な保険契約を裏付ける莫大な資産を抱えており、自己資本比率は5%前後で推移するなど極めて保守的かつ強固な財務体質を有しています。2024/03期以降は計算上の有利子負債が計上されていますが、これは保険事業の運用形態に起因するものであり、実質的な過剰債務ではありません。豊富な資産を背景に、長期的な安定配当を維持するための十分な財務余力を保持しています。 【3Q 2026/03期】総資産59.0兆円、純資産4.1兆円、自己資本比率2.9%、有利子負債5000億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+8,691億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+2.4兆円
投資に使ったお金
Financing CF
+601億円
借入・返済など
Free CF
+3.3兆円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期2.8兆円2.6兆円1,767億円2,520億円
2022/03期2.8兆円3.1兆円4,203億円3,560億円
2023/03期3.0兆円3.2兆円729億円2,387億円
2024/03期2,565億円2.7兆円622億円2.5兆円
2025/03期8,691億円2.4兆円601億円3.3兆円

保険業特有のキャッシュフロー構造として、保険料収入に基づく営業CFのマイナスは、将来の保険金支払いに向けた資産運用活動による投資CFのプラスと連動しています。大規模な資産運用に伴いFCF(フリー・キャッシュ・フロー)は年度ごとに大きく変動しますが、これは財務上の健全性が損なわれていることを意味しません。潤沢な手元流動性を維持しつつ、規律ある資産運用を通じて安定した経営基盤を支えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 33名)
女性 9名(27.3% 男性 24
27%
73%
監査報酬
1億9,800万円
連結子会社数
1
設備投資額
579.9億円
平均勤続年数(従業員)
20.3
臨時従業員数
2442

取締役会における女性役員比率は27.3%と国内企業の中でも高い水準にあり、多様な視点を取り入れた経営体制を推進しています。1億9,800万円の監査報酬を支払うなど、日本郵政グループの一員として強固なガバナンスとコンプライアンス体制の構築を経営の最優先事項としています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主64.5%
浮動株35.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関13.4%
事業法人等51.2%
外国法人等20.1%
個人その他12.3%
証券会社3.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は日本郵政。

日本郵政株式会社(190,963,000株)49.84%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(33,737,000株)8.8%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(12,545,000株)3.27%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(7,287,000株)1.9%
CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(4,590,000株)1.2%
JPモルガン証券株式会社(3,956,000株)1.03%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,753,000株)0.98%
かんぽ生命保険社員持株会(3,467,000株)0.9%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,222,000株)0.84%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,678,000株)0.7%

筆頭株主である日本郵政株式会社が約49.84%の株式を保有しており、グループ経営の下で強力な影響力を有しています。残りの大半は国内の信託銀行や海外の機関投資家が占めており、安定した株主構成である一方、一般株主の浮動株比率は限定的です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1各リスク項目各リスク項目は、その特性に応じて、「Ⅰ 経営戦略」、「Ⅱ 財務・資産運用」、「Ⅲ 事業固有」、「Ⅳ オペレーション」、「Ⅴ その他」に分類し、記述しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
596万円
従業員数
18,656
平均年齢
43.5歳
平均年収従業員数前年比
当期596万円18,656-

従業員平均年収は596万円となっており、金融・保険業界の中では安定した水準を維持しています。長年の高い勤続年数を背景に、組織の硬直化を防ぐための生産性向上や若手・中堅への待遇見直しが重要な経営課題となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。かんぽ生命のTSRは、2024期以降、TOPIXの上昇率に追いつけておらず、市場平均をアンダーパフォームしている状態です。これは、配当によるリターンは安定しているものの、不適切販売問題以降の信頼回復の遅れや成長期待の乏しさから、株価自体が市場全体のトレンドほどには上昇していないことが背景にあります。超割安なPBRが示すように、市場からの評価が低いことがTSRを押し下げる主要因となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
104
方針: 安定配当と増配の継続
1株配当配当性向
2016/03期5639.6%
2017/03期6040.6%
2018/03期6839.0%
2019/03期7235.8%
2020/03期7628.4%
2021/03期7625.7%
2022/03期9024.0%
2023/03期9236.9%
2024/03期9441.3%
2025/03期10432.2%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待は実施しておりません。

同社の配当方針は、利益成長に応じた株主還元を重視しており、安定的な配当の維持と継続的な増配を目指す方針を掲げています。配当性向を一定の指標としつつ、資本効率を意識した経営を行っています。株主優待制度は設けておらず、配当金という直接的な還元に特化することで全株主への公平性を確保しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 260.4万円 になりました (160.4万円)
+160.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期175.2万円75.2万円75.2%
2022期171.7万円71.7万円71.7%
2023期173.4万円73.4万円73.4%
2024期242.9万円142.9万円142.9%
2025期260.4万円160.4万円160.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残947,400株
売り残18,400株
信用倍率51.49倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月中旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月中旬

業界平均と比較してPER・PBRが著しく低く、株価が極めて割安な状態です。配当利回りは6.35%と業界平均を大きく上回り、高配当利回り銘柄としての魅力があります。信用倍率は51.49倍と高い水準にあり、将来の株価上昇を見込んだ信用買い残が積み上がっていますが、これは需給面での重荷となる可能性もあります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期3,457億円1,796億円52.0%
2022/03期3,561億円1,981億円55.6%
2023/03期1,176億円200億円17.0%
2024/03期1,612億円741億円46.0%
2025/03期1,703億円468億円27.5%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に応じて変動しており、税務会計上の繰延税金資産や特有の損益項目により実効税率が大きく変動する傾向があります。2023/03期には17.0%まで低下しましたが、その後は再び上昇傾向にあります。毎期の業績に応じた適切な納税を行っており、税務コストは利益管理上の重要な要素となっています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

かんぽ生命保険 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 104円
安全性
注意
自己資本比率 2.9%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「『郵便局の保険屋さん』、不適切販売問題からの信頼回復と超割安株価からの脱却を目指す道のり」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU