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丸三証券

Marusan Securities Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE7.7%
BPS72.7円
自己資本比率66.6%
FY2025/3 有報データ

創業100年超の堅実経営と、株主想いの高配当が魅力の独立系証券

お客様の資産形成を通じて、豊かで持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。

この会社ってなに?

「将来のために少しずつお金を増やしたいな」と考えたことはありませんか?NISAやiDeCoといった制度を使って投資を始めるとき、どの商品を選べばいいか迷うかもしれません。そんな時、専門家として相談に乗ってくれるのが丸三証券のような会社です。あなたが証券口座を開いて株を買ったり、投資信託を積み立てたりする、その一連の手続きを裏側で支えています。特に丸三証券は全国に店舗を持ち、インターネットだけでなく直接会って相談できることを大切にしているので、投資の初心者にとっては心強いパートナーと言えるでしょう。

独立系中堅証券の丸三証券は、対面営業を強みに安定した経営基盤を築いています。2024年3月期は、株式市場の好転を背景に受入手数料が増加し、売上高186.1億円(前期比+24.6%)、営業利益36.94億円(前期比9.7倍)と大幅な増益を達成しました。続く2025年3月期は売上高188.5億円、営業利益35.45億円と堅調な業績を見込んでおり、1株あたり60円という高い配当計画も維持しています。中期経営計画では資産導入、特に株式投信残高の積み増しを最重要課題と位置づけ、着実に成果を上げています。

証券・商品先物取引業プライム市場

会社概要

業種
証券・商品先物取引業
決算期
3月
本社
東京都千代田区麹町3丁目3番6号
公式
www.marusan-sec.co.jp

社長プロフィール

菊地 稔
菊地 稔
代表取締役社長
堅実派
1910年の創業以来、「公明正大・自主独立」の経営姿勢を堅持し、お客様との永続的な信頼関係の構築を第一に考えています。社会の『貯蓄から資産形成へ』の流れを後押しすべく、お客様一人ひとりのニーズに合った良質な金融商品・サービスを提供することに全力を注いでまいります。

この会社のストーリー

1910
長尾商店として創業

創業者・長尾藤太郎が丸三証券の源流となる長尾商店を日本橋兜町に創業。100年を超える歴史がここから始まる。

1944
丸三証券株式会社設立

戦時下の企業整備令により、長尾商店を含む3社が合併し、現在の丸三証券株式会社が設立された。

1968
総合証券会社へ

証券取引法改正に伴い、免許制が導入される。当社は総合証券会社としての免許を取得し、事業基盤を拡大した。

1987
東京証券取引所第一部に上場

バブル経済期に東京証券取引所市場第一部への上場を果たす。社会的信用と知名度を高め、さらなる成長ステージへと進んだ。

2000
インターネット取引への対応

オンライン証券が台頭し、証券業界が大きく変化。伝統的な対面営業の強みを維持しつつ、時代のニーズに応えるべく挑戦を続けた。

2022
事業の選択と集中

オンラインサービス「マルサントレード」を終了し、岡三オンライン証券へ事業を承継。経営資源を対面営業に集中させる決断を下す。

2024
新中期経営計画スタート

新たな中期経営計画をスタート。顧客本位の営業を徹底し、預り資産の拡大と収益基盤の安定化を目指す。

注目ポイント

魅力的な株主還元策

配当利回りが5%を超える水準で、株主への利益還元に積極的です。安定した配当を期待する投資家にとって魅力的な選択肢の一つです。

個人投資家に人気の株主優待

100株以上の保有で、1,000円相当の海苔詰め合わせがもらえます。投資の楽しみを広げる、嬉しい優待制度です。

100年超の歴史を持つ安定企業

1910年創業の独立系証券会社として、激動の時代を乗り越えてきた歴史があります。長年培ってきた堅実な経営基盤が強みです。

サービスの実績は?

957億円
株式投信の純増額
2024年4月からの18か月間実績
目標比106.3%
60
1株当たり配当金(予想)
2025年3月期
前期比±0%
57.4
1株当たり純利益 (EPS) (予想)
2025年3月期
+28.7% YoY
1.3%
売上高成長率 (YoY, 予想)
2025年3月期
-4.0%
営業利益成長率 (YoY, 予想)
2025年3月期

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 66.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.7%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 業績連動配当
1株配当配当性向
FY2021/333.553.6%
FY2022/32251.8%
FY2023/312101.2%
FY2024/360134.6%
FY2025/360104.6%
2期連続増配
株主優待
あり
海苔の詰め合わせ(1,000円相当)
必要株数100株以上(約11万円)
金額相当約1,000円相当
権利確定月3月

配当については、株主への利益還元を最重要課題の一つと位置づけており、業績に連動した高い配当水準を維持する方針を掲げています。直近は配当性向が100%を超える高水準ですが、これは還元姿勢の強さを表しています。安定的な配当維持のためには、今後も継続的な収益確保が不可欠となります。

同業比較(収益性)

証券・商品先物取引業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.7%
業界平均
10.3%
営業利益率下回る
この会社
18.8%
業界平均
25.2%
自己資本比率上回る
この会社
66.6%
業界平均
37.7%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3187億円
FY2023/3149億円
FY2024/3186億円
FY2025/3188億円
営業利益
FY2022/332.2億円
FY2023/33.8億円
FY2024/336.9億円
FY2025/335.5億円

当社の業績は、市場環境に左右されやすい証券業の特性を色濃く反映しており、FY2023/3の低迷期を経て回復基調にあります。FY2024/3以降は株価の上昇や活発な売買を追い風に収益が改善し、FY2025/3には純利益が約38億円まで回復しました。次期も同水準の堅調な業績を見込んでおり、安定的な収益基盤の維持が課題となります。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
5.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
18.8%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/39.0%4.2%19.1%
FY2022/36.0%3.1%17.2%
FY2023/31.7%1.2%2.5%
FY2024/35.6%3.5%19.9%
FY2025/37.7%5.2%18.8%

収益性については、FY2023/3に営業利益率が2.5%まで急低下しましたが、その後は営業利益率が約19%台まで回復するなど、コスト管理と市況改善の両面で持ち直しています。ROE(自己資本利益率)も直近では7.7%まで上昇しており、効率的な資産運用の進展が見られます。今後は、市場環境の変動を吸収しつつ、ROEの一段の向上が求められます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率66.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
35.6億円
会社の純資産
490億円

財務健全性は非常に高く、自己資本比率は一貫して60%以上を維持しており、極めて安定した財務基盤を有しています。長らく有利子負債ゼロを達成してきましたが、直近では事業拡大に伴い少額の負債を計上する動きも見られます。高い自己資本は証券業務を支える強力な信用力として機能しています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-1.6億円
営業CF
投資に使ったお金
+5.1億円
投資CF
借入・返済など
-50.5億円
財務CF
手元に残ったお金
+3.5億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-27.4億円15.7億円-14.3億円-11.7億円
FY2022/3-3.7億円-9.1億円-20.5億円-12.8億円
FY2023/3110億円-46.0億円-15.6億円63.9億円
FY2024/375.6億円-7.3億円-18.9億円68.2億円
FY2025/3-1.6億円5.1億円-50.5億円3.5億円

営業キャッシュフローは証券業特有の運用資産の変動を反映して大きく振れる傾向がありますが、FY2023/3からFY2024/3にかけては大幅なプラスを記録し、本業での稼ぐ力を示しました。FY2025/3は財務活動において約51億円の資金流出がありましたが、これは配当金支払いや資本政策に伴うものと推察されます。総じて、営業のキャッシュは安定しており、株主還元への原資を十分に確保できている状況です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1事務リスクについて事務リスクとは、役職員の過失又は事故等により事務処理が正確に執行されなかったことにより損失を被るリスクであります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/340.9億円0円0.0%
FY2022/336.5億円8.2億円22.5%
FY2023/38.5億円7,400万円8.7%
FY2024/341.9億円12.6億円30.1%
FY2025/340.5億円2.6億円6.3%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に対して変動が大きく、繰延税金資産の取り崩しや税効果会計の影響を強く受けていると考えられます。特に利益水準が高い年度においても実効税率が法定税率を下回るケースが散見されます。FY2025/3は約2.6億円の法人税等を納付しており、税負担の管理は効率的であると判断されます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
782万円
従業員数
1,098
平均年齢
36歳
平均年収従業員数前年比
当期782万円1,098-

従業員平均年収は782万円であり、金融・証券業界内でも水準は維持されています。業績に連動する賞与の変動はありますが、堅実な資産運用ニーズに対応する対面営業を主軸としているため、安定した収益基盤が従業員の待遇を支えています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主35.1%
浮動株64.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関24.1%
事業法人等11.1%
外国法人等4.9%
個人その他58.6%
証券会社1.4%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は公益財団法人長尾自然環境財団。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(6,903,000株)10.43%
日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社)(5,230,000株)7.9%
公益財団法人長尾自然環境財団(4,746,000株)7.17%
三菱UFJ信託銀行株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社)(1,683,000株)2.54%
株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ 銀行)(940,000株)1.42%
長尾 愛一郎(902,000株)1.36%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(750,000株)1.13%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025   (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(625,000株)0.94%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001   (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(541,000株)0.82%
丸三証券従業員持株会(433,000株)0.65%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本生命保険相互会社といった大手金融機関が名を連ねており、安定株主が一定の比率を占める構造です。創業家に関連する公益財団法人長尾自然環境財団も上位株主であり、経営の継続性を重視する安定的な株主構成となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億円
取締役3名の合計

丸三証券は独立系中堅証券として、投信等の販売手数料や受入手数料を収益の柱としています。主な事業リスクとして株価変動や市場取引の低迷による収益悪化を挙げており、外部環境の影響を受けやすい金融業特有の課題を抱えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
3,800万円
連結子会社数
1
設備投資額
9.4億円
平均勤続年数(従業員)
12

ガバナンス体制においては女性役員比率が9.1%と向上途上であり、多様な視点を取り入れる経営改革を進めています。連結子会社を1社に集約し、経営効率の向上と機動的な意思決定体制を構築しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
主要KPIは前倒し達成と好調だが、相場環境に左右されやすい業績予想のブレが課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
FY2024〜FY2025
株式投信純増額 (18ヶ月): 目標 900億円 前倒し達成 (957億円)
106.3%
預り資産残高: 目標 3兆3,000億円 順調 (3兆1,365億円)
95%
株式投信残高: 目標 4,400億円 順調 (4,330億円)
98.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202535億円進行中
FY202435億円37億円37億円+5.5%
FY202323億円5億円4億円-83.5%
FY202232億円32億円+0.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024年4月から開始した新中期経営計画では、株式投信の純増額を最重要KPIと位置づけ、18ヶ月目標900億円に対し、既に957億円を達成するなど極めて順調に進捗しています。これは、安定的な収益基盤であるストック収入の拡大を目指す戦略が奏功していることを示します。一方で、過去の業績予想は株式市場の動向に大きく左右される傾向があり、特に市況が悪化したFY2023には営業利益が期初予想を大幅に下回りました。計画達成力は高いものの、外部環境への耐性には課題を残しています。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2024およびFY2025において、当社のTSRはTOPIXを上回るアウトパフォームを記録しました。これは、堅調な業績を背景とした株価上昇に加え、業界平均を大幅に上回る高い配当利回りが大きく寄与しています。株主還元を重視する経営姿勢が、市場平均を超えるリターンとして投資家に報いている形です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+140.7%
100万円 →240.7万円
140.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021149.3万円+49.3万円49.3%
FY2022122.2万円+22.2万円22.2%
FY2023109.2万円+9.2万円9.2%
FY2024266.3万円+166.3万円166.3%
FY2025240.7万円+140.7万円140.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残401,400株
売り残387,700株
信用倍率1.04倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年4月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬

信用倍率は1.04倍と買いと売りの需給が拮抗しており、過熱感は見られません。業界平均と比較すると、PER・PBRともに割高な水準ですが、これは同社の高い株主還元策が評価されているためと考えられます。特に配当利回りは5.63%と業界平均を大きく上回っており、個人投資家からの資金流入が株価を下支えしている可能性があります。時価総額は中堅規模に位置します。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
14
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, M&A Online, PR TIMES
業界内ランキング
上位 30%
証券・商品先物取引業 280社中 84位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・配当45%
M&A・組織再編25%
サービス拡充20%
その他10%

最近の出来事

2024年12月組織再編

完全子会社である丸三ファイナンスを吸収合併することを決定し、経営資源の統合を図る。

2025年3月増配発表

2026年3月期の配当計画を前期比10円増の年間70円へ修正し、株主還元姿勢を強化。

2025年8月サービス連携

介護情報WEBサイト『わかるかいごBiz』の導入を開始し、顧客への生活支援サービスを拡充。

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中立
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ポジティブ
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丸三証券 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 66.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.7%
話題性
好評
ポジティブ 55%

「創業100年超、対面営業を軸とする独立系証券が、堅実な投信販売と業界屈指の高配当で個人投資家からの信頼を積み上げる」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU