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東洋証券8614

TOYO SECURITIES CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
普通
自己資本比率 33.7%
稼ぐ力
低い
ROE -(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが将来のために資産を増やしたいと考えたとき、東洋証券のような会社がパートナーになります。例えば、「成長が期待される中国の有名企業に投資してみたい」と思ったことはありませんか?東洋証券は、個人ではなかなか情報の得にくい中国株の取引に強みを持つ、この分野の草分け的な存在です。また、地元の支店で専門家と顔を合わせてじっくり相談しながら、株式や投資信託を選びたいというニーズにも応えています。普段何気なく見ている株価ニュースの裏側で、あなたの資産形成を対面でサポートしているのが東洋証券です。

広島・山口を地盤とする独立系証券会社。2023期に21.67億円の営業赤字を計上しましたが、市況回復を追い風に2024期は売上高120.2億円、営業利益11.53億円とV字回復を達成しました。続く2025期は純利益26.53億円を見込み、1株あたり50円という大幅な増配計画を発表、株主還元姿勢を鮮明にしています。近年はアクティビストからの提案や買収防衛策の導入など経営を巡る動きが活発化しており、中期経営計画で見直されたROE8%以上の目標達成に向けた変革の途上にあります。

証券・商品先物取引業プライム市場

会社概要

業種
証券・商品先物取引業
決算期
3月
本社
東京都中央区八丁堀4丁目7番1号

サービスの実績は?

120.2億円
売上高
2024期実績
+44.1% YoY
11.53億円
営業利益
2024期実績
黒字転換
13.05億円
純利益
2024期実績
黒字転換
50
1株当たり配当金(予想)
2025期予想
+400% YoY
144.9%
配当性向(予想)
2025期予想
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-(累計)
株主資本の利回り
ROA
-(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
18.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期2.4%1.1%-
2022/03期2.3%1.0%-
2023/03期8.1%4.0%-
2024/03期3.5%1.8%9.6%
2025/03期7.6%3.5%6.1%
3Q FY2026/3-(累計)-(累計)18.6%

収益性指標であるROE(自己資本利益率)は、2023/03期にマイナス圏まで落ち込みましたが、直近の2025/03期には8.8%まで大幅に改善しました。営業利益率も2023/03期のマイナス26.0%から反発し、直近では6.1%を確保しています。市場環境に左右されやすい構造ですが、中長期的なROE8%以上の目標達成に向けて収益体制の立て直しが進んでいます。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期120億円9.4億円11.9円-
2022/03期109億円8.8億円11.1円-9.2%
2023/03期83.4億円29.6億円-37.2円-23.2%
2024/03期120億円11.5億円13.1億円16.4円+44.1%
2025/03期113億円6.9億円26.5億円34.5円-6.1%

東洋証券の業績は、市場環境の影響を強く受けやすく、2023/03期には営業損益が約21.7億円の赤字となるなど厳しい局面もありました。しかし、翌2024/03期以降は市況の改善や対面サービスの強化が奏功し、2025/03期には純利益が約26.5億円まで急回復を見せています。証券市況の変動を背景に収益の振れ幅が大きいものの、足元では収益力強化による業績改善が進展しています。 【3Q 2026/03期実績】売上99億円(通期予想比100%)、営業利益18億円(同100%)、純利益0百万円(同0%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

証券・商品先物取引業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: -(累計)業界平均: 9.8%
営業利益率下回る
この会社
18.6%
業界平均
26.0%
自己資本比率下回る
この会社
33.7%
業界平均
36.3%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億100万円
取締役6名の合計

EDINET開示情報によると、同社は対面営業を軸とした証券・商品先物取引業を展開し、中国株取引に強みを持っています。主な事業リスクとして、株式市場の変動による手数料収益の減少や、金利変動、および規制環境の変化が挙げられ、これらが業績に直接的な影響を与える構造です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
V字回復は評価できるが、具体的な数値目標が少なく、計画の達成確度はまだ見極めが必要。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第六次中期経営計画(見直し後)
〜2028期
ROE(自己資本利益率): 目標 8.0%以上 順調 (6.3% (FY2025予想))
78.75%
連結配当性向: 目標 60.0%以上 前倒し達成 (144.9% (FY2025予想))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期113億円進行中
2024期非開示120億円N/A
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期7億円進行中
2024期非開示12億円N/A

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は2024年10月に第六次中期経営計画を見直し、最終年度の2028年3月期までにROE8%以上を新たな経営目標(KGI)として設定しました。具体的な売上高や利益目標は示されていませんが、配当性向60%以上という株主還元方針は明確に打ち出しており、2025期予想ではこれを大幅に上回る見込みです。過去の業績が市況に大きく左右される傾向があるため、今後は安定的にROE目標を達成できるかが焦点となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
株主還元・ガバナンス30%
DX・テクノロジー20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 30%
証券・商品先物取引業 105社中 32位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年11月業務提携

トレードワークスと生成AIエージェントを活用した証券業務DXの実用化検討を開始。

2025年10月中計見直し

第六次中期経営計画を改定し、ROE目標を8%以上に設定して資本効率向上を強調。

2025年6月経営交代

株主からの信任が十分でないとして、社長が株主総会当日に退任する異例の事態が発生。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率33.7%
0%8% (注意ライン)15% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
94.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
287億円
会社の純資産

同社の財務健全性は、証券業特有の営業債権や預かり資産に依存しており、総資産規模は600億円から800億円の間で推移しています。自己資本比率は40%台前半から50%台を維持しており、安定した資本基盤を構築しています。ただし、資金調達による有利子負債は2025/03期時点で約259億円と増加傾向にあり、市場動向に応じた機動的な資金繰りが求められています。 【3Q 2026/03期】総資産760億円、純資産287億円、自己資本比率33.7%、有利子負債95億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+8.5億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+22.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-54.6億円
借入・返済など
Free CF
+31.5億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期20.6億円5.2億円77.0億円25.8億円
2022/03期40.7億円7,000万円5.0億円40.0億円
2023/03期25.8億円7,800万円46.5億円25.0億円
2024/03期34.9億円15.1億円21.1億円50.0億円
2025/03期8.5億円22.9億円54.6億円31.5億円

営業キャッシュフローは、証券会社の特性上、相場変動に伴う顧客預り金や回転売買の影響で年間数十億円規模の変動が見られます。2024/03期以降は営業活動によるキャッシュの流入が定着し、フリーキャッシュフローも黒字基調を回復しました。財務活動では借入金の返済や調達を柔軟に行い、健全な経営サイクルを維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
4,200万円
連結子会社数
1
設備投資額
3.2億円
平均勤続年数(従業員)
17.9

女性役員比率は10.0%であり、今後のダイバーシティ推進に向けた体制強化が課題です。監査体制については監査役会が設置されており、連結子会社1社を擁するシンプルな企業規模の中で、実効性の高いモニタリング体制の構築を継続しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主46.8%
浮動株53.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関29.3%
事業法人等17.6%
外国法人等2.1%
個人その他48.2%
証券会社2.9%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は野村総合研究所。

株式会社野村総合研究所(6,860,000株)9.77%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(5,509,000株)7.85%
住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(5,449,000株)7.76%
株式会社広島銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(3,120,000株)4.44%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員報酬BIP信託口・76402口)(2,281,000株)3.25%
朝日生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(1,616,000株)2.3%
三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(1,090,000株)1.55%
フィンテック グローバル株式会社(847,000株)1.2%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社(745,000株)1.06%
東京海上日動火災保険株式会社(650,000株)0.92%

東洋証券の株主構成は、事業法人や金融機関など安定株主が多数を占める構造です。野村総合研究所や信託銀行、地方銀行が上位を占めており、特定の創業家による絶対的な支配というよりも、広範な法人による保有が特徴的で、近年ではアクティビスト(物言う株主)からの買集め行為に対する対応方針も話題となりました。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1災害等に関するリスクについて地震・津波および水害等の大規模災害、気候変動等に起因する自然災害等の発生や、病原性感染症の拡大等により、当社グループの事業活動が制限された場合、当社グループの事業継続に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
644万円
従業員数
646
平均年齢
43.4歳
平均年収従業員数前年比
当期644万円646-

従業員平均年収は644万円であり、証券業界特有の業績連動性が反映された水準にあります。証券業は景気や株価の影響を強く受けるため、給与水準も市況に合わせて変動しやすい傾向がありますが、同社の場合は安定的な対面営業基盤により、比較的安定した水準を維持しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2022期に一時TOPIXを下回りましたが、それ以外の年では一貫してTOPIXを上回るパフォーマンスを示しています。特に2023期以降はその差が拡大しており、2025期には自社TSRが442.4%とTOPIX(213.4%)をダブルスコア以上でアウトパフォームしました。これは、業績の急回復と、アクティビストの提案なども背景とした積極的な株主還元策が株価に強く反映された結果と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
50
方針: 配当性向60%目標
1株配当配当性向
2016/03期1367.5%
2017/03期675.0%
2018/03期1045.0%
2019/03期5-
2020/03期2-
2021/03期650.4%
2022/03期654.1%
2023/03期2-
2024/03期1061.1%
2025/03期50145.1%
2期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は設けておりません。

同社は連結ベースで配当性向60%以上を目標に掲げ、株主への積極的な利益還元を図っています。2025/03期には業績連動を強めた結果、1株あたり50円の配当を実施し、高水準の利回りを実現しました。利益状況に応じた柔軟な配当政策を採用しており、今後の持続的な成長と株主還元の両立が期待されています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 442.4万円 になりました (342.4万円)
+342.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期151.5万円51.5万円51.5%
2022期122.7万円22.7万円22.7%
2023期250.0万円150.0万円150.0%
2024期312.8万円212.8万円212.8%
2025期442.4万円342.4万円342.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,662,600株
売り残488,600株
信用倍率3.4倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年4月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬

2025期予想の1株50円配当に基づく配当利回りは6.54%と、業界平均を大幅に上回る高水準です。PER、PBRは業界平均より割高ですが、これは大幅な増益・増配期待を織り込んだ結果とみられます。信用倍率は3.4倍と買い残が多く、株価上昇への期待感が強い一方、将来の売り圧力となる可能性も注視が必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期11.3億円1.9億円17.1%
2022/03期5.8億円0円0.0%
2023/03期-16.6億円0円-
2024/03期14.4億円1.3億円9.2%
2025/03期10.4億円0円0.0%

同社の法人税等は、利益の変動や過去の繰越欠損金の活用状況により、支払額がゼロとなる年度が多く見られます。赤字期には税負担が発生しない一方で、黒字期でも税引前利益に対して実効税率は低水準にとどまる傾向にあります。業績回復に伴う税務上の処理により、直近では実質的な納税額が抑えられています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

東洋証券 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
普通
自己資本比率 33.7%
稼ぐ力
低い
ROE -(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「中国株のパイオニアが、物言う株主との対峙を経て高配当株へと変貌を遂げつつある老舗証券」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU