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北洋銀行8524

North Pacific Bank,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 19円
安全性
注意
自己資本比率 2.9%
稼ぐ力
普通
ROE 5.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが北海道に住んでいたり、旅行で訪れたりしたことがあるなら、北洋銀行の看板を目にしたことがあるかもしれません。実は、北海道内の企業の約37.5%がメインバンクとして利用しており、道内貸出シェアは約3割を占める、まさに「道民の銀行」です。あなたが普段利用するお店や、応援している地元のスポーツチーム、自治体の公共サービスなど、その多くが北洋銀行の金融サービスによって支えられています。つまり、北海道の経済は北洋銀行なしでは成り立たないほど、私たちの暮らしの隅々にまで深く関わっているのです。

北海道を地盤とする第二地銀最大の銀行。2025年3月期は純利益206.08億円(前期比60.6%増)と大幅な増益を達成し、来期も243億円と力強い成長を見込んでいます。最近では人材派遣会社キャリアバンクへのTOB(株式公開買付け)を発表し、銀行業務以外の収益源確保へ本格的に乗り出しました。PBRは0.96倍と1倍割れからの改善途上にあり、新たな中期経営計画で示す成長戦略が市場の評価を高めるか注目されます。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
北海道札幌市中央区大通西3丁目7番地

サービスの実績は?

37.5%
道内企業メインバンクシェア
2024年3月末時点
12年連続トップ
約3
道内貸出金シェア
2024年時点
道内トップ
1,506億円
経常収益(売上高)
2025年3月期
+13.2% YoY
206.08億円
純利益
2025年3月期
+60.6% YoY
19
1株当たり配当金
2025年3月期
+90% YoY
243.00億円
来期純利益予想
2026年3月期予想
+18% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.3%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2024/03期3.0%0.1%-
2025/03期5.0%0.2%-
3Q FY2026/35.3%(累計)0.2%(累計)-

同行の収益性は、銀行本来の資金運用効率を高めることで着実な改善傾向にあります。純利益の成長は、貸出金利息収入の増加だけでなく、効率的な経費削減とリスク管理による貸倒引当金のコントロールによって支えられています。今後は、新たに展開する事業戦略が収益の柱として加わることで、さらなる利益率の向上が期待されています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2024/03期1,331億円128億円33.3円-
2025/03期1,506億円206億円53.9円+13.2%

北洋銀行の業績は、2025年3月期に純利益が約206億円と過去数年で最も高い水準を達成するなど、力強い拡大基調にあります。これは北海道経済の活性化に伴う資金需要の増加に加え、金利上昇環境下での収益改善が寄与した結果です。2026年3月期についても、純利益で243億円の増益を見込んでおり、地域金融機関としての収益基盤が一段と強固になっています。 【3Q 2026/03期実績】売上1396億円(前年同期比28.2%)、純利益204億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
5.3%(累計)
業界平均
5.1%
営業利益率
この会社: -業界平均: 13.2%
自己資本比率下回る
この会社
2.9%
業界平均
4.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億4,100万円
取締役6名の合計

EDINET開示情報によると、北洋銀行は銀行業を中心にリース事業等を含めた連結経営を行っており、地域経済の人口減少や金利変動を事業リスクとして重要視しています。近年はスタートアップ支援や人材派遣会社(キャリアバンク)の完全子会社化など、従来の金融仲介機能に留まらない収益源の多様化を積極的に進めています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を上回る着地が続いており、計画達成に向けた実行力は高いと評価できる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画
2027期〜2029期
純利益: 目標 500億円 やや遅れ (206.08億円)
41.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期91億円118億円+29.2%
2023期76億円96億円+26.9%
2024期111億円128億円+15.6%
2025期155億円206億円+32.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2026年3月に発表された新中期経営計画では、2029年3月期に純利益500億円という野心的な目標を掲げています。これは2025年3月期実績(206.08億円)の約2.4倍に相当する水準です。この達成に向け、人材派遣会社キャリアバンクの完全子会社化など、従来の銀行業務の枠を超えた非金利収益の拡大を急いでいます。過去の業績予想は4期連続で期初計画を大幅に上回って達成しており、経営陣の目標達成意欲の高さがうかがえます。

どんな話題が多い?

経営計画・戦略40%
決算・業績30%
M&A・提携20%
地域金融・その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +18.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 北海道新聞
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 75社中 11位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月3Q決算

第3四半期累計連結経常利益が前年同期比65.9%増の293億円となり、好調な業績を牽引。

2026年3月TOB実施

キャリアバンクに対し1株1755円でTOBを実施し、同行として初めてとなる上場企業の子会社化を決定。

2026年3月中期計画

2029年3月期に連結純利益500億円を目指す中期経営計画を発表し、投資家の期待を集めた。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率2.9%
0%4% (注意ライン)5% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
4,011億円
会社の純資産

財務の健全性については、総資産が約13兆円規模で推移しており、強固な資産基盤を維持しています。自己資本比率は2%台後半から3%台で推移し、地銀として一定の安定性を保っています。有利子負債の管理においても適切な運用が行われており、地域経済を支えるための十分な流動性を確保したバランスシートを形成しています。 【3Q 2026/03期】総資産13.3兆円、純資産4011億円、自己資本比率2.9%。

お金の流れは?

本業で稼げていません
Operating CF
-675億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-3,285億円
投資に使ったお金
Financing CF
-90.5億円
借入・返済など
Free CF
-3,960億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期1.2兆円1,716億円323億円9,944億円
2022/03期1.7兆円161億円40.3億円1.7兆円
2023/03期1.4兆円1,720億円48.2億円1.5兆円
2024/03期9,881億円7,030億円192億円2,851億円
2025/03期675億円3,285億円90.5億円3,960億円

銀行業におけるキャッシュフローは、貸出金や有価証券運用といった本業の資金変動を大きく反映するため、年度によって営業キャッシュフローが大きく変動する特徴があります。投資キャッシュフローのマイナスは、将来の収益向上を目指した有価証券運用や関連事業への投融資によるものです。全体として、本業を通じた資金の循環は安定的に管理されており、財務活動による調達とあわせて経営の安定性を担保しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
9,700万円
連結子会社数
6
設備投資額
76.6億円
平均勤続年数(従業員)
19.3
臨時従業員数
1440

女性役員比率が20.0%と一定の水準を確保しており、多様な視点を取り入れたガバナンス体制の構築に努めています。監査等委員会設置会社として監査報酬に約1億円を投じるなど、企業規模に見合った厳格な監査体制を維持し、透明性の高い経営監視を実施しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主62.9%
浮動株37.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関43.2%
事業法人等19.7%
外国法人等14.8%
個人その他20.5%
証券会社1.9%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 主な安定株主は日本生命保険相互会社・明治安田生命保険相互会社・北海道電力。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(43,840,600株)11.6%
日本生命保険相互会社(30,954,500株)8.19%
明治安田生命保険相互会社(30,954,000株)8.19%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(27,902,400株)7.38%
北海道電力株式会社(23,247,000株)6.15%
大樹生命保険株式会社(11,132,000株)2.94%
第一生命保険株式会社(7,451,700株)1.97%
北洋銀行職員持株会(7,450,280株)1.97%
BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(7,349,650株)1.94%
損害保険ジャパン株式会社(6,249,280株)1.65%

北洋銀行の株主構成は、金融機関や大手事業会社が安定的に上位を占める構造となっており、日本マスタートラスト信託銀行をはじめとする信託口が筆頭株主として存在感を放っています。また、北海道電力や日本生命など道内経済や大手保険会社との繋がりが深く、長期保有を前提とした安定株主が支配的な割合を占める傾向にあります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1事務リスク 当行では、各種取引に伴う事務処理について、規程等に則った適宜適切な処理を徹底しておりますが、当行役職員や外部委託先の人為的ミスなどにより事故が生じ、金融資産の喪失や原状回復等に係る対応費用などの発生及び社会的信用の失墜などにより、不測の損害を被る可能性があります
2法務リスク 当行役職員の法令等違反に起因した多大な損失の発生や当行への訴訟の提起等により信用力の低下等が生じた場合には、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります
3災害等の発生により業務に支障を来たすリスク 当行が保有する店舗、事務所、電算センター等の施設が、地震等の自然災害の発生、停電等の社会インフラ障害及び犯罪、物理的テロ等の被害を受けることにより、当行の業務運営に支障を来たし、業績及び財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります
4風評リスク 当行及び銀行業界に対するネガティブな報道や悪質な風評等により、それが事実であるか否かにかかわらず、流動性リスクを誘発することなどにより、当行の業績や財務内容、株価等に悪影響を及ぼす可能性があります
5ビジネス戦略が奏功しないリスク 当行では収益力増強のため様々なビジネス戦略を実施していますが、これら戦略が功を奏さないか、当初想定していた結果をもたらさない可能性があります
6業務の外部委託に伴うリスク 当行は、様々な業務を外部委託するにあたり、業務委託を行うことの妥当性検証や委託先の情報管理態勢の確認等により、委託先の選定を適切に行うよう努めておりますが、委託先において重要な業務の遂行に支障を来たす事態が発生した場合、当行の業務運営に支障を来たし、業績及び財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります
7競争の激化 近年、日本の金融制度は大幅に規制が緩和されてきており、これに伴い競争が激化してきております
8規制変更のリスク 当行は現時点の規制に従って、また規制上のリスクを伴って業務を遂行しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
694万円
従業員数
2,772
平均年齢
43.2歳
平均年収従業員数前年比
当期694万円2,772-

平均年収は694万円であり、地方銀行の中では全国的な水準と比べても堅実な給与水準を維持しています。北海道内においてはトップクラスの年収水準を誇っており、地域経済の基盤を支える組織として高い安定性と勤続年数の長さが給与体系にも反映されていると分析されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家の総リターンを示す指標です。北洋銀行のTSRは、調査対象期間の5年間(2021期〜2025期)すべてにおいてTOPIX(東証株価指数)を下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、過去の低金利環境下で銀行株全般が市場平均に対して軟調に推移したことが主な要因です。ただし、直近では金利上昇やPBR改善策への期待から株価が大きく上昇しており、今後のTSR改善が見込まれます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
19
方針: 安定的配当
1株配当配当性向
2016/03期12.527.7%
2017/03期1126.3%
2018/03期1132.1%
2019/03期1027.9%
2020/03期1051.6%
2021/03期1041.2%
2022/03期1033.0%
2023/03期1040.0%
2024/03期1030.0%
2025/03期1935.2%
6期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

北洋銀行は、業績連動性を重視しつつ、株主への利益還元として安定的かつ持続的な配当の実施を方針としています。近年では業績の伸長に合わせ、1株あたりの配当金を増額する動きを見せています。配当性向を一定の目標内に収めつつ、株主優待を組み合わせることで、中長期的な投資価値の向上を目指しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 280.8万円 になりました (180.8万円)
+180.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期161.7万円61.7万円61.7%
2022期127.4万円27.4万円27.4%
2023期150.9万円50.9万円50.9%
2024期237.7万円137.7万円137.7%
2025期280.8万円180.8万円180.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残671,100株
売り残550,500株
信用倍率1.22倍
2022年8月5日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬

PBRは0.96倍と、依然として解散価値とされる1倍を下回っていますが、業界平均の0.6倍よりは高く評価されています。これは、市場が同行の収益性改善や株主還元強化策を一定程度織り込んでいることを示唆します。信用倍率は1.22倍と拮抗しており、短期的な過熱感は見られません。今後は新中期経営計画の進捗が、さらなる株価評価向上のカギとなるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期158億円63.5億円40.2%
2022/03期192億円74.9億円38.9%
2023/03期173億円76.7億円44.3%
2024/03期186億円57.8億円31.0%
2025/03期281億円74.6億円26.6%

法人税等の支払額は、経常利益の変動に伴って推移しています。2023/03期期には税負担率が一時的に上昇しましたが、直近の2025/03期期では利益の増加に合わせて税負担率が約26.6%に落ち着いています。業績拡大に伴い納税額も安定しており、適切な税務コンプライアンスを維持しています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

北洋銀行 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 19円
安全性
注意
自己資本比率 2.9%
稼ぐ力
普通
ROE 5.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「北海道の経済インフラを担う『道民のメインバンク』が、異業種M&Aで非金利収益の活路を探る」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU