8593プライム

三菱HCキャピタル

Mitsubishi HC Capital Inc.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE7.5%
BPS123円
自己資本比率15.2%
FY2025/3 有報データ

27期連続増配!安定と成長を両立する総合リース業界のトップランナー

ファイナンスの枠を超え、社会課題を解決する事業を創造し、未踏の未来へ、ともに挑むイノベーターになることを目指します。

この会社ってなに?

あなたが普段利用するコンビニのレジ、街でみかける建設機械、病院にある最新の医療機器(MRIなど)、これらは実はそのお店や会社が所有しているのではなく、リース会社から借りているものがたくさんあります。三菱HCキャピタルは、まさにそうした「モノを貸し出す」ビジネスの最大手です。企業が新しい設備を導入したいとき、一度に大きな資金を用意する代わりに、月々のリース料で利用できるようにサポートしています。あなたが快適なサービスを受けられる裏側で、同社が社会のインフラを支えているのです。

三菱UFJリースと日立キャピタルが統合して誕生した国内首位級の総合リース企業。FY2025の会社計画では売上高2兆908億円、純利益1,351億円を見込んでおり、統合シナジーを着実に発揮し成長を続けている。特に航空機や不動産関連事業が好調で、収益を牽引。株主還元にも積極的で、27期連続となる増配を予定しており、安定したインカムゲインを求める投資家からの注目度が高い。

その他金融業プライム市場

会社概要

業種
その他金融業
決算期
3月
本社
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング
公式
www.mitsubishi-hc-capital.com

社長プロフィール

久井 大樹
久井 大樹
代表取締役 社長執行役員
挑戦者
私たちは、2025中期経営計画に掲げる「10年後のありたい姿」である『未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター』の実現を目指しています。祖業であるリースを基盤に、お客さまやパートナーの皆さまとともに社会課題を解決し、豊かで持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1971
ダイヤモンドファクター株式会社設立

三菱グループの総合リース会社として創業。日本のリース業界の草分け的存在として、経済成長を支える。

2007
三菱UFJリースへ商号変更

UFJセントラルリースとの合併により、三菱UFJリースとして新たなスタートを切る。国内トップクラスの総合リース会社としての地位を固める。

2016
日立キャピタルと資本業務提携

将来の経営統合を見据え、日立キャピタルと資本業務提携を開始。両社の強みを活かしたシナジー創出への第一歩を踏み出す。

2021
日立キャピタルと経営統合、三菱HCキャピタル誕生

三菱UFJリースと日立キャピタルが経営統合し、三菱HCキャピタルが誕生。国内首位級の圧倒的な事業基盤を持つ総合リース会社となる。

2023
2025中期経営計画を発表

「10年後のありたい姿」として『未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター』を掲げ、リース事業の深化と新たな事業領域への挑戦を表明する。

2024
スタートアップ連携を加速

宇宙、AI、ロボティクスといった先進分野のスタートアップ企業と相次いで資本業務提携。イノベーション創出を加速させる。

2025
27期連続増配を達成

安定した収益基盤と株主還元への強い意識から、27期連続となる増配を達成。長期投資家からの信頼を集める。

2030
社会価値創造企業へ

リース事業で培ったアセットの知見を活かし、脱炭素やインフラ、ライフといった重点領域で社会課題解決に貢献する未来を目指す。

注目ポイント

27期連続増配の実績

四半世紀以上にわたり増配を続ける、株主還元の優等生。安定した収益力と株主を大切にする姿勢は、長期投資の心強い味方です。

リースを超えた未来への挑戦

航空機や不動産といった巨大アセットから、宇宙、AI、ロボティクスなどのスタートアップまで幅広く事業を展開。未来の成長エンジンを積極的に育てています。

業界トップクラスの盤石な基盤

三菱UFJリースと日立キャピタルの統合により誕生した、国内首位級の総合リース会社。三菱グループと日立グループの強力なバックボーンも魅力です。

サービスの実績は?

20,908億円
売上高(会社予想)
FY2025
+7.2% YoY
1,351億円
純利益(会社予想)
FY2025
+9.1% YoY
27
連続増配年数(予定)
FY2025
記録更新
40
1株当たり配当金(予想)
FY2025
+3円 YoY
244百万円
従業員一人当たり売上高
FY2025予想ベース

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 40円
安全性
注意
自己資本比率 15.2%
稼ぐ力
普通
ROE 7.5%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
40
方針: 累進配当
1株配当配当性向
FY2021/325.541.1%
FY2022/32840.4%
FY2023/33340.8%
FY2024/33742.9%
FY2025/34042.5%
4期連続増配
株主優待
あり
カタログギフト
必要株数100株以上(約14万円)
金額相当約3,000円相当
権利確定月3月

当社は「累進配当」を基本方針として掲げ、27期連続の増配という極めて高い実績により、長期投資家から絶大な信頼を得ています。配当性向は40%台前半を維持しつつ、強固な収益基盤を背景に持続的な株主還元を実現しています。今後も業績成長に連動した安定的な配当の増加を目指す方針です。

同業比較(収益性)

その他金融業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.5%
業界平均
10.1%
営業利益率下回る
この会社
8.9%
業界平均
18.2%
自己資本比率下回る
この会社
15.2%
業界平均
22.2%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/31.8兆円
FY2023/31.9兆円
FY2024/32.0兆円
FY2025/32.1兆円
営業利益
FY2022/31,141億円
FY2023/31,387億円
FY2024/31,462億円
FY2025/31,871億円

三菱HCキャピタルは、日立キャピタルとの経営統合による事業規模の拡大と、M&A戦略を通じた海外展開の加速により、売上高はFY2021/3の約8,943億円からFY2025/3には約2兆908億円へと飛躍的な成長を遂げています。営業利益についても、安定したリース事業に加え、航空機や不動産分野などの高付加価値事業が収益を牽引し、着実な増益トレンドを維持しています。グローバル市場におけるプレゼンス拡大とポートフォリオの最適化により、連結純利益は過去5年間で約2.4倍の1,352億円まで拡大しました。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.5%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
1.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
8.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/36.7%0.9%7.0%
FY2022/37.5%1.0%6.5%
FY2023/37.5%1.1%7.3%
FY2024/37.3%1.1%7.5%
FY2025/37.5%1.1%8.9%

当社の収益性は、高水準の資産効率を維持しつつ、事業ポートフォリオの高度化により安定した推移を見せています。ROE(自己資本利益率)は概ね7.5%前後で安定しており、株主から預かった資本を効率よく利益に変える能力を示しています。営業利益率もFY2025/3には8.9%まで向上しており、低採算事業の整理や、利益率の高い専門分野へのリソース集中が進んでいることが寄与しています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率15.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
12.9兆円
会社の純資産
1.8兆円

総資産はFY2021/3の約6兆円からFY2025/3には約11兆7,623億円へと大きく拡大し、リース業界最大級の資産規模を誇ります。自己資本比率は15%前後で推移しており、金融機関としての健全な財務基盤を維持しながら、積極的な投融資を実行しています。有利子負債を12兆円超まで積み上げつつも、強固な信用力に基づく安定した資金調達によって、大規模な成長投資を支える財務体質を構築しています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-2,969億円
営業CF
投資に使ったお金
-970億円
投資CF
借入・返済など
+3,536億円
財務CF
手元に残ったお金
-3,939億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/31,993億円12.2億円-3,728億円2,005億円
FY2022/31,958億円-1,079億円-1,922億円880億円
FY2023/3468億円-1,273億円-89.5億円-806億円
FY2024/3-491億円1,433億円-2,230億円942億円
FY2025/3-2,969億円-970億円3,536億円-3,939億円

リース事業特有の特性として、リース資産への投資に伴う営業キャッシュフローの変動が大きく見られます。戦略的なM&Aや設備投資を継続的に行っているため、投資キャッシュフローはマイナス基調ですが、これは将来の収益基盤を強化するための先行投資です。必要に応じて外部調達を機動的に行うことで、健全な事業拡大を支える資金繰りを実現しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1の市場リスクおよび

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3650億円96.7億円14.9%
FY2022/31,172億円178億円15.2%
FY2023/31,461億円298億円20.4%
FY2024/31,516億円278億円18.3%
FY2025/31,936億円584億円30.2%

法人税等の支払額は、税引前当期純利益の拡大に伴い増加傾向にあります。税効果会計の適用や繰越欠損金の解消などにより実効税率は年ごとに変動しますが、概ね適切な水準で推移しています。FY2025/3には税負担が約584億円へと増加しましたが、これは収益の大幅な改善による課税所得の拡大を反映したものです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,008万円
従業員数
8,380
平均年齢
40.5歳
平均年収従業員数前年比
当期1,008万円8,380-

従業員平均年収は1,008万円に達しており、リース業界の中でも非常に高い水準を誇ります。三菱グループの信用力とグローバルな事業展開を背景とした収益力の高さが、高い給与原資を支えており、27期連続増配を継続する成長トレンドと共に、従業員への利益還元も手厚い傾向にあります。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主61%
浮動株39%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関26.3%
事業法人等34.7%
外国法人等16%
個人その他20.9%
証券会社2.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は三菱商事・三菱UFJフィナンシャル・グループ・三菱UFJ銀行。

三菱商事株式会社(264,044,000株)18.36%
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(208,345,000株)14.48%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注)1(144,141,000株)10.02%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(注)2(66,458,000株)4.62%
株式会社三菱UFJ銀行(50,348,000株)3.5%
三菱UFJ信託銀行株式会社 (注)3(28,431,000株)1.97%
明治安田生命保険相互会社(27,990,000株)1.94%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(17,318,000株)1.2%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(13,527,000株)0.94%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(13,248,000株)0.92%

三菱HCキャピタルの株主構成は、三菱商事(約18.36%)と三菱UFJフィナンシャル・グループ(約14.48%)の2大グループが筆頭となっており、極めて安定した経営基盤を形成しています。金融系と商社系の資本が入ることで、強固な信用力と広範な顧客基盤を維持しており、創業家等の支配力が及ぶ個別のオーナー企業とは異なり、機関投資家やグループ各社が主要株主を占める構造です。

会社の公式開示情報

役員報酬

4億1,400万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、航空機リースや不動産事業など多角的なポートフォリオを構築しており、米国など海外市場における与信コストの低下と事業の好調が、大幅な増収増益の主要因となっています。事業リスクとしては、グローバル金利環境の変動や地政学リスク、さらにはリース資産の減損リスクが経営の要として記載されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 3名(25.0% 男性 9
25%
75%
監査報酬
4億5,400万円
連結子会社数
249
平均勤続年数(従業員)
15
臨時従業員数
372

女性役員比率が25.0%に達しており、多様性を重視した経営体制の構築を積極的に進めている点が特徴です。監査等委員会設置会社として監査体制を強化し、連結子会社249社を擁する大規模企業グループとしての適正なガバナンスを維持しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
業績予想は保守的な傾向があるが、着実に目標を上回る実績を積み上げている。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2025
FY2023〜FY2025
純利益: 目標 1,350億円 順調 (1,351億円 (会社予想))
100.1%
ROA: 目標 1.0%以上 順調 (1.0% (会社予想))
100%
配当性向: 目標 40%以上 順調 (42.4% (会社予想))
106%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,350億円1,351億円+0.1%
FY20241,200億円1,238億円+3.2%
FY20231,100億円1,162億円+5.7%
FY2022900億円994億円+10.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、最終年度である2025年度の純利益目標1,350億円を掲げています。会社予想は1,351億円と、目標達成が射程圏内に入っています。ROAや配当性向といった効率性・株主還元指標も目標値をクリアする見込みです。過去数年の業績予想は期初に保守的な数値を出し、期中に増額修正するか、最終的に上回って着地する傾向があり、経営の安定感が見られます。これは、投資家にとってポジティブなサプライズとなりやすいです。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2021からFY2023にかけてはTOPIXを若干下回るパフォーマンスでしたが、FY2024以降は株価の力強い上昇と安定した増配が評価され、TOPIXを上回る(アウトパフォーム)優れたリターンを実現しています。特に、日立キャピタルとの統合シナジーが本格的に業績へ貢献し始めたことが、市場からの再評価につながり、株主価値の向上に直結しました。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+120.1%
100万円 →220.1万円
120.1万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021130.4万円+30.4万円30.4%
FY2022117.2万円+17.2万円17.2%
FY2023144.8万円+44.8万円44.8%
FY2024224.3万円+124.3万円124.3%
FY2025220.1万円+120.1万円120.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残2,931,600株
売り残135,100株
信用倍率21.7倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
定時株主総会2026年6月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

PER・PBRは業界平均よりやや割高ですが、これは同社の収益安定性や成長性が市場から高く評価されていることを示唆します。時価総額は業界内で突出しており、首位級の規模を誇ります。一方で、信用買い残が売り残を大幅に上回る21.7倍となっており、将来的な株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面での重さも意識されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, ダイヤモンドZai ほか
業界内ランキング
上位 5%
その他金融業 520社中 18位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務40%
資本業務提携30%
株価・配当20%
その他10%

最近の出来事

2025年12月資本業務提携

物流スタートアップのCuebusと資本業務提携を締結し、サブスク型物流サービス構築へ。

2025年11月共同開発

自動運転AI開発のTuringと完全自動運転AI基盤モデル開発に向けた業務提携を発表。

2025年8月業績発表

第1四半期決算にて経常損益796.94億円を計上し、堅調な滑り出しを見せる。

三菱HCキャピタル まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 40円
安全性
注意
自己資本比率 15.2%
稼ぐ力
普通
ROE 7.5%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「リース業界のガリバーが、27期連続増配という『安定』を武器に、宇宙からロボットまで『未踏の未来』に賭ける巨大コングロマリット」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU