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ジャフコ グループ8595

JAFCO Group Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 88円
安全性
安定
自己資本比率 70.7%
稼ぐ力
普通
ROE 4.8%(累計)
話題性
不評
ポジ 25%

この会社ってなに?

あなたが普段使っている便利なスマホアプリや話題のウェブサービス、その多くは「スタートアップ」と呼ばれる新しい会社から生まれています。ジャフコグループは、そうした『未来の当たり前』を作る可能性を秘めた会社に、まだ世の中に知られる前から資金や経営のノウハウを提供し、成長を後押しする会社です。普段何気なく目にするヒット商品の裏側で、ジャフコがその成長を支えているかもしれません。新しい技術やサービスが生まれる最前線で、未来の産業を育てる重要な役割を担っています。

国内ベンチャーキャピタル最大手のジャフコグループは、スタートアップへの投資と育成を通じて収益を上げています。業績は投資先のIPOや売却タイミングに左右され変動が大きいものの、2025期は売上高296.9億円(前期比21.5%増)、営業利益125.20億円(同53.2%増)と大幅な増収増益を見込んでいます。同社は株主還元に積極的で、DOE(株主資本配当率)6%と配当性向50%のいずれか高い方を採用する方針を掲げており、投資家からの注目も集めています。

証券・商品先物取引業プライム市場

会社概要

業種
証券・商品先物取引業
決算期
3月
本社
東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー24階

サービスの実績は?

1,000億円超
新ファンド(SV8シリーズ)設立規模
2025年7月発表
国内最大級
2
投資先IPO社数
2025期 3Q累計
88
1株当たり配当金
2025期予想
+27.5% YoY
400万株
自己株式取得枠
2023期実績
21.5%
売上高成長率
2025期会社予想
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.8%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
22.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期17.9%14.7%-
2022/03期7.3%6.1%-
2023/03期24.7%20.7%-
2024/03期5.6%4.6%33.4%
2025/03期6.9%5.7%42.2%
3Q FY2026/34.8%(累計)3.4%(累計)22.1%

収益性は投資案件の成否に直結し、2023/03期にはマイナスとなった営業利益率が、直近の2025/03期には42.2%という極めて高い水準まで回復しました。ROE(自己資本利益率)は過去の好調期に比べ変動が大きいものの、投資先の成長を収益へと変換する効率的な運用が求められています。ベンチャー投資という性質上、短期的な数値以上に中長期的な投資価値の創出が収益性の指標となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期215億円385億円416.5円-
2022/03期277億円151億円192.5円+28.7%
2023/03期141億円406億円586.9円-49.2%
2024/03期244億円81.8億円74.9億円137.6円+73.7%
2025/03期297億円125億円95.8億円175.6円+21.4%

当社の業績は、投資先企業の株式公開や売却益に左右されるベンチャーキャピタル特有の変動性を抱えています。2023/03期には営業損益が赤字へ転落したものの、2024/03期以降は投資活動の回復により売上高が約297億円、営業利益が約125億円まで改善しました。投資先IPOの状況や市況に応じ、安定的な収益確保に向けた事業ポートフォリオの最適化を図っています。 【3Q 2026/03期実績】売上177億円(前年同期比-)、営業利益39億円、純利益56億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

証券・商品先物取引業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.8%(累計)
業界平均
9.9%
営業利益率下回る
この会社
22.1%
業界平均
23.6%
自己資本比率上回る
この会社
70.7%
業界平均
34.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億500万円
取締役2名の合計

EDINET開示情報によると、ベンチャー投資とバイアウト投資を主軸に展開しており、投資先企業のIPO(新規株式公開)状況が業績に直結するリスクを内包しています。市場環境の変動が営業利益へ大きく影響を与えるビジネスモデルであるため、運用ファンドの状況が注視されています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
明確な中期経営計画を開示しておらず、業績の先行きの見通しが立てづらい点が課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2025 会社計画
2025期
売上高: 目標 296.9億円 順調 (225.5億円)
76%
営業利益: 目標 125.2億円 大幅遅れ (39.12億円)
31.2%
当期純利益: 目標 95.76億円 やや遅れ (56.1億円)
58.6%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期125億円進行中
2024期-82億円非開示
2023期--44億円非開示
2022期-169億円非開示

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ジャフコグループは現在、明確な中期経営計画を公表していません。同社のビジネスモデルは、投資先のIPOやM&Aといった外部環境に大きく依存するため、複数年にわたる定量的な業績目標の設定が困難なことが背景にあります。そのため、投資家は年度ごとの会社計画や四半期決算の進捗を注視する必要があります。2025期計画は大幅な増益を見込んでいますが、業績予想の精度は市況次第で大きく変動するリスクを内包しています。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
ファンド組成30%
資本業務提携20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
142
前月比 -12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, 東洋経済オンライン, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 15%
証券・商品先物取引業 280社中 42位
報道のトーン
25%
好意的
35%
中立
40%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年8月事業譲渡

手作りアートキャンディを展開するPAPABUBBLEをアカツキへ譲渡し、投資ポートフォリオの整理を進める。

2026年1月減益発表

第3四半期累計の経常利益が前年同期比50.4%減となり、投資環境の変化による減益が表面化した。

2026年2月ファンド出資

マクセルがジャフコ運用による新規ファンド「V8」への出資を決定し、先端技術領域への資金供給を強化。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率70.7%
0%8% (注意ライン)15% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
1.7億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,371億円
会社の純資産

当社は自己資本比率が80%を超える極めて高い財務健全性を維持しており、実質的な無借金経営に近い状態を継続しています。潤沢な自己資本を背景に、将来的な大型ファンドの組成や新規案件への迅速な投資が可能な体制です。BPS(1株あたり純資産)も安定しており、投資市場の荒波に耐えうる強固な財務基盤を有しているといえます。 【3Q 2026/03期】総資産1618億円、純資産1371億円、自己資本比率70.7%、有利子負債1.7億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+104億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+1.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-54.5億円
借入・返済など
Free CF
+106億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期800万円492億円139億円492億円
2022/03期130億円7.5億円435億円122億円
2023/03期72.5億円696億円462億円624億円
2024/03期95.7億円1.0億円68.4億円96.7億円
2025/03期104億円1.3億円54.5億円106億円

キャッシュフローの変動は、投資先への出資や回収というベンチャーキャピタル特有の活動サイクルに大きく起因しています。2023/03期には多額の投資回収によりフリー・キャッシュフローが約624億円のプラスを記録しましたが、投資実行時には営業キャッシュフローがマイナスとなる局面もあります。2025/03期には営業キャッシュフローが約104億円のプラスへと転じ、投資と回収のバランスが取れた健全な循環が見られます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 6名)
女性 2名(33.3% 男性 4
33%
67%
監査報酬
6,000万円
連結子会社数
12
平均勤続年数(従業員)
13

女性役員比率が33.3%と高く、多様性を重視した経営体制を構築しています。監査体制として6,000万円の監査報酬を投じており、連結子会社12社を擁するグループ全体のガバナンスとリスク管理の徹底を図っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主27.2%
浮動株72.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関24.2%
事業法人等3%
外国法人等41.7%
個人その他24.4%
証券会社6.7%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主はNOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB) (常任代理人 野村證券)。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(7,840,000株)14.37%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,852,000株)5.23%
穐田 誉輝(2,027,000株)3.72%
NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社)(1,821,000株)3.34%
JPモルガン証券株式会社(1,387,000株)2.54%
BNYMSANV RE GCLB RE JP RD LMGC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(1,195,000株)2.19%
日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(1,158,000株)2.12%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(1,138,000株)2.09%
HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(1,014,000株)1.86%
光通信株式会社(970,000株)1.78%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった大手信託銀行の信託口が上位を占め、機関投資家の関与が強い構成です。創業家や特定個人、光通信などの事業会社も名を連ねていますが、全体として安定した資本関係が維持されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには以下のようなものがあります
2ただし、これらのリスクは必ずしも全てのリスクを網羅したものではなく、想定していないリスクや重要性が低いと考えられる他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります
3なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります
4(1)経済状況 ・背景事情およびリスク 当社グループは主に当社グループが管理運営するファンドの資金を使って、日本・アジア・米国で未上場株式等への投資を行っております
5当社グループはファンドからの管理報酬及び成功報酬に加え、ファンドに自己資金を出資することにより、投資成果であるキャピタルゲインをファンドの他の出資者とともに享受します

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,266万円
従業員数
163
平均年齢
42歳
平均年収従業員数前年比
当期1,266万円163-

従業員平均年収は1,266万円と非常に高い水準にあり、高収益なベンチャーキャピタル事業の利益を従業員へ適切に還元していると言えます。業績連動型の報酬制度や専門性の高い人材への競争力ある処遇が、この水準を支えています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。ジャフコグループは2021期から2025期までの5年間、一貫してTOPIXを大幅に上回るTSRを達成しています。これは、株価自体のパフォーマンスに加え、DOE 6%と配当性向50%という積極的な株主還元策が大きく寄与していることを示唆しています。特に、市況に左右されやすい株価を高い配当が下支えする構造となっており、株主へのトータルリターンを重視する経営姿勢が評価できます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
88
方針: DOE6%基準および配当性向50%目標
1株配当配当性向
2016/03期10026.1%
2017/03期10040.1%
2018/03期10715.6%
2019/03期11234.1%
2020/03期11830.8%
2021/03期80.111.0%
2022/03期5126.5%
2023/03期15025.6%
2024/03期6950.1%
2025/03期8850.1%
1期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

当社は株主還元において、DOE(株主資本配当率)6%と配当性向50%のいずれか大きい金額を採用する方針を掲げています。この方針は資本効率と業績連動を重視したもので、投資の成果を積極的に還元する姿勢を示しています。業績に応じて配当額が変動するリスクはありますが、長期的な資本蓄積に基づく安定的な利益還元を目指しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 263.8万円 になりました (163.8万円)
+163.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期238.6万円138.6万円138.6%
2022期210.1万円110.1万円110.1%
2023期228.0万円128.0万円128.0%
2024期234.0万円134.0万円134.0%
2025期263.8万円163.8万円163.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残559,000株
売り残78,200株
信用倍率7.15倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年7月下旬
第2四半期決算発表2026年10月下旬

PERとPBRは業界平均並みで、バリュエーションに割高感はありません。一方で、信用買い残が売り残を大幅に上回る7.15倍となっており、将来の売り圧力への警戒が必要です。同社の高い株主還元策を反映し、配当利回りは3.78%と市場平均を上回る水準です。今後の決算では、投資先のIPO動向とそれに伴う業績の進捗が株価の鍵を握ります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期117億円0円0.0%
2022/03期184億円32.8億円17.9%
2023/03期-30.5億円0円-
2024/03期88.2億円13.3億円15.1%
2025/03期132億円36.3億円27.5%

法人税等の支払額は各期の税引前当期純利益の規模に連動して変動する構造です。利益が赤字となる年度には法人税等の発生が抑制されます。一方、黒字幅が拡大した年度には、実効税率が標準的な水準に近づく傾向があります。繰越欠損金の活用状況や投資益の構成により、実効税率は年度ごとに一定の振れ幅が生じます。

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ジャフコ グループ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 88円
安全性
安定
自己資本比率 70.7%
稼ぐ力
普通
ROE 4.8%(累計)
話題性
不評
ポジ 25%

「『未来のGAFAM』を発掘・育成する、日本最大のベンチャー投資の黒子」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU