ジャパンインベストメントアドバイザー7172
Japan Investment Adviser Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが海外旅行で飛行機に乗るとき、その機体は航空会社のものではなく、実はJIAのような会社が所有して貸し出しているかもしれません。同社は航空機という巨大な資産を世界中の航空会社にリースすることで、世界の空の交通を裏側から支える重要な役割を担っています。また、将来有望な中小企業の成長を資金面で支援したり、魅力的なホテルの再生を手がけたりと、社会の様々な場面で「お金」の流れをスムーズにするプロフェッショナル集団なのです。
ジャパンインベストメントアドバイザーは、航空機のオペレーティング・リースを主力事業とし、安定した収益基盤を築いています。直近の2025年12月期決算では、売上高387.4億円(前期比24.4%増)、営業利益188.84億円(同55.9%増)と大幅な増収増益を達成しました。進行中の中期経営計画では、2026年度に純利益250億円という高い目標を掲げ、不動産やM&Aアドバイザリーなど事業の多角化を加速させています。株主還元にも積極的で、業績拡大に伴う増配が続いています。
会社概要
- 業種
- 証券・商品先物取引業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都千代田区霞が関3丁目2番1号 霞が関コモンゲート西館
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 7.0% | 2.9% | - |
| 2022/12期 | 10.0% | 3.2% | - |
| 2023/12期 | 4.9% | 1.2% | - |
| 2024/12期 | 13.8% | 3.5% | 38.9% |
| 2025/12期 | 14.2% | 3.9% | 48.7% |
| 2025/12期 | 15.8% | 3.9% | 48.7% |
収益性については、2025/03期時点で営業利益率が約48.7%、ROE(自己資本利益率)が13.1%に達するなど、効率的な経営体制が確立されています。投資タイミングや案件規模によって利益水準が変動する傾向はあるものの、中長期的な資産運用効率は改善傾向にあります。特に高利益率な金融案件の組成に成功しており、資本効率を重視した経営が利益成長を支えています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 141億円 | — | 29.2億円 | 48.4円 | - |
| 2022/12期 | 180億円 | — | 44.1億円 | 73.0円 | +27.9% |
| 2023/12期 | 218億円 | — | 23.6億円 | 39.0円 | +20.9% |
| 2024/12期 | 311億円 | 121億円 | 80.5億円 | 133.2円 | +42.7% |
| 2025/12期 | 387億円 | 189億円 | 105億円 | 174.1円 | +24.4% |
当社の業績は、航空機やコンテナなどのオペレーティング・リース事業を主軸として順調に拡大しており、2025/03期には売上高約387億円、当期純利益約105億円を記録しました。M&Aや新規事業への投資を積極的に進めることで収益基盤を多様化させており、2026/03期においてもさらなる増収増益を見込んでいます。金融ソリューションの提供能力を強みに、安定的な成長軌道を維持している点が特徴です。 【2025/12期実績】売上387億円(前期比24.4%)、営業利益189億円、純利益105億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
証券・商品先物取引業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
主力である金融ソリューション事業(特に航空機リース)に収益が依存しており、為替変動や金利上昇などの外部要因が業績に与える影響が大きいのが特徴です。連結子会社を24社抱えるグループ経営を行っており、各事業領域でのシナジー創出と、強固な財務基盤の構築によるリスク分散が課題となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 369億円 | — | 387億円 | +5.1% |
| 2024期 | 278億円 | — | 311億円 | +12.1% |
| 2023期 | 183億円 | — | 218億円 | +19.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 181億円 | — | 189億円 | +4.2% |
| 2024期 | 81億円 | — | 121億円 | +49.1% |
| 2023期 | 40億円 | — | 55億円 | +37.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画では、最終年度2026年に純利益250億円という野心的な目標を掲げています。直近の2025期実績は純利益105.42億円で、進捗率は42.2%と順調な滑り出しです。特に注目すべきは、過去3年間の業績予想の精度です。毎期、期初の会社予想を大幅に上回る実績を叩き出しており、保守的な予想を出しつつも着実に成果を上げる経営スタイルがうかがえます。主力のオペレーティング・リース事業の好調が、計画達成への確度を高めています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
執行役員体制の刷新を実施し、経営ガバナンスの強化を図る。
モルゲンロット株式会社との資本業務提携を締結し、新規成長分野の拡大へ。
2025年12月期の経常利益が166億円に到達し、前期比42.9%の増益を達成。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性の面では、航空機等の大規模な資産取得に伴い有利子負債が約3,758億円へと増加傾向にありますが、これはリース事業特有の資産・負債の拡大を反映したものです。自己資本比率は約25.0%の水準を維持しており、事業の拡大に伴い純資産も約805億円まで積み上がっています。負債管理を適切に行いつつ、レバレッジを活用して資産規模を拡大させる成長戦略を採っています。 【2025/12期】総資産2936億円、純資産805億円、自己資本比率23.9%、有利子負債1752億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 241億円 | 182億円 | 154億円 | 59.4億円 |
| 2022/12期 | 489億円 | 92.7億円 | 666億円 | 582億円 |
| 2023/12期 | 181億円 | 39.4億円 | 213億円 | 142億円 |
| 2024/12期 | 101億円 | 135億円 | 194億円 | 33.8億円 |
| 2025/12期 | 85.2億円 | 97.5億円 | 304億円 | 183億円 |
営業キャッシュフローは、リース用資産の取得等によりマイナスとなる期も見られますが、これは将来のリース料収入を生み出すための先行投資によるものです。投資回収が進むフェーズでは売却益やリース収益によってキャッシュが補填される構造になっています。資金調達については、銀行借入などの財務活動によるキャッシュフローで機動的に対応しており、成長に向けた投資余力を十分に確保しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は9.0%と低く、今後の多様性確保が課題です。一方で、3,600万円の監査報酬を支払うなど適正な監査体制の構築に努めています。連結子会社24社を擁する企業規模に合わせ、コーポレート・ガバナンス体制のさらなる強化とガバナンスの質的向上が求められています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 892万円 | 297人 | - |
従業員平均年収は892万円と、金融・リース業界内でも高水準な給与体系を維持しています。航空機オペレーティング・リース事業という専門性の高い金融ソリューションを展開しており、高い利益率を背景に従業員へ利益を還元する成果重視の報酬環境が整備されていると考えられます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。過去5年間、当社のTSRはTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」という結果でした。これは、業績が拡大しているにもかかわらず、株価が長期的に低迷していたことが主な要因です。しかし、直近の2025期決算発表後の大幅な増配により、今後は配当がTSRを押し上げる効果が期待され、株価の回復と合わせてTOPIXを上回るパフォーマンスへと転換できるかが注目されます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/12期 | 2円 | 8.4% |
| 2018/12期 | 15円 | 8.3% |
| 2019/12期 | 22円 | 14.4% |
| 2020/12期 | 32円 | 25.0% |
| 2021/12期 | 32円 | 33.0% |
| 2022/12期 | 32円 | 21.9% |
| 2023/12期 | 32円 | 41.0% |
| 2024/12期 | 27円 | 20.3% |
| 2025/12期 | 87円 | 50.0% |
| 必要株数 | 100株以上(約19万円) |
| 金額相当 | 約9,000円相当〜 |
| 権利確定月 | 12月 |
当社は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、配当性向50%を目標とした積極的な還元方針を掲げています。業績の拡大に合わせて配当を大幅に引き上げるなど、機動的な還元を実施しています。今後も持続的な成長を実現しつつ、安定的な配当と魅力的な株主優待の両立を図る方針です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 90.0万円 | 10.0万円 | -10.0% |
| 2022期 | 90.1万円 | 9.9万円 | -9.9% |
| 2023期 | 83.3万円 | 16.7万円 | -16.7% |
| 2024期 | 96.2万円 | 3.8万円 | -3.8% |
| 2025期 | 85.7万円 | 14.3万円 | -14.3% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は233.59倍と非常に高く、信用買い残が積み上がっている状態です。これは将来の売り圧力となる可能性があり注意が必要ですが、一方で個人投資家からの強い期待感の表れとも言えます。同業他社比較ではPERが割安な一方、PBRはやや割高と評価が分かれています。特筆すべきは4.50%という高い配当利回りで、株価の下支え要因として機能しています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 47.0億円 | 17.8億円 | 37.9% |
| 2022/12期 | 59.0億円 | 14.8億円 | 25.2% |
| 2023/12期 | 36.7億円 | 13.1億円 | 35.7% |
| 2024/12期 | 116億円 | 35.8億円 | 30.8% |
| 2025/12期 | 166億円 | 60.8億円 | 36.6% |
法人税等の支払額は、税引前利益の拡大に伴い堅調に推移しています。実効税率は年度によって30%台前半から40%台と変動が見られますが、これは業績構成や税務上の繰越欠損金の利用状況などが影響していると考えられます。今後も利益成長が見込まれる中、適切な納税を通じて社会的な責任を果たしていく方針です。
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「航空機リースを軸に、M&Aや不動産投資で事業の翼を広げる金融の専門家集団」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。